最終更新: 2011-03-25T01:34+0900
そして素朴な疑問。選択肢が 4つあるんだけど
閉じるをクリックしても予想に反してエディタは閉じられないのと、(延々と表示され続けてもおかしくない)通知メッセージはどこに出ているのか?
シンボリックリンクを開くと、ショートカットファイルを開いたときと同じようにターゲットファイルの内容がエディタに表示される。そして他で何もせずとも、最初に必ず更新通知ダイアログが表示される。だから「再読込」を選ぶと読み込み後にまた更新通知ダイアログが表示されることになって無限ループ。「閉じる」(=ダイアログを閉じる=更新を無視する)を選ぶと今度はターゲットファイルが本当に更新されたときも察知できなくて永遠に黙る。
対策は、シンボリックリンクを開いていることを意識して、常に(ファイルの読み込みと更新監視で共通して)ターゲットファイルの更新時刻を調べるようにすること。
っていうほど単純でもない。更新日時だけ特別扱いしたらファイルの属性に一貫性がなくなる。更新監視部分でだけターゲットファイルの更新日時を比較するのが影響範囲が最小だけど更新日時を保存するメモリ領域をどこかの管理下に用意しないといけない(だれが管理する?もちろん CEditDocのメンバの CAutoReloadAgent)。一番面倒がないのはシンボリックリンクのターゲットをたぐってそのファイルを開いたことにすること(ショートカットと同じ)。なんとなくこれが嫌なのはカレントディレクトリが変わってしまうこと。他にもいろいろあると思う。ショートカットでなくシンボリックリンクを使うのは、ターゲットファイルがそこにあるようにアプリケーションをだましたいときだから、サクラエディタも(今はタイムスタンプ取得方法の一貫性のなさからかおかしなことになっているうえ、だまされているせいで更新の監視ができていないが)上手にだまされてほしい。
ので、こうした(improve_fileupdatequery_dialog.patch)。
わかりにくいと感じてるのは俺だけじゃなくて、sakura-dev:3014で wmlhq氏が書いている。
なお、更新通知ダイアログはわかりづらいようなので、次のようにしてください。 ---------------------------------------- <!> このファイルは別のプログラムによって変更されました。 読み直しますか? ---------------------------------------- [ ]今後、ステータスバーに通知する [ ]今後、通知しない ---------------------------------------- [はい] [いいえ] ----------------------------------------
日記を書く段になって見直したんだけど wmlhq氏のメッセージのほうが良い。