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もしくは >>
になっているかどうか。これも4、5分かけたんだよね。どうにもすっきり実装できなかった。ソート関数に比較関数を渡すことも考えたけどやらなかった。他の人の提出を見ると、入力から2つを2回選んで比較するだけで答えが出せるみたい。■B 問題「Taro」。b=='F'
は無視する。b=='M'
のとき a が最初かどうか。これも実装で下手をして次男にも Yes と答えていた。■C 問題「Make Isomorphic」。N の制約が8以下ということで、8!*8*8/2
小なり 130 万なので頂点番号の入れ替えを全通り試すだけ。答えが合わなくてずーっとあれこれしていて、ついに明らかになった原因は、辺の操作コスト A を受け取るときに -1 していたことだった。勝手にコストを減らしてはいけない(二度と役に立たない戒め)。頂点番号を0始まりに補正するコードに引きずられて、コピペでもないのにマイナスしていた。グラフが2つと三角形のコスト表という、入力を受け取るのが一番難しい問題だった。■D 問題「1D Country」。累積和と二分探索。これ D 問題かなあ。二分探索の境界のイコールの有無と、数列の添字と累積和の添字の区別に注意をする。こういうことをどこかで読んだことはないんだけど、C++ の2種類の二分探索が lower_bound と upper_bound なのって、イテレータの半開区間の下限がイコール付きで上限がイコールなしなのを踏まえた命名であって、本来それだけの意味しかないよね? C++ を離れたら通じないよね?■E 問題「I Hate Sigma Problems」。主客転倒で数字ごとに寄与する範囲の数を数える。ここまで 20 秒かからないのに結局 21 分かけてるのはなんで? 2つ目のシグマが j=i
から始まってると認識したのが遅かった。そこからはまともに範囲の選び方を考える(考え直す)ことができなかった。範囲の選び方が N*N
かな N*(N-1)/2
かな N*(N+1)/2
かなと定まらないのは 20240831 とまったく同じ展開。他には余事象を試してみたり、答えが合わないせいでいつまでも思いつく限りのテキトーをやっていた。愚かだ。■F 問題「Takahashi in Narrow Road」。集団を寄せて移動するのは ABC365-F Takahashi on Grid を思い起こさせる。違うのは集団の中ほどで分裂することがあることかな。それでも集団の数は N 個を超えないし、クエリごとに集団の数が0個以上減る一方、増える数は最大で1個なので、ソートした状態で集団(端の位置、幅(=数)、累積数)の管理ができれば良さそう。併合分裂は N+Q のオーダー。でも道具がない。X の値域が広いために BIT で管理するためにはとりうる値が予め列挙できなければいけないが、できない。■■■予め値を列挙しておかなくても自動的になんとかしてくれる BITSet を盆栽したけども、普通に BIT を使う場合より 2.5 倍くらい遅くなった。たとえば制限時間5秒の問題 ABC365-F への提出で 2675 ms かかっている #56361608 が 2.5 倍遅くなると TLE になるんだよね。ABC371-F への Ruby での提出が未だゼロなのは、つまり、あきらめなのですか? 制限時間3秒だしなあ。■■■F 問題。提出 #57862947 (Ruby / TLE×3)。普通に配列の要素を削除・挿入しただけだけど、35 ケースは通った。TLE のケースが実際にどれだけかかるのか、4秒なのか、30 秒なのか。C++ で map を使ったものは 289 ms で通った>提出 #57864113 (C++ / AC)。C++ で提出時刻が早いものを見てると、LazySegtree を使うものが多いみたい。それはどういう解法か……。■F 問題。Ruby で通った! 提出 #57872364 (Ruby / AC / 1772 Byte / 1047 ms)。値が大きいから座標は BIT の添字にできないけど、累積人数を BIT の添字にすることはできる。N=9 だとして、座標左から 2,3,4 人の3つの集団があるとすると、BIT の 0 から N+1 の範囲に 0,2,2,5,5,5,9,9,9,9,10 という値を記録する。両端は番兵(提出コードで番兵を使っていないのは(69 行目と 86 行目)、バグがあると番兵が機能しないからなのですね。普通に処理対象にされて削除されてしまう番兵さん……)。座標は累積人数(2,5,9)を添字にして配列から引く。BIT 上の二分探索で隣の集団を見つけることができるけど、対数時間がかかるのをケチってこれも配列(Pv,Nx)に記録した。なんとかなってしまうものだなあ。そうするとコンテストで通せないのは精進が足りないせいってことになる。それは……つらい。■実は累積人数をキーにする発想は C++ で map を利用するときに必要に迫られて出て来たものだった。最初は、座標をキーにしてソートしておきながら、値のひとつである累積人数を参照して二分探索をしたいと思っていたが( T 番目の高橋くんを見つけるために)、そういうことをする比較関数を渡すことはできなかった。それは当たり前の話で、キーについてソートされているなら、キーについてしか二分探索はできない。値である累積人数で二分探索できると思ったのは、座標でソートした結果が累積人数でソートした結果と同じだと知っていたからで、だけど座標をキーにするのも累積人数をキーにするのも同じことだとはまだ気がついていなかった。■■■F 問題。LazySegtree で解いていた何人かが座標を補正することで高橋くんの幅をゼロにしているようだった。なんのこっちゃ。たとえば t 番目の高橋くんが座標 g に移動するとき、t+1 番目の高橋くんは g+1 を下限とするように、t+2 番目の高橋くんは g+2 を下限とするように移動しなければいけないし、逆を見れば t-1 番目の高橋くんは g-1 を上限とするように、t-2 番目の高橋くんは g-2 を上限とするように移動しなければいけないのだけど、t 番目というのを座標に織り込んでしまうことで、全員が同じ座標を目指すことができる。これは BIT を使う場合にも嬉しいことがあって、座標の数が N+Q 個に絞られるので座標圧縮ができる。提出 #57916028 (AC / 1503 Byte / 1366 ms)。最初の提出よりやや短く素直に実装できてるけど、座標の補正(35 行目と 41 行目)がややこしい。特に目的地の補正の必要性と、どう補正するかが、なかなかわからなかった。要するに、今やっとわかったけど、1人目の高橋くんだった~という座標に初期位置をずらし、1人目の高橋くんだったら~という座標に目的地をずらしているのだ。こういうテクニックは過去に2回利用したことがあり、そのときはポテンシャル云々と勝手に呼んでいたけど、今回のように目的とメリットが見えにくいなかで発想するのは難しい。実際に座圧できるというメリットがあったんだけど、テクニックを提示されてさえすぐにそうとは気付けなかった。