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脳log[20160229]



2016年02月29日 (月) 「みんな」という言葉が俺は嫌いだ。はっきりわかった。その中にまず俺は含まれてないよね。口にしたお前は間違いなく含まれてるよね。その他に誰と誰と誰がそこに含まれてるのかはっきりさせたうえで、「みんな」なんて曖昧な言葉をかさに着て他人に干渉し強制しようとするのをやめろ。■なんでわざわざ自分から檻に入って不自由を感じて不機嫌になって原因を外に探して不満をぶちまけて「みんな」で不幸になろうとするんだろう。自分の問題は自分でなんとかするしかない。そのときに俺が邪魔なんだろうけど、「みんな」を持ち出す精神構造がまるで理解できないというか、ちゃんちゃらおかしいというか、まあ結局まるで想像の埒外なのだ。なんでも、自分の都合や勝手で言ってるんではないんだそうです(じゃあ誰得なの?最低限1人の保証もなくなったよ?)。そういう風に受け取られるのは心外なんだそうです。もう書いた通り、俺はそういう風にしか理解できないわけだけど。■俺は他人のことなんてわかりませんよ。だから「みんな」のことを語る口は持ってなくてね。教習所のテストでも自己中心的だと指摘されてた(OD式安全性テスト)。自分と他人とその置かれた状況を置き換えて想像してみる振りをすることはあるけど、他人のシミュレーションなんてできないから、そこに置かれてものを考えてるのはどちらも自分自身でしかない。自分を基準にして行動するしかできない(注:それは自分の利益を目的にして行動することとは別)。自分の幸せ(その状況)が他人にとっても幸せだったらいいなという期待があるだけ。「他人のために」何かをすることが誰かのためになるということが信じられないから、少なくとも自分にとって望ましいことを、他人にとってもそうであるといいなと期待して行うだけ。■他人に勝手な期待を抱いて裏切られた気になって消耗するなんて一人相撲は馬鹿のすることだ。他人に要求するのでなく、他人を思い通りにしようとするのでなく、自分が何をしてあげられるかを考えて行動するんだよ。自分の基準に従って、相手の反応を確かめて。そうするとあら不思議、自分が望んだような居心地のいい空間ができあがってるってもんだ。それを快く思えないのがお前。お前自身の問題だ。俺は知らん。■毒を吐いてすっきりするのが目的なので心置きなく放言したが、自分に自信のない小心者なので、これが見事なブーメランではないのか、腫れ物の困ったちゃんがお前(※自分を指しています)ではないのか、という不安に襲われるまでがワンセット。自分の観点でしか周囲・他人を見られないってことは、他人がどういう観点で自分を見て評価しているのかこれっぽっちもわからないってことだから、一方的に断罪することなどできようがない。できると錯覚したなら、見えていないものを見つける努力をすべきときだ。■それっぽいことを書いてるつもりだけど、声を大にしてそう宣言しなければいけないっていうのは、つまり、そこが自分の陥りやすい落とし穴だということを示唆しているわけでしてね(※手心を加えて「示唆する」なんて表現にしてしまいました)。■「みんな」の関連: 20130417■■■それが普通だろ、というのを今日聞いた。出ました「普通」! 類語は「常識」! どちらも自分の視野狭窄の表明に過ぎない。もうひとつ。これまでそうだったからこれからもそうするというのは、自分が何も考えていないことを表明しているだけ。もちろん、周知・習熟・思いも寄らない影響など、どちらでもいいかちょっと良くなる程度では変えない方がいいことは認める。でも考えろ。現状を維持するのも目的に適う選択の結果であるべきだし、これまでそうだったは否定の根拠になっていない(※そのプロセスを定めた先人の思考をトレースするのは根拠になる。結局のところそれは目的を踏まえていないとできないのだから)。そもそもがすでにろくでもない変化があって、それをちょっとでもましにしようとしてそれに対応するかたちで最適な状態を俺は探ってるんだ。考えろ。さもなくば無脳(※)が干渉するな。※無能にあらず。しかし、どちらがよりひどい言葉であろうか。できていないことではなくやろうとしていないことを責めている点で無脳・脳無し・考え無しの方がましだと思っているが……。馬鹿の考え休むに似たりって言うからなー、それも酷な話か。それに俺は脳無し人間を機械・奴隷のたぐいだと思ってるから、まあまあひどい言い草でしたね。人間が機械のまねをしても機械ほどには信頼されないんですよ。マニュアルを外れた創意工夫で臨界バケツ事故を起こしたり、年金にまつわる個人情報を大量にお漏らししたり、してしまえるのが人間ですからね。■■■再読済み・再読予定の3冊の本。『[単行本(ソフトカバー)] アービンジャー インスティチュート, 金森 重樹, 冨永 星【自分の小さな「箱」から脱出する方法】 大和書房』『[文庫] アガサ・クリスティー【春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)】 早川書房』『[文庫] 中島 義道【ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)】 角川書店』■■■@2016-04-23 今読んでる本を一冊追加。『[新書] 山岸 俊男【安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)】 中央公論新社』知能の多重性。EQ. 関係性検知と人間性検知。■■■@2016-04-27「人間関係が理由で仕事辞める奴www : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ」辞めていく人間の中には 1 と同じタイプで 1 より弱かったり敏かったりするだけの人や、1 がいなければ辞めなかった人がいそう。それが俺なのだろうか。■ああ言えばこう言う人間だとは最近も指摘された。それはつまり、理由があって行動してるわけだから、行動を改めるためにはその間違いを指摘するか違う理由を出してきて納得させてもらいたいわけなのだけど。理由なしの手順だけでは動けませんし(←!!!)。■目から鱗のレスを思い出す。理系は答えがある答えが出ると思うからどうのこうの、文系は答えが出せるほど単純なことなどそう無いのがわかってるからどうのこうの、とかいうやつ。よくある理系文系二元論をひねった、見かたを反転させられる指摘だった(そういうのに弱い)。■俺は人間関係について考えたり答えを出そうとしたりはしてないけどね。1 のように他人を負かしてもそれは失敗だし、突き詰めても根本がまるで混じり合わないことがわかるだけだったりするし。ただ、壁を背に首を押さえつけられて、メガネが曇る距離で大声を出されて、腹の横の壁を(拳を骨折する勢いで)殴って威嚇されてなお、その人間の近くにはいられないと考えてるだけです。もはや相手を行動では評価できず不幸を願うだけなので、誰にとっても利益にならない。信賞必罰という言葉があって、相手が罰せられないのなら罰せられるべきは俺だったと判断せざるをえない。他の人間とは、相手が大人だということも大きいのだけど、日常的に雑談含めコミュニケーションがとれるし、味方ないしは中立の人間ばかりだと思ってるけど(本当に? 数か月前までは全員に対してそう思ってなかった?)、その一人とは、もはや最低限必要なコミュニケーションをとる気力も失われたし、目を逸らして問題がなかったふりなどできないし、同じ空間にいることすら耐えられない(この前は顔を見てすぐに退出した)ので、もう無理なんですよ。