原作の(角川スニーカー文庫の) 乙一の切なくも心温まるストーリーが好き。コミックの方も表紙の女の子と目があったら思わずお持ち帰りしたくなるような素晴らしさ。
こちらよりクラブクライムの方がおすすめ。冥界落語には突き抜けたブラックさも笑えるギャグも少ない。変人は多いけど核になるキャラがいない。主役の閻魔王はバラバラな変人たちを巻き込むべく奮闘するもののいまいちピリッとしない。
解説本を読むべきでした。この本にはエッセンスしかない。薄い本なのにそのうちの半分くらいだけがウィトゲンシュタインの著で、残り半分は解説や注。