結果: ×111、△23、○25、◎41
結果はさておき、この↓「かんざきしゅんみ」さん。ヤングアニマルで『ああ探偵事務所』を連載中だというのにこの認知度の低さ。現役だよ?コミックスを欠かさず買ってる人間として嘆かわしい。立ち読みでいいから読んで欲しい。カバー絵からの予想は絶対裏切られるから。そして、アレな探偵と常識人で助手の涼子さんのコンビに魅せられたらしめたもの。6/29には 10巻が発売です。探偵ものを期待してナンセンスだと思われたらさようなら。
50 関崎俊三 (a g h) × (156) *********************************************** ◎21 ○27 △11 ×156 ○ (27) ******** ◎ (21) ****** △ (11) ***
いじめられっ子の荻野くんに綺麗な彼女ができた。二人は相思相愛で、思わず「幸せだ」と口にしてしまうほど幸せな高校生活。荻野の悩みや考えに共感できるから、読んでる自分も二人の関係を壊したくないと思っている。
なのに、一巻から六巻まで読んでて緊張の連続。古谷 実はこの幸せな二人に何度も何度も執拗に悪意をぶつけてくる。二人の幸せの何と危うく儚いものか。それでも一線を越えることはなく二人の関係は六巻まで壊れずに続く。
最終話。荻野は社会人になっている。彼女(南雲さん)が全てのように感じていたこともある荻野だが、南雲とはとうに別れており現在は違う女性と交際中。妊娠中だという南雲の姿を想像しつつも現在の彼女に愛してるという荻野に南雲への未練はなく、(最終マイナス一)話まで感じさせていた、南雲さんを失ったらこいつ壊れんじゃないの、ってな危うさももうない。荻野は成長していたのだ。
シガテラと違い、救われないエンドの 安達哲『さくらの唄』を先に読んでしまった人に勧めておく。