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脳log[20200212]



2020年02月12日 (水) 「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか | Books&Apps」■質問者は自分の理解と食い違うから質問をしている。不十分な回答に対して理由を添えて自説を述べている。ここからは想像だけど、質問者は回答者が最初から正しい答えを出せること、もしくは反論に対する反論ができるだけの備えを求めている。根拠が論理か主観かで見方が変わる。主観では水掛け論にしかならないし、立場を笠に着て俺がこう思うからこうなんだで意見を押し通すのに、それを隠して最初に質問を投げるというなら意地が悪い。でもこの質問者は「〇〇なのだから××でないとおかしいですよね?何故そうなるんですか?」「ここは××でないと意味が繋がらない。」と例示されたように、客観的な根拠を示している。これは攻撃手段であると同時に守るべき隙でもある。論理無用の強権的主張ではないし、あとは「ヌルヌル話法」の使い手でなければ、フェアな態度だといえる。■とはいえ、対等な立場のいちプレイヤーではなくリーダーという立場にあったらしいし、現実として問題のある状況が立ち上がっているようでもある。広い視野を持って改めるべき振る舞いがあったように思う。告発された質問者に容易に寄り添えるからこそ、これは自戒である。■ブコメから対照的なものを引用する。■「 感情としては同情はするんだけど、議論のお作法的には問題はないよ。決めつけからの指摘の方がよほど迷惑。指摘された方も卑屈にならずに堂々と反論したら良い。単に高圧的な態度がムカつくてな話なのでは。」■「 "ダメ出ししかしない"と"人を試すような質問をする"の合わせ技。片方だけでも相当悪影響あるが両方だと尚更…/ブコメを見てこれ擁護する人もいるのかと驚いた」■そして裏側からの視点。「うちはマネージャーが「部下からの質問や確認を全て攻撃されたと感じる人」で質問すると言い訳や逆ギレを始めるので、議論にならず諦めムードになる」■俺は自分の態度を(自分のって書いちゃったよ)、たとえどんなオブラートに包んだとしても本質は、「馬鹿は死ね」だと自認してるから、擁護できない人がいるのはしかたがない。■補足するが、ただ間違えるだけでは馬鹿ではない。それは誰でも間違える。自ら改められない者、他人の手を煩わせても改められない者が馬鹿なんである。馬鹿に付ける薬は無いと言う。■これは完全に私事だけど、こっちが絡んでいくんじゃあない。害が及ばない限り他人のやることに興味はない。かけた労力に対して得るものが一でも百でも他人のやることだ、プラスなら放っておく。議論の土俵にも立てない大馬鹿が備えも火傷する覚悟も無しに絡んでくるんだ。■ブコメに全部目を通した。まさしく十人十色、百家争鳴。中には対象を掴み損ねて的外れな感想を書いてる人もいるが。結局人間誰しもフレームの内側、自分の世界観に基づいてしか事象を評価できない。他者の意見を取り入れて枠組みを拡張できる人は優れている。しかしその外側にもまだ広がりがあるだろう。内容は忘れたけどそういう概念を指して『バカの壁』と名付けたのかもしれないなと思った。神ならぬヒトは皆、壁で限られた内で完結してしまうバカだけど、程度の違いはある。精々ましなバカでありたい。