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脳log[20250919]



2025年09月19日 (金) 「大動脈解離」と言う病気を、専門医が子どもから医師まで5段階に分けて140文字以内で説明した投稿が分かりやすい - Togetter [トゥギャッター]」■初めて名前以外の具体的なことを聞きました。剥がれる裂けるって何が? 3層ある血管の最も内側が裂けて内側の外側に血が流れ込んでいる状態。最も内側の血管壁がダメージを受けている。その結果1層減った2層で血圧に耐えていて(中膜が2層に裂けると書いてあるから 1.5 層かも)、血管から血が噴き出すまでのカウントダウンが進んでいる。また、変なところに流れ込んだせいで主要な枝への血流がバイパスされれば臓器が死にかけている。3つ目の致死要因である心タンポナーデというのは心臓を包む膜の中にたまった液体が心臓の働きを阻害している状態らしいが、大動脈解離からどう繋がるのかはまだイメージできていない(どこからどのように流れ込むのか、すでに破滅が訪れた後というわけではないのでしょう?)。A 型って何? 解離の部位によって深刻度がかなり違う。上行大動脈がスタンフォード A 型で下行大動脈がスタンフォード B 型。上行というのは左心室から出てすぐの頭の方に向かっている部分のことで、下行というのはそこから折り返したあとの胸部腹部にある部分のことらしい。心臓に近い A 型がより起こりやすくより深刻だというのは負荷を考えればまあそうか。まず半数以上が生きて病院にたどり着かないし、治療が遅れると遅れただけ、1 時間に 1 % ずつ2日(48時間)で半分が死ぬ。こちらのページも参考にした。「大動脈解離が起こるとその生存率は?(前編) - 高齢者の病気いろは」 とにかく手術をして血管を補強するのが A 型で、B 型はまずは内科的治療が主だとか。