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脳log[20151103]



2015年11月03日 (火) [Vista] Windowsのメモ帳。昔からそうだったか知らないけど、Vistaのは変更して保存しないで閉じようとしたとき、YesNoCancelメッセージボックスではなく[保存する][保存しない][キャンセル]のラベルを持つ3ボタンメッセージボックスを出す。直接的でわかりやすい。■そういえばファイルコピーで名前が重複するときも、二つのファイルを属性とともに表示するだけでなく新旧・大小の比較結果も示し、それらの情報とアイコンの全体がボタンになっていて残す方をクリックするようになっている。直接的でわかりやすい。■XPの終了画面はもう気がついて免れていたけど、ラジオボタンでひとつを選ばせたあとで実行ボタンを押させるダイアログボックスが存在する。<<ボタンを並べるんだ!■ゲームでは Yes/No 二択のメッセージボックスで、フォーカスを表すハイライトがどちらにかかっているのかわからないものがある。明るいグレーのボタンと濃いグレーのボタンの2つだけがあってボタンの周りに余白はない。キーの操作によってその濃淡が入れ替わるのだけど、それでどちらが選ばれてるかわかりますか?■ゲームで何度も反復する操作なのに「本当に実行しますか?」とワンクッション挟み、ご丁寧に No の方を選択しておくので毎度 Yes を選び直さなければいけないものがある。そんな保護が必要な選択じゃあない。たとえば深い階層を上がって抜けるために✕ボタンを連打する場面があるとして(※トップレベルに移動するというコマンドを発見してボタンを割り当てた有能なゲームもある)、最上層を抜けるとロードが発生するなどの理由でメッセージを出しワンクッション挟むのは、レスポンスが悪くてボタンを押した回数を数えることに意味がないゲームでは正しい判断。そのまま✕ボタンの連打ではキャンセル-確認の堂々巡りに入るとして、実行ボタンにフォーカスが当たっているならメッセージが出たタイミングで決定ボタンを押すだけで抜けられる。この場面で No が選択されていると必ず Yes を選び直さなければいけない、左手で。考えられてるゲームでは、✕ボタンでメッセージボックスのキャンセルはできないけど、Yes に当たっていたフォーカスが No に移動するものがある。それならメッセージが出てから決定ボタンを押すか、✕ボタンを押してから決定ボタンを押すかの二択だ。左手は必要ない。■もうひとつ。2、3種類の武器を切り替えるのに、□ボタンを押した瞬間に切り替える代わりに武器の名前のリストを表示する。選択された武器のスペックは画面上の決まった場所に表示されているから、付加情報のない本当にただ選ばせるためだけのリストだ。これがせめて□ボタンを押しているあいだだけ表示されているリストであったなら、決定ボタンを押す手間までも要求することはなかったのに。ひと手間で済んだことがふた手間を通り越して3手間(+名前リストと武器スペックのあいだの視線の往復)だ。これ、ひとつを除いて全部同じゲームのことなんだなあ。デザイナーなる者が存在したとして、さぞかし勤勉な猿だったろうと想像する。