最終更新: 2011-01-06T02:34+0900
マイコンピュータを右クリックしてプロパティを選び、 システムの評価値などが表示される Webページ風のウィンドウでシステムの詳細設定というリンクをクリックすると UACのダイアログが表示されてパスワードを要求される。 パスワードを入力すると XPでいう RunAsを実行した状態になるのでシステムの環境変数と、さっき入力したパスワードに対応したユーザーの環境変数の値しか設定できない。
MSが環境変数を設定するための違うルートを用意していない場合*、UACを切るしか方法はない。UACを切ると再起動が必要になるのでやってられない。
一応、regeditで HKEY_CURRENT_USER\Environmentを編集する手があり、再起動するより簡単だが⁑、必ず「レジストリの操作は自己責任で〜云々〜」という枕詞つきで紹介される regeditを持ち出させるようじゃ本末転倒だろう。
プロファイルフォルダを別のハードディスクに移動して元の C:\Users\<USERNAME>フォルダをジャンクション(シンボリックリンクのようなもの)で置き換えるのを妨害するのも UACである。
スタートメニューにある「コマンドプロンプト」というショートカットを「Command Prompt」にリネームしてキーボードで選択しやすくしようとするのを妨害するのも UACの仕業に違いない。⁂
特定の条件でフォルダを移動しようとすると無限再試行ループに突入してしまい、結局コピーしてから元のフォルダを削除するという操作を強いられるのも UACの仕業に違いない。*4
マイコンピュータやユーザーのホームディレクトリで、リストビューの表示形式や、表示カラムや、ソート方法や、グループ化方法をすぐに忘れてしまうのはもちろんエクスプローラの責任だ。Vistaになってもリストビューにまつわるイライラは解消されない。ウィンドウ下部に表示される詳細ペインでファイルのプロパティをダイレクトに編集できるのは便利だけども。
* 2007-02-08 追記: あった。コントロールパネル->ユーザーアカウント
⁑ レジストリで環境変数を編集したあと変更を通知する必要があるらしく、再ログオンしたりしている。これでは、あんまり、簡単じゃない。
⁂ 濡れ衣であった。コマンド プロンプトと見えているものはもとより Command Promptという名前であって、見た目をごまかしているのは desktop.iniだった。
*4 追記(2007-02-08): コピーと移動で何が違うって、移動だと所有権がそのままになる。標準ユーザーが所有権を持ったままのファイルを Program Filesのように保護の必要な場所に置くことはできないということだろう。
ダブルクリックも覚束なかった高校三年生のときに Windows98を触ってすぐにのめり込んだのが folder.httの編集。 Windows2000以降は大幅に制限されてしまったが、Windows98では自由にいじってくれという雰囲気があった。
folder.httの編集で HTMLと JScriptを覚えたのだ。
廃れてしまったフォルダのカスタマイズの代わりになる手軽なおもちゃがガジェット。 これは HTMLと JScriptと CSSと XMLから成っている。
ミュート、音量↓、音量↑
に対応するキーボードショートカットが
F8、F9、F10
から
F7、F8、F9
に変更されているような。わけのわからないことをする。
あと mplayer2.exeがなくなってるのに今気付いた。既に XPの入ってたハードディスクはフォーマットして再利用してしまったよ。
(追記) 残っていた。けれど なんとか.ocx に DllなんとかW エントリポイントが存在しないというエラーになる。なんとか.ocxというのが mplayer2.exeの実体でこれが Vistaになって互換性のないものに置き換わってしまった、とか?
http://windowsvista.ms/index.php?%A5%B3%A5%E1%A5%F3%A5%C8%2Fgame
に書かれているように周りのプログラムが ntdll.dllや npggNT.des絡みで落ちる。update.cln(パンヤのアップデートプログラム?)も落ちる。
ゲームはそのまま続けられたり、化けたエラーメッセージを表示して終了したりする。
原因はユーザーにとって一利も存在しない nProtectだろうねえ。一度は nProtectのスキャンが普通に進行してログインまでいったが、大概の場合、nProtectのプログレスバーは一瞬で消えて、その後周りのプログラムが大量死する。その時パンヤ本体も一緒に終了するかどうかは運次第。