人手があればできるから、先に実装したやつが偉い」には異なる読みも可能だと思う。つまり、「誰でもできるなら誰がやったかには意味がない。何に価値があるか。何をやり何をやらないかの判断こそ重要。」 ここでは「実装する」に「価値あるものを~」が含意されている。このような暗黙の前提を忘れて「ただ手を動かす」ことに価値を置くと評価と行動を誤る。貢献ではなく迷惑なだけの功名争いになる。実装能力、判断能力に劣り、誰でもできることが当たり前にできない者は、否応なく前提を無視してただ手を動かすことに価値を置く。そこにしか拠り所がない。だから前提は暗黙のままにしておけない。