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脳log[20200401]



2020年04月01日 (水) 英語圏での留学では仮定法には気をつけましょう。I would do it. と上司/教官が言ったら、やるのはあなたです。自分は留学直後に I would order the test. と指導医に言われ、上司自身がオーダーを入力するものと勘違いして痛い目にあったことがあります。」■こうやってはっきり教えてもらわないと確信が持てない表現だなあ。■過去形にして時制をずらすことで現実からの距離が表現されるのだという。日本語でも「~だったらなあ」のように言う。これは現実味のない仮定。それとは別に距離をとった婉曲表現が敬語や丁寧な呼びかけとして働く。ここではどれか。■would であることで暗に(それともはっきりと?)話者である私はやらないと言っている。will(意志)ではないし、あり得べき未来ではない。では誰が? わかるでしょう? という風に連想するんだけど、はっきり自分だとはわからんなあ、こうやって教えられなければ。■■■マーク・ピーターセンさんの『日本人が誤解する英語』の第4章がまるまる仮定法の話題。トピックのひとつが「will と would の埋められない溝」なのだからそのものズバリ。日常的に不可欠な表現なんだとさ。それほどよく使われるし、はっきりと区別されている。■この本を読んでおきながらはっきりとはわからんなあなんて言ってるんだからぼんくらもいいところ。