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脳log[20190720]



2019年07月20日 (土) [BAD BOY] (ゆるゆると)走行中に周囲数十メートルに響き渡るような音を立ててタイヤがバーストした。朝に空気を入れたばかりの100PSIの圧力を持った風船が破裂したようなもの。音だけで衝撃はなく、状態としてはパッチ不可能なパンク。予備のチューブとタイヤレバーと携帯ポンプを携行していたので直そうとしたのだけど、チューブを交換してタイヤをはめる段階でビードが一部うまく掛けられなくて困ってしまった。え、なんで? タイヤレバーをリムに引っ掛けてテコの原理でタイヤをリムの外周に押し込むんだけど、レバーを引っ掛ける部分がなんで横向いてんの? なんか15cmくらいに渡ってブレーキの当たり面がぐんにゃり外側に広がってしまっていた。そうか、リムはこういう風に壊れるのか。12年前に買った完成車に付属していたホイールでリムは MACH1 510、走行距離は約47000km。ブレーキの当たり面は摩耗でとうにダメになっていて、波打っているから制動力が周期的に変化する危険な代物。だからVブレーキからディスクブレーキに付け替えていた。後輪は以前一時停止をおろそかにしたタクシーにぶつけられたときに交換している。そのときと同じワールドサイクルに MAVIC のリムとシマノのハブで新しいホイールを送ってもらう。今回は前輪だからフロントフォークのエンド幅は100mmのはずでMTB/ロード共通のありふれた値なんだけど、後輪の時は130mmか135mmかを区別する必要があった。2007年の BAD BOY はリアのエンド幅が135mmのMTBフレームで、そこに合わせられるハブもMTBのコンポーネントだったのだけど、リム(というかタイヤのサイズ)はロード寄りの700Cだった。ロードホイールでなく、MTBホイールでなく、クロスバイク向けの極めて限られた選択肢から鉄下駄のようなホイールを選ぶのでないとすると、他にはなかった。このたびハブは前後輪とも XT になり(※世代は違う)、リムは前 CXP PRO、後ろ CXP33 になる。まあまあおそろいではない? 鉄下駄を否定したけどアルミニップルとかバテッドスポークみたいな色気を出したパーツはいらないんよ。黒くて(←これが一番)質実剛健である方が合ってる。だけど節操なく飛び出していける漕ぎ出しの軽さも欲しいから、本当の鉄下駄は慣性マスが大きすぎて良くなかった。そういえば今の BAD BOY はラインアップの上から下までレフティだけど、交換ホイールってあるんだろうか。ハブが特殊なんでは?■■■@2019-07-27 到着&装着。シマノのハブの説明書にクイックリリースのハンドルの向きを規定する記述があって、それに続けて、茂みに突っ込んだりしたときに強制的に開放されないためだとかなんだとか、そうする理由が一緒に書かれていた。とてもとても素晴らしいと思います。納得できる理由がなければ動けない人間なので!