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脳log[20230608]



2023年06月08日 (木) 新聞にレッツ・スタディーというコーナーがあって、要約するとこういうお題が出ていた。「あなたにとってスマホで一番重要な機能やアプリはなんですか? (200 字以内)」。国語のテストを思い出す懐かしい文面だけど、すれた大人としては問いが雑ではないのかなと、だから子供の頃に困ってたんじゃないかなと思う。どういうことか。紙面にはアイドルの模範解答も載っていて、それは字数をほぼ使い切って理由や背景となる自身の状況まで説明している申し分のないものだった。でもね、それを読んでもう一度問いを読み直したんですよ。そしたら「なんですか?」「200 字以内」と書いてある。理由の説明いりますか? どうせ字数を大きく余らせたら減点するんでしょ? これはすれた大人だからではなく素直な子供だからそうするんだけど、アプリや機能の名前を1つだけ挙げて答えにするんですよ、自分は。国語の授業ってテストのための暗黙のルールを学ぶ時間なのだろうか。そうではないことを知っている。学校の授業ではルールは暗黙のまま伏せられていた。塾に通い出して初めて点を取るためのテクニックのひとつとしてこうしたルールが明示された。ルールが明かされないゲームはクソゲーなんよ。こちとら暗黙のルールなんてものはこれっぽっちも認識できないの。というか、ルールであることを理由にしてルールに従わされることに抵抗があるから、明示されないルールに自ら進んで縛られに行くつもりがないんだ。だから気がつきにくいし、察しても不確定ならしらんぷり。