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脳log[20080423] ユーザープロファイルの入ったディスクがお亡くなり。



2008年04月23日 (水) アカウントにパスワードを設定して ようこそ画面を使っていると(つまり多くの人が該当するのだが)間違えた覚えがなくても再起動を繰り返しているだけでロックアウトされることがあるという落とし穴。起動時に Windowsがパスワードの有無を調べるのでミス一回がカウントされるのだとか。Vistaは Administratorアカウントがデフォルトでオフなのでセーフモードでも解除できない。ロックアウト時間はくれぐれも短めに。

[SN25P] ユーザープロファイルの入ったディスクがお亡くなり。

間に挟むもの(RR2302, 玄蔵X4)とディスクの数(4)が増えれば障害の原因も増えるという至極当然の結果なのだろうか。

  1. ログインしたら仮のデスクトップになった。
  2. (メイン)プロファイルの入ったディスクが見えていないのが原因。
  3. Windowsと同じパーティションに入っているプロファイルでログイン。
  4. なぜかこれも仮のデスクトップに。
  5. 再起動。
  6. Windowsと同じパーティションに入っているプロファイルでログイン成功。
  7. (メイン)プロファイルの入ったディスクが未初期化状態で発見される。

一応ソフトをダウンロードしてきてファイルシステムの修復を試みたが全くダメ。Windowsの機能で一週間ごとにバックアップを取っていたので、ふんぎりをつけて初期化。

 戻ってきたファイル

  • 音楽ファイルの全て (mp3, tta, ape)
  • 雑多なファイル (txt, pdf, eml, rb, gif, gz, xaml, db, cpp, bin, mcr, 拡張子のないファイル, ...)
  • Subversionリポジトリ (fsfs形式。svnadmin verifyは成功した)
  • フォルダ (ファイルよりフォルダの方がよく復活する。つまり、空のフォルダがたくさん……)

どんな抜けがあったのかはこれから明らかになっていくでしょう。(例えばドキュメントフォルダに放り込んでいた JustePort.exeのように、ひっそり消えているファイルが無数にあるはず)

 すでに判明している戻ってこなかったファイル

  • exe (cabが戻っても setupプログラムがなけりゃ意味がない)
  • ini (プログラムの設定が消滅)
  • レジストリ (プログラムの設定が消滅)
  • img (cueシート(と sub)だけでは意味がない)
  • js (Firefoxの設定やインストール済みの拡張の構成ファイルなど。Webページを構成していたスクリプトもすっぽり消滅)
  • bat (バッチ処理は Rubyで書いた方が良いということだな)
  • lnk (スタートメニューやスタートアップフォルダが空)
  • ジャンクション

思うに、拡張子でバックアップするファイルを選別するのは全く間違っている。特定のファイルをバックアップすることを想定していたのかもしれないが、今回起こったことは、特定のファイルだけが戻ってこないという状況。そのせいであちこちで不完全なファイルが発生している。imgのない ccd。jsのない html。setup.exeのない cab。などなど。

ユーザーが違えばその人が保存したいファイルも違う。同じ拡張子でも単にネットからダウンロードしてきただけのものか、その人が一から書いたファイルなのかでは価値が違う。自分がものを知っているなんて思わないで愚直に全部保存して欲しい。