最終更新: 2023-06-10T00:19+0900
横断歩道わきに人を見つけて止まったら後ろを走っていた車に追突されたよ。
車は軽自動車で、双方ゆっくりペースで走っていたみたいなので、わけがわからんまま地面を転がったけど骨折などはなし。さすがに無傷ではなく肩と腰にぶつけたような筋肉痛のような痛みがあったのと、右のすねに4点の血の穴があった。位置と配列からステップのギザギザ(※オフ車のステップにはラバーがない)にガツンとぶつけたのかなという感じ。普通に歩けはする。
肩は最も簡素なものではあってもプロテクターが初めて役に立った結果といえる。ニーシンガードは……足首の方からすきまにもぐり込まれたのかなあ。
押し倒されて後輪に乗り上げられて冷却液をドボドボとかけ流しにされていた。
ナンバープレートやナンバーステーがぐんにょりひしゃげてるのが一番のダメージ。スイングアームの表面やアクスルナットも削られてギザギザしてた。
目の前が消防署であって、隊員の人が一番にかけつけてくれて怪我の確認やら事故車の退避やら道路上の液体に砂を撒いて掃き清めるやら大いにお世話になってしまった。ありがとうございます。
乗って帰るのは怖かったので購入した店まで運んでもらった。到着は営業時間をちょっとオーバーしてしまったけど、その時間ならまだ作業をしているということで対応していただきました。
使えるロードサービスが2種類あった。新車購入時に付随していてまだ更新しているものと、任意保険付帯のもの。事故で忙しいときにまどろっこしい自動音声を聞かされるのは苦痛だし、屋外で「~は何番、~は何番」みたいなのを聞き漏らさないのも難しいことなので、最初から人が応答してくれた方はポイントが高い。営業時間外やら定休日やらで販売店に運び込めなくて一時的に預かってもらう場合に、別日のレッカーが自己負担になるかどうかも対応が分かれた。つまり、任意保険付帯のレッカーはおまけなりのものだった。今月に任意保険の更新をしたときに二次レッカー費用が無料になります、という変更点が書いてあった気がするので、改善はしているらしい。
相手方の保険会社から最初の電話で 100:0 でと伝えられた。こういう(こちらに過失がない)場合に自分の保険会社は代理人になれないというのを風の噂で知っている。そういうときのために弁護士費用特約を付けている。使わなかったけど。
2回目の電話でバイクが全損扱いだということと、時価を上限にして補償するということを伝えられた。全損というのが意外なワードだったけど、要するに修理費用の見積総額(70 万円くらい)が中古車の購入費用より高くなったということなんだろう。スイングアームとリヤフレームがそれぞれ 10 万とちょっと、マフラーが 15 万円くらいするらしい。
向こうはグーバイクで走行 30000 km 以上の WR250R を検索して4件の車両価格の平均から 58 万といくらという金額を出した。自分のバイクの走行距離が 32000 km 台だから。
でも4件の平均というのはどうなのか。誰かサクラで 200 万円のバイクを出品してくれたりしないだろうか。簡単につり上げられるでしょう。また、30000 km 以上という条件もどうなのか。じゃあこちらは 40000 km 以下で平均を出しますよ。0 km の新車も 100 km の新古車も 1000 km も含めちゃいますよ。
Excel に直線を引いてもらって時価は3万円だけ上がった。
肩の部分がすり減ったプロテクター入りジャケットは購入費用2万円のおよそ1割、すねに穴の空いた靴下は購入費用2千5百円のおよそ5割が補償された。購入年月日で減価償却した結果らしいけど減価償却という概念を持っていないので何も言えることがない。
スマホはベルトに通して腰のポケットに入れていたのが完全に無傷だった。やったね。
ドライブレコーダーだとか後付けのリアキャリアだとか、車体にネジで固定しているようなものはバイクの時価の中に含めてしまって個別に補償はしないらしい。あっそ。納得はしていない。
ゴールデンウィークを含むひと月くらいバイクに乗れなくて、スイングアームにはギザギザが残って(気にしない)、リアフェンダーは純正の黒く垂れ下がったものに戻ってしまった(プラスチックだからアルミパーツに比べて軽くはある)。修理費用がパーツ代と工賃がそれぞれ 15 万円ずつくらいの計 29 万円で、およそ 30 万円が残った。