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脳log[20110319]



2011年03月19日 (土) 「乗るべきか乗らないべきか」 ちょっと違和感が。文法的に説明できないし、古めかしく聞こえるけど「乗らぬべき」がしっくりくるかな(音的に)。「すべき」と「するべき」も迷う。なんとなく「すべき」にしたい。あと、最近「べき」が使われすぎてて押しつけがましさを感じる。検索>「「べき」という言葉はどう使うべきか[絵文録ことのは]2004/05/14」 べきは連体形で終止形はべしだとか。べしはもはや出てこないなあ。べきに動詞の何形が接続するのか考えたときに、せ・し・する・する・すれ・しろ(せ(よ))……「す」がない。あれ? するべき? とわき上がった疑問もあっさり解消。「現代語では、「する」という動詞がある。しかし、古典文法では、それは「す」という動詞なのだ(連体形が「する」である)。「終止形+べし」というルールに従えば、古典では「すべし」、現代文法的には「するべし」ということになる。」■■■@2014-02-12「よく見る「しないべき」とかも「するべきでない」にしてほしい。」べしの方を否定するのか。そちらの方が普通だな。そして先に書いた「ぬべき(ぬべし)」に関して、「【ぬべし】って否定? | 扶桑(ふさう)」。ぬべしのぬは完了(※リンク先では確述といってますね)のぬであった。そりゃあ音で判断すればありだったかもしれないが意味が変わってしまっていた。「乗らざるべき」はますますもって文語調なので「乗るべきか乗るべきでないか」とするのが一番自然でした。■「乗りぬべし」だったら否定だとは間違えなかった。区別がつくんだから「乗らぬべし」は否定のず(ぬ)で解釈してくれても……。■判別性を根拠にするその言に説得力がないのは、区別できなくてもらを抜かない、無理矢理可能動詞を作ったりしない人間の言うことだから。■間違いさがし。1.風立ちぬべし。2.風立たざるべし。3.「風立たぬべし」。4.「風立たないべし」。5.「風立たないべき」。4と 5から受ける印象を比べると「~いべき」を含む「~べき」は単なる間違いから一歩抜けた新しい段階にいると感じる。自分自身、「べき」の終止形が「べし」だという意識はなかったのだし(連体形だけでも文は作れる。それが最近気になり出した傾向でもあるのだけど>20140123)。