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脳log[20240103]



2024年01月03日 (水) メモ帳(notepad.exe)ってコマンドラインでプリンタ名を指定してテキストファイルの印刷ができるんだけど、Windows 10 が 11 になったらレイアウトが変になった。なぜか。どうやら既定のプリンタの用紙サイズを他のプリンタを使って印刷する場合にも適用しているらしい。そうなんだ。それでどうなったか。既定のプリンタを切り替えてからプリンタ名を指定して印刷をしている。このオプション意味あるの? ついでに、「Windows10、Windows11で「Windowsで通常使うプリンターを管理する」の項目が「オン」になっている場合、通常使うプリンタはコマンドで変更されません」という事情もあるらしい。プリンタを右クリックして既定に設定するときにオフになるのでもうオフになっている。Windows にプリンタを管理してもらう意味って何があるの? そして Windows 以外の何が既定のプリンタを管理してるっていうの?■ショートカットのリンク先が無効だというので見ると、C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe を指している。この PC の Firefox は C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe にあるのでそれはそう。ここからが問題。 (x86) を削除して Enter キーを押した。実行するとやはりリンク先が無効だと出る。なんだよデフォルトプッシュボタンは OK ボタンのはずだろ、と思いながら今度は最後に OK ボタンを押した。実行すると変わらずリンク先が無効と出る。OK ボタンを押す前に適用ボタンを押してみたがやはり無効。修正が通っていないのかと考えてあえて無効なパスに変更してみたら、初めてリンク先が無効だとのメッセージがプロパティダイアログが閉じる前に表示された。これまで普通に OK ボタンや適用ボタンが押せていたのはパスが有効だと確認されていたからだとわかる。では有効だと確認された修正後のパスはどこへ消えてしまうのか。ショートカットファイルの中で URL パラメータを firefox.exe に与えていたのが良くなかったらしい。いやいやいや、ショートカットにコマンドラインパラメータを埋め込むのは何も悪くないよ。そういうパラメータ付きのショートカットファイルを SendTo フォルダに入れておいてもファイルを送ったときにはパラメータが無視されるという罠もかつてはあったけど、Windows Vista までにはパラメータとファイルパスの両方がコマンドラインの一部としてプログラムに供給されるようになっていたよ。■Alt キーでメインメニューにフォーカスが移るけど、矢印キーによるナビゲーションが正気の沙汰ではない。左右キーを押すとサブメニューが開く(それは直観的には上下方向の移動だし、かつては上下キーでそれを行っていた)。上下キーを押すとトップレベルの隣の項目に移動する(それは直観的には左右方向の移動だし、かつては左右キーでそれを行っていた)。メインメニューを完全に無視してすべてがコンテクストメニューと同じ配置だと想定するとそうなるか。■エクスプローラーで一度 Alt キーを押してフォーカスがメニューに移ると、もう一度 Alt を押しても Esc を押してもフォーカスが戻ってこない。Vista なら元の場所に戻ってきたし、見失ったときでも Ctrl+E、↓で必ずリストビューにフォーカスが戻せたけど、タブキー連打以外の方法がまだ見つからない。7以降キーボード軽視が目立つけど、それが加速して止まらない。アクセシビリティはどこにある。自分だって専ら使うのはマウスだけど、マウスしか使えないのとキーボードが併用できるのとでは手間が断然違う。それぞれに使い所がある。だがどんどんキーボードが使えなくなる。■フォルダのプロパティの共有タブで共有設定をしてネットワーク越しに見えてはいるけどアクセスが拒否されて中が見えないとき。パスワード保護共有だって無効なのにアクセスさせてくれないとき。セキュリティタブで Everyone にアクセス権を与えないといけないみたいですよ。共有タブですでにそのように設定していたとしてもね。■右クリックがジャックされていて識別困難な全角1文字サイズのラベルなしアイコンと、アクセスキーのない厳選されたメニュー項目だけが表示されるので、App キーでメニューを出し直すまでがルーティーン。■何もスタートできないという評価を確立している Windows 10 のスタートメニューだけど、11 はさらにひどくしてきた。一番有用なショートカットアイコンがデフォルトで表示されない。追加してもラベルがない。1クリックを要するのが不満だけどラベルが展開できた 10 が優秀に見える。すべてのプログラムを表示するのにも追加の1クリックを要する。そのボタン。まるで現在すべてのプログラムを表示しているかのように見えるプルダウンリストのようなものが右上にあるが、それが切り替えボタンだった(ここの画像)。そういう風に表示を切り替えるときは「タブ」を使えばいいと思うんだよね。ユーザーの意表を突いて何かうれしいことある? デスクトップ左下の一等地が天気(!)だったからスタートアイコンを左下に移動したけど、たしか Vista よりあとのどれかではもうスタートボタンが左下方向に無限の大きさを持ってはいなかったのだったか。もう一等地ではなかったかもしれない。■ノート PC に外部モニタをつないで蓋を閉じたらスリープしてしまって外部モニタに何も映らない。Web を検索してここにあると示されている設定項目がちょうど抜けている。やっと見つけた正解はスタートメニューで「cont」と入力するとコントロールパネルが見つかるので……というものだった。■スリープしない設定にしているのに翌朝になるとマウスやキーボードに反応しなくて電源ボタンを押す必要があるという。これも正解はスタートメニューで「cont」だった。そこには「休止状態にするまでの時間」という設定アプリにはない設定があって、そこに有限の時間が設定されていたのが原因だった。確かにスリープはしていませんでしたけどね。■あるプログラムで F1 キーが効かないことがあって困ってしまったが、デスクトップで F1 を押して Edge が出てきたあとでは効くようになっていた。よくわからない。■ここまでが一週間以内に起こったこと。もうね、すんごい。すべての Windows ユーザーの生産性を下げることに全身全霊を傾けているとしか思えない。過去を断ち切って破壊的な変更を企てているけど、破壊するばかりで秩序をもってデザインされたユーザーエクスペリエンスがどこにもない。未完成のがらくたで覆い尽くされていて無限に時間を奪われる。これが自分の PC ではないから私は平静です。