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脳log[20230205]



2023年02月05日 (日) [BOOX Max2] 1月のアップデートで 3.3.1 になったのだけどこのバージョンには注意が必要なように思う。自分は自炊したスキャン画像を束ねた PDF をプリインストールの Neo Reader で閲覧している。アップデートで 35044 になったバージョンでは全体の反応がきびきびしていることに気付く。ハードウェアが同じならからくりはどこにあるのか。レンダリング品質が劣化している。システム上で4種類から選べるリフレッシュモードでは最も高品質なモードを選んでいるにも関わらずだ。正直ひどい。文字の線に穴が空いたり棘が生えたり、全体につぶつぶしている。コントラスト設定にある画像のディザリングという項目を ON にしたり OFF にしたりするとそのときだけは以前のなめらかな線で描画されるけど、その状態は維持されない。Neo Reader の画像のレンダリングに問題があって、関係しそうな設定も無視されて役に立っていないように見える。■Neo Reader を起動した状態でシステムステータスバーを表示するとリフレッシュモードがスピードモードに変更されていることがわかる。しかし設定変更のための場所には「アプリの更新設定をご利用ください」と表示されるのみで変更ができない。■Neo Reader の画面リフレッシュというメニューでより細かくリフレッシュモードが設定できるみたい。おおまかにノーマル/リーガル/スピードから選べるように見えるけど、ここで選ぶノーマルモードがスピードモード品質なところが問題になっている。高品質なモードを捨てる意図はないだろうから、設定が反映されない不具合だと思いたい。はよ戻せ。■Neo Reader のメニューで画面リフレッシュの1つ下にある設定という項目を選んで設定の一覧を表示して特に何もせずに閉じるだけで描画がなめらかになった。ちなみにシステムステータスバーの表示は一時的に変更されたスピードモードのまま。■まとめるとこう。Neo Reader はシステムの設定とは別に独自の画面リフレッシュ設定(ノーマル/リーガル/スピード)を持っている。Neo Reader を使用しているときはシステムのリフレッシュモードがスピードモードに固定されて変更できなくなる。Neo Reader のリフレッシュ設定はアプリを開き直すたびに無視され、(Neo Reader が定義する)スピードモードで描画がされる。しかしアプリの「設定」画面(「画面リフレッシュ」の1つ下の項目)を一度でも開くことで画面リフレッシュの設定を反映させることができる。なお、リーガルモードとノーマルモードの違いは確認できなかったので、実質的に Neo Reader の画面リフレッシュの大枠はノーマル/スピードの2択になる。操作を繰り返してるとリフレッシュに失敗して画面が重なる現象が何度も起こってるので、諸々質の低いバージョンなのだろう。とりあえず面倒でも手順を踏むことでまともな表示にできたのは助かった。