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脳log[20051029] Googleの提供するフリーの画像ファイル管理・編集ソフト「Picasa2」を使ってみた



2005年10月29日 (土)

Googleの提供するフリーの画像ファイル管理・編集ソフト「Picasa2」を使ってみた

編集部分には興味がないけど管理ソフトとしてだけでも便利。(これがエクスプローラの機能の一部ならもっと便利)。以下、気付いたことを羅列。

 検出

  • jpeg, gif, pngといった画像ファイル以外に、動画ファイル(.avi, .wmv, .mov,...)も扱える。(但し編集はできない。管理と再生ができるだけ)
  • 管理対象となる画像ファイルは自動で検出される。
  • 検出プログラムは、常駐させることも Picasa起動中にだけ動作させることもできる。
  • フォルダ毎に「常時スキャン」「スキャン ワンス」「Picasaから削除」から検出設定を選べる。
  • 初めて画像ファイルが検出されたフォルダは「ライブラリ ビュー」の 「ディスクのフォルダ」コレクションに登録される。

 ライブラリ ビュー

  • Picasaの画面構成は ライブラリ ビューと 編集ビューに分けられる。
  • ライブラリビューが管理を行う画面。編集ビューは一つのファイルに注目した画面。
  • ライブラリビューでは左側にコレクションが表示される。

 コレクション

  • コレクションは(画像ファイルを中に持つ)フォルダの集合。
  • 初めて見つかった(画像ファイルを中に持つ)フォルダは「ディスクのフォルダ」コレクションに登録されるが、後で任意のコレクションに移動できる。
  • コレクションを使ってフォルダ(とその中の画像ファイル)を分類できる。
  • フォルダをユーザーが作成したコレクションに移動すると、そのフォルダの中に Picasa.iniという隠しファイルが作成される。(ファイルの中にはコレクション名が書かれている)
  • 「ラベル」コレクションのメンバだけはフォルダではなくラベルになる。
  • ライブラリビュー左側の様子(↓)
ラベル
┣ラベルA
┗ラベルB
ディスクのフォルダ
┣フォルダA
┗フォルダB
適当なコレクション
┣フォルダC
┗フォルダD

 ラベル

  • 画像ファイルには分類ラベルを貼ることができる。何種類でも貼れる。
  • 全てのラベルは ラベルコレクションのメンバになるので、ライブラリビューで同じラベルを持つファイルをまとめて参照できる。
  • 画像ファイルは、フォルダ名あるいはラベルで分類できるということになる。

 その他

  • データの保存場所は C:\Documents and Settings\<username>\Local Settings\Application Data\Google\Picasa2
  • 設定の保存場所は HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Picasa
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Google\Picasa にもちょっとしたレジストリキーが作成される。
  • 画像ファイルが勝手に変更されることはない。そういう目的を持って設計されてるらしい。写真を補正したりした結果がファイルとして欲しければエクスポートという操作をする。
  • 他にも使える機能がたくさん。