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脳log[20091105] フィードが空になっている。 | 前略



2009年11月05日 (木) [Vista] まただ。カーソル移動がもっさりすると思ったら。

最終更新: 2014-12-05T17:24+0900

[tDiary] フィードが空になっている。

理由は makerss.cacheが hiddenな spamコメントで埋め尽くされたから。問題です。

最終更新: 2009-11-19T05:26+0900

[SakuraEditor] 前略

  1. 矩形選択範囲が勝手に折り返し桁まで拡大されるのが嫌なので、まずそこをコメントアウト。(不自然な動作を持ち込んだ上に、その理由を説明しないのであれば削除されて当然)
  2. そうすると矩形選択範囲が幅0のときに一切の文字が挿入されなくなるので、選択範囲の幅に頼った間接的かつ誤った条件判断を正す。(正すと書いたが、いまの条件判断が正しいという確信はない。明らかな誤りはなくせたが)

すくなくとも幅0の矩形選択で改行の手前にタブやスペースを挿入できるし、選択範囲の勝手な拡大も行われないが、折り返しが絡んでくるとどのように文字が挿入されるのが正しいのかなんてわからないのでそこんところは考慮外。

折り返しの結果として行頭に改行がきている場合もタブやスペースが挿入されなくなるはず、と思って試したら予測不可能な結果に。もともと折り返し行に対して文字を挿入すると挿入した結果により折り返される位置が変化してしまい結果がどんどん予測不可能になっていくんだけど、それを上まわるかもしれない。

Index: sakura_core/CViewCommander.cpp
===================================================================
--- sakura_core/CViewCommander.cpp	(リビジョン 42643)
+++ sakura_core/CViewCommander.cpp	(リビジョン 42644)
@@ -4733,11 +4733,11 @@
 	// From Here 2001.12.03 hor
 	/* SPACEorTABインンデントで矩形選択桁がゼロの時は選択範囲を最大にする */
 	//	Aug. 14, 2005 genta 折り返し幅をLayoutMgrから取得するように
-	if((wcChar==SPACE || wcChar==TAB) && m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsBoxSelecting() && GetSelect().GetFrom().x==GetSelect().GetTo().x ){
-		GetSelect().SetToX( GetDocument()->m_cLayoutMgr.GetMaxLineKetas() );
-		m_pCommanderView->RedrawAll();
-		return;
-	}
+	//if((wcChar==SPACE || wcChar==TAB) && m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsBoxSelecting() && GetSelect().GetFrom().x==GetSelect().GetTo().x ){
+	//	GetSelect().SetToX( GetDocument()->m_cLayoutMgr.GetMaxLineKetas() );
+	//	m_pCommanderView->RedrawAll();
+	//	return;
+	//}
 	// To Here 2001.12.03 hor
 	wchar_t szWork[2];
 	auto_sprintf( szWork, L"%lc", wcChar );
@@ -4833,7 +4833,8 @@
 			nDelLen = nIdxTo - nIdxFrom;
 
 			/* TABやスペースインデントの時 */
-			if( bIndent && 0 == nDelLen ) {
+			const bool emptyLine = ! pcLayout || 0 == pcLayout->GetLengthWithoutEOL();
+			if( bIndent && emptyLine ) {
 				continue;
 			}
 

 @2009-11-08

隠し機能がでてきましたよ。>「矩形選択時のSPACE/TAB動作に手を入れる場合、実装上、>>dev:4103 あたりのSPACE/TABインデント仕様を実現するための実装部が絡んできそうです。

これだから迂闊なことはできない。自分用だと自分が使う範囲で問題がない限り気にしないで済むけど。

リンク先で議論されている桁揃えのためのインデント(条件によりタブやスペースが挿入されない行があり、その結果インデントが揃う)は、桁(レイアウトX座標)を文字単位の座標に変換するときに、中途半端な(=文字途中を指す)レイアウト座標が正規化されることに依っている、のかな?

矩形選択はつっつくと魔物が出てきそうだ。正解がわからないから、2バイト文字が分割されるなど明らかな不具合以外は実装が仕様になってしまいそう。


挿入位置の文字の末尾が矩形選択範囲に含まれていないときにインデント用の文字を入力しないことで、インデント揃えができるように追加修正した版 > fix_indentation (4.1KiB, diff to trunk2@1674)


矩形選択時、その範囲内に文字がない状態でインデントすると桁が揃うようにスペースを補完します。それ以外の場合、範囲内に文字のない行はインデント対象外になります。

「範囲内に文字のない行」は考慮外だったけど、怪我の功名で改行の後ろにインデント用の文字が挿入されないようにもなっていた。>fix_indentation


あいう
abc

というテキストの一桁目(「あ」の前半と「a」)や、

^   ABC
DEF

というテキストの一桁目(タブの前半と「D」)を矩形選択してタブやスペースを入力すると珍妙なことになるのは変わっていない。普通の文字を入力した場合は、右移動で入力された文字の幅だけ移動することが決まっているけど、入力された文字がインデント用の文字でそれが挿入されなかった場合、右移動の移動幅がもともと選択範囲にあった文字「あ」の幅になってしまうのが原因。

一応入力された文字の幅を考慮して右移動しているけど、右移動を行うのが選択範囲の一行目だから、この場合一回右移動するだけで行き過ぎてしまう。

それも修正 > fix_indentation.rev2 (5.3KiB, diff to trunk2@1674)

問題の存在がわかれば叩きようも考えられるけど、それがわからなければ手の打ちようがない。テスト重要。


どうして、(幅のある)文字の先頭部分が矩形選択範囲に含まれているときだけインデント用の文字を挿入、ではなく文字の末尾が含まれているときだけ、なのかといえばおそらく、そうでないとインデントの桁揃えができないから。実際に試してみればすぐわかるけど、文字の先頭を条件にするとほとんど常にインデント文字が挿入されてしまって桁揃えにならない。


現在認識している問題点。

  1. ソフトタブ設定のときに桁揃えができていない。
  2. 入力がインデント用の文字のときにも矩形選択の幅0を維持するようにした結果、CViewCommander::Command_INDENT_TAB()の

    if(m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsTextSelected() && m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsBoxSelecting() && GetSelect().GetFrom().x==GetSelect().GetTo().x){
    	Command_INDENT( WCODE::TAB );
    	return;
    }

    このコードが発動してしまい、ソフトタブ設定にかかわらず常にタブ文字が挿入される。

修正した。>fix_indentation.rev3 (5.8KiB, diff to trunk2@1674)

1つ目は fix_indentaiton.rev2のバグ。意図せず bIndent引数を trueから falseに変更してしまっていることがあった。2つめは該当コードを削除した。もうひとつ fix_indentation.rev2のバグ。幅0の矩形選択のときにもインデント用の文字の挿入をうっかりスキップすることがあった。


 @2009-11-09

指摘を受けて修正。原因は rev2のタイポ。指摘を受けたケースは fix_indentationのときにしかテストしていなかった。> fix_indentation.rev4 (5.8KiB, diff to trunk2@1674)

本腰を入れて読んでいなかった、というか、自分でやってみた今だからこそよく理解できるんだけど、4127で実際に文字を挿入された行をもとにして選択範囲を移動することが既に行われている。さらに気になってはいたけどそのままにしていた、全角文字がはみ出すことへの対処も行われている。なんて車輪の再発明。ちょっと違う点を見つけるなら、文字を挿入された行をもとにするだけでなく、選択範囲から文字がはみ出していない行をもとに選択範囲の移動量を決定しているところだろうか。だから 4138の指摘を rev2改めrev4では回避できている。


つっこみ。非互換ではないけれど

あいうえお
1かきくけこ

という行で幅1矩形選択をしてインデント用の文字を入力するとおかしな事になる。文字を挿入するときは幅0選択でいいじゃないかと思っていたが全角半角が混じるといつでも幅0で選択できるとは限らない。幅2以上であれば問題は起こらないのでこれはインデント揃えの弊害。右移動に頼らず直接、入力文字のレイアウト幅を計算して選択範囲を移動すればなんとかなる、かも。方法は知らないけれど。

ptLayoutNewを使って計算」< 上の例で考えると矩形選択範囲に入るのは一行目と二行目をあわせても、ある文字の前半と別の文字の後半だけ。前半だけの行にはインデント文字が挿入されないから入力のレイアウト幅を知るためには使えない。後半だけが入っている行では、挿入位置として与えるのが文字の真ん中を指すレイアウト座標。返ってくる ptLayoutNewが相変わらず文字の真ん中を指す座標だとは考えにくい。最大でタブ幅-1のずれが生じたりしないだろうか。(一人言: ptLayoutNewって、名前から CLayoutのインスタンスだと思っていた。pじゃなくて ptだったとは)

オプション化不要と書いたとたんのこの難題。どうしましょ。


とりあえずインデント文字のうちスペースを入力したときに、選択範囲が全角文字の前半部分ばかりを移動してしまって全く入力が行われないのを改善した。>fix_indentation.rev5 (7.8KiB, diff to trunk2@1674)

また従来は矩形選択範囲が折り返し桁に達した場合、行番号はそのままで選択範囲が行頭に移動して循環していたが、折り返し桁でとどまるようになった。これは意図したものではないが、従来の挙動を期待する人がいるとも思えないのでそのまま。

折り返しといえば

1|ABC<
2|DEF<
3|GHI<

CFIを矩形選択して _を入力したとき、_が Fと Iの直前に入力されるわけではないというのはどう考えられているのだろう。これがあるから矩形選択入力と折り返しを組み合わせてはいけない、どんな結果も期待してはいけない、と思っている。


タブが入力されたときもおかしなことにならないように改善した。>fix_indentation.rev6 (8.4KiB, diff to trunk2@1674)

原因はインデント文字の入力をスキップされた行が取り残されることにある。入力がタブだったりしたら 8桁分選択範囲が後ろに移動することもあるわけで、そのとき選択範囲の中に収まっている文字は、タブの入力をスキップされた行においては、ユーザーが最初に選択した文字とは全く異なっている。インデント文字の入力スキップがインデントを揃えるためにあるというのならば、実際そこにインデント文字があるかどうかをチェックして、あるときだけ入力をスキップすればよい。条件を厳しくすることで全角文字が取り残されることがなくなった。

テスト。1行目と 2行目をどこでも幅1矩形選択してタブを入力する。最初に選択した文字が取り残されないことを確認する。

あいうえお
1かきくけこ

4タブ設定で「う」の前半と「き」の後半を幅1矩形選択してタブをいくつか入力したとき、初回だけ「う」が後ろに行きすぎる。これはもうあきらめている。


 @2009-11-10

0123456789
あいうえお
1かきくけこ
(TAB幅は4の設定)

で、1行目の「4」の左から3行目の「き」の右までを矩形選択(幅1桁)して
TABを3回入力すると、1行目の「4」の左右にTABが入ります。 

これは、「これはもうあきらめている」(@2009-11-09)ケースなんですよね。事前に選択行をすべてチェックする必要があるように思えたので……*。ちょっとやってみますが。

行番号が55行ほどずれてしまっています...

うっかりしていました。矩形選択中にカーソルが折り返し桁一つ手前で折り返してしまうことの対策と同じブランチを使っているせいだと思います。

 Editor.Char(9) と Editor.IndentTab() の使い分け

すでに BOOL bIndent引数が存在するのだからこれを厳密に適用しようということですね。悪くないと思いますし、対象も重なっていますが、いっしょくたにしていいものか……。


矩形選択範囲がタブ境界にあり、全角文字の前半分が範囲からはみ出しているときにタブを挿入すると、行によりタブの幅が最小と最大になってしまい、選択されていた文字を選択範囲内にとどめることができなくなってしまう問題に対処した。>fix_indentation.rev7 (10.2KiB, 今度こそ diff to trunk2@1674)


 @2009-11-11

あいうえお
1かきくけこ

で、「い」の左から「き」の右まで矩形選択します。
まず、「さ」を入力します。
次に、「a」を入力します。
結果、1行目には「さ」の手前に「a」が入ってしまいます。 

不安に思っていて、でも知らぬが仏とばかりに追求しようとしなかった部分(全角文字の入力)を見事に突いてきますね。(すごくありがたいです)

TABを含めた文字列をクリップボードから貼り付けた場合

この場合はインデントではありませんし、揃えることよりもクリップボードの中身を指定された場所に貼り付けることが第一だと思います。これまで通り。

'int' から 'CLayoutInt' に変換できません。

直しました。個人的にデバッグモードのエラーを潰すためだけに CLogicInt(0)や static_cast<CLogicInt>(0)と書かされるのが嫌なのですね。せめて警告にしろと(無視する気満々)。いっても仕方ないですが。


二、三日前から毎日これぞ決定版っ、と思ってるんだけど。今日こそ >fix_indentation.rev8 (10.8KiB, diff to trunk2@1674)


 @2009-11-12

 selectionIsOutOfLineの判定条件が(たぶん)おかしいです。
(括弧が足りてない気がします)

詳細なレポートありがとうございます。条件演算子の優先順位は &&と ||の次ですから、おっしゃるとおり reachEndOfLayout && の部分も含めて ? の前と後ろの二つにわかれてしまっています。誤)A&&B?C:D 正)A&&(B?C:D)

一日を失う手痛いミス >fix_indentation.rev8.1 (10.8KiB, diff to trunk2@1674)


 @2009-11-13 メモ

  • タブキーとスペースキーにはそれぞれ「TABインデント」「SPACEインデント」機能が割り付けられている。
  • Aや Bという文字の入力は Aや Bというキーに割り付けられた機能によるものではない。
  • タブキーとスペースキーに割り付けられた機能を削除しても、タブやスペースの入力が行える。
  • ただし、ソフトタブは「TABインデント」の機能。
  • 選択範囲をタブやスペースでインデントできるのももちろん「TABインデント」と「SPACEインデント」の機能。

インデント揃えにからむ機能のオンオフを機能の割り付けでコントロールできるかと思ったが、TABインデントが高機能なので取捨選択ができなければ意味がない。

タブインデントとタブ文字の入力を区別。>fix_indentation.rev9


 @2009-11-15

矩形選択入力で、(TABインデントや SPACEインデントによらない)タブやスペースを、改行文字の後ろや空行にも挿入するように。矩形選択中の、TABインデントと区別されるタブ文字の入力と SPACEインデントと区別されるスペースの入力は、前例がないので自由に変更しています。>fix_indentation.rev9.1 (13.4KiB, diff to trunk2@1674)

rev9.1を眺めていて、従来の動作に疑問。テキストが選択されていなかったり、選択範囲が一行だけだったとき、Command_INDENT_TAB()は Command_INDENTの代わりに Command_WCHAR()を呼び出す。これにより選択範囲が一行のときだけ、インデントではなく選択範囲がタブで上書きされる。潔癖より実用本位ということだろうけど。


 収支

わかっている範囲では以下の四つが改善され、二つの非互換が確認されている。

  • 矩形選択で、改行文字の手前にインデント用の文字(タブとスペース)を挿入できる。

    ABC
    ABC

    Cの後ろを幅0矩形選択してスペースを二回入力して、(なぜか)全体が選択されたあと行頭がインデントされたりしないことを確認する。

  • 矩形選択範囲の先頭が全角文字やタブなど幅広の文字のとき、インデント用の文字の挿入が桁揃えのためにスキップされても、選択範囲の移動幅が入力文字と異なることがない。

    あいう
    abc

    一桁目(あの前半とa)を矩形選択してスペースを二回入力し、(奇妙にも) aの前と後ろにスペースが挿入されたりしないことを確認する。(あをタブにするともっと極端な結果を確認できる)

  • 矩形選択範囲が全角文字の前半ばかりを移動してしまい、スペースが入力できなくなったりしない。

    あいうえお
    1かきくけこ

    1行目と 2行目をどこでも幅1矩形選択して、スペースをいくつか入力し、入力が連続してスキップされないことを確認する。

  • 矩形選択してタブを入力したとき、最初に選択されていた文字を置いてきぼりにして選択範囲が後ろに移動したりしない。

    あいうえお
    1かきくけこ

    1行目と 2行目をどこでも幅1矩形選択して、タブをいくつか入力し、最初に選択した文字が範囲内に残っていることを確認する。

  • (非互換) 矩形選択中に文字を入力し続けたとき、範囲が折り返し桁から行頭にループしない。
  • (非互換) タブひとつの貼り付け、スペースひとつの貼り付け、TABインデントを割り付けていないタブキー入力、SPACEインデントを割り付けていないスペースキー入力で、矩形選択中のインデント揃え機能が発動しなくなった、また、ほかの文字と同じように改行の後ろや空行にもそれらが挿入されるようになった。Editor.Char(9)、Editor.Char(32)の結果も同じように変わっているはず。

 @2009-11-18

(何人いるのかわからない)ななしさんに協力してもらったということもあるので、パッチにして投稿しなければいけないとは思っていたが、あまりに次々バグ報告が来たので寝かせておく期間が必要かも、とも思っていた。でも目を通した上で代わりにやってくれるのは歓迎です。>unicode:1054, SourceForge.net: Sakura Editor: Detail: 2899665 - 矩形入力動作の改善

追加修正もあるようで、

  • ソフトタブ設定のときに挿入するスペースの数を、選択一行目だけで判断せず、すべての行(文字の前半分だけ選択範囲からはみ出してる行なども含めて)に対して適切な数を選ぶ。
    • ぱっとできる対処が思いつかなかったので見て見ぬふりをしました。
  • Command_INDENT()と Command_WCHAR()の交差した呼び出しを解消。
    • 内部の話。
  • SPACEインデントによる全角文字の左側揃え。選択幅1のときは全角文字の凸凹を調整して揃える。(>>dev:4136の件)
    • どこを選択してスペース3つなのかが書いていなかったので読み飛ばした部分です。

元に戻った点も、

  • 幅0矩形選択時のインデントで選択範囲最大化。
    • 今日の日記の最初をみるとわかるが、掲示板に投稿された「改行文字直前の幅0矩形選択インデントが行頭インデントになる」のを修正するのはついでで、範囲が勝手に最大化されるのをやめることが個人的なスタート地点だった。だから「微妙だが、自ら引導を渡すほど忌むような挙動でもないかな?」という見方には同意できないが、このパッチにより矩形選択範囲が幅0であることに特別な意味がなくなるので、野良パッチ、野良ビルドで対処しやすくはなる。前進。

ダウンロードしてパスは通していたものの、今日初めて patch.exeを使った。つまずいた点は、

  1. パッチに記述されたパスにあうようにカレントディレクトリを設定したなら -p0 オプションが必要。(デフォルトの動作ではパスを無視してファイル名だけをみるため)
  2. Subversionがよく出力する LF/CRLF混合の差分は受け付けなかったので、CRLFに統一。

GNU patchが5年ぶりにバージョンアップ バージョン2.6リリース:CodeZine」なんて話題が今月にあったけど、インストールされていたのはこんな patch。見慣れた名前があります。

patch 2.5.4
Copyright 1984-1988 Larry Wall
Copyright 1989-1999 Free Software Foundation, Inc.

This program comes with NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
You may redistribute copies of this program
under the terms of the GNU General Public License.
For more information about these matters, see the file named COPYING.

written by Larry Wall and Paul Eggert

* 追記@2009-11-18 http://sakura-editor.sourceforge.net/cgi-bin/cyclamen/cyclamen.cgi?log=dev&v=4137#4137 にまさにその手順が書かれていた。ぱっと見で理解できなかったので例によって読み飛ばしていたが。というよりこの例は再現手順に不備があるので問題の所在から理解できていなかった。

本日のツッコミ(全25件)
ななし 2009年11月09日 (月) 12:11 JST

rev3だと>>dev:4138で例示されたテストパターンでおかしくなる(従来挙動のが好ましい)よ。

ななし 2009年11月09日 (月) 13:28 JST

>>data:7083のななしさんが「私の思い通り」と言っている2つめの例も、従来とは違う結果になるのね。

ななし 2009年11月09日 (月) 17:44 JST

隠し機能(インデント揃え)はオプション化して、ON/OFFで動作切替すればいいのでわ?<br>ON時の動作は従来挙動のまま放置。<br>OFF時のTAB/SPACEは他の文字入力と同じ扱い。<br>デフォルトはOFFで問題ないでしょ。

ds14050 2009年11月09日 (月) 18:32 JST

テストありがとうございます。<br><br>dev:4138のパターンで結果が従来と異なるのは rev2のタイポが原因でした。誤:attrIdxTo/正:attrIdxFrom<br><br>data:7083が「思い通り」になるのを確認できませんでした。スペースの後ろ 3行を幅0矩形選択すると行頭がインデントされました。スペースの前で 3行を幅0矩形選択すると先頭行にだけスペースが挿入されました。変更の最初の目的は改行文字の直前に他の文字と同じようにインデント用の文字(スペースとタブ)を挿入できるようにすることなので、従来と違い 2行目と 3行目にスペースが挿入されるようになるのは期待する結果です。<br><br>隠し機能(インデント揃え)は発動の条件が厳しいのでオプション化する必要もないと思っています。掲示板の例のような悪影響を排除する努力は必要になりますが。

ななし 2009年11月09日 (月) 19:17 JST

回避不能かもしれないけど報告しておきます。<br><br>あいうえお<br>1あいうえお<br>(TAB幅は4の設定)<br><br>で、1行目の「う」の手前から2行目の「う」の後ろまで矩形選択してTABを2回入力すると、<br>2行目の「いう」の両端にTABが入ります。

ななし 2009年11月09日 (月) 19:47 JST

インデント挿入された行のうち、最小挿入幅の分だけ矩形移動すればいいのかな。幅はptLayoutNewから計算して。

ななし 2009年11月10日 (火) 10:49 JST

別件ですが要望です。<br>現状、1文字のTAB/SPACE入力が必ずインデント扱いになってしまっていて変です。<br>マクロでいうと、<br>IndentTab/IndentSpaceはインデント扱いでいいのですが、<br>Paste/InsText/CharでTAB/SPACEが入力されるときは<br>通常の文字入力と同じ動作にしてほしいです。<br><br>そうすれば、<br>if( Editor.IsTextSelected() == 2 )<br> Editor.Char(9); // タブを挿入<br>else<br> Editor.IndentTab(); // タブインデント<br>のようなマクロをTABキーに割り当てることでインデント揃えの機能を完全に切ることもできます。<br>(オプション化も完全に不要になる)

ななし 2009年11月10日 (火) 10:50 JST

↓こんな感じでできるのかな?<br>Index: sakura_core/CViewCommander.cpp<br>===================================================================<br>--- sakura_core/CViewCommander.cpp (リビジョン 1674)<br>+++ sakura_core/CViewCommander.cpp (作業コピー)<br>@@ -2787,7 +2787,7 @@<br> if( m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsTextSelected() ){<br> /* 矩形範囲選択中か */<br> if( m_pCommanderView->GetSelectionInfo().IsBoxSelecting() ){<br>- Command_INDENT( wcChar );<br>+ Command_INDENT( wcChar, FALSE );<br> return;<br> }else{<br> m_pCommanderView->DeleteData( TRUE );<br>@@ -4781,7 +4781,7 @@<br> <br> <br> /* インデント ver1 */<br>-void CViewCommander::Command_INDENT( wchar_t wcChar )<br>+void CViewCommander::Command_INDENT( wchar_t wcChar, BOOL bIndent )<br> {<br> using namespace WCODE;<br> <br>@@ -4796,7 +4796,7 @@<br> // To Here 2001.12.03 hor<br> wchar_t szWork[2];<br> auto_sprintf( szWork, L"%lc", wcChar );<br>- Command_INDENT( szWork, CLogicInt(wcslen( szWork )) );<br>+ Command_INDENT( szWork, CLogicInt(wcslen( szWork )), bIndent );<br> return;<br> }<br> <br>@@ -4855,13 +4855,6 @@<br> /* 現在の選択範囲を非選択状態に戻す */<br> m_pCommanderView->GetSelectionInfo().DisableSelectArea( FALSE/*TRUE 2002.01.25 hor*/ );<br> <br>- // From Here 2001.12.03 hor<br>- /* インデント時は空白行に書込まない */<br>- if( 1 == nDataLen && ( WCODE::SPACE == pData[0] || WCODE::TAB == pData[0] ) ){<br>- bIndent=TRUE;<br>- }<br>- // To Here 2001.12.03 hor<br>-<br> for( nLineNum = (Int)rcSel.GetFrom().y; nLineNum < rcSel.GetTo().y + 1; nLineNum++ ){<br> const CLayout* pcLayout = GetDocument()->m_cLayoutMgr.SearchLineByLayoutY( CLayoutInt(nLineNum) );<br> // Nov. 6, 2002 genta NULLチェック追加<br>Index: sakura_core/CViewCommander.h<br>===================================================================<br>--- sakura_core/CViewCommander.h (リビジョン 1674)<br>+++ sakura_core/CViewCommander.h (作業コピー)<br>@@ -106,7 +106,7 @@<br> void Command_CUT_LINE( void ); /* 行切り取り(折り返し単位) */<br> void Command_DELETE_LINE( void ); /* 行削除(折り返し単位) */<br> void Command_DUPLICATELINE( void ); /* 行の二重化(折り返し単位) */<br>- void Command_INDENT( wchar_t cChar ); /* インデント ver 1 */<br>+ void Command_INDENT( wchar_t cChar, BOOL bIndent = TRUE ); /* インデント ver 1 */<br> // From Here 2001.12.03 hor<br> // void Command_INDENT( const char*, int );/* インデント ver0 */<br> void Command_INDENT( const wchar_t*, CLogicInt ,BOOL=FALSE );/* インデント ver0 */

ななし 2009年11月10日 (火) 11:56 JST

どうでもいいことですが、こちらで公開されているパッチと自分のところのrev1674からの引用ソースとでは、全体的に行番号が55行ほどずれてしまっています...

ななし 2009年11月10日 (火) 22:11 JST

とりあえず報告します。<br><br>0123456789<br>あいうえお<br>1かきくけこ<br>(TAB幅は4の設定)<br><br>で、1行目の「4」の左から3行目の「き」の右までを矩形選択(幅1桁)して<br>TABを3回入力すると、1行目の「4」の左右にTABが入ります。<br>(1回目が左に入り、2回目はスキップ、3回目が右に入る)<br>また、上記と同じ(キー入力前の)矩形選択状態からTAB,abcdefの順にキー<br>入力すると、1,2行目にはTABの左にabcが、右にdefが入力されます。

ななし 2009年11月11日 (水) 09:43 JST

rev7です。<br><br>あいうえお<br>1かきくけこ<br><br>で、「い」の左から「き」の右まで矩形選択します。<br>まず、「さ」を入力します。<br>次に、「a」を入力します。<br>結果、1行目には「さ」の手前に「a」が入ってしまいます。

ななし 2009年11月11日 (水) 10:05 JST

TABを含めた文字列をクリップボードから貼り付けた場合も<br>ずれると思うけど、それは「仕様」とするしかないかな?

ななし 2009年11月11日 (水) 10:22 JST

デバッグモードでコンパイルすると、4883行で、<br>error C2440: 'int' から 'CLayoutInt' に変換できません。<br>のエラーになって実行ファイルが作成できません。

ななし 2009年11月12日 (木) 10:08 JST

rev8です。<br><br>あいうえお<br>1かきくけこ<br>0123456789<br><br>「い」の右側から、3行全部を0幅選択してスペース入力すると、<br>なぜか2行目がselectionIsOutOfLine==trueの条件で<br>入力スキップされます。<br><br>selectionIsOutOfLineの判定条件が(たぶん)おかしいです。<br>(括弧が足りてない気がします)<br><br>誤)<br>const bool selectionIsOutOfLine = reachEndOfLayout<br> && (pcLayout && pcLayout->GetLayoutEol() != EOL_NONE) ? xLayoutFrom == xLayoutTo : xLayoutTo < rcSel.GetFrom().x;<br>正)<br>const bool selectionIsOutOfLine = reachEndOfLayout<br> && ((pcLayout && pcLayout->GetLayoutEol() != EOL_NONE) ? xLayoutFrom == xLayoutTo : xLayoutTo < rcSel.GetFrom().x);<br><br>ではないですか?

ななし 2009年11月13日 (金) 10:02 JST

rev8.1でOKな気がします。<br>いい感じ (^^)

anonymouse 2009年11月14日 (土) 10:05 JST

「1文字のTAB/SPACE入力が必ずインデント扱いになってしまっていて変」<br>(2009年11月10日 (火) 10:49 JST, 10:50 JST)<br>の意図が通じていなかったようで悲しい。<br><br>・タブキーとスペースキーに割り付けられた機能を削除すると、<br> 複数行選択したときのタブやスペースは選択範囲をインデント<br> するのはなく、選択範囲がスペースやタブに置き換わる<br> (文字入力と同等に扱われている)<br><br>ということに気づいてないですか?<br><br>つまり、インデント(F_INDENT_TAB)由来のTABと文字入力(F_WCHAR)由来のTABはもともと別の動作。<br>(マクロで言うとF_INDENT_TAB=InsertTabでF_WCHAR=Char)<br><br>なのに、<br><br>・矩形選択時だと1文字のTAB/SPACE入力が必ずインデント扱い<br> (IndentTabとChar(9)が同じ動作をする)」<br><br>が変なのです。<br><br>細かく分けると、<br><br>TABには<br>・F_INDENT_TAB由来のTAB<br>・F_WCHAR由来のTAB<br>の二つがある。<br><br>SPACEには<br>・F_INDENT_TAB由来のSPACE ← ソフトタブ<br>・F_INDENT_SPACE由来のSPACE<br>・F_WCHAR由来のSPACE<br>の三つがある。<br><br>それぞれ意味合いが違うので動作を別にする必要がある

ななし 2009年11月14日 (土) 10:11 JST

念のため。<br>上記の、<br><br>・タブキーとスペースキーに割り付けられた機能を削除すると、<br> 複数行選択したときのタブやスペースは選択範囲をインデント<br> するのはなく、選択範囲がスペースやタブに置き換わる<br> (文字入力と同等に扱われている)<br><br>の「複数行選択」というのは矩形ではない通常の複数行選択のことね。

ds14050 2009年11月14日 (土) 23:52 JST

ええと、具体的にどういう動作が不満で、どういう結果になるのがよいのでしょうか。rev.9版のバイナリは http://vvvvvv.sakura.ne.jp/ds14050/diary/20090808.html#p03 にあります。<br>矩形選択中にタブやスペースを貼り付けたとき、矩形選択中に TABインデントや SPACEインデントを割り付けていない状態でタブキーやスペースキーを押したとき、TABインデントや SPACEインデントで要求される桁揃え機能が働かないようにした(つもりな)のが rev.9 です。<br>相変わらず Comman_INDENT()が呼ばれるのは、矩形選択中の文字入力は選択中の各行への文字挿入であり、その処理(のほとんど)がインデントと共通だからという理由だけです。<br>「インデント扱い」の意味を(自分は)取り違えていますか?

ななし 2009年11月15日 (日) 09:30 JST

行末を超えた位置にも通常文字は入る。<br>SPACEキーにインデントを割り付けて*いない*ときは、<br>行末を超えた位置にはSPACEが入ってほしい。<br>でも、入らない。<br><br>nDataLen == 1という判定条件がコードに含まれている限り、<br>インデントか否かではなく文字数が1かどうかで判定していることになるので、<br>そこは間違っているように見えます。

ds14050 2009年11月15日 (日) 19:42 JST

この部分ですね。<br>----<br>if( nDataLen == 1 && IsIndentChar( pData[0] )<br> && ( emptyLine || selectionIsOutOfLine )<br>) {<br> continue; // インデント文字を改行文字の後ろや空行に挿入しない。<br>----<br>この部分は独断で if( bAlign ) {} という条件の外に出してしまいました。コメントには「インデント文字を改行文字の後ろや空行に挿入しない」と書いてありますが、(こう書き直そうか迷って結局そのままにしたのですが)真意は「空白文字を改行文字の後ろや空行に挿入しない」です。自分が便利だと思い、従来の動作から変更する利点も想像できなかったために温存した部分にこだわられているとは思いもよりませんでした。

ななし 2009年11月15日 (日) 22:04 JST

nDataLen == 1 && IsIndentChar( pData[0] ) <br>なんていう条件だと、<br><br>クリップボードにスペースが2字入っていて、<br>それを貼り付けたときは改行超えて入力されるのに、<br>1字のときは入力されない。<br><br>これは、コードがそうなっているからそのように動作する<br>というだけで、混乱を招きこそすれ何の利点もない。<br><br>1字のSPACE/TABという条件は、コードをはじめて見た<br>瞬間におかしいと思ったし、誰でも同じことが想像できる<br>と思っていた。

ななし 2009年11月15日 (日) 22:20 JST

> 選択範囲が一行だけだったとき、Command_INDENT_TAB()は Command_INDENTの代わりに Command_WCHAR()を呼び出す。<br><br>そうしないと他エディタの動作とも整合しなくなって、<br>変な動作をするエディタと思われるようになっちゃうよ?<br>秀、Em、VisualStudioなど、このへんはたいてい同じ動作。<br><br>てか、(こういうと失礼かもしれないけど)知らなすぎと違います?

ds14050 2009年11月16日 (月) 01:00 JST

>1字のSPACE/TABという条件は、コードをはじめて見た<br>>瞬間におかしいと思ったし、誰でも同じことが想像できる<br>>と思っていた。 <br>おかしいおかしくないは別として、インデントとは別の問題だと思ったので元の挙動を残しました。<br><br>>そうしないと他エディタの動作とも整合しなくなって、<br>>変な動作をするエディタと思われるようになっちゃうよ? <br>>(略)<br>>知らなすぎと違います? <br>知らないのは事実です。最初のコメントに書いたとおり。ほかのエディタでどうなっているかという情報は重宝していますが、整合性に重きをおいてはいません。過去のサクラエディタとの互換性は気にします。<br><br>タブキーに割り付けられているのが「TABインデント」なのに選択範囲が一行の時だけはインデントしないんだ、と「潔癖」症的な立場から感想を述べただけですのでどうぞ気になさらず。

ds14050 2009年11月16日 (月) 12:17 JST

どうしようもないな。「元の挙動を残し」た。<<<大嘘

ds14050 2009年11月18日 (水) 02:46 JST

なんかもうぐだぐだだけど気づいてしまってので訂正。<br>>知らないのは事実です。最初のコメントに書いたとおり。<br>最初のコメントっていつのだよ!<br>http://vvvvvv.sakura.ne.jp/ds14050/diary/20091026.html#p01 の最初のコメントに対する返答でした。