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脳log[2017-01-27~]



2017年01月27日 (金) 「歩行者 地元車輌 最優先」という看板。車にステッカーでも貼ってわかるようにしてくれてるんだろうか。■同じ通りにもう少し前からある看板には「新興住宅地のため……(忘れたけど安全運転とかスピード控えめとかそういう内容)」。■溢れんばかりの自己愛地元愛が脳のピントをぼけさせるのだろうか。■■■看板に○○工業とも書かれてたから、工事関係車輌に向けたメッセージだったのかもしれない。じゃあ俺が地元車輌の振りをしてもいいってことだ。よかった。■この看板の主役は黄色い園帽をかぶったグレーのスマートな猫なんだけど、幼さの記号とお上品なセクシーさとのミスマッチが背徳的でたいへん良い。毎回まじまじと見つめてしまう。


2017年01月26日 (木) J-LISと、JPKI利用団体の双方が、開発、運用、保守コストの最適化を目指した結果、官民各所からソフトをバラバラにインストールする必要があるなど、ユーザー目線から見ると極めてハードルが高いシステムになってしまったとみることができる。」■実際のところ国の上の方はアホじゃないと思うんだよね(小並感)。正しいことを正しい方法でやろうとしていて、でも結果がアホみたいなことになることがあって、理由のひとつには手足となる人間のふるまいを掴みきれずに現実離れした運用手順を定めてしまうなんてことがありそうだけど。頭がついてるなら、それで給料をもらってるなら、末端が無能だからなんて言い訳は通用しませんよ。


2017年01月25日 (水) [Vista] ついこの前新たに知ったこと。Firefoxで Webページを保存する形式のひとつに「Web ページ、完全 (*.html;*.html)」がある。例えば、A.htmlというファイルと A_filesというディレクトリに入った関連ファイル群とが保存される。■エクスプローラーで A.htmlを削除すると A_filesディレクトリが一緒にごみ箱に入る! 逆に A_filesを削除しても A.htmlが一緒にごみ箱に入る。知らなかった。俺はディレクトリの中の画像ファイルだけに用があったから、ごみ箱からディレクトリを掘り出してこないといけなかった。■A.htmlの名前を B.htmlに変更しようとすると「このファイルの名前を変更すると、'A_files' フォルダに属さなくなります。ファイルの名前を安全に変更するには、このファイルを開き、新しい名前で保存してから 'A_files' を削除します。このファイルの名前を変更しますか?」とメッセージが出る。このメッセージの目的はよくわからない。A_filesを削除するときに B.htmlと A.htmlの両方があれば A.htmlの方が一緒に削除されるし、A.htmlがリネームされて B.htmlになっていれば一緒に何も削除されないというそれだけのことだ。何が危険なのか。■A.htmlを A.htmに名前変更しようとしても同じメッセージが出るが、ファイルとディレクトリの関連が失われることはなかった(片方を削除すると両方がごみ箱に入った)。■A.htmlと A.htmというファイルが同時に存在するときに A_filesを削除すると、A.htmlと A.htmを加えた3つがごみ箱に入った。■A.htmlというファイルと A_filesというファイルのあいだには関連は生じないようだった。■すでに実験で明らかになってるけど、最初は Zone.Identifierと同じように代替ストリームに関連ファイル名が書き込まれてるのかもと思ったが、単純にファイル名の慣例に基づく判断だったみたい。エクスプローラーの判断か、エクスプローラーにアタッチされた外部プログラムの判断かはわからないけど。■悪しき自動化だと思う。数日前には動画に付けた匿名コメントが自分の Twitterアカウントにも流れていたということが話題になったし、さらに前には iPhoneで裸を自撮りした(ことのある)教師が部活動の様子を iPadで撮影させていたところ、女生徒がその画像を見るところとなり逮捕されるなどした。これが機械の裏切りでなくてなんだというのだ。機械というかソフトウェアか。プログラミングでできることならなんでもできますよ。でもお呼びじゃないんですよ。ただ、コントロールを明け渡してくれればそれでいい。


2017年01月23日 (月) 30プリウスとは何だったのか? それはすべてのパラメーターを燃費とコストに割り振ったバランスの悪いクルマだった。重要なポイントは2つある。速度マネジメントとハンドリングである。30プリウスは加速でも減速でもドライバーの言うことを聞かない。前走車との距離が離れ始めてアクセルを踏み足したとき、クルマは一向に反応しない。だから踏み足す。まだ反応しない。さらに踏み足す。まだ反応しない。そしてドライバーは諦めて床までアクセルを踏む。モーターとエンジンを合わせるとかなり快速の部類に入るプリウスは前走車に向かって突進する。  あるいは、前走車に追いついたケースでアクセルを放す。エンジンブレーキを期待しても限りなく減速しない。コースティングといって、そのまま滑空しようとする。厳密に言えばこの時の減速Gはゼロではないので、それを持って「コースティングではない」と言う人がいるが、アクセルの全閉にドライバーが期待する減速を行わないという意味で、これはコースティングと見なして良いと筆者は思っている。加速時も減速時も前走車を煽るような形に自然となってしまう。テストパターンの決まった届け出燃費は良くなるだろうが、こんな運転パターンを強いれば、実走燃費にもマイナスになるはずである。」■2社の軽を乗り比べると片方がまさにこういう反応をする。やっぱり MTがいいな、ATは絶対に試乗しないとだめだな、と確認する理由。だって5分と空けずに文句がこぼれてきて原因を分析し出すのだから、いつでもいつまでも。■もう一方はアクセルだけで思い通りに(※加速以外は)操縦してる気にさせてくれるのだけど、注意すると発進時は自分が踏んでる以上に回そうとしてる気がしないでもない。しょせん軽のエンジンだから発進加速で手加減をする余地なんてほとんどなくて、ローではドライバーの入力を底上げしてるんではないか、それを俺は思い通りと受け止めて満足してるんではないか、と疑ってる。嘘をつかれた方が本当らしいのではないかと。■実は3台目があって、これは明らかにアグレッシブ過ぎる。もういいよとアクセルを戻してもシフトアップしてくれない(笑)。それでも、入力に対して反応しない、エンジンをまんべんなく使い切ろうとしない、早すぎるシフトアップ低回転低トルク低加速と、キックダウン回転上がるギア下がる加速しないを行ったり来たりするだけで丁度いいところがない車よりずっと好きだ。へたくその運転を形容してアクセルやブレーキをパカパカオンオフスイッチみたいに扱うと言うけど、車の方にも責任なしとは言えない。


2017年01月15日 (日) 雪が積もってた。チェーンを巻いて、対向車や先行、後続がいない橋の上でキュッとブレーキを踏んで滑ってみたり、駐車場でハンドルを切った状態でアクセルを踏んで後輪(駆動輪)を滑らせてみたり、こんなときでないとできないことを試してみた。滑ってもこけないってステキね。往復の自転車は半分以上歩いて倍以上の時間がかかった……。


2017年01月14日 (土) 一日かけてナウシカ(全7巻)を読んでた。


2017年01月13日 (金)

最終更新: 2017-10-03T19:34+0900

[WR250R] 前のバイクではおなじみの道(今のバイクでは初めて)と、今でもおなじみの道。

20170113:CAR_20170112124050.mp4 (5分, 107MiB)

20170113:CAR_20170112150408.mp4 (5分, 130MiB)

何も起こりません(起こったら困る)。見どころもありません。ただの日常です。

だいたい何を考えてるかというと、コーナーで向かいから視界を塞ぐような大型車が迫ってきたら怖いな、いきってセンターを割り込んだ車が突っ込んできたら怖いな、ハンドルを回すのを面倒くさがったドライバーがセンターを越えてきたら怖いな、そこが右コーナーで、ライダーの頭が対向車にぶつからないようにアウトにふくらんだときにタイヤが落ち葉や砂利を踏んだらこけそうで怖いな、そうならないために車体を立てても曲がれるだけの余裕をもったスピードで走れているだろうか、コーナーで一瞬先の目の前にエンコ(※初めて使ったけど通じるんだろうか)した車が現れても止まれる速さで走れているだろうか、そのとき後ろの車は反応できるだろうか、というようなことをずっと考えてる。

時にタイヤ1本分も余裕のない際際まで対向車を避けるのは、他人の責任で事故に遭うのが耐えられないから。壁際は安心できる。左右を挟まれた真ん中の車線なんて絶対に走らない。

車を運転するときは、(1)安全であると確認したエリア、(2)安全ではない(他者がいる)と確認したエリア、(3)どちらとも確認できていないエリア、の3つに視界を塗り分けるようにしてる。大事なのは3番で、ぼんやりしてると脳みそが勝手に未来図を外挿(※最近仕入れた単語。補間と対にして使いたい)してしまって、教習所が言うところのだろう運転になってしまうところを、意識してまだ確認できていないことを、岩が落ちていたり壁が建っていたり奈落が広がっていたりしても不思議ではないことを、絶えず確認する必要がある。


2017年01月11日 (水) お酒といえば冬にアルコール入りのフルーツジュースみたいなのと、ワイン(こっちは甘くても気持ち悪いだけでぶどうジュースにはならないので、辛口とかフルボディとか書かれたのを選んでちょっとだけ後悔する。どうしてあいだを取らないのだ……。たぶんアイスワインがベストチョイス)を飲むだけで、そういうのはパッケージに女子部とか書かれてて、そうか俺は女の飲むようなものが(そう思われてるものが)好きなんだな、なんで売り手がわざわざ対象を絞ろうとするんだ、などと思いながら気にせず八朔とか柚子とかミカンとか桃の味のを買うんだけど、今年は抹茶のお酒(やっぱり甘いやつ。何気なく書いたけどそのままの商品名だった)を買ってみた。初めて意識したんだけど、これはフルーツ系(果汁80%+醸造アルコール)とは違って清酒がベースだった。うん、こっちが好き。もう一本買ってきた。在庫0。補充されるだろうか。■いきおいで以前ウイスキーボンボンを買ったところ(www.maruakaseika.co.jp)で日本酒のボンボンを買ってしまった。こういう事情があって(「昔懐かし、あのウイスキーボンボン | フード&ドリンク絶滅倶楽部 | クールシニアマガジン」)、今普通に買える近いものはバッカスだけだけど、チョコレートが甘すぎるしべたべたするしで大量に食べられないのがいただけない。あと、慣れてしまったのかのどを通るときに熱い刺激を感じることがなくなってしまったのも残念。


2017年01月06日 (金) 冬は水分の出入りが控えめなせいか(乾燥しがちで水分摂取を心がけていてさえも)、体表からの分泌物が煮詰まりやすいんだよね……。半日で頭がべたつくし、部屋着や布団カバーが臭い出すのも早い。布団に顔をうずめておっさんの臭いがするなんて、気がつきたくないんだよ。知りたくないんだよ。


2017年01月05日 (木) 何年間も、下手したら10年以上毎日使ってるものを安物で済ませたくないよね。お箸とごみ箱。部屋にごみ袋はあってもごみ箱はないので、キッチンの踏んで開けるごみ箱のこと。蹴とばさないと閉まらないんだよ。爪楊枝を挟んでちょっと角度を制限したりもするんだけど。■福井県は眼鏡だけじゃなくてお箸もあるのか。「若狭・小浜 お箸のふるさと館ホームページへようこそ」あと原子力発電所も。■原発っていうと原発性~を連想するので省略なしで書いた。核発電でもいいよ。本態性~っていうのは、よくわからんけど~(こういう症状がある)って意味らしい。死因は心不全(※ただし死んだから心臓が止まったのか、心臓が止まったから死んだのかは区別しない)に通じるものがあるな。nuclearという単語を見ていて……、ヌクレオチドって語源が共通なんだろうか(そりゃそうだ。核酸の素だもの)。nuclearと atomicの違いって?■眼鏡(チタンフレーム)と箸の奇妙な融合の結果がチタン箸なんだろうか。食事に使うには攻撃力高すぎじゃない?■安物だから、で否定することはできない。それを確認する前にすでに気に入らなかった。(1) 先が太い。(2) 先っぽの滑り止めが荒くて口中で悪目立ちする。(3) 柄がプリントシールを張り付けたようなもので段差がある。どうしてあってもなくてもどうでもいい部分(2と3)にしょうもないものを足してささやかな価値を毀損してしまうのだろう。


2017年01月03日 (火) [Vista] 数日前から UACがおかしい。自分のアカウントは標準ユーザーで、別に管理者のアカウントが作ってあって、UACダイアログが表示されたときは管理者のパスワードを入力していた。それがこの前から UACダイアログに管理者ユーザーの他に自分の、標準ユーザーのアカウントまでもが表示されるようになった。■自分のパスワードを入力しても管理者ではないので UACを突破することはできないのですよ。タスクマネージャではすべてのユーザーのプロセスを表示することができないし、サービスコンソールではサービスを停止したり開始したりできないし、regeditでは HKLMの下層を変更できないし、リソースモニタは……特に違いは生じないけど。■これまで通り管理者のパスワードのみを要求してくる UACダイアログもある。左に例を挙げていて気がついたのだけど、標準ユーザーでも(制限があるにせよ)利用することができるプログラムに対しては UACで標準ユーザーと管理者ユーザーのパスワードが、管理者にしか起動することもできないプログラムに対しては UACで管理者のパスワードのみが要求されるみたい。右クリックメニューで管理者として実行を選んだ場合でも標準ユーザーと管理者の両方のパスワード(のうちの1つ)を要求してくるのだ。■不便だ。10年来の習慣を今から改めろと言うのか。何度 UACで管理者のパスワードを自分のアカウントに対して入力して弾かれたか。そして3回間違えてロックアウトされる。タスクマネージャだって対応できていない。すべてのユーザーのプロセスを表示するボタンは一度 UACを出して通過した後でなお管理者に昇格できていない可能性を想定できていない。■パスワードを入力するぐらいはなんでもないけど、今になってアカウントを選択してからパスワードを入力することを要求されるのは耐え難い。■いわゆる「何もしてないのに壊れた」案件、なのかな。新規の標準ユーザーを作ってみたら UACプロンプトにその標準ユーザーは現れない。じゃあなぜ俺は現れる? 参考>「UAC グループ ポリシーの設定を定義する」 俺は「追加特権 (Backup Operator など) を持つ標準ユーザー」だと思われているのかもしれない。>net user 俺 によれば Event Log Readers/HelpLibraryUpdaters/Netmon Users/Performance Log Users/Performance Monitor Users/Remote Desktop Users/Users というローカルグループに属しているらしい。ローカルセキュリティポリシー>ユーザー権利の割り当てによれば名指しで システムパフォーマンスのプロファイル/メモリ内のページのロック/リモートコンピュータからの強制シャットダウンの3つが許可されている。その他にもシンボリックリンクの作成やらなにやらを Users に対して許可していたりする。何かの割り当てが引っかかったのだろうか。最近(つまり先月の Windows Updateに伴う再起動以後に)変更しただろうか。■とりあえず権利の割り当てと参加グループを変更してはログオフを繰り返して試行錯誤してたら UACに名前が出てこなくなった(最終的になんの権利も放棄していないのに!)。めでたしめでたし?


2016年12月28日 (水) [SakuraEditor] タイプ別設定のカラータブのアクセラレータキー &C がかぶってるんだよね……。■それとこれは Windows(Vista)に固有なのかもしれないけど、&> に対しては [Alt]+[.(>)]でいけるんだけど、&< に対しては [Alt]+[,(<)]ではダメで、[Alt]+[Shift]+[,(<)]でないと効かない。たしかに < の文字を入力するためには [Shift]キーが必要だけどさ、この非対称は?■あとタイプ別設定のキーワードヘルプタブの「ヒットした次の辞書も検索(&A)」だけが他と違ってフォーカスするだけでチェックが切り替わらない。■グループ化されたラジオボタンに対するアクセラレータキーはグループに対して1つだけ割り当てることにしたらすっきりすると思うんだけど、今更かな。


2016年12月26日 (月) [SakuraEditor] ダイアログのフォントがMS Pゴシックの 9(単位はポイント?)なんだけど、これを刷新したい。検索文字列だとか、タイトルバー文字列のフォーマットだとか、タイプ別設定の拡張子リストだとか、特に入力欄の文字が米粒で、ノートパソコンのコントラストの低い液晶で判読できないのがつらい。■リソースファイルっていうのは(仕組みは知らないけど)良くできたもので、「FONT 9, "MS Pゴシック"」という行を軒並み「FONT 12, "Meiryo UI"」に書き換えるだけで大体はうまくいく(みたい)。ひと手間必要だったのはオーナードローのリストボックスで、それも WM_MEASUREITEMを処理するだけのこと。■ネガティブ要素はいろいろあるよ。XPと Vistaにはデフォルトで Meiryo UIがインストールされていないとか、設定ダイアログの縦が 730ピクセル程度(@96DPI)になるせいで、800×600程度の画面(最初のパソコンの 15インチブラウン管モニタがこれだった)では使えなくなるとか。でも「自分の」環境では問題がないのがわかっていれば、もう戻れないくらい見違えるんだよ>MeiryoDialog.png(118KiB)。■徹底するならツールバーとかタブコントロールのタブの文字サイズを変更する手段を講じる必要があるし、一部のダイアログ(FileOpen/FileSaveの他にもたぶん気付いてないものが)はリソースファイルの数字をいじる必要があるらしくちょっと表示が狂ったりはみ出たりしてる。■■■@2016-12-27 最新の trunk2では問題ないけど、2.0.3.1ベースでは共通設定のツールバータブのリストビューの項目サイズだけが、WM_MEASUREITEMに答えてもフォントのサイズに合ってなかった。まさにコレ>「[r3879] Fix: 共通設定-ツールバーのリストボックスの高さが正しく設定されない」。正しくない値が WM_MEASUREITEMより後の2か所で求められ設定されていた。旧版は自分が WM_MEASUREITEMに反応するために最初に書いたコードとそっくり同じだ。たぶんこういうことなんだろう>「For class and private DCs, GetDC leaves the previously assigned attributes unchanged. However, for common DCs, GetDC assigns default attributes to the DC each time it is retrieved. For example, the default font is System, which is a bitmap font. Because of this, the handle to a common DC returned by GetDC does not tell you what font, color, or brush was used when the window was drawn.」。ダイアログのウィンドウハンドルを使って得る DCが「common DC」なのかって聞かれると自信がないけど。あるいはまだ一度も SelectFont(SelectObject)してなかっただけとか。■r3879はフォントに高さを聞いたがそれを知らない俺はリソースファイルがうまくやるやり方に従った。オーナードローコントロール以外はそれで文字が切れたりしてなかったから。カスタムDPIでもうまくやるかは知らない。■ちなみに MapDialogRect(※先のスクリーンショットに写しておきました)を使うのは3番目の(それで最後の)案で、その前には引数を4つ(left,top,right,bottom)も取らない GetDialogBaseUnitsを検討した。実際 MapDialogRectで使ってるのは bottomと topの2つだけだし、それが GetDialogBaseUnits関数は引数をひとつも取らないって言うんだから、これで間に合うならこれを使おうとするだろう。……でもひとつも? ダイアログのウィンドウハンドルもいらない? 実行コンテクストを参照してマジカルな方法で答えを返すとでも? 答えはここに>「GetDialogBaseUnits is a crock – The Old New Thing」 crockは「ナンセンス、でたらめ」という意味が何番目かに載ってる。■WM_MEASUREITEMに反応してオーナードローアイテムの高さを変える方法は邪道ではある(が、適切なデフォルトを設定しているだけだとポジティブに考えたい)。変更対象のファイルが個別のプロパティシートに対応したものではなく、基底クラスのもの(prop/CPropCommon.cpp, typeprop/CPropTypes.cpp)だということからそれが知れる。WM_MEASUREITEMは WM_INITDIALOGより前に呼ばれるから、基底クラスが派生クラスにディスパッチする仕組みが働かないんだよね(だから基底クラスのファイルに直に書いた)。これが同じ事情を説明してる>「OnMeasureItem will be called only if the control's class is created at run time, or it is created with the LBS_OWNERDRAWVARIABLE or CBS_OWNERDRAWVARIABLE style. If the control is created by the dialog editor, OnMeasureItem will not be called. This is because the WM_MEASUREITEM message is sent early in the creation process of the control. If you subclass by using DDX_Control, SubclassDlgItem, or SubclassWindow, the subclassing usually occurs after the creation process. Therefore, there is no way to handle the WM_MEASUREITEM message in the control's OnChildNotify function, which is the mechanism MFC uses to implement ON_WM_MEASUREITEM_REFLECT.」 邪道だろうがなんだろうが、ツールバータブの個別対応コードを削るだけでダイアログのフォントを正しく変更できたのだから嬉しい。「やってやったぜ!」■これはなんだろう>「Imp: ダイアログのフォント変更設定追加 · mocaskr/sakura@af39f17」 リソースからコンパイル済みのダイアログテンプレートを読み込んで、それからダイアログを作成するまでのあいだにフォント指定を書き換えるってこと? うへぇ、こんなんMS Pゴシックにも Meiryo UIにも満足できないこだわり派のユーザーも黙っちゃうよ。そうか、実行時に変更できるのか。■「履歴を読んでるだけで楽しい」とか書いていてもそれは楽しそうだ、というだけのことで、実際に読んではいなかったり。「列を指定してソート。たしか秀丸にあったことで知った機能」というのもそうだし、「ダイアログのフォントとしてMeiryo UIが指定可能」というのも、検索に引っかかって初めて気付くわけで、検索可能なオンラインのヘルプっていうのは広告塔なのだね。■ダイアログのフォント指定は言語設定と同じように特別な配慮が必要な設定だろうか。つまり、表示言語をうっかりクリンゴン語に変更してしまうとスタートレックを見たこともない自分は元の設定に戻すことさえできなくて設定画面の迷宮で途方に暮れてしまうわけだけど、ダイアログのフォント設定を間違えたり壊したりすると同じように元に戻せなくなりそうなので。※iniファイルを直接編集するという解決法は、可能であるというだけであって、利用者に求めていいことではない(俺だってやりたくない)。■実はフォント設定にからめてセキュリティフォントをからかってやろうとしたのだけど、自分の想像が及ぶ程度の素朴な仕組み(※salt付きの換字暗号)ではなかったのでやめた>「自称完璧なマイナンバー保護技術『セキュリティフォント』 その1 - Windows 2000 Blog