こう書くと
""[[http://vvvvvv.sakura.ne.jp]] ""どこからの引用だかわかるでしょうか? "" ""すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。
こうなる。
どこからの引用だかわかるでしょうか?
すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。
HTMLはこんな感じになっている。
<blockquote cite="http://vvvvvv.sakura.ne.jp">...</blockquote>
スタイルシートはこう。残念な子 IE7は contentをサポートしていないのが敗因。
.section blockquote[cite]:after, .section blockquote[title]:after { content: "引用元: "attr(title)" "attr(cite); /* ハイパーリンクにしたい。マークアップもしたい。 */ display: block; text-align: right; font-style: oblique; background-color: #F3F9FF; }
引用の最初の行が二重ブラケットリンクだけだった場合に限り、その中身を <blockquote>の cite/title属性として扱う。こういうパターンがあり得る。
URLANDTITLETITLEONLYhttp://URLONLY
http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/9784320122079/?QuotePageProblem
ちょっと説明。
アンカーが重複するのを防ぐために、quote_pageプラグインが他ページを HTML化する際に prefixを用いるようにした。でもこの prefixがそのままではうまく動かない。
prefixとは Hiki::HTMLFormatter_default#initializeが受け取る五番目のパラメータ。その意味は、見出しに付くアンカーの接頭辞。デフォルトでは prefix='l' となっており、l0, l1, l2,...とアンカーが割り振られることになる。
ところで、quote_pageが様々な prefixを用いてメソッドを呼び出しても、Hiki::HTMLFormatter_default::HEADING_REが
%r!<h(\d)>.*<a name="l\d+">.*?</a>(.*?)</h\1>!
となっており prefix='l' がハードコーディングされている(太字部分)。これの修正が必要だった。
また、rd+スタイルの場合はもっと悲惨で、五番目のパラメータ(なぜか suffixという名前)は全く利用されていない。修正の可能性はリンク先で書いたが自分で使っていないので未対応のまま。
なんでこんな使えないパラメータ(prefix, suffix)があるんだろう。
bugfix in headings in blockquotes (html_formatter.rb, Revision 1.47)
このへんが関係ありそう。引用の中の見出しは TOCに含めたくないとかそういうことだろうか。テストケースがあれば regressionの有無を確認できるんだけど……。
現在の状態で確認したが、引用の中の見出しが TOCに含まれるということはなかった。
ちなみに、Revision 1.46の tocメソッドにも prefix='l' 決めうちのミスがあったが、1.47でのそれにあわせるような変更から考えるに、ミスではなく prefix='l' の見出しだけが TOCに含まれるという仕様なのかもしれない。<ないない
ところで、最初のリンク先の Hikiには最新の HikiDocを入れているのだけど、その場合、html_formatter.rbを最新の hikidoc.rbに対応したものに全面的に書き換えないと、hikidoc.rbの大改造のメリットが半分しか活かせていないことになる。現在の html_formatter.rbはかつての hikidoc.rbを思わせる、正規表現で全体をバッサバッサと置換していく、文脈無視の大味な実装。(そこまで正規表現を信用できないし、最大長のわからない文字列を何度も何度もなめまわすのは避けたいところ)
WikiNameを見つけ出す(自動リンク)正規表現が微妙に違う。
HikiDocにおまかせしたので、連続する大文字が許容される一方、大文字で終わる名前は拒否されるようになります。(GOODWikiName, BadWikiNAME)
日記に書いた手前、どんな風になるのか試してみただけだし、現状で困ってもいないので、この(追記部分の)変更は使用中の Hiki( http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/ )には入れていない。あしからず。
リストを使うと途端にそこから文章に構造がなくなってしまうのが困りもので、できるだけ !!(h4)や !!!(h5)を使うようにしていたのだけど、とうとうリストアイテム内で段落を書けるようにいじってしまった。(少し前の変更で取り除かれた \ エスケープが復活している……)
HikiDoc(r90)のリストアイテムに文章構造(段落)を持ち込むための変更
*li1-p1\ \ li1-p2A\ li1-p2B *li2
li1-p1
li1-p2A li1-p2B
<ul> <li><p>li1-p1</p> <p>li1-p2A li1-p2B</p> </li> <li>li2</li> </ul>
行末の \ は見落としやすいので *-、**-、***- を、前行のリストアイテムを継続する、という意味にするのはどうだろう。
HikiDoc(r90)のリストアイテムに文章構造(段落)を持ち込むための変更2 (以前の変更からの差分なので順番に適用する必要がある)
* li1-p1 *- *-li1-p2A *-li1-p2B *li2
li1-p1
li1-p2A li1-p2B
<ul> <li><p>li1-p1</p> <p>li1-p2A li1-p2B</p> </li> <li>li2</li> </ul>
なぜ *+ でなく *- にしたんだろう……。
絶望した! Hikiに同梱されてる HikiDocのバージョンが tDiaryのより低いのに絶望した! (tDiaryのもたいがい古いのに>20080112p01) (もちろん最新の hikidoc.rbに入れ替えました)
http://vvvvvv.sakura.ne.jp/ds14050/w/
Internet Explorer 7 で上の Hikiページを表示すると、右上のメニューを除いてテキストを選択することもリンクをクリックすることもできない。キーボードでの操作はできる。
スクリプトは仕込んでない。外部スタイルシートは hiki_base.cssと pain.cssが読み込まれている。 <style>タグが一カ所使われている。HTMLは Anothoer HTML-lintでチェックして対応がとれてないタグは存在しなかった。
(ページのどこでも)ダブルクリックするとまるで見当外れのページ右下の Generated が選択されるからスタイルシートの float辺りがくさい。
pain.cssをみてみると
div.main { float:right; width: 78%; } div.sidebar { float:left; width: 20%; (以下略)
という記述があり、サイドバーの表示を floatで実現していた。
臭う、臭うぞ。でもここまで。そのうち直るでしょ。
Hikiにはデフォルトで adminという名前の管理ユーザーが一人。Hikiをインストールして FrontPageを表示したら、まず管理者のパスワードを設定するよう促される。
管理画面で edit_user.rbプラグインを有効にするとユーザー名とパスワードの組をいくつでも追加でき、ページの編集を登録ユーザーだけに許すということもできる。必ずしも編集権を登録ユーザーのみに制限する必要はない。
パスワードはなし。名を名乗るだけでなれる。ただし登録ユーザーと同じ名は名乗れない。
掲示板に書き込むときに名前を書くように Wikiを編集するときにも名前を入力できたらな、と思ったので。
パスワード無しの単なる自称なのでなりすましもできるし、しょうもないコメントを(ユーザー名として)入力することもできるけど、貢献してくれた人に名無しでいることを強要するのは間違い。ペンネームでもなんでも名乗る自由と匿名でいる自由が与えられていいと思う。善意の第三者の協力を期待するのなら。
まずローカルで試してからアップロードしたのだがローカルの Apacheが Ruby-1.9.0を呼ぶので、FrontPageの表示からログインまでを可能にするために加えた変更点のリストをメモしておく。
- instance_variables.each do |v| + instance_variables.each do |v| v = v.to_s;
vにシンボルが渡されて、次の行で v.sub!したときにエラーになっていた。
if page && !page.empty? - redirect(@cgi, @conf.base_url + @plugin.hiki_url( page ), session_cookie( session.session_id )) + redirect(@cgi, @conf.base_url + @plugin.hiki_url( page ), [session_cookie( session.session_id )]) else - redirect(@cgi, @conf.index_url, session_cookie( session.session_id )) + redirect(@cgi, @conf.index_url, [session_cookie( session.session_id )])
Cookieが session_id=SESSIONIDの形でなく SESSIONIDと key名なしの状態でブラウザにセットされるからログインに失敗していた。
Hiki::Command#cmd_logoutでは同じ引数を [session_cookie(session_id, -1)] としていたので同じように配列にした。
- Digest::MD5::new( s || '' ).hexdigest + Digest::MD5::hexdigest( s || '' )
リファレンスマニュアルには Digest::MD5.new([str]) とあるが引数の数が 0でないと叱られる。
when Array - "[\n"+obj.collect{|x| dump_text(x)+",\n"}.to_s+"]" + "[\n"+obj.collect{|x| dump_text(x)}.join(",\n")+"\n]" when Hash - "{\n"+obj.sort_by{|e| e[0].inspect}.collect{|k,v| "#{dump_text(k)} => #{dump_text(v)},\n"}.to_s+"}" + "{\n"+obj.sort_by{|e| e[0].inspect}.collect{|k,v| "#{dump_text(k)} => #{dump_text(v)}"}.join(",\n")+"\n}"
dumpに失敗していた。
原因となった Array#to_sのバージョンによる出力の違い↓。
Ruby-1.8.5p12> [1,2,3].to_s #=> "123" Ruby-1.9.0 20061205> [1,2,3].to_s #=> "[1, 2, 3]"
リファレンスマニュアルには
to_s self.join($,) と同じです。
と書いてあるから to_sで(ある種の) joinを代用していても仕方ない。
と思ったがどちらにしろ Array#to_sの出力は $, に依存するので、後で(loadするときに) evalすることを考えれば今回の to_sの使用は不適切か。
上のエントリで FrontPageの表示とログインまでやったが、差分の表示もおかしかったので Array#to_s らしき部分を join('') に書き換えまくったら直った模様。
'string'.join は存在しなかったので、書き換えてエラーにならないということは考えたとおり Array#to_sだったか、そのコードが実行されてなくて発覚してないが実は間違いだった(実行されたらNoMethodErrorになる)かのどちらか ^_^; こういう実行してみないとわからないところは javascriptと同じでレアなコードパスのデバッグを難しくするね。
以下、リスト。
+if(defined? ' '.ord) # Ruby-1.9 def escape_meta_char( text ) text.gsub( META_CHAR_RE ) do |s| + '&#x%x;' % s[1].ord + end + end +else + def escape_meta_char( text ) + text.gsub( META_CHAR_RE ) do |s| '&#x%x;' % s[1] end end +end
いきなり Array#to_sと関係ないが String#[index] が Integerに代えて一文字の Stringを返すようになった対策。
if digest - return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html_digest(overriding_tags, false).to_s.gsub( %r|<br />|, '' ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" ) + return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html_digest(overriding_tags, false).join(\).gsub( %r|<br />|, ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" ) else - return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html(overriding_tags, false).to_s.gsub( %r|<br />|, '' ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" ) + return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html(overriding_tags, false).join(\).gsub( %r|<br />|, ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" ) end
if digest - return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff_digest({}, false).join.gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" ) + return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff_digest({}, false).join(nil).gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" ) else - return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff({}, false).join.gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" ) + return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff({}, false).join(nil).gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" ) end
join('')か join(nil)か統一しろよ、とセルフツッコミ。
- before_change = Document.new(line[1].to_s, + before_change = Document.new(line[1].join(''), doc1.encoding, doc1.eol) - after_change = Document.new(line[2].to_s, + after_change = Document.new(line[2].join(''), doc2.encoding, doc2.eol)
if block_given? - source = yield block[1].to_s - target = yield block[2].to_s + source = yield block[1].to_a.join '' + target = yield block[2].to_a.join '' else - source = block[1].to_s - target = block[2].to_s + source = block[1].to_a.join '' + target = block[2].to_a.join '' end
block[i]は nilの可能性があるので to_a.join
if block_given? - source = yield entry[1].to_s - target = yield entry[2].to_s + source = yield entry[1].to_a.join '' + target = yield entry[2].to_a.join '' else - source = entry[1].to_s - target = entry[2].to_s + source = entry[1].to_a.join '' + target = entry[2].to_a.join '' end if i == 0 context_pre = "" # no pre context for the first entry else - context_pre = @difference[i-1][1].to_s.scan(context_pre_pat).to_s + context_pre = @difference[i-1][1].to_a.join('').scan(context_pre_pat).to_s end if (i + 1) == @difference.size context_post = "" # no post context for the last entry else - context_post = @difference[i+1][1].to_s.scan(context_post_pat).to_s + context_post = @difference[i+1][1].to_a.join('').scan(context_post_pat).to_s end
def source_lines() if @source_lines == nil - @source_lines = @difference.collect{|entry| entry[1]}.join.scan_lines(@eol) + @source_lines = @difference.collect{|entry| entry[1]}.join(nil).scan_lines(@eol)
def target_lines() if @target_lines == nil - @target_lines = @difference.collect{|entry| entry[2]}.join.scan_lines(@eol) + @target_lines = @difference.collect{|entry| entry[2]}.join(nil).scan_lines(@eol)
Hikiの設置が一段落したようなのでページの編集に取りかかる。が、こちらもすんなりとはいかない。プラグイン記法でできることが著しく制限されているのだ。
tDiaryは日記の著者を信用している(自分の日記を壊そうとする者はいないので。著者!=管理者となるレンタルサービスでは話が違って、セキュアモードでシステムを守る必要があるが)のに対し、Hikiはページ編集者を全く信用することができない。誰でも書き込めるのが Wikiだから。
そんなわけでセキュリティエラーが続発中。プラグイン記法で許されるのは単一のプラグイン呼び出しだけ。任意の文字列を埋め込むことも、プラグイン呼び出しを連ねることも、Rubyであれやこれやをすることもできない。全てをプラグインの中に閉じこめてしまい、Hikiページではそれを呼び出すしかないわけだ。(プラグインは Hikiの設置者が責任を持っているので信用されている)
{{CGI::escapeHTML @hoge.inspect}}
どころか
{{CGI::escapeHTML '<abc>'}}
ですら通らないんだから。いやはや全く。
SecurityError (Insecure: can't intern tainted string)
これは Ruby 1.9.0に固有のエラーじゃまいか。だったら Hikiの方をちょこっと変更してもいいんじゃないか?
{{hoge a b 5}} #=> hoge('a', 'b', 5) {{hoge 'a' b(5)}} #=> hoge('a', 'b', 5) {{hoge ,a(, b)(5)}} #=> hoge('a', 'b', 5) {{hoge, a, b, 5}} #=> PluginException('not plugin method: hoge,') {{hoge; hage}} #=> PluginException
文法の緩さとか、一つのメソッドしか呼べないとか、嫌すぎる。
そりゃあ Rubyで
require digest/md5
という風にライブラリ名をクォーテーションで括らずに書けたら楽だなとかは考えるし、Symbolが Stringのサブクラスになったときは
require :sqlite3
が通るのを一番に確認したけど、
defined? printf alias printg printf
を見て、
というのと同種の嫌悪を感じる。