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脳log[20100515] 講談社 BOOK倶楽部メール Vol.284 から



2010年05月15日 (土)

最終更新: 2010-05-21T11:58+0900

[]講談社 BOOK倶楽部メール Vol.284 から

【Q3】電子書籍についてどう思いますか?
  • 積極的に読みたい…5%
  • 少しは読みたい…13%
  • 読みたい作品が電子書籍でしか出てなければ読む…35%
  • できれば読みたくない…27%
  • まったく読みたくない…16%
  • わからない…4%

5%とは。若干の興味がある人を足しても 18%。講談社のメールマガジンを購読する層にはほとんど支持されていない。作品本位で読みたい本のためなら手を出してもいい人と、積極的に遠ざけようとしている人がそれぞれ 3分の1超。なんでだよー。電子書籍の利点は

  • 運搬の手間、保存の場所が必要ない。(本屋に足を運んだり、なにか「物」を所有したい気持ちはわかるけど、重い本を家まで運んだり、かさばる本をいつまでも部屋に置いておきたくはないでしょう。一部の本に限って印刷版を持てばいいんですよ)
  • 軽い。(文庫一冊には負けるけど、予備を含めた数冊や、持ち歩くのをあきらめる大判の技術書にくらべたら圧倒的)
  • ページを固定する手がいらない。(立てかけて食べながら読める)

これらのメリットのためなら、バッテリーが必要、初期コスト(端末代)が必要、書籍フォーマットの端末間での互換性に対する不安、DPI(画面の大きさと細かさ)の不足、耐湿性に対する不安(風呂に持ち込むのを躊躇する)なんて問題は、現在のデバイス(※携帯電話と iPadは含まれません)の水準でも目をつぶれる。必要なのは印刷物に対する 100%に近い(超えてもいい)カバー率だけ。