ABC397 E 、K 頂点を K-1 辺で結んだ直鎖を長さ K のパスと呼んでるの違和感あるな」という意見を見かけた。真意はわからないけど、それはパスはパスでも単純パスと呼ぶのではないかという疑問なのではないかと想像した。なんでそう思うかというと、自分もちらっと単純でない(交差のある)パスが答えになることがあるか考えてみて、NK 頂点を長さ K の N 本のパスに分解するのだから、それは単純パスに違いないなとすぐに納得したからだった。単純パスだと限定しているのは文章のその部分ではなく、その他の条件の帰結としてだと思うんだよね。単純パスのことを書いているのかどうかはわからないけど(X の閉鎖性のため前後の文脈を読むことができない)、違和感は自身で解消できるのではないか。■■■精進。D 問題。5秒を2秒以下に抑えた2つのポイント。1つ目は、1から Math.cbrt(N) の範囲で線形探索する x と y の差分だけど、N の偶奇を見れば対象を半分にできる。これで 2.5 秒になる。2つ目は、コンテスト中にはついに突き止められなかった二分探索の上限。x と y の上限を低く見積もりすぎて答えが見つからないということを繰り返していた。式をよく見よう。
(y+d)**3-y**3
を展開して整理すれば dyy+ddy+ddd
になる。d=1 のとき y が最小になり、これが N を超えないのだから、yy+y+1<=N
の範囲で解を探すことになる。N のルートが上限だった。Ruby には上限を指定しない二分探索があるんだけど、これは遅い。上限を指定することで 2.5 秒が 1.7 秒になった。提出 #63960582 (AC / 1678 ms)。2桁ミリセックには遠く及ばないけどね、ちょっとした工夫で Ruby でも十分に間に合う制約でありました。Ruby での他の人の提出を見た。自分のが一番遅い。一番短い人の提出 #63901879 を見ると3乗根の範囲で線形探索をし、上限を指定しない二分探索をしているところは自分の5秒の解答と変わらない。それが 146 ms で済んでしまう理由は、5行目の早期の判定だと思う。線形探索範囲が半分になるどころではない。x と y の差分 d で N が割り切れないならそもそも二分探索を試す必要がない。それは xxx-yyy = (x-y)(xx+yx+yy) = d(xx+yx+yy) = N
と因数分解すればわかる。この因数分解はコンテスト中にやっていたけど、xx+yx+yy
を解の公式で解くというはおろか、x-y = d
であり、N が d で割り切れるということもわかっていなかった。自分は、頭を使って問題を解こうとしていないな。手を動かしてとにかくやってみて運良く正しい答えが出るといいなあ、という態度で問題に当たっている。悲しいことにこれは怠惰故ではなく、頭の使い方を知らないということなのです。考えてるふりしかできない。だから下手の考え~って言われるのです。