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脳log[20230421]



2023年04月21日 (金) 登記所備付地図データ公開の時に知ったんだけど、デジタル庁のアドレス・ベース・レジストリが自分のほしいものだなと。実際のデータを見るとわりと何番何号の座標が得られるんだけど、新しい区画のデータがなかったり、○○市△△がすっぽり抜け落ちていたり、かゆいところに手が届かない感じ。一次データを持っているところが素早く網羅的に使えるデータを公開すると、マピオンなどの使い勝手が上がることで恩恵があると思う。待ってるよ。■データ解説書(PDF/2,279KB)を読むと「地番のマスターデータは、未整備で、整備・公開のあり方について検討中です。」「2022年度の整備予定は以下とおりです。(略) 地番マスターデータの整備を実施します。ただし、一般への公開可否は未定です。」と書いてある。すっぽり抜けているのは地番形式の住所っぽい。地番っていうのは何丁目何番何号という形になっていない古い形式の住所(と PDF に書いてある)。登記所備付地図データをみると地番というフィールドがあって、抜けていた地名もあるから、補完できるみたい。デジタル庁の「登記所備付地図データ(地図XML形式)変換コンバータの公開について」というページをあらためて読むと「法務省がG空間情報センターを介して提供したデータを活用し、地番データや筆の形状データを取得・反映していく予定です。」「地図XMLのデータから、筆のポリゴンデータおよびアドレス・ベース・レジストリの整備に必要な属性のみ抽出・出力します。基準点、筆界点、筆界線は出力しません。」と露骨に書いてあったね。備付地図データの方では(何丁目)何番何号もハイフンで繋いで地番扱いみたいだから「地番」といっても同じものではないみたい。■フォーマットされた地番データと新区画のデータを待ってるよ。