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脳log[Hiki: 2008-07-18~]



2008年07月18日 (金) 二重ブラケットの中でもマークアップが使える。ところで | を \ でエスケープできるんだけど \ が消費されない……。

[tDiary][Hiki] 引用元の URLと説明を HikiDocで書けるように。

こう書くと

""[[http://vvvvvv.sakura.ne.jp]]
""どこからの引用だかわかるでしょうか?
""
""すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。

こうなる。

どこからの引用だかわかるでしょうか?

すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。

HTMLはこんな感じになっている。

<blockquote cite="http://vvvvvv.sakura.ne.jp">...</blockquote>

スタイルシートはこう。残念な子 IE7は contentをサポートしていないのが敗因。

.section blockquote[cite]:after,
.section blockquote[title]:after {
  content: "引用元: "attr(title)" "attr(cite); /* ハイパーリンクにしたい。マークアップもしたい。 */
  display: block;
  text-align: right;
  font-style: oblique;
  background-color: #F3F9FF;
}

引用の最初の行が二重ブラケットリンクだけだった場合に限り、その中身を <blockquote>の cite/title属性として扱う。こういうパターンがあり得る。

 URLANDTITLE
 TITLEONLY
 http://URLONLY

add_cite_and_title_to_blockquote3.diff


2008年07月17日 (木)

[Hiki] quote_pageプラグインを使用したときに tocの飛び先が狂うのを修正 (Hiki-0.8.7)

http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/9784320122079/?QuotePageProblem

ちょっと説明。

アンカーが重複するのを防ぐために、quote_pageプラグインが他ページを HTML化する際に prefixを用いるようにした。でもこの prefixがそのままではうまく動かない。

prefixとは Hiki::HTMLFormatter_default#initializeが受け取る五番目のパラメータ。その意味は、見出しに付くアンカーの接頭辞。デフォルトでは prefix='l' となっており、l0, l1, l2,...とアンカーが割り振られることになる。

ところで、quote_pageが様々な prefixを用いてメソッドを呼び出しても、Hiki::HTMLFormatter_default::HEADING_REが

%r!<h(\d)>.*<a name="l\d+">.*?</a>(.*?)</h\1>!

となっており prefix='l' がハードコーディングされている(太字部分)。これの修正が必要だった。

また、rd+スタイルの場合はもっと悲惨で、五番目のパラメータ(なぜか suffixという名前)は全く利用されていない。修正の可能性はリンク先で書いたが自分で使っていないので未対応のまま。

なんでこんな使えないパラメータ(prefix, suffix)があるんだろう。

 追記

bugfix in headings in blockquotes (html_formatter.rb, Revision 1.47)

このへんが関係ありそう。引用の中の見出しは TOCに含めたくないとかそういうことだろうか。テストケースがあれば regressionの有無を確認できるんだけど……。

現在の状態で確認したが、引用の中の見出しが TOCに含まれるということはなかった。

ちなみに、Revision 1.46の tocメソッドにも prefix='l' 決めうちのミスがあったが、1.47でのそれにあわせるような変更から考えるに、ミスではなく prefix='l' の見出しだけが TOCに含まれるという仕様なのかもしれない。<ないない

ところで、最初のリンク先の Hikiには最新の HikiDocを入れているのだけど、その場合、html_formatter.rbを最新の hikidoc.rbに対応したものに全面的に書き換えないと、hikidoc.rbの大改造のメリットが半分しか活かせていないことになる。現在の html_formatter.rbはかつての hikidoc.rbを思わせる、正規表現で全体をバッサバッサと置換していく、文脈無視の大味な実装。(そこまで正規表現を信用できないし、最大長のわからない文字列を何度も何度もなめまわすのは避けたいところ)

 追記@2008-07-18: 最新の HikiDoc用のフォーマッタ(HikiDoc.newの第一引数)を書いてみたけど.

  • WikiNameを見つけ出す(自動リンク)正規表現が微妙に違う。

    HikiDocの正規表現(WIKI_NAME_RE)
    /\b(?:[A-Z]+[a-z\d]+){2,}\b/
    default/html_formatterの正規表現(WIKINAME_RE)
    /(\b(?:[A-Z][a-z0-9]+){2,}[A-Z]*\b)/n

    HikiDocにおまかせしたので、連続する大文字が許容される一方、大文字で終わる名前は拒否されるようになります。(GOODWikiName, BadWikiNAME)

  • default/html_formatterの URI_REはオーバースペックなので簡略化したいけど、すると動作が変わる。したけど。
  • tocを HTML化と並行して作るようにしてみたけど、quote_pageで引用してきた部分の tocが消えてしまうので、これまで通り最後に HTML全体をなめて作成することに。
  • tocは <ul>の直下に <ul>を配置したりするけど、どうなん?
  • 他に細かい違いがいっぱいあるはず。
    • aliasと titleと ページ名が重複したときどれが優先されるのか。
    • 重複した aliasは、最初に見つかった URLが選ばれるのか最後のものか。
    • ある変数が URLエンコードされているのか HTMLエスケープされているのかが極めてわかりにくい。絶対にどこかで間違えている。(実際に一か所間違えていた)

日記に書いた手前、どんな風になるのか試してみただけだし、現状で困ってもいないので、この(追記部分の)変更は使用中の Hiki( http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/ )には入れていない。あしからず。


2008年02月13日 (水) ファイルを編集していつものように Subversionにコミットしたら http越しに http://hikidoc.rubyforge.org にコミットしにいっていた。拒否されて本当に良かった。こういうときは SVKか Mercurialですか?

[Hiki][Ruby] HikiDoc(revision 90)のリストアイテムに段落を。

リストを使うと途端にそこから文章に構造がなくなってしまうのが困りもので、できるだけ !!(h4)や !!!(h5)を使うようにしていたのだけど、とうとうリストアイテム内で段落を書けるようにいじってしまった。(少し前の変更で取り除かれた \ エスケープが復活している……)

 hikidoc.rb.extend-listitem.diff (2.4KiB)

HikiDoc(r90)のリストアイテムに文章構造(段落)を持ち込むための変更

 HikiDocフォーマット

*li1-p1\
\
li1-p2A\
li1-p2B
*li2

 HTML

  • li1-p1

    li1-p2A li1-p2B

  • li2

 HTMLソース

<ul>
<li><p>li1-p1</p>
<p>li1-p2A
li1-p2B</p>
</li>
<li>li2</li>
</ul>
  • 影響を最小限にするために \を使って行をまたいだときだけ <p>タグが挿入される。
  • 段落以外の、実はすべてのマークアップが有効になっているが、どういう表示になるかは未確認。
  • 思いつきのやっつけです。

行末の \ は見落としやすいので *-、**-、***- を、前行のリストアイテムを継続する、という意味にするのはどうだろう。

 hikidoc.rb.extend-listitem2.diff (1.6KiB)

HikiDoc(r90)のリストアイテムに文章構造(段落)を持ち込むための変更2 (以前の変更からの差分なので順番に適用する必要がある)

 HikiDocフォーマット

* li1-p1
*-
*-li1-p2A
*-li1-p2B
*li2

 HTML

  • li1-p1

    li1-p2A li1-p2B

  • li2

 HTMLソース

<ul>
<li><p>li1-p1</p>
<p>li1-p2A
li1-p2B</p>
</li>
<li>li2</li>
</ul>

なぜ *+ でなく *- にしたんだろう……。


2008年01月14日 (月)

[Hiki] Hiki-0.8.7をインストール

絶望した! Hikiに同梱されてる HikiDocのバージョンが tDiaryのより低いのに絶望した! (tDiaryのもたいがい古いのに>20080112p01) (もちろん最新の hikidoc.rbに入れ替えました)


2007年01月17日 (水)

[IE7][Hiki][HTML] IE7でマウスがおかしい

http://vvvvvv.sakura.ne.jp/ds14050/w/

Internet Explorer 7 で上の Hikiページを表示すると、右上のメニューを除いてテキストを選択することもリンクをクリックすることもできない。キーボードでの操作はできる。

スクリプトは仕込んでない。外部スタイルシートは hiki_base.cssと pain.cssが読み込まれている。 <style>タグが一カ所使われている。HTMLは Anothoer HTML-lintでチェックして対応がとれてないタグは存在しなかった。

(ページのどこでも)ダブルクリックするとまるで見当外れのページ右下の Generated が選択されるからスタイルシートの float辺りがくさい。

pain.cssをみてみると

div.main {
  float:right;
  width: 78%;
}

div.sidebar {
  float:left;
  width: 20%;
(以下略)

という記述があり、サイドバーの表示を floatで実現していた。

臭う、臭うぞ。でもここまで。そのうち直るでしょ。


2007年01月16日 (火)

[Hiki]ユーザー管理

 管理者

Hikiにはデフォルトで adminという名前の管理ユーザーが一人。Hikiをインストールして FrontPageを表示したら、まず管理者のパスワードを設定するよう促される。

 登録ユーザー

管理画面で edit_user.rbプラグインを有効にするとユーザー名とパスワードの組をいくつでも追加でき、ページの編集を登録ユーザーだけに許すということもできる。必ずしも編集権を登録ユーザーのみに制限する必要はない。

 仮ユーザー(仮称) のようなものがあればと思う

パスワードはなし。名を名乗るだけでなれる。ただし登録ユーザーと同じ名は名乗れない。

掲示板に書き込むときに名前を書くように Wikiを編集するときにも名前を入力できたらな、と思ったので。

パスワード無しの単なる自称なのでなりすましもできるし、しょうもないコメントを(ユーザー名として)入力することもできるけど、貢献してくれた人に名無しでいることを強要するのは間違い。ペンネームでもなんでも名乗る自由と匿名でいる自由が与えられていいと思う。善意の第三者の協力を期待するのなら。


2007年01月13日 (土)

[Ruby][Hiki] Hiki-0.8.6のインストロールインストゥール、install。

まずローカルで試してからアップロードしたのだがローカルの Apacheが Ruby-1.9.0を呼ぶので、FrontPageの表示からログインまでを可能にするために加えた変更点のリストをメモしておく。

 hiki/config.rb: Hiki::Config#initialize

-      instance_variables.each do |v|
+      instance_variables.each do |v| v = v.to_s;

vにシンボルが渡されて、次の行で v.sub!したときにエラーになっていた。

 hiki/command.rb: Hiki::Command#cmd_login

          if page && !page.empty?
-           redirect(@cgi, @conf.base_url + @plugin.hiki_url( page ), session_cookie( session.session_id ))
+           redirect(@cgi, @conf.base_url + @plugin.hiki_url( page ), [session_cookie( session.session_id )])
          else
-           redirect(@cgi, @conf.index_url, session_cookie( session.session_id ))
+           redirect(@cgi, @conf.index_url, [session_cookie( session.session_id )])

Cookieが session_id=SESSIONIDの形でなく SESSIONIDと key名なしの状態でブラウザにセットされるからログインに失敗していた。

Hiki::Command#cmd_logoutでは同じ引数を [session_cookie(session_id, -1)] としていたので同じように配列にした。

 hiki/storage.rb: Hiki::HikiDBBase#md5hex

-      Digest::MD5::new( s || '' ).hexdigest
+      Digest::MD5::hexdigest( s || '' )

リファレンスマニュアルには Digest::MD5.new([str]) とあるが引数の数が 0でないと叱られる。

 hiki/db/tmarshal.rb: TMarshal::dump_text

    when Array
-     "[\n"+obj.collect{|x| dump_text(x)+",\n"}.to_s+"]"
+     "[\n"+obj.collect{|x| dump_text(x)}.join(",\n")+"\n]"
    when Hash
-     "{\n"+obj.sort_by{|e| e[0].inspect}.collect{|k,v| "#{dump_text(k)} => #{dump_text(v)},\n"}.to_s+"}"
+     "{\n"+obj.sort_by{|e| e[0].inspect}.collect{|k,v| "#{dump_text(k)} => #{dump_text(v)}"}.join(",\n")+"\n}"

dumpに失敗していた。

原因となった Array#to_sのバージョンによる出力の違い↓。

Ruby-1.8.5p12> [1,2,3].to_s #=> "123"
Ruby-1.9.0 20061205> [1,2,3].to_s #=> "[1, 2, 3]"

リファレンスマニュアルには

to_s
   self.join($,) と同じです。

と書いてあるから to_sで(ある種の) joinを代用していても仕方ない。

と思ったがどちらにしろ Array#to_sの出力は $, に依存するので、後で(loadするときに) evalすることを考えれば今回の to_sの使用は不適切か。

[Ruby][Hiki] 差分の表示

上のエントリで FrontPageの表示とログインまでやったが、差分の表示もおかしかったので Array#to_s らしき部分を join('') に書き換えまくったら直った模様。

'string'.join は存在しなかったので、書き換えてエラーにならないということは考えたとおり Array#to_sだったか、そのコードが実行されてなくて発覚してないが実は間違いだった(実行されたらNoMethodErrorになる)かのどちらか ^_^; こういう実行してみないとわからないところは javascriptと同じでレアなコードパスのデバッグを難しくするね。

以下、リスト。

 style/default/hikidoc.rb: HikiDoc#escape_meta_char

+if(defined? ' '.ord) # Ruby-1.9
   def escape_meta_char( text )
     text.gsub( META_CHAR_RE ) do |s|
+      '&#x%x;' % s[1].ord
+    end
+  end
+else
+  def escape_meta_char( text )
+    text.gsub( META_CHAR_RE ) do |s|
       '&#x%x;' % s[1]
     end
   end
+end

いきなり Array#to_sと関係ないが String#[index] が Integerに代えて一文字の Stringを返すようになった対策。

 hiki/util.rb: Hiki::Util#word_diff

      if digest
-        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html_digest(overriding_tags, false).to_s.gsub( %r|<br />|, '' ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" )
+        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html_digest(overriding_tags, false).join(\).gsub( %r|<br />|,  ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" )
      else
-        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html(overriding_tags, false).to_s.gsub( %r|<br />|, '' ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" )
+        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_html(overriding_tags, false).join(\).gsub( %r|<br />|,  ).gsub( %r|\n</ins>|, "</ins>\n" )
      end

 hiki/util.rb: Hiki::Util#word_diff_text

      if digest
-        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff_digest({}, false).join.gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" )
+        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff_digest({}, false).join(nil).gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" )
      else
-        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff({}, false).join.gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" )
+        return View.new( diff, src.encoding, src.eol ).to_wdiff({}, false).join(nil).gsub( %r|\n\+\}|, "+}\n" )
      end

join('')か join(nil)か統一しろよ、とセルフツッコミ。

 hiki/util.rb: Hiki::Util#compare_by_line_word

-          before_change = Document.new(line[1].to_s,
+          before_change = Document.new(line[1].join(''),
                                       doc1.encoding, doc1.eol)
-          after_change  = Document.new(line[2].to_s,
+          after_change  = Document.new(line[2].join(''),
                                       doc2.encoding, doc2.eol)

 hiki/docdiff/view.rb: View#apply_style

       if block_given?
-        source = yield block[1].to_s
-        target = yield block[2].to_s
+        source = yield block[1].to_a.join ''
+        target = yield block[2].to_a.join ''
       else
-        source = block[1].to_s
-        target = block[2].to_s
+        source = block[1].to_a.join ''
+        target = block[2].to_a.join ''
       end

block[i]は nilの可能性があるので to_a.join

 hiki/docdiff/view.rb: View#apply_style_digest

       if block_given?
-        source = yield entry[1].to_s
-        target = yield entry[2].to_s
+        source = yield entry[1].to_a.join ''
+        target = yield entry[2].to_a.join ''
       else
-        source = entry[1].to_s
-        target = entry[2].to_s
+        source = entry[1].to_a.join ''
+        target = entry[2].to_a.join ''
         end
       if  i == 0
         context_pre  = ""  # no pre context for the first entry
       else
-        context_pre  = @difference[i-1][1].to_s.scan(context_pre_pat).to_s
+        context_pre  = @difference[i-1][1].to_a.join('').scan(context_pre_pat).to_s
       end
       if (i + 1) == @difference.size
         context_post = ""  # no post context for the last entry
       else
-        context_post = @difference[i+1][1].to_s.scan(context_post_pat).to_s
+        context_post = @difference[i+1][1].to_a.join('').scan(context_post_pat).to_s
       end

 hiki/docdiff/view.rb: View#source_lines

   def source_lines()
     if @source_lines == nil
-      @source_lines = @difference.collect{|entry| entry[1]}.join.scan_lines(@eol)
+      @source_lines = @difference.collect{|entry| entry[1]}.join(nil).scan_lines(@eol)

 hiki/docdiff/view.rb: View#target_lines

   def target_lines()
     if @target_lines == nil
-      @target_lines = @difference.collect{|entry| entry[2]}.join.scan_lines(@eol)
+      @target_lines = @difference.collect{|entry| entry[2]}.join(nil).scan_lines(@eol)

[Hiki]セキュリティエラー続発

Hikiの設置が一段落したようなのでページの編集に取りかかる。が、こちらもすんなりとはいかない。プラグイン記法でできることが著しく制限されているのだ。

tDiaryは日記の著者を信用している(自分の日記を壊そうとする者はいないので。著者!=管理者となるレンタルサービスでは話が違って、セキュアモードでシステムを守る必要があるが)のに対し、Hikiはページ編集者を全く信用することができない。誰でも書き込めるのが Wikiだから。

そんなわけでセキュリティエラーが続発中。プラグイン記法で許されるのは単一のプラグイン呼び出しだけ。任意の文字列を埋め込むことも、プラグイン呼び出しを連ねることも、Rubyであれやこれやをすることもできない。全てをプラグインの中に閉じこめてしまい、Hikiページではそれを呼び出すしかないわけだ。(プラグインは Hikiの設置者が責任を持っているので信用されている)

{{CGI::escapeHTML @hoge.inspect}}

どころか

 {{CGI::escapeHTML '<abc>'}}

ですら通らないんだから。いやはや全く。

 いやいやいやいや

SecurityError (Insecure: can't intern tainted string)

これは Ruby 1.9.0に固有のエラーじゃまいか。だったら Hikiの方をちょこっと変更してもいいんじゃないか?

[Hiki][Ruby]プラグイン記法

 {{hoge a b 5}}      #=> hoge('a', 'b', 5)
 {{hoge 'a' b(5)}}   #=> hoge('a', 'b', 5)
 {{hoge ,a(, b)(5)}} #=> hoge('a', 'b', 5)
 {{hoge, a, b, 5}}   #=> PluginException('not plugin method: hoge,')
 {{hoge; hage}}      #=> PluginException

文法の緩さとか、一つのメソッドしか呼べないとか、嫌すぎる。

そりゃあ Rubyで

require digest/md5

という風にライブラリ名をクォーテーションで括らずに書けたら楽だなとかは考えるし、Symbolが Stringのサブクラスになったときは

require :sqlite3

が通るのを一番に確認したけど、

defined? printf
alias printg printf

を見て、

  • printfって何?クラスは?
  • printgと printfの間にカンマがないけどどういう文法? alias専用ルール?

というのと同種の嫌悪を感じる。