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脳log[20111027]



2011年10月27日 (木) [SonyReader] 一週間くらいで ChainLPによる JPEGフォルダの PDF化が完了。自炊データをすべて転送すると 32GBのメモリーカードの使用率が 88%。シリーズものは結合したので 550冊弱。気付いたのだけど未読の本を自炊して Readerで読む踏ん切りがまだついていなかった。最初から電子書籍を買うという選択も同様に(※こちらは電子書籍のアマゾンが存在してないことが一番の理由だが)。紙束を模倣するだけではダメで、紙を凌駕するメリットが欲しい。既読の本全て V.S. Sony Readerは Readerの圧勝だけど、いま読んでる本一冊 V.S. Readerは紙本の勝ち。自炊して Readerに「閉じ込める」ことにためらいを感じる。これは多デバイス展開を期待してるのではなくて、結局、古い習慣が体から抜けてないというだけかもしれないし、お風呂で読むための雑誌や本が必要だからというのも案外ウェイトがあるかも。■■■俺はいまでも 3G iPod(※それ以降は知らない)のブラウズ方法が至高だと思ってる。ジャンルからでもアーティストからでもアルバムからでも辿ることができ、その下層の曲を一覧・再生することももう一段(二段)フィルタリングすることもできる。単純なフォルダわけとは違う、その時々で選べる動的なツリー。同じ音楽ファイルとはいえ対象ごとに見つけ出すのに最適な絞り込み条件は異なる。ヒトの記憶ってそういうもんだ。それを検索に頼らず自然に行えるようにしたのが iPod(iTunes). この管理機能なくしては 512MBのシリコンオーディオプレイヤー時代に 15GBの HDDをひっさげて現れても、無駄にでかくてかえって使いにくいと文句の一つも口にしていただろう。Readerは 32GBのメモリーカードを扱う準備が全然できていない。そこにこそ Readerの明白なアドバンテージが存在してるというのに。