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脳log[20150404]



2015年04月04日 (土) 著者の名前はよく拝見する(一番最近は割り箸テンセグリティ)。本もそのうち読む。でもこの抽出された(要約もされたかもしれない)一文は一概に鵜呑みにできない。「「繰り返しが多い圧縮できる人生を避けるには、無駄な繰り返しを自動化するためのツールが必要」」ところで、それよりも同じエントリ内の「2回同じことをやったら自動化できるか検討する」というエンジニアの言が否定できなくて困った。■デジタルとアナログの違いだろうか。体験はデジタルではないしアナログはミクロに迫ることでいくらでも差異を見いだすことができるから(※天気予報の限界。関連:イーヴァル エクランド『偶然とは何か』)、圧縮できる(そういうつもりになれる)のは視座のレベルが違うことによるのであって、そこには優劣も普遍性もないとか。■休みの日に目の前の包丁だけに集中して手を前後に動かすのなんて最高の贅沢だと俺は思う。無駄上等。最大限の効率・節約は自殺だというのは、偉人でもなければ、たぶん正しい。だが数の正義は凡人にある。無駄上等。■主観的時間について考えるなら、繰り返しが多いせいではなくサンプリングレートが低いせいで密度の低い人生というのはあるかもしれない。■法則名までは知らなかった。「ジャネーの法則 - Wikipedia」年喰ってやっと100年前くらいまでは身の丈の延長上に位置づけられるようになった気がする。そうしてる間にも歴史は継ぎ足され遠ざかっていってるけども。■そうあることを疑いも意識もせず行っているその操作(電気のスイッチとか)、本当に必要ですか?というのをゼロベースで見直すのは良い。でもそこで、ボンネットにクランクを突っ込んでエンジンに弾みをつけるのもひょっとして悪くないんじゃないかな(実際バイクにはキックが欲しい)、とか考えてしまう救いようのないとんちきが居るんだなあ(ここに)。