14日に「新刊のリストが手に入れば自分でフィルタリングするが」と書いたのを受けて、Amazon E-Commerce Serviceの 2007-06-13版のドキュメントを眺めてみた。
特定の BrowseNodeに属するニューリリースを取得することが可能。Booksという BrowseNodeも存在するので、本のニューリリースを取得できる。但し US locale限定。JP localeで使用できるようになれば本命。
検索条件を一つ以上与えないといけないので、BrowseNode=465610 という条件を加える。465610は JP localeで Booksを表す BrowseNodeId。(但し BrowseNodeInfoで得られる、この BrowseNodeIdの Nameは「ジャンル別」となっている。HTML表示のためだろう)
これはまあまあ、Amazonがどれくらいの数のクエリを許してくれるかを度外視した上で、成功した。ドキュメントには ItemPageパラメータは 1-400だと書かれていて、1ページ目の 2009-01発売の本から始まって、400ページ目までいってもまだ 2007-07発売の本が続いてるから、直近の新刊は取得できないかと思ったが、実際には ItemPageパラメータに上限は設けられていないようで、400ページ目以降も問題なく取得できた。
追記 エラーメッセージによると有効な値は 1から3200までだって。実際に 3300ページ目は取得できなかった。
追記:2007-09-10 9月からエラーメッセージでも 1から400までが有効だと言われた。実際に 3200ページ目は取得できなくなっている。ドキュメント通りになってしまった。
但し、この方法で取得できない本があった。BrowseNodeが全ての本に設定されてるわけじゃないものね。この本は「ジャンル別」(BrowseNodeId=465610)ではなく「出版社別」の BrowseNodeにしか属していない。どの BrowseNodeにも属していない本だってあるだろう。
BrowseNodeに依存する案1と案2では漏れがでることがわかった。
これは「author」「ISBN」「keyword」「language」「pubdate」「publisher」「subject」「title」というキーワードと「not」「and」「or」「:」「()」「""」「*」という構文要素からなる複雑な検索が行える。例えば、Power=author:"米澤 穂信" なら著者(Authorや Creator要素。Roleは関係なさそう)に「米澤 穂信」を含む本が取得できる。これで Power=pubdate:2007-07*を検索してやろうというわけだ。
結果は、先のリンクをクリックすればわかるけど「リクエストに該当する結果がありません。」とのつれないお答え。Power=pubdate:2007-07や Power=pubdate:2007-07-23でもダメなところを見ると、ドキュメントでは気付かなかったけど、pubdateキーワードがサポートされてないんじゃなかろうか。(US localeではもちろんサポートされてるだろう)。ガックリ。
コミックは比較的早め(それでも 1〜2週間前)に登録されるが、文庫は前日から数日前が多い。単行本は知らない。 速報性は求められないので、毎日、当日発売の本をチェックするのが妥当。
【続きを読む前に予備知識】 発売日 2007-06-31〜2007-06-01〜2007-06の本が含まれるのは現時点で 5?0から 15?0ページ目までの約1000ページ。
ひと月約1000ページとして 2000ページ目までには今月の刊行物が全て収まってるとする。 特定の日付の始まりか終わりの含まれるページを見つけるのに約11回(log2(2000)≒10.9)のクエリ。 そこから一つずつインクリメント(デクリメント)すること 30回(1000÷31)もあれば次の日付が現れるだろう。
平均して一日あたり 40回程度のクエリで当日発売の本が取得できる。(前述の通り「ジャンル別」の BrowseNodeに属していない本は漏れるが)
発売年月の情報しか持たない本については、どのタイミングで追加されるかわからないので、漏れとクエリを最小にするには、月が変わってから取得する必要がある。月が変わってから……。
Amazonを 25回呼び出して得られたのが以下の23日発売の本たち(といっても半分以上が雑誌だが)。25回の内訳は 2007-07-23が現れる最初のページを見つけるまでに 11回。データ取得に 14回。同じページを重複して取得するのを避けたら 1〜数回は呼び出しを減らせる。ラブやんがきちんと引っ掛かってるので自分的には成功。
これ、毎日起動してもいいのかな……かな?
毎日 01:00前に自動更新。リストは Amazon.co.jp NewReleasesにアップ。
最終更新: 2014-12-05T17:24+0900
と思うわけです。単行本を買うほどの作家の数は知れてるので、それでも破綻はしないけど、もうちょっとなんとかならんのか。
漫画の新刊はまんがの森か太洋社か漫画王倶楽部でチェックできるし、文庫は太洋社か漫画王倶楽部で、ノベルスは漫画王倶楽部で。文庫の中でもラノベならラノベの杜〜新刊案内〜でチェックできる。
新書と単行本(と CD)が穴だ。
新刊.netや e-honの新刊パトロールが一つの答え。でも検索条件を登録するのが面倒で、頑張ってもマイベスト作家トップ10をチェックするぐらいが関の山だろう。
Plagger使って出版社のサイトを定期的にスクレイピング。出版社の数だけプラグイン用意して、HTMLや URLの変更に追随しつづけるぜ、なんてのは考えるだけでお腹いっぱいです。
ブックスケジューラーというソフトが既に存在していた。Amazonで検索できるのはもちろん、bk1、e-hon、角川、芳文社、太洋社プラグインなども備えている。vCalendarや iCalendarとして出力もできるようだ。検索キーワードを必ず指定する必要があるみたいだけど、100や 200のキーワードを登録しても Amazonは平気だろうか? (太洋社や出版社のサイトは問題ないと思うが)。設定はテキストファイルで、GUIを通さずに検索キーワードを大量に追加できるだろうか?
Flinker.jpは著者にフォーカスした Webサービス。「ブックマーク」した著者の新刊を取得できる。単なるキーワード検索ではなく、利用者の手を借りて著作リストやシリーズもののグループ化などを正確なものにしていく仕組みがある。問題は著者ページが存在しない場合は申請しないといけなくて、ページが追加されるのは翌日になること。この時間差のハードルは大きい。表記の揺れなどで同一著者について複数のページが立つのを避ける意味もあるだろうし、新着著者リストがspamリストになる危険性もあるだろうけど、面倒だよ。面倒だよ。検索で著者ページが見つからなかったときは、Wikiのように、新規作成画面を表示して即座にページを追加できるようになると良い。何百という著者をブックマークして新刊をチェックするような使い方はできそうにない。始まったばかりだからなのか、どちらかというと、サービスを利用したい人より、著作データベースを作るぞ、という気概を持った人の方を向いている気がする。
Amazonには「持っている」本を多数教えてあるので、一肌脱いでいただきたい。「新刊著者の既刊を持っている」なんて情報は売り込みの参考として有望そうに思えるが。どうですか? あるいは新刊のリストが手に入れば自分でフィルタリングするが。
Windows Vista 64-Bit Envy24 Audio controller family driver (VIARENA)
XP 64-bit用のドライバで一応音は出てるんだけどコンパネアプリが起動しなくて設定ができなかったんだよね。
インストールウィザードは、システムにサポートされたハードウェアを検出できません。ハードウェアをチェックし、再実行してください。プロセスを完了できませんでした。OKを押してインストールウィザードを終了してください。
オンボードの Envy24PTを見つけられなかったって? NVIDIAのチップセットドライバが要るの?
nforce4_amd_winvista64_15.00_international_whql.exe でストレージドライバ以外をインストールしてから再試行したら無事インストール完了。設定も可能。
望むことは一つ。対象アプリがなくなってしまうようなキーストロークを送信した後にモディファイアキーが押し下げられた状態のままになってしまう現象がでなくなること。以前この症状が改善したときは csrss.exeの CPU使用率が頻繁に 60%以上になってポインタの引っかかりがひどくなったので、そうならないことも望む。
最初は Vキーを押すだけで貼り付け(Ctrl+V)ができたので直ってないのかと思ったが、何度も試していると再現できなくなってしまった。期待しながらちょっと様子見。
そっちはおいといて、SetPointを起動すると裏で WinMail.exeが起動してるよ。以前はこうじゃなかったし、俺は Thunderbird派だし、メールの既定のプログラムは Windows Mailでなく「現在の電子メール プログラムを使用する」になっていて、Windows メール自身が「既定のプログラムではないが既定にするか?」と訊いてくるというのにこの動作! 決め打ちサイテー!! プロセス増加反対!!!
Ctrl+ホイールでリストビューの表示形式を変更できるんだねえ。知らなかったよ。俺はただ、リストをスクロールしようとしただけだったのに。
http://forums.logitech.com/logitech/board/message?board.id=bluetooth&message.id=6422
ここによれば MacroEmail.dllの名前を変更してしまえば SetPointの起動時に WinMailが起動する問題が解決するらしい。たしかに WinMailがつられて起動することはなくなった。気になるのはこの、271KBある Dllファイルがどういう機能を持っているのか、だけど……。メール関連の機能って何かあったっけ?
あなたの関数型指数は 0.102625671112409 です。正が関数型、負が手続き型です。
零に近いということは、非関数非手続き型人間ですか?
昨日の続き。AVマルチ-コンポーネントケーブルを買ってきた。
非常に中途半端。この装置でモニタを普通のテレビの代わりにすることはできるがハイビジョンやそれ以上の代わりにすることはできない。高画質ソースやコンポーネント接続が今手元にあるのならそれを使用することはできるが画質を求めてそれらを用意するのは無駄。
まぁ値段なりの働きはしてくれてますよ。液晶モニタで PS2がプレイできてるからね。軽いからモニタの背面に貼り付けて DVI、D-Subに続く第三(コンポジット)、第四(Sビデオ)、第五(コンポーネント)の入力端子みたいにしてる。PS3を買うことがあったらその時に HDMIや HDCPに対応したモニタを買いますよ。
概ね満足。PS2をプレイするにあたって、ワイドでない(アスペクト比などを考慮しなくてもよい)液晶モニタを、ハイビジョンでないテレビの代わりにすることは可能。ハイビジョン画質については明日コンポーネント(D端子)ケーブルを買ってきてから試す。白とびが酷いとか、ソースが高解像度でも内部で D1、D2相当に落とされてるんじゃないかとか、色々いわれてますがどうなることやら。明日まで wktk。
SCPH-77000のコンパクトさは感動する。付属の DUALSHOCK2も SCPH-30000に付属してたものに比べると相当軽い。その代わりチャチな印象はあるがコントローラーに限っては軽いのが絶対にいい。
そして EntaVisionHDのハリボテ感もある意味すごい。一体どこで仕事してるの?って疑問に感じるほど中身が詰まってない。軽すぎてディスプレイケーブルに押し負けてる。本体の足がプラスチック製なのもまた踏ん張りが利かない一因。ケチケチせずにゴム使ってよ。
PS2の画面を EntaVisionHD経由で映す液晶モニタは BenQ FP937s+ (19インチ, 1280×1024 SXGA)。画面の比率はほぼ 4:3なので、ゲーム画面が若干縦に延びてたりするのかも知れないけど気付かない。FP937s+のDVI端子は PCから、D-Sub15ピンは EntaVisionHDから繋がっているが、信号が検出されなくなると自動で入力を切り換えてくれるのが便利。
PS2と EntaVisionHDをコンポジットで接続すると文字が相当滲むのでテレビを見るときと同じくらいの距離を取らないとごまかせないが、Sビデオにすると輪郭がハッキリしたのがわかる。これなら 1Mの距離でプレイできる。できるのだが、GT4のプログレッシブ出力を試すために AVマルチ-コンポーネントケーブルを明日買ってくる。電気屋でもゲーム屋でもコンポーネントケーブルを置いてないのは知ってるので、AVマルチ-D端子ケーブルを買うことになるだろう。
ところで D端子、D端子っていうけど D端子にもオス、メスがあるよね?それを書いてくれないと EntaVisionHD付属の D端子-コンポーネントケーブルと AVマルチ-D端子ケーブルが繋がるか分からないじゃない。というか薄々、繋がらないに決まってるような気がしてるのだけど、決まってるってどこにも書いてないからわからないまま。
AVマルチ-D端子ケーブルにも二種類(三種類?)あって、音声を二本のピンプラグでやりとりするか光デジタル(角形or丸形)でやりとりするか。一部のゲームでは光デジタルから音声が出ないと脅かされている*のでピンプラグを選ぶ予定。
* 追記:一部で音が出ないのは本体の DEGITAL OUT(OPTICAL)からであって、AVマルチから分かれたものからは必ず音が出る。
ところで、「今日は、沖縄県”は”小浜島に来ています」みたいな言い方って、もうしないのでしょうかね(^^;)。NHKのど自慢の司会者みたいな。漫画で使うと、たまに「誤植です」という指摘メールが来るので、日記でもあんまり使わないようにしています。
小学生のときに読んだ初期のキン肉マンのテリーマン登場の回で、キン肉マンが「テキサスはアマリロだ!」とテリーマンの地元テキサス州のアマリロに来ていることを見開きで叫んでいた気がする。
このときこの「は」の使い方を初めて見て、激しく違和感を覚えたのを覚えている。それどころか日本語なのに意味を推測するところから始めなければならなかった。テキサスは州の名前で……アマリロは聞いたことないから多分テキサスより細かい地名で……テキサスのアマリロに来てるってことなんだろうな、とか。
でも小学生だから機械的に整った形をした写植を疑ったりはしなかった。何度も頭の中で繰り返して違和感を薄めていった。
以来この表現を見かけたことって十にも満たない。レアだ。「瀬を速み」の「を」と同じくらい例外的な使い方でね?