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脳log[20200701] AtCoder Beginner Contest 160/D 問題 Line++



2020年07月01日 (水)

最終更新: 2020-07-09T19:18+0900

[AtCoder] AtCoder Beginner Contest 160D 問題 Line++

コンテスト中に解けなかった問題に再挑戦。(C 問題まで11分で終わらせてそこで力尽きていた。そんだけ時間を余らせてなぜ解けない?)

距離を求めるのに頂点の分類が必要だったのだけど、分類して組み合わせを網羅して距離を計算することができなかった。

今回は頂点を2次元座標に配置することを思い付いて、そうすると組み合わせの網羅や距離の計算が if 文ではなくデータを中心に構成できたので、解答の提出にまで至った。

 提出 #14892703 (AC / 1842 ms / 14560 KB)

N の上限が 2000 だから N×N(=400万)のループは TLE のおそれがあり、実際に 2 秒制限ギリギリだった。提出一覧を見たところ 100 ms は切れないみたいだが 500 ms くらいは普通に切りたい感じ。

  • 距離を求めるのに頂点を3つか4つにクラス分けすれば直接計算できるのではないか
  • クラスに属する頂点は連続する値を持っていて、求める距離も連続する範囲に分布するのではないか

というあたりでもうちょっと。


atcoder.jp/contests/abc16… すべてのiをBFSで最短距離出すところまではすぐ思いついたけど分岐する場所の計算がわからなくて敗北した

BFS とは思いもよらなかった。たぶんグリッドでなくほぼ直線だったからだろう。そういう先入観でプランBが見えなかった。

 提出 #14909026 (AC / 66 ms / 14388 KB)

期待以上に速くなった! 2桁ms!

すでに書いた通り頂点を4つにクラス分けして、始点4クラス×終点4クラスの場合に距離 k の頂点ペアがいくつになるかを計算した。計算は定数時間なので全体で k(=1..N-1) に比例した時間。

L[n][k] が主な道具。n 頂点で直線を作るときに距離 k の頂点ペアがいくつあるかを返す。

C[n][k] は n 頂点の円に対応する。頂点X,Yを除外する-4,-2 がアドホック。

k=1 の場合は例外。他と同じ式に組み込めなかった。


300 ms 台の人の十分に速くてシンプルな提出を見た>#14717011。長さ N の二重ループだった。ありうる2通りの距離のうち短い方を採用するだけだった。これをコンテスト時間中に書きたかったね。まあ、あとからでも書けなかったんだけど。

「2頂点間の最短パスは短絡辺を通るか通らないかのどちらかである」ということが最後まで見抜けなかったからなんだけど、それでも、何らかの方法で答えにたどり着きたかった。


たぶん Python のこの提出(#11387294)が自分と似た方針で同じようなコード構成だと思う。難しくてよくわからんけど。