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脳log[20170214]



2017年02月14日 (火) たしか、ちょっと前に「ないべき」は変だけどどう書き直したらいいのか悩んだのだった>20110319(6年前)。「「ないべき」の話についてちょっとだけ補足(+否定に関する読書案内第2弾) - dlitの殴り書き」■ぬべきのぬは完了の助動詞なので違う。ざるべきはシェイクスピアなのでちょっと仰々しい。結局、べきでないが自然なのだった。■あと注意したいのが、べきは連体形なのであって、終止形はべしだってこと。これに関してはちょっと前に朝日新聞のミニコラムで取り上げられていた。その欄の前回は、疑問文でないところに現れる疑問符についてだった。たしかにイントネーションを理由にして使ってる。■ブコメで挙がってる「ないです」も要注意なんだよね。つまりつい口にしてしまってから、ありませんと言い直したくなることがしょっちゅう。尊敬語や謙譲語にすると語尾ではなく元から形が変わってしまう動詞が、声に出す前に頭の中で先回りしておかないと対応できないのと同じ。