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脳log[20200821]



2020年08月21日 (金) 歯磨きをするときに事前にお茶を飲んでみるのはどうだろう。前歯の裏側の際など、いつまでもいつまでもざらざらした感触が舌の先で触れられるのがわかる。このざらざらが感じ取れなくなるまで磨く。奥歯の一番奥の側面(U 字の先っちょ)もそう。いつまでもいつまでもざらざらしているものを、つるつるするまで磨く。全体でだいたい10分かそれ以上かかる。風呂場でしぶきが飛ぶのを気にせず磨く。歯磨き粉をつけてガシガシ磨くと知覚過敏というのか冷気が染みるようになったので、歯磨き粉は最後の仕上げとしてサッと使う。夕食の魚の油を落とすのが使う一番の理由。毎日でも隔日でも使うと染みたのがブリリアントモアで(毎日飲む紅茶の茶渋を落としたかったのだ)、今はチェックアップを使っている。こちらは唇に染みる刺激物も歯を削る研磨剤も控えめのようで、毎日使っても大丈夫。歯ブラシはエビスの6列だとか7列だとかの堅めを使っている。堅めでガシガシ遠慮なく磨くとはいえ、口をすすぐお湯で軟らかくなるし大型ヘッドで圧力は分散するし研磨剤も使わないしで、バランスは取れている。だいたい1か月もつ。それくらい経つとブラッシングに時間がかかるようになるので、新しいのに替えた方が効率が良い。さらりと大事なことを書きました。磨くというのは決まった時間ブラシを動かすことではなく、ある状態へ至ることを指しています。■この日記を書いたのは「ADHD者が日常で駆使する呪術|mentane|note」を読んだから。そこの見出しのひとつ「見えないものは存在しない」とは先日そのままを書いたばかりで(20200811)、なにか嬉しくなったから歯磨きについても書いた。食材についても書く。スマホのホーム画面にメモ帳ウィジェットがあってそのひとつが食材リストだ。購入した日にレシートをもとに入力する。買ったものは責任を持ってせっせと使い切り、リストから消す。リストから消す行為は解放される喜びと結びついている。ろくに料理をしないので成り立っている側面はある。冷蔵庫に入れる際にひと目見ておけば賞味期限とともに存在を覚えていられる程度しか扱っていない。