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脳log[20080902] 現在のスペックと希望



2008年09月02日 (火) Bad Boyを通してその名を知った Cannondaleだけど、Bad Boy抜きでも Cannondaleに拘るだろう理由はやっぱり字面だなあ。いいよね、C A N N O N D A L E。スキー板に ROSSIGNOLを選ぶのは、こちらはハッキリと、それだけが理由だったりする。

[BAD BOY] 現在のスペックと希望

これらの他に特に希望(不満)はない。

 チェーンリング (ドライブギア)

歯数が 28-38-48のものが付いている。Shimanoの MTBコンポーネントでは 22-32-44と 26-36-48の二種類が一般的。

いつも最大のリングのみを使用していることと、やや下り勾配の国道を走るときには、トップの上にもう一段欲しくなることから、最低でも 48T、できればもう少し大きいものが欲しい。逆に、最小のリングは街乗りには全く必要ないので二段で十分

ただ、48Tより大きいリングに対応するフロントディレイラーはロード用になってしまう。

また、普段着でまたがるのならチェーンガード(チェーンケース)は必須。裾留めは最初はよくても絶対に面倒臭くなるので、いつでも気負わずに乗るための障害になる。ガードがないと、ズボンの裾が油で汚れのはもちろん、変速してチェーンを内側に落としたときには、ズボンの裾が最大(最外, アウター)のギアの歯に引っかかってペダリングができなくなる。

Shimanoのロード向けコンポーネントにチェーンガードのオプションがほとんどないのが悲しい。(Soraにのみあったけれど、黒色がないので Bad Boyには付けられない)

チェーンガード付きで最大 50Tが理想

 クランク

現在の長さはわからない。よく見かける数字は 170mmと 175mm。低回転トルク型のペダリングに合うのは長い方の 175mmだと思う。

 スプロケット (ドリブンギア)

歯数 11-32で 8枚組のものが付いている。MTBで一般的なのは 9速で、歯数は 11-32Tと 11-34Tの二種類。

最小(トップ)ギアがリアディレイラーにより事実上 11Tに制限されるので、もう一段上のギアを望むならフロントでなんとかすることになる。11Tから始まっていて 9速であれば何でも良い (MTBの場合)

 シフター

Alivioが付いている。インジケーターがコンパクトで目立たないのは良いが必要ない。Deore XTと SLXにはインジケーターを外したあとに取り付けるフタが付いていて良い。Alivioもインジケーターを外すことはできるがフタがない。デザインで優れているのは XTR(SL-M970)のみ。

 リアディレイラー

現在のもの(Deore)で不満はない (上を知らないから!) 油を差してワイヤーのたるみをとっていればきっちり変速する。

以下はリアディレイラーについて最近知ったこと。

 トップノーマルとローノーマル

シフティングはワイヤーを巻き取る動作とリリースする動作で行われる。リリースしたときにシフトアップするのがトップノーマルで、シフトダウンするのがローノーマル。先に登場して普及しているのはトップノーマル。

リアがトップノーマルの場合、ワイヤーリリースでチェーンが小さいギアに落ちるのがフロントと共通。

リアがローノーマルの場合、ワイヤーリリースでシフトダウンが行われるのが、フロントとの共通部分になる。

 トータルキャパシティ

チェーンのたるみを取り除く能力。地面の方に伸びたアームの長さに依る。

チェーンが最も張るのが、前後とも最大のギアにしたときで、最も弛むのがその逆。前後の最大歯数の和と前後の最小歯数の和の差がリアディレイラーのトータルキャパシティを超えてはいけない。

何も考えずに変速したいのなら長いもの。使えないギアの組み合わせが生じてもショートゲージ(ショートケージ?)のメリット(何だろ?)が欲しいなら短いものを選ぶ。

 考えれば考えるほど

Road Warrior 800 (Jet Black, ハンドルの角は外す)が自分にぴったりなんだよな。自転車に目を向けるきっかけになった Bad Boyには特別な思い入れがあるし、黒へのこだわりも気に入ってるんだけど。

 追記@2008-09-27: 2009モデル

Synapse Flat Barというのが、Bad Boyよりスピードが出せそうで、フレームも Cannondaleらしくて、すごくイイ。乗り換えるときに日本でこういう選択肢があるといいな。