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脳log[20190809]



2019年08月09日 (金) WHY の人、WHAT の人、HOW の人。「これら3つのパターンは、100-0ではありません。誰しもがそれぞれの思考を持っています。ただし、僕の観察では、ひとりひとり明確に強弱を持っているように思います。」■自分の強弱は……。WHY(なぜその提案が正しいのか?)が一番弱く、一見して筋が通っていれば数字は気にしない。WHAT(ビジネスとしてあるべき姿を追求していくべきだ)がなければ WHY にも HOW にも価値がないので一番大事。HOW(その提案をどのように実現するか?)は WHAT に向けて工夫をする対象だから WHAT の次、という感じ?■■■ところでこの W語、H語の選び方や分類結果にすごく違和感がある。分類ごとに一貫した別々の人間像が見えない。分類する対象をはっきり掴んで分離できていないのではないか。■自分の感覚では一番は WHY(なぜそうするべきなのか。理想・指針に照らしての価値)で2番が HOW(ゴールへ至るプロセス。その合理性と正しさ)、WHAT(具体的・定量的なゴール。その達成)が3番目。■WHY が疎かになると効果のない無駄が温存される。WHAT を過度に優先すると帳尻合わせの改竄に走る。HOW を過度に優先すると現実から遊離しがち。バランス。自分は原理・プロセス偏重で、あとはなるようになれ。ところで、重視するという「プロセス」は与えられるものではなく WHAT へ向けて考えるものだということに注意。■■■記事の人は観察者の視点で分類していて、自分は主観で分類しているところに齟齬があるかも。たとえば記事が「HOW の人」と分類した人は、「具体的・定量的なゴール。その達成」が至上であり所与であるからこそ、結果を出せるかどうか、そのプロセスを問う。「それをどのように実現するのか?」「できるの?」■記事で「WHY の人」と分類された人は、「ゴールへ至るプロセス」が至上であり所与のものであるからこそ、それが結果につながるのかどうかを問う。「なぜそれが正しいのか?」「おかしくないですか?」■記事で「WHAT の人」と分類された人は、「なぜそうするべきなのか。理想・指針に照らしての価値」が至上であり所与だからこそ、方向性を問う。「それは何を意味しているのか?」「結局なに?」「何をしたいの?」