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脳log[javascript: 2008-02-04~]



2008年02月04日 (月)

[SHJS][javascript] sh_main.jsの高速化

SHJSのブラウザでの実行時間を削るには sh_main.js(SHJSのメインスクリプト)を速くするか、正規表現を効率的なものにする方法がある。(>遅い正規表現(20080116p01))。

正規表現に関してできることは限られるうえ、知識も少ない(『詳説 正規表現 第三版』待ち)ので、可能な限り文字クラスや文字集合といわれるものを使うように気を付けただけにとどまる。(sh_ruby.js, sh_javascript.js)

メインスクリプトの sh_main.jsに対してできることは多い。この日記の現在?の最新ページ(2008年1月12日から7日間)を表示して、sh_highlightDocument()前後での経過時間を表示したところこのようになった。

Firefox2IE7(64-bit)IE7(32-bit)Opera9.25
sh_main.js (0.4.2)935ms1050ms1270ms1260±150ms
改変版600ms680ms865ms1200±150ms
削減率36%35%32%5%

ハイライト対象が少なくて数ミリ秒で処理が終わるような場合はオーバーヘッドのために改変版の方が 1-2ミリ秒遅くなるが、それよりもスクリプトがブラウザをロックする時間が長くなるような場合にこそ速度改善が必要なので OK。

代償としてファイルサイズが sh_main.jsで 10.5KiBから 12.7KiBへ +2.2KiB。jsmin圧縮後の sh_main.min.jsで 6.22KiBから 7.82KiBへ +1.60KiB。Apacheによる gzip圧縮やブラウザのキャッシュに期待します。

 (補足) Operaについて

普段は全く Operaを使わないし、詳しくもない。むしろ Operaではキーボードを使ったブラウジングもままならない。そんな人間が Firefox+Firebugを頼りに sh_main.jsの修正を行ったので Operaの速度が改善しないのは仕方のない部分がある。(IEは改善したが)。(あんだけいじってトータルで変わらない方がすごい。どこが足を引っぱっているのだろう)。リテラル文字列と Stringオブジェクトの差が他のブラウザより大きいらしいが、それが原因?

EfficientJavaScript - Dev.Opera - 効率的な JavaScript (www.hyuki.com)

Operaでの JavaScriptの実行時間が他のブラウザに比べて長いのははっきりした理由があって、Operaはスクリプトが全力疾走中であってもユーザーの操作に対する反応を後回しにしたりしない。これは偉い。ユーザーを待たせない代わりにスクリプトが遅れるのは当然の代償で仕方がない。

あ、スクリプトでなく再描画が律速してるから改善しないということ?

 (かんせいしたへびのえにあしをかきくわえるこうい、とまでは言わないが) この日記で使用中のファイルへのリンク

(常に最新版だが一時的にバグが混入していることがあるかも)

 追記@今日:sh_main.jsをちょっと修正。

すぐ上のリンク先はすでに変更が反映されている。

これら二つの記事を参考に escapeHTML()を変更した。測定に使ったページでは 9000回ちかく呼び出されるメソッドなので影響はバカにならない。といっても 600msだったのが 590msを切るようになった、というレベル。むしろ下請けfunctionを隠蔽できたことの方が嬉しい。

escapeHTML()自体、sh_builderのインターフェイスではないので、外部から呼び出せないようにすべきかもしれないが、functionをかぶせるたびに呼び出しのオーバーヘッドが増える気がしてそうはしていない。

 追記@今日

SHJSの patternStackオブジェクトは外部と完全に独立して動作するのに、sh_highlightString()が呼ばれるたびに無名クラスとそのインスタンスを作成するような方法がとられている。コンストラクタと prototypeを書こう。(sh_highlightString()は HTML文書内の <pre class="sh_XXX">の数だけしか呼ばれないから影響は小さいが。件のページでは 58回)。

sh_highlightString()からしか使われないのにスタックの可視範囲が広がるのが気になるなら、さっき覚えた無名functionで二つをくるんでしまえば良い。

var sh_highlightString = (function(){
  var Stack = function(){
    this.stack_ = [];
  };
  Stack.prototype.getLength = function(){/* ... */};
  // ……
  return function(){
    var patternStack = new Stack();
    /* sh_highlightStringの中身がつづく…… */
  };
})();

まあ、速度が改善するわけではないので、書き直さないんだけど。

 追記@2008-02-25

innerHTMLや textContent、innerTextの使用は堕落だという気もするが、冗長な上に呼び出しを重ねることで遅くなる DOMメソッドがいけない。


2008年01月16日 (水) Pythonかわいいよ、Python

[SHJS][SakuraEditor][javascript] SHJSと SakuraEditor用のハイライトルールファイル

SHJSの javascript定義ファイル(lang/sh_javascript.js)の元になったファイル(javascript.lang)の中身がこれ。

include "java.lang"

subst keyword = "abstract|break|case|catch|class|const|continue|debugger|default|delete|do|else|enum|export|extends|false|final|finally|for|function|goto|if|implements|in|instanceof|interface|native|new|null|private|protected|prototype|public|return|static|super|switch|synchronized|throw|throws|this|transient|true|try|typeof|var|volatile|while|with"

javaて……。キーワードにしても使ったことのないものがいっぱい。

あまりにあんまりなんで一から書いた。(sh_javascript.js, sh_javascript.min.js)。 参照したのは JScript5.5の HTMLHelpなので JScript.NETや ECMAScript4には対応していない。古典的な JavaScript。

ついでに同じものを SakuraEditorにも。(javascript_keywords.zip)


2008年01月15日 (火)

[javascript] ラベル付きブロックと break - JScript

オブジェクトリテラルの存在も JScript5.5の HTMLHelpでの扱いが一行しかなかった*ために気付くのが遅れたが、これはその上をいく。古典的な javascriptで何年ぶりの新発見。しかもこれもちゃんと書いてあった。(但し一行)

block:
{
  break block;
}

ループにラベルを付けて、ネストしたループから外側のループを continueしたり breakしたりできるのは知っていた(が忘れていた)が、ラベル付きブロックと breakのこの使い方は全く知らなかった。

labelのスコープはローカル変数と同じみたいで、functionをまたいで goto代わりには使えなかった。

 余談

 function(){ alert(1) }();
 void function(){ alert(2) }();
 (function(){ alert(3) })();

alertが表示されるのは 2と 3。二行目ので初めて voidの使い途を見つけたと思ったのだったが三番目の書き方もあるらしく、またそれが一般的っぽい。まあ、なんとなくわかる。あれでしょ。

 余談の追記@2008-02-25

1行目の functionだけ functionExpressionではなく functionDeclarationだと解釈されて、続く () は関数呼び出しのかっこではなく、式をグルーピングするかっこになるのだとか。(functionDeclarationでは関数名を省略できないのだから、(省略できる)functionExpressionだと解釈してくれても良さそうなものだが)

そういう理由なのでこんなのもあり。

+function(){ alert(4) }();
(function(){ alert(5) }());

* JScript>ユーザーズ ガイド>JScriptの基本>JScriptコードの記述

 JScript>ランゲージ リファレンス>ステートメント>break ステートメント

 ローカル変数なら自分より外側のものが見える。ラベルは見えないのでそれより厳しい。


2008年01月05日 (土)

[SHJS][javascript]SHJS Ruby定義ファイル(sh_ruby.js) 私的改訂版 まとめ。(2008-01-17 最終更新)

ファイルはこちら20080101p01

あいだにコメントを挟みながら一連の DIFF差分(sh_ruby.js.diff)を見ていく。

 かっこ(?:)を省略して減量。

--- sh_ruby.js.original	Fri Aug  3 12:16:32 2007
+++ sh_ruby.js	Sat Jan 19 01:35:32 2008
@@ -2,123 +2,427 @@
   this.sh_languages = {};
 }
 sh_languages['ruby'] = [
   [
     {
-      'regex': /\b(?:require)\b/g,
-      'style': 'sh_preproc'
+      regex: /\brequire\b/g,
+      style: 'sh_preproc'
     },

 #から後ろはすべてコメントなんていう強力すぎるルールは後ろに移動して優先度を下げる。

-    {
-      'next': 1,
-      'regex': /#/g,
-      'style': 'sh_comment'

 必ず最初に実行される処理(BEGIN)、最後に実行される処理(END、at_exit)、スクリプトを終了する(exit)など無視できない働きを持ったメソッドをハイライト。

+    { // part of Kernel methods.
+      regex: /\b(?:exit!?|(?:abort|at_exit|BEGIN|callcc|END|eval|exec|fork|load|spawn|syscall|system|trap|warn)\b)/g,
+      style: 'sh_preproc'
     },

 \bの後ろの +-は絶対にマッチしないので前に出してマッチするように。

 数値リテラルの定義が cpp,java,pascal,perl,php,prolog,python,sh,sql,tclと共通だったので Ruby専用に。(先頭、末尾や連続するアンダースコアやが許容されているがべつに Rubyインタープリタじゃないので気にしない)

     {
-      'regex': /\b[+-]?(?:(?:0x[A-Fa-f0-9]+)|(?:(?:[\d]*\.)?[\d]+(?:[eE][+-]?[\d]+)?))u?(?:(?:int(?:8|16|32|64))|L)?\b/g,
-      'style': 'sh_number'
+      regex: /[+-]?\b(?:0(?:x[A-Fa-f0-9_]+|d[\d_]+|b[01_]+|o?[0-7_]+)|(?:0\.)?[\d_]+(?:[Ee][+-]?[\d_]+)?)\b/g,
+      style: 'sh_number'
     },

 javascriptのオブジェクトリテラルのプロパティ名部分は引用符を省ける(ので省く)。

     {
-      'next': 2,
-      'regex': /"/g,
-      'style': 'sh_string'
+      next: 2,
+      regex: /"/g,
+      style: 'sh_string'
     },
     {
-      'next': 3,
-      'regex': /'/g,
-      'style': 'sh_string'
+      next: 3,
+      regex: /'/g,
+      style: 'sh_string'
     },

 <<メソッドや <<HEREDOCUMENTに誤ってマッチしないように、HTMLタグっぽいものだけをハイライト(そもそもなんで <hoge>を文字列としてハイライトするのかは GNU Source-highlightのみぞ知る)。

     {
-      'next': 4,
-      'regex': /</g,
-      'style': 'sh_string'
+      next: 4,
+      regex: /<(?=[\w\/])/g,
+      style: 'sh_string'
     },

 /regexp/i 型の正規表現リテラルの条件を厳しくして URLに誤ってマッチしないように。またオプション部分もマッチに含めるように。

     {
-      'regex': /\/[^\n]*\//g,
-      'style': 'sh_regexp'
+      regex: /\/(?:\\.|[^\n\\\/])*\/[eimnosux]*(?![A-Za-z])/g,
+      style: 'sh_regexp'
     },

 別途定義したので不完全な %r{regexp}の定義は削除。

     {
-      'regex': /(%r)(\{(?:\\\}|#\{[A-Za-z0-9]+\}|[^}])*\})/g,
-      'style': ['sh_symbol', 'sh_regexp']

 定義と処理の流れに関わるキーワードやメソッドを選択。除外したものはすべて定数や無視できないメソッドとして別に定義した。

+      regex: /(?:\b(?:alias|attr(?:_reader|_writer|_accessor)?|begin|break|case|do|else|elsif|end|ensure|for|if|in|include|lambda|loop|next|proc|raise|redo|rescue|retry|return|super|then|undef|unless|until|when|while|yield|and|not|or|def|class|module|catch|fail|throw)\b|&&|\|\|)/g,
+      style: 'sh_keyword'
     },
     {
-      'regex': /\b(?:alias|begin|BEGIN|break|case|defined|do|else|elsif|end|END|ensure|for|if|in|include|loop|next|raise|redo|rescue|retry|return|super|then|undef|unless|until|when|while|yield|false|nil|self|true|__FILE__|__LINE__|and|not|or|def|class|module|catch|fail|load|throw)\b/g,
-      'style': 'sh_keyword'

 不要なグループ化(?:)とエスケープ(\=)を削除。

+      next: 5,
+      regex: /^=begin/g,
+      style: 'sh_comment'
     },
     {
-      'next': 5,
-      'regex': /(?:^\=begin)/g,
-      'style': 'sh_comment'

 グローバル変数は別に定義したのでここではインスタンス変数とクラス変数のみを扱うことに。

+      regex: /@@?[A-Za-z_][A-Za-z0-9_]*/g,
+      style: 'sh_type'
     },
-    {
-      'regex': /(?:\$[#]?|@@|@)(?:[A-Za-z0-9_]+|'|\"|\/)/g,
-      'style': 'sh_type'

 グローバル変数専用のルールを追加。

+    { // global variables
+      regex: /\$(?:[_&~`'\+\?!@=\/\\,;\.<>\*\$:"]|-?[A-Za-z0-9_]+\b)/g,
+      style: 'sh_type'
+    },

 各種かっこ(<[{}]>)を使った正規表現、コマンド、文字列配列、文字列、シンボルリテラルのルールを追加。(後ろの方に関連する追加部分あり)

+    { // %r(regexp)
+      next: 6,
+      regex: /%r(?=[\(<\[\{])/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    { // %x(command), %w(array)
+      next: 11,
+      regex: /%[xWw](?=[\(<\[\{])/g,
+      style: 'sh_normal'
+    },
+    { // %(string), %s(symbol)
+      next: 16,
+      regex: /%[Qqs]?(?=[\(<\[\{])/g,
+      style: 'sh_string'
+    },

 かっこ以外の記号を使った正規表現、コマンド、文字列配列、文字列、シンボルリテラルのルールを追加。

+    { // %r!regexp!i
+      regex: /%r([ -'*-\/:;=?@\\^_`|~])(?:\\.|.)*?\1[eimnosux](?![A-Za-z])/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    { // %x!command!, %w!array!
+      regex: /%[xWw]?([ -'*-\/:;=?@\\^_`|~])(?:\\.|.)*?\1/g,
+      style: 'sh_string'
+    },
+    { // %!string!, %s!symbol!
+      regex: /%[Qqs]?([ -'*-\/:;=?@\\^_`|~])(?:\\.|.)*?\1/g,
+      style: 'sh_string'
+    },

 シンボルリテラルのルールを追加。(コロンにクォーテーションマークが続くタイプのシンボル(:"symbol")は現状でも、コロンがsh_symbol、その後ろがsh_stringとして認識されるので対応する必要がない)

+    { // Symbol
+      regex: /(:)((?:@@?|\$|[A-Za-z_])\w+\b[!\?]?)/g,
+      style: ['sh_symbol', 'sh_string']
+    },
+    { // Symbol
+      regex: /(:)(\+|~|\*\*?|-|\/|%|<=>|<<?|>>?|^|===?|=~|!~|&|\|)(?=[^\w\d]|$)/g,
+      style: ['sh_symbol', 'sh_string']
+    },

 定数のルールを追加。

+    { // Constants
+      regex: /\b[A-Z]\w+\b/g,
+      style: 'sh_function'
+    },
+    { // Constants
+      regex: /\b(?:self|nil(?!\?)|true|false|__FILE__|__LINE__)\b/g,
+      style: 'sh_function'
+    },

 大文字や数字で始まって ?か !で終わるメソッドはないので(ないよね?)、そのように正規表現を変更。

+    { // don't highlight ? and ! as symbols if they are part of a method call
+      regex: /\b[a-z_]\w*[!\?]/g,
+      style: 'sh_normal'
     },
     {
-      'regex': /[A-Za-z0-9]+(?:\?|!)/g,
-      'style': 'sh_normal'

 ::hogeを Symbolと誤認しないように、先に ::を sh_symbolにしてしまう。

 プロパティ名部分の引用符を省略

+      regex: /~|!|%|\^|\*|\(|\)|-|\+|=|\[|\]|\\|::?|;|,|\.|\/|\?|&|<|>|\|/g,
+      style: 'sh_symbol'
     },
     {
-      'regex': /~|!|%|\^|\*|\(|\)|-|\+|=|\[|\]|\\|:|;|,|\.|\/|\?|&|<|>|\|/g,
-      'style': 'sh_symbol'
+      regex: /(#)(\{)/g,
+      style: ['sh_symbol', 'sh_cbracket']
     },
     {
-      'regex': /(#)(\{)/g,
-      'style': ['sh_symbol', 'sh_cbracket']
+      regex: /\{|\}/g,
+      style: 'sh_cbracket'
     },
     {
-      'regex': /\{|\}/g,
-      'style': 'sh_cbracket'

 #一行コメント ルールを前の方から最後のここまで移動。

+      next: 1,
+      regex: /#/g,
+      style: 'sh_comment'
     }
   ],

 プロパティ名部分の引用符を省略

 グループ化(?:)の代わりに文字クラス( [] )を使用して字数削減。

 'exit'するときの 'style'指定はなくてもかまわないので削除。

 不要なグループ化とエスケープを削除。(?:\=end)

   [
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /$/g
+      exit: true,
+      regex: /$/g
     }
   ],
   [
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /$/g
+      exit: true,
+      regex: /$/g
     },
     {
-      'regex': /\\(?:\\|")/g
+      regex: /\\[\\"]/g
     },
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /"/g,
-      'style': 'sh_string'
+      exit: true,
+      regex: /"/g
     }
   ],
   [
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /$/g
+      exit: true,
+      regex: /$/g
     },
     {
-      'regex': /\\(?:\\|')/g
+      regex: /\\[\\']/g
     },
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /'/g,
-      'style': 'sh_string'
+      exit: true,
+      regex: /'/g
     }
   ],
   [
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /$/g
+      exit: true,
+      regex: /$/g
     },
     {
-      'exit': true,
-      'regex': />/g,
-      'style': 'sh_string'
+      exit: true,
+      regex: />/g
     }
   ],
   [
     {
-      'exit': true,
-      'regex': /^(?:\=end)/g,
-      'style': 'sh_comment'
+      exit: true,
+      regex: /^=end/g
     }
+  ],

 各種かっこ(<[{}]>)を使ったリテラルのルール(後半部分)

+  [ // state 6-10: %r(regexp)
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 7,
+      regex: /\(/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    {
+      next: 8,
+      regex: /</g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    {
+      next: 9,
+      regex: /\[/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    {
+      next: 10,
+      regex: /\{/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /[)>\]}][eimnosux]*/g,
+      style: 'sh_regexp'
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 6,
+      regex: /(?=\()/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=\))/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 6,
+      regex: /(?=<)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=>)/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 6,
+      regex: /(?=\[)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=])/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 6,
+      regex: /(?={)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=})/g
+    }
+  ],
+  [ // state 11-15: %x(command)
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 12,
+      regex: /\(/g,
+      style: 'sh_normal'
+    },
+    {
+      next: 13,
+      regex: /</g,
+      style: 'sh_normal'
+    },
+    {
+      next: 14,
+      regex: /\[/g,
+      style: 'sh_normal'
+    },
+    {
+      next: 15,
+      regex: /\{/g,
+      style: 'sh_normal'
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /[)>\]}]/g,
+      style: 'sh_normal'
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 11,
+      regex: /(?=\()/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=\))/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 11,
+      regex: /(?=<)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=>)/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 11,
+      regex: /(?=\[)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=])/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 11,
+      regex: /(?={)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=})/g
+    }
+  ],
+  [ // state 16-20: %Q(string)
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 17,
+      regex: /\(/g,
+      style: 'sh_string'
+    },
+    {
+      next: 18,
+      regex: /</g,
+      style: 'sh_string'
+    },
+    {
+      next: 19,
+      regex: /\[/g,
+      style: 'sh_string'
+    },
+    {
+      next: 20,
+      regex: /\{/g,
+      style: 'sh_string'
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /[)>\]}]/g,
+      style: 'sh_string'
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 16,
+      regex: /(?=\()/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=\))/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 16,
+      regex: /(?=<)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=>)/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 16,
+      regex: /(?=\[)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=])/g
+    }
+  ],
+  [
+    {
+      exit: true,
+      regex: /$/g
+    },
+    {
+      next: 16,
+      regex: /(?={)/g
+    },
+    {
+      exit: true,
+      regex: /(?=})/g
+    }
   ]
 ];

2008年01月03日 (木)

[SHJS][javascript] jsmin.js

SHJSのスクリプトは全て、機能が同じでファイルサイズが違う hoge.jsと hoge.min.jsの二種類が収録されている。言語ごとに定義ファイルが分かれているのもおそらく転送量を抑えるためで、個々の jsファイルのほとんどが数キロバイトに収まっている。

*.min.jsファイルは JSMINというツールで空白を詰めることで作られている。JSMINのオリジナルは DOS実行ファイルだけど、C#、Java、JavaScript、Perl、PHP、Python、OCAML、Rubyの実装もある。javascriptを圧縮するのなら javascriptを使いたいよね、ということで javascriptバージョンの jsmin.jsをダウンロードしてきた。

jsmin.jsの中には jsmin()という関数が一つだけある。これに javascriptのソースを渡すとコンパクトになったソースが返ってくるのだけどどうやって実行しよう。jsmin.jsと同じ場所にあった test.htmlをブラウザで表示してテキストエリアにソースを貼り付けて実行するのもありだが sh_ruby.jsをちょこちょこいじってる身としては毎回となると面倒くさい。

というわけで J(ava)Scriptで exec_jsmin.jsというのを書いた。jsmin.jsと同じ場所に置いたこのファイルに *.jsファイルをドロップすると *.min.jsというファイルを作成する。

var fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");

function ReadFile(path)
{
	var ts = fso.OpenTextFile(path, 1, false);
	var text = ts.ReadAll();
	ts.Close();
	return text;
}

function WriteFile(path, text)
{
	var ts = fso.CreateTextFile(path, true, false);
	ts.Write(text);
	ts.Close();
}

eval(ReadFile(fso.BuildPath(fso.GetParentFolderName(WScript.ScriptFullName), "jsmin.js")));

var args = WScript.Arguments;
for(var i = 0; i < args.Length; ++i)
{
	var path = args(i);
	if(fso.FileExists(path)) {
		var path_min = fso.BuildPath(fso.GetParentFolderName(path), fso.GetBaseName(path)) + '.min.js';
		WriteFile(path_min, jsmin(ReadFile(path)));
	} else {
		WScript.Echo("FileNotExist:"+path);
	}
}

最初から最後まで J(ava)Scriptで完結して満足です。

[SHJS][javascript]まだまだいじってます。>SHJS | \bを正しく使用 & わずかに減量

ファイルはこちら。20080101p01

頭の方から変更点を見ていく。

 #includeに相当するもの (sh_preproc)

-      'regex': /\b(?:require)\b/g,
+      'regex': /\brequire\b/g,

require一つだけだからかっこで囲む必要はない。

 使用頻度は低いけど無視できないメソッドたち (sh_preprocを流用)

-      'regex': /\b(?:defined\?|Array|Floar|Integer|String|abort|callcc|exec|exit!?|fork|proc|lambda|set_trace_func|spawn|syscall|system|trace_var|trap|untrace_var|warn)\b/g,
+      'regex': /\b(?:defined\?|exit!?|(?:abort|callcc|exec|fork|set_trace_func|spawn|syscall|system|trace_var|trap|untrace_var|warn)\b)/g,

Array、Floar(Floatのスペルミスでした)、Integer、Stringを取り除いて、定数のルールが適用されるように。sh_preprocではなく sh_functionになる。

lambdaと procも取り除いて、sh_keywordに含めることにした。

\bは defined?の ?と exit!の !の直前にマッチし、?の後や !の後にはマッチしないので正しくマッチするように修正。

 シンボル (sh_string)

-    { // Symbol
-      'regex': /:(?:(?:@@|@|\$)?\w+[\?!]?|\+=?|!=?|~|\*\*=?|-=?|\*=?|\/=?|%=?|<<=?|>>=?|&=?|\|=?|^=?|>=?|<=?|<=>|===?|=~|!~|&&=?|\|\|=?|\.\.|\.\.\.|=)(?=\s|$)/g,
-      'style': 'sh_string'
-    },
+    { // Symbol
+      'regex': /(:)((?:@@|@|\$)?\w+\b[!\?]?)/g,
+      'style': ['sh_symbol', 'sh_string']
+    },
+    { // Symbol
+      'regex': /(:)(\+|~|\*\*|-|\*|\/|%|<<?|>>?|^|<=>|===?|=~|!~|&|\|)(?=[^\w\d]|$)/g,
+      'style': ['sh_symbol', 'sh_string']
+    },

あまりにルールが乖離してるので Symbolのルールを分割。加えて、不正な Symbolリテラルをルールから除外(代入、複合代入、:&&、:||、:...など)

リテラルの先頭の : を sh_stringから sh_symbolにしたのは

:"hoge"
:hoge

の整合性をとるため。

 正規表現リテラル (/regexp/i、sh_regexp)

-      'regex': /\/[^\n]*\//g,
+      'regex': /\/(?:\\.|[^\n\\\/])*\/[eimnosux]*(?!\w)/g,

正規表現リテラルのオプション部分もマッチに含めるように。あと条件を厳しくしたので URLに誤マッチすることが減るはず。

 制御構造と定義に関わるキーワードやメソッド (sh_keyword)

-      'regex': /(?:\b(?:alias|begin|BEGIN|at_exit|break|case|do|else|elsif|end|END|ensure|for|if|in|include|loop|next|raise|redo|rescue|retry|return|super|then|undef|unless|until|when|while|yield|and|not|or|def|class|module|catch|fail|load|throw)\b|&&|\|\|)/g,
+      'regex': /(?:\b(?:alias|begin|BEGIN|at_exit|break|case|do|else|elsif|end|END|ensure|for|if|in|include|lambda|loop|next|proc|raise|redo|rescue|retry|return|super|then|undef|unless|until|when|while|yield|and|not|or|def|class|module|catch|fail|load|throw)\b|&&|\|\|)/g,

lambdaと procを sh_preprocから sh_keywordへ持ってきた。どちらもメソッドになりうる重要な要素だと思うから。

 定数 (sh_function)

-      'regex': /\b[A-Z]\w+[!\?]?(?=\b|$)/g,
+      'regex': /\b[A-Z]\w+\b[!\?]?/g,

\bを正しく使用。最後の [!\?]?は不要でした。試してみたらエラーになった。

-      'regex': /\b(?:false|nil(?!\?)|true|self|__FILE__|__LINE__)(?=\b|$)/g,
+      'regex': /\b(?:false|nil(?!\?)|true|self|__FILE__|__LINE__)\b/g,

 よくわからないもの (sh_normal)

-      'regex': /[a-z0-9_]+(?:\?|!)/g,
+      'regex': /\b[a-z0-9_]+[!\?]?/g,

末尾が ?や !のメソッドだけを拾い上げたかったのだろうか?ローカル変数っぽいものにもマッチするようにしたけど、どのみち色はつかないので害はない。因みに文字配列リテラル( %w(one two three) )も適切なクラスが見つからなかったので sh_normalにしている。

 文字列リテラルとタグとコメント(=begin〜=end)

-      'style': 'sh_string'
-      'style': 'sh_string'
-      'style': 'sh_string'
-      'style': 'sh_commend'

'string'、"string"、<tagname>、=begin〜=endの終了条件部分から styleを取り除く。なくても出力は変わらない。それにしても HTMLタグっぽいものにマッチするルールがあるのはなぜだろう。Web用言語だと思われてるのかな?(<stdio>や <stdlib> のたぐいの可能性もある)。不都合はないので消さないけど。


2008年01月02日 (水)

[SHJS][tDiary][javascript] SHJSの Rubyルールを %[〜]に対応

20080101p01からの続き。正式な sh_ruby.js (私的改訂版)はそちらから。

機能は同じ(はず)なのになぜか全く様子の違う二つのスクリプトができてしまった。こんな感じ。

 Rubyの %記法対応 (stateいっぱい版)

    { // %r(regexp)
      'next': 6,
      'regex': /%r(?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    { // %x(command), %w(array)
      'next': 11,
      'regex': /%[xWw](?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    { // %(string), %s(symbol)
      'next': 16,
      'regex': /%[Qqs]?(?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_string'
    },
  [ // state 6-10: %r(regexp)
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 7,
      'regex': /\(/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    {
      'next': 8,
      'regex': /</g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    {
      'next': 9,
      'regex': /\[/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    {
      'next': 10,
      'regex': /\{/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /[)>\]}]/g,
      'style': 'sh_regexp'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 6,
      'regex': /(?=\()/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=\))/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 6,
      'regex': /(?=<)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=>)/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 6,
      'regex': /(?=\[)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=])/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 6,
      'regex': /(?={)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=})/g,
    }
  ],
  [ // state 11-15: %x(command)
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 12,
      'regex': /\(/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    {
      'next': 13,
      'regex': /</g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    {
      'next': 14,
      'regex': /\[/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    {
      'next': 15,
      'regex': /\{/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /[)>\]}]/g,
      'style': 'sh_normal'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 11,
      'regex': /(?=\()/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=\))/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 11,
      'regex': /(?=<)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=>)/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 11,
      'regex': /(?=\[)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=])/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 11,
      'regex': /(?={)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=})/g,
    }
  ],
  [ // state 16-20: %Q(string)
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 17,
      'regex': /\(/g,
      'style': 'sh_string'
    },
    {
      'next': 18,
      'regex': /</g,
      'style': 'sh_string'
    },
    {
      'next': 19,
      'regex': /\[/g,
      'style': 'sh_string'
    },
    {
      'next': 20,
      'regex': /\{/g,
      'style': 'sh_string'
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /[)>\]}]/g,
      'style': 'sh_string'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 16,
      'regex': /(?=\()/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=\))/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 16,
      'regex': /(?=<)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=>)/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 16,
      'regex': /(?=\[)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=])/g,
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    {
      'next': 16,
      'regex': /(?={)/g,
    },
    {
      'exit': true,
      'regex': /(?=})/g,
    }
  ]

 Rubyの %記法対応 (ありえない正規表現版)

    { // %r(regexp)
      'next': 6,
      'regex': /%r(?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    { // %x(command), %w(array)
      'next': 8,
      'regex': /%[xWw](?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    { // %(string), %s(symbol)
      'next': 10,
      'regex': /%[Qqs]?(?=[\(<\[\{])/g,
      'style': 'sh_string'
    },
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 7. next sibling exists.
      'next' : 7,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    { // from 7. no next sibling.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*\)|>[^>]*>|][^\]]*]|}[^}]*})/g,
    },
    { // from 0. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*\)|<[^<>]*>|\[[^\[\]]*]|\{[^\{}]*})/g,
    },
    { // from 0. nesting parenthesis.
      'next' : 7,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_regexp'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 7. next sibling exists.
      'next': 7,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_regexp'
    },
    { // from 7. no next sibling.
      'exit': true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*(?=\))|>[^>]*(?=>)|][^\]]*(?=])|}[^}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 6. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\))|<[^<>]*(?=>)|\[[^\[\]]*(?=])|\{[^\{}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 6. nesting parenthesis.
      'next': 7,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_regexp'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 9. next sibling exists.
      'next' : 9,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    { // from 9. no next sibling.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*\)|>[^>]*>|][^\]]*]|}[^}]*})/g,
    },
    { // from 0. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*\)|<[^<>]*>|\[[^\[\]]*]|\{[^\{}]*})/g,
    },
    { // from 0. nesting parenthesis.
      'next' : 9,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_normal'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 9. next sibling exists.
      'next': 9,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_normal'
    },
    { // from 9. no next sibling.
      'exit': true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*(?=\))|>[^>]*(?=>)|][^\]]*(?=])|}[^}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 8. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\))|<[^<>]*(?=>)|\[[^\[\]]*(?=])|\{[^\{}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 8. nesting parenthesis.
      'next': 9,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_normal'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 11. next sibling exists.
      'next' : 11,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_string'
    },
    { // from 11. no next sibling.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*\)|>[^>]*>|][^\]]*]|}[^}]*})/g,
    },
    { // from 0. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*\)|<[^<>]*>|\[[^\[\]]*]|\{[^\{}]*})/g,
    },
    { // from 0. nesting parenthesis.
      'next' : 11,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_string'
    }
  ],
  [
    {
      'exit': true,
      'regex': /$/g
    },
    { // from 11. next sibling exists.
      'next': 11,
      'regex': /(?:\)[^\(\)]*(?=\()|>[^<>]*(?=<)|][^\[\]]*(?=\[)|}[^\{}]*(?={))/g,
      'style': 'sh_string'
    },
    { // from 11. no next sibling.
      'exit': true,
      'regex': /(?:\)[^\)]*(?=\))|>[^>]*(?=>)|][^\]]*(?=])|}[^}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 10. no nesting parenthesis.
      'exit' : true,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\))|<[^<>]*(?=>)|\[[^\[\]]*(?=])|\{[^\{}]*(?=}))/g,
    },
    { // from 10. nesting parenthesis.
      'next': 11,
      'regex': /(?:\([^\()]*(?=\()|<[^<>]*(?=<)|\[[^\[\]]*(?=\[)|\{[^\{}]*(?=\{))/g,
      'style': 'sh_string'
    }
  ]

stateいっぱい版の方が素性がいいのは一目瞭然ですね。(;^_^A アセアセ… 書くのにかかった時間は数分の一から十分の一だし、読み返して理解できるのもそっちだし。

ありえない正規表現の方は SHJSのエンジン部分(sh_main.js)を全く利用していないところに複雑さの原因がありそう。括弧の種類ごとに一つの stateが必要でなおかつそれが×3(=12)という stateいっぱい版の見通しに後込みしてこっちの泥沼にはまりこんでいった感じ。

尚どちらも、似てるけどちょっとだけ違うコードがほとんどの部分を占めている。例えば stateいっぱい版の state7-10、state12-15、state17-20の相違点は

      'next': 6, // state7-10
      'next': 11, // state12-15
      'next': 16, // state17-20

の部分だけ。ここを

      'next': 'caller'

と書ければ共通化できるのに……。また、state6、state11、state16の違いは

      'style': 'sh_regexp' // state6
      'style': 'sh_normal' // state11
      'style': 'sh_string' // state16

の部分だけここを

      'style': 'inherit'

と書ければ共通化できるのに……。

それなら追加部分のサイズが今のほぼ 1/3になったものを。