9Sの 1巻に続いて読む葉山透の本、二冊目は『ニライカナイをさがして』。
偶々空港の近くで出会った普通の男子高校生と、同じく高校生だけど超人気アイドルのリカ。「なにをじろじろ見てるのよ?」。二人の力関係は彼女のこの第一声からも決定されていて、気の強いアイドルに引っ張られるまま抵抗空しく沖縄へ連行される冴えない少年。そして始まる沖縄二人旅行。
いやもう楽しかった。少年と一緒にリカに引っ張り回されて楽しんだ。高飛車で強引で唯我独尊だけど素直なところやしおらしいところもあって憎めないから、リカが表情をくるくる変化させても楽しんで振り回されることができる。
最終章で明かされる少年の設定はそれまでのストーリーとの絡みもなく唐突で、話も大きすぎて現実味がないのだけど……。世の普通の男の子に夢を見させてはくれないのですか?
あと、ソフトウェアにバックドアを仕込んでたことと、それを利用してユーザーの情報(現住所)を引き出したことがバレたら逮捕されない?
葉山 透は女性っぽいと思ったんだけどどうなんだろ?記述が見つからない。
朝は、一時停止から(そろっと)発進する度に後輪が蛇行するような道路状況で、徐行してたのに凍った部分でツルッと。
ゆっくりだった割にはフロントタイヤの向きがずれたり(蹴ったら直った)、ブレーキレバーが折れたり(以前から折れ曲がってた)。
右・左区別しないと、これまでに 5、6本くらいレバーを折ってる気がする。時速0kmで倒れただけでも折れるし。ショートレバーとバークバスターが切実に欲しい。(折れてしまったブレーキレバーは現在超超ショートレバーすぎて、詰めれば中指までは引っかかるけど十分な力で握れない)