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脳log
[20140315]
2014年03月15日 (土)
自分は好感を持ったあるエントリに対する否定的反応のひとつ「
彼女や奥さんは自分の延長物じゃないし、相手を操作できた俺SUGEEEEってのは果たして愛か? - みやきち日記
」■操作というのはあたらないんじゃないかな。意図がないのだから。そしてそこからリンクされていたので、あえて無視していたこちらのエントリも読んだ。「
「彼女を褒め続けるとどうなるのか」は実はゲスなエピソードなんじゃね? - Hagex-day info
」■「「同棲している彼女を感情抜きで実験で褒める」というのは、とことんゲスな行為だな~ と思っちゃう」。感情がないわけないじゃないか。けなすことはしないで黙る。誉めるべきところを見つけ、黙っていないでいちいち口に出すという実践でしょう。■「恋人じゃなくて徹底して実験対象として相手を見ている」自分のことも客観的に見られる、というか見てしまう、そういう習性を持った人だとは考えないのだろうか。■「なにより褒めてる自分が彼女を好きになるんですよ」と書いてあるからって「実は彼女ことがあんまり好きじゃなかった」とだって言えるものではない。昨日より今日の方が好き。今日より明日の方が好きってこともある。相手のことを知っているなんて感覚はただの勘違いに過ぎない。それに、内心にまで口をつっこむこのせんさくの方がむしろ下司。■だいたい好きという感情が伴ってなきゃ誉めたらあかんのかってなもんだ。人間は感情抜きの論理だけで考えられるものじゃないよ。本心から思っていようと内心では豚だと思っていようと、他者との関係で影響力を持つのはどう行動したかでしかない。そしてその行動が内心に対して良いフィードバック効果を持つと元のエントリは言っているのだ。■下司の勘繰りで余計なことを書くと、頭でっかちで幸せを感じにくい人たちなんだなーと同情します。でもエントリを書くに至った動機は最初の感情的反発だったと思うけどね。■ほめて育てることに関して価値観の押しつけになるというタイトルを最近見た。検索した中でおそらくこの記事が同じことを言っている。「
「褒めて育てる」、「叱って育てる」よりも大切な視点 ( 子供の心との関わり方 ) | ピュアハート・カウンセリング
」無意識的にでも「(親にとって都合が)いい子」を望んではいけないってことだ(<違う。書いたあとで読んだけどそんな単純な二元論(ほめる↔叱る/他律↔自律)に基づく極論ではなかった)。でもこれは子供の話。■それからこれ『[単行本] 高殿 円, 今本 次音【オーダーメイドダーリン―幸せの王子様(ベストパートナー)の育て方】 飛鳥新社』。一番近くにいる人に対してさえ、良いも悪いも(※自分にとってという枕詞がつくのは避けられないがここでは両極並記なので無関係)いかなる影響も与えたくないってんでは自閉するしかない。お互いに影響を与えながらおさまるべきところにおさまるのであって、そのよりよい形を模索するプロセスだと俺は受け取った。何を否定するの?■世の中には意図も戦略もなくただ愚痴るだけの、認めないだろうけどそうすることで自分を優位に置くことが唯一の目的になってしまってる人がいる。その人は過去に生きている。家庭にも有能なマネージャー(それかチーム?)が必要なんだわ。無能な管理職と意見具申を諦めた脳無し機械・奴隷は共犯。■さっきから話が「操作(※定義は知らない。abstractしか公開されてなかったからね)」に移っているだろうか。あざやかな操作は誘導された自発であり歓迎すべきものだと思ってる。ただし、肉体的器質的反応を狙った意思や印象の操作(※広告と政治を念頭に)は到底認められない。■■■@2014-04-29「
子供を褒めて評価するのは良くないらしい - 手の中で膨らむ
」で本から引用されていた文「人が他者をほめるとき、その目的は「自分よりも能力の劣る相手を操作すること」」■何かつながってきた感がある。でも、大人と子供を同じに扱うことはできないと思う。就学前の子供が複文で自分の考えをしゃべってるとき、自分の言語能力は単純化・最適化されてある意味衰えているのではないかと思ったものだ。それか『
PiNKS
』。だから、子供を一段下において他者の大人の価値基準でほめたり叱ったりするのではなく、自分が価値ある人間だと親は子供に実感させるべきなのだというのを否定はしない。でもそれがすべてでもない。子供は同時に社会にとってエイリアンでもあるのだから、野放図にしておくだけではどちらにとっても不幸だ。■というのは誤読か?ほめる・叱る代わりに感謝を伝えるんだって。うーん、違いが微妙すぎる。それって結局報酬で方向付ける行為でしょう。エイリアンに対する対応としては間違ってないと思う。でも、ほめたり叱ったりしてはいけないと言うのと同じ口から聞かされると矛盾を感じる。
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