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脳log[20161108]



2016年11月08日 (火) [MX610] 発売後すぐに 5300円で買った MX610はもう 11年も前のマウスだ。親指と小指が当たる両サイドのゴムっぽい感触のコーティングがねばねばになってる。SONYの読書端末(PRS-650)の背面にも似た処理がされてるんだけど、縁からはげてきていてみっともないですよ。ドイターとオスプレイのリュックの内側にも同じようなコーティングがされていて、どちらももう5年10年経つもんだからぽろぽろぽろぽろはがれ落ちては荷物に粉をふりかける始末。うっとうしいので丸洗いしたときに全部こすり落としてしまった。どれも本質的に物はいいのにちゃちな付加機能のためにいたずらに耐用年数を下げてるように思える。■MX610の話。しょうもない安マウスを使わされてみると、数年経ってチャタリングが発生したなんてものではなく最初からクリックとダブルクリックの区別がついていないようだし、ホイールがどちらに回転してるのかもよう理解できずにスクロールや拡大縮小においてぷるぷるとけいれんするばかりだしで、トラックボールに出番を奪われて以来死蔵されていた MX610を引っぱり出してきた次第。ねばねばは漂白してつるつるにしてしまった。同じくねばついていたホイールのゴムは強くこすりすぎてちぎってしまったのだけど、なくてもちょっと径が小さいかなーってぐらいで支障はない。この MX610もチャタリングとは無縁ではなかったし、MX610HIDや uberOptionsを得てようやく隠された本領を発揮する困りものだったけど、それだからこその愛着がある。重いと思ったら電池を1本減らしても動くし、その空いた電池スペースにレシーバーをしまって持ち運べるし、Bluetoothや Unifyingレシーバーはなくてもできる子なんです。後継機は簡素化の方向へ進んでしまったし、唯一無二空前絶後のマウスなのです(※それは言い過ぎ)。