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脳log[20240325]



2024年03月25日 (月) 平易な言葉選びを心掛けていたコラムで「奇をてらう」と使ったら「どこの方言ですか?ここでは共通語を使うべきだと思います」とコメントが届いてびっくりした→さまざまな意見が集まる - Togetter」■読んでたら「俺も「とっぽい」って言ったら、どこの方言ですか❓って言われた事あるわ」ってコメントを見つけて笑っちゃったよ。自分が「とっぽい」という言葉を初めて見たのはスーパードクターKで、それ以外では記憶にないよ。さておき、(テラ)うは「衒いのない」とか「衒学」とか、奇を衒う以外にも用例があってそんなにレアではないと思うなあ。女衒のゲンとの繋がりはわからないなと思って引いたら「「衒」は売る意」とあった。繋がりはない? あ、『衒学始終相談』の2巻が来月発売です。これは競プロの話題なんですね。著者の人を知ったのが『レストー夫人』という別の作品を通してで、それをおすすめしていたのがたしか kinaba さんだったので。■以前にもちょっと書いたけど、自分は「(コス)る」ってどこの方言なんですか、と思ってるよ。ネットでは分野を問わず各所で珍しくない頻度で見かけるけども、自分の語彙にはない。ここで言っているのは摩擦するの意味ではなくて、用例を観察するに「執拗に繰り返す」ことを指しているように思える使い方。辞書に当たっても少しでも当てはまりそうな、こじつけてでも解釈できそうな意味は載っていなかった(擦る動作のイチ典型としての往復運動からの連想であろうとは想像する)。だから「片す」や「違くて」「違かった」と同じように、他所で使われているけったいな言葉、だと思っている。けったいも方言だけど、これは自分の言葉。