Array#-
で残ったものをどれでも出力する。■B 問題 Grid Rotation。回転操作は transpose と reverse をテキトーに組み合わせて実現できることを知っている。テキトーに試してみてどんな具合か出力してみてそれが何回右回転したものかを目視で確認する。あとはそれが T とどれだけ一致しているかしていないか数える。■C 問題 Cycle Graph?。スマートにやろうとかテキトーにやろうとすると WA が出るのを知っています。スマートにっていうのは頂点数と辺の数が一致していることを確かめるだとか、頂点の出現回数がどれもちょうど2回であることを確かめるだとか。入力が単純無向グラフであることで多重辺や自己辺といった罠はあらかじめ取り除かれているけど、グラフが複数のサイクルに分かれている場合が罠になる。再帰関数できっちり全頂点を辿れるかを確かめる。きっちりできるかどうかはがんばりしだい。■D 問題 Goin' to the Zoo。100 ms オーバーで TLE だった。こうなるとましな新しい解法を考えることはできなくて、小手先の試行錯誤でなんとかする頭しかない。E 問題のあとでやろうとして帰って来られなかった。■E 問題 Bowls and Beans。2000 ビットのビットフラグで状態を管理することは TLE になるのでできない。できないけど他に思いつかなかった。どうすれば良かったか。茶碗には2種類しかない。最初から豆が入っていた茶碗と、入っていなかった茶碗。あとから豆を入れられた茶碗というものをとりわけて考えない。茶碗1から順番に考えていく。左側にある C 個の茶碗を参照して、現在の茶碗に豆があるとすると最少何回の操作を追加することになるかを記録していく。そのとき、参照した茶碗が元から豆が入っていた茶碗なら、その茶碗に記録されている操作回数は無視して1回が記録対象になる。もともと豆が入っていなかった茶碗なら、その茶碗に記録されている操作回数+1が記録対象になる。コンテスト中に引っかかっていて解決できなかったポイントがここにある。元は豆が入っていなかった茶碗が右側にある豆を茶碗0に移動する際の中継点になるとき、もちろん複数の茶碗から豆を集めてからまとめて操作をして操作回数を節約したいと考える。さっきのやり方では操作回数を重複して数えてしまうのではないか。そうはならない。現在の茶碗と参照する豆なし茶碗のあいだに豆入り茶碗が存在しているとき、豆入り茶碗が常に優れた参照先になる。ここまではいい。あいだに豆なし茶碗が存在するとき、それが中継点への中継点として役に立つか無視されるかはわからないけど、重複を心配する必要はない。だってどちらの豆なし茶碗もまだ実際には操作回数が答えにカウントされていないのだから。豆なし茶碗の操作回数は豆あり茶碗から参照された時点で初めて答えに寄与し、そのときから参照した豆あり茶碗が参照された豆なし茶碗より優れた参照先になるので、操作回数の重複カウントが起こらない。そういう関係が見えなかったのでコンテスト中はビットフラグで全パターンを網羅しようとして TLE 解しか書けなかったのだった。提出 #65480897 (AC)。■F 問題 Lost and Pound。残りの試行回数と現在の当たり回数しだいでは1つのボタンに全ベットするしかない状況もあるよね。後ろ向きに全パターンを網羅して埋めていくんだろうか。TKKM≦810000 が微妙に小さくて何か見落としてないか不安。ボタンの選び方が簡単に決まらないのかな。30 の選択肢を 1 から 30 個のボタンにどう分配するか。ボタン当たりの賭け数の比率にしか意味がない。30、29+1、28+2、28+1+1、……。これは何通り? 状態数が TK で遷移が KM かと思ったけど、遷移の M が M の関数だった。■F 問題。提出 #65484558 (WA×18/TLE×1/AC×35)。サンプル3を合わせるために T 回の試行の各回で k=0 から勝ち抜ける場合を特別扱いしているけど、3分の1ほど WA がある。その他の k も特別扱いすればいいのだろうか。頭の中の整理が追いつかなくてどうやるのかわからないけど。……経路の復元をしますか? すでに TLE が1個出てるのにまだ手をかけますか。■■■F 問題。提出 #65513292 (AC / 1925 ms)。えっとね、サンプル3の合わせ方が間違っていた。後ろ向きの遷移経路の復元ということで順方向の遷移をたどっていて気がついたんだけど、答えが合わない原因は、当たりの数が1増える遷移、2増える遷移、3増える……ばかり考えていて、当たりの数が増えない遷移を考え忘れていたこと。それを忘れたまま変なこと(最初の提出の 34-37 行目)をしてよくも3分の2ほど答えが合ったものだと逆に驚く。そこをちゃんとやれば最初に考えた構成で素直に答えが出た。後ろ向きの遷移を T 回繰り返したあとで k=0 の位置に答えがある。何種類のボタンに何回ずつ賭けるかという配分のしかたは前半部分でプログラム的に求めている。再帰関数で愚直に。TLE×1 の対策は Hash#to_a
をしただけ。t/N
を事前に計算して t
の値に含めておく案もあったけど必要なかった。あとは分配のしかたを埋め込むとか?■■■E 問題。線形時間で解けると読んだので考えた。提出 #65552947 (AC / 124 ms / 49 ms)。124 ms が最初のテストケースに固有の特異な値だとして無視するとその次に遅いのが 49 ms。いいんじゃないでしょうか。C の値に基づいて次の最善手を範囲取得すると log が付いたり2乗になったりする。後ろから見ていくとうまくいく。そのためには ref1, ref2 という2つの変数を蓄えておくだけでよかった。少しだけがっかりするお知らせは、次の一手を範囲取得するのでも、適時(Ai=1 のとき)参照する配列を空にするようにすると 56 ms までにおさまるということ (#65551430)。考えて字数を費やして複雑にした甲斐がない。