Win9x:NO 64Bit:YES GiveIO:NO SpeedFan:YES Scanning ISA BUS at $0290... SuperIO Chip=FINTEK F71889F Scanning AtiIgp SMBus at $0B00... F75387 found on SMBus at $2E F75133S found on SMBus at $36 Scanning ISA BUS at $0600... F71882F found on ISA at $600 Found Hitachi HDT725050VLA360 on AdvSMART Found ST3250410AS on AdvSMART Loaded 6 events
めでたく Windows上で全てのファンの回転数の取得といくつかのファンの制御が可能になりました(以前の状況>20090501p01)。電圧も取得できるようになりました(+5Vと +12Vと VCC1.5Vの値が全然ラベル通りではないけど)。
MSI 790FX-GD70の SuperIOチップが Fintek F71889F。(F71889Fに対応しているという) AMD Over Driveは起動すらできないし、MSI謹製のツールでもできないし、不便だけど BIOSで調整できるからいいか、と半ばあきらめていたので嬉しい。ちょこちょこ暑い日があって、でも毎日暑いわけでもなくて、騒音と冷却のバランスとりが必要なんだよね。
Chip | Sensor | M/Bラベル | 回転数制御可否 |
---|---|---|---|
F71882F | Fan1/Pwm1 | CPUFAN1 | (PWM 1 modeを Manual set PWMにすることで)可 |
Fan2/Pwm2 | SYSFAN4 | 可 | |
Fan3/Pwm3 | SYSFAN2 | 可 | |
Fan4/Pwm4 | 存在せず | ||
F75387 | Fan1/Pwm1 | SYSFAN1 | 不可 |
Fan2/Pwm2 | SYSFAN3 | 不可 |
F75387というのが間違いの気がするんだよね。きちんと認識したら残る SYSFAN1/3の回転数制御もできるようにならないかな。
管理者権限がないと動かないと思ってショートカットの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れていた。それで再起動のたびにパスワードの入力を求められていた。
ためしにチェックを外して起動してみたらパスワードなしで起動するの。ファンの制御もできる。そういえば SpeedFanをインストールしたフォルダの speedfan*.cfgに Usersグループの書き込み権限を付け加えていたのだが、それが効いているのだろうか。HDD関連が検出からできていなくて全滅なこと以外これまで通り。
version 1.13からアップデートしたらツリーに Fintek F71882Fというノードが増えていた。
SSDか SMART DRIVEかあ。どっちも高いなあ。
振動の源は 2007年 9月の HGST 500GB。その HDDをあっちからこっちの HDDベイへ移動させたり、Feature Toolでアイドル時の回転数を下げたり、HDDとトレイをとめるネジを締めたりしているうちに初期の静音が戻ってきた。でもこれは危ういバランスの上に成り立っているものだろう。高音のノイズは気に障るけど、低音は低音で常時鼓膜を圧迫しつづけて神経を疲弊させる。快適 PCライフはなかなか難しい。
SN25Pでは電圧が表示できたし、全てのファン(2つの CPUファンと 1組のHDDファン)の回転数の取得と制御が SpeedFanでできた。
790FX-GD70のファンコネクタは 5個あり、CPUFANが 4ピン、SYSFAN1/2/3/4が 3ピン。BIOSではすべての回転数が取得できるけど Windows上で表示できるのは 2つだけ。回転数の制御は BIOSでのみ行える。そのために Windowsの再起動が必要。休止からの復帰ではごていねいに BIOSセットアップに入れない(SN25Pは違った)。
電源オフでは K/Bの NumLock LEDがつかないので電気がきていない。常時給電するためのジャンパが M/B上にあるとも聞かないし、見つかりもしない。この設定は意味のないものか? (追記:この設定は S3からの復帰に使われるみたい。休止(S4)やシャットダウン(S5)状態はあてはまらない様子)
SN25Pでは休止やシャットダウン状態から [Enter]、[O]、[N]、[Enter] (「O」「N」の部分は任意)で電源を入れられた。常時給電の弊害として、Logicool MX610(マウス)の売りである双方向通信を利用した、OSに連動したスリープ機能が PS/2接続では機能しなかったし、光学マウスの赤い(最近は青いものも)光もつきっぱなしになったが。消費電力の観点からはどちらが有利だろう。S3のメリットは復帰が S4に比べて圧倒的に早いこと。S3を使うことにした代わりにこまめにスリープするようにしてる。
静音化の敵、発熱。COSMOSの弱点はグラフィックカードの冷却だった。790FX-GD70の弱点は リアI/Oと CPUの間にあるヒートシンクの発熱。ヒートシンク上部の下には DrMOS、下部の下には 790FXがある……のかな? 起動直後で 40℃だから表示が高めな気もするが、2つの 12cmファンに囲まれていながら、そして涼しい今の気温でも触って熱々一歩手前までいくので夏が怖い。トップフローの CPUファンを選ぶなどして意識的に風を当てないといけない。
COSMOS(+ SIDE WINDOW BLACK)と V8の組み合わせは気に入ってるので CPUファンの交換はせず、リア I/Oと後面排気ファンの隙間に 80×80×10mm^3のファンを押し込んでみたり、ファンレス VGAクーラー Accelero S1/S2のオプションである Turbo Module をヒートシンクに差し込んでみたり。(たぶん室温が 20℃を超えている環境で) 56℃を 52℃に下げる効果がある。60℃未満のあいだは静音指向でいく。
旧PC(SN25P)から移植した SAPPHIRE Radeon X1600 (DDR2 512MB PCI-E)の小さくて高回転のファンが、新PC(COSMOS)では最大の騒音源となったので VGAクーラーを購入した。
10cm×10cmのファンが 2基並んだ大きさというのを想像してなかったのだが、実際に取り付けてみると、片方のファンだけでグラフィックカードの 8割方をカバーできた。もう一基は MSIロゴの入ったヒートシンクにぶつかり、SYSFAN2コネクタに 1-2mm干渉し(MUSASHIを少し下に曲げた)、IDEコネクタに被さりながら(M/Bから 1cmほどはみでてる)、とりあえず収まった。二つ目のファンは VGAクーラーとしてより COSMOS底部のファンの代替として働いている(ただし吸気は、底部前面からではなく後面VGAダクトから行っていると思う)。
GPU Core温度は HWMonitor 1.13.0読みで 46℃から 37℃程度まで下がり、音も静かになった。今度の最大の騒音源は CPUクーラーの V8。
CPUFAN | 715rpm (BIOS設定50%, つまみ Lowest) | これで BIOS読み 32℃ (BIOSの温度は SpeedFan、HWMonitorの値より数度高い) |
---|---|---|
HDDFAN(間接吸気) | 1048rpm (BIOS設定100%) | S.M.A.R.T.報告で 36℃、37℃ |
排気FAN(上面・前) | 580rpm (BIOS設定50%) | |
排気FAN(上面・後) | 635rpm (BIOS設定50%) | |
排気FAN(後面) | 949rpm (75%) | 音が目立たないので少し回転数高め |
MUSASHI(間接吸気) | 最低回転数 | GPU Core 39℃ (HWMonitor読み) |
VGAファン、CPUファン、と最大の騒音源をつぶしてきた結果、現在の最大の騒音源は CMT-SE3のファン!これ以上の静音化は無理です。やりました!
SONY CMT-SE3 スーパーオーディオCD/DVD搭載コンポ
ソニー
(no price)
BIOSで読む SYSTEM Temperatureが CPU温度より 10数度高い 42度くらい。SpeedFanが報告する CPU以外の 3つの温度のうち、1つが他 2つより 15度以上高い 60度前後。一か所だけ際だって高い。手をかざしてみて一番熱いのが DrMOSのロゴのあるヒートシンク付近で、排気ファン 2つと CPUクーラーに囲まれた部分。ヒートシンクの背が低いこともあって空気の流れから取り残されているのかも。グラフィックカードの次にここ(790FXと DrMOS)を効率的に冷却しないで静音化は難しい。
排気ファン(後面)を 100%、排気ファン(上面・後)を 75%にすると 10度以上下がって 47度だが、こうなると PCを起動しているのを忘れてしまうほど静か、というのではなくなってしまう。CPUファンを見た目で V8にしてしまい、CPU自体は静かによく冷えているのだけど、周辺の冷却も考えるとトップフロー式の方が良かったかも。(Noctua NH-C12Pとか)
80×80×10mm^3、2000rpmのファンをヒートシンクにくっつけて 7Vで動かすと、ケースファンより静かな動作音で 3-4℃温度を下げられるみたい。その余裕で排気ファン(後面と上面・後)を共に 75%に。これで SpeedFan読みで 47℃。
790FXや DrMOSは何℃で常用できるものなんだろう。(MSIが、DrMOSの採用によって 70数℃が 50数度に、と宣伝しているから割と耐えてくれるだろうと期待しているが)
最終更新: 2009-12-30T04:34+0900
ケース | CoolerMaster COSMOS 1000 | ¥27000 | パーツ決定はこのケースから。というかこのケースの(値段の高さの)せいで BTOから自作へ方針転換。気密性と静音指向、それと、らしくない見た目が決め手。 |
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ケースオプション | CoolerMaster SIDE WINDOW BLACK (for COSMOS S) | ¥6500 | 吸音材はなくなるけど中が見えると楽しい。(自分で組んだからなおさら) |
PSU | Owltech Seasonic M12 600W (SS-600HW) | ¥16500 | 効率はより新しい M12Dシリーズのほうが優れるが、一番低い容量で 750W。そんなには不要。 |
M/B | MSI 790FX-GD70 (MS-7577) | ¥20000 | シックで良い。これを見た後ではピンクとか黄色とか青とか、考えられない。ASUSだけは黒がいい感じだけどオンボードサウンドの評価がやけに低い。 |
CPU | AMD PhenomⅡ X3 720 Black Edition (Socket AM3) | ¥15000 | Windowsスコア 5.8(Windows 7では 6.7)。コア数よりクロック周波数。あと TDPの(Core i7と比べたときの)低さ。 |
CPUクーラー | CoolerMaster V8 | ¥10000 | 見た目と存在感のみで選んだ。ケースと同じ CoolerMaster製品なので目に入った。 |
RAM | BUFFALO FIRESTIX DDR3-1066 2×2GiB (FSX1333D3G-K4G) | ¥7800 | Windowsスコア 5.9(7.5)。赤いヒートシンクが良い。それだけ。そんなわけだから上位の FireStix Infernoも下位の FireStix Heatも不可だし、オーバークロックもしません。DDR3は 3枚組みが多くて閉口した。DDR3は Double-Data-Rate 3の略だっての。i7だけじゃないっての。 |
VGA | SAPPHIRE ATI Radeon X1600 (DDR2 512MiB) | SN25Pから移植 | Windowsスコア 4.5(4.5)(Aero)、4.9(4.6)(Game)。 |
HDD | いくつか | SN25Pから OSごと移植 | Windowsスコア 5.9(5.9)。Windowsのライセンスを有効にするために電話が必要だった*。 |
光学ドライブ | DVDいろいろ対応(IDE接続) | SN25Pから移植 | |
FDD | ふつーの | SN25Pから移植 | M/B付属のケーブルは 5インチベイの上から 3段目までしか届かなかった。エアフローを遮るので普段ケーブルは繋がない。 |
RAID | HighPoint RocketRaid 2302 | SN25Pから移植 |
COSMOSと 790FX-GD70の組み合わせは良い。ケースのフロントパネルのコネクタが全て M/Bに接続できてはりぼてにならない。COSMOSがはじめからそなえるケースファン 4つも SYSFAN1/2/3/4に過不足なくつなげられる。COSMOSの HDDベイは 6つ。M/Bの SB750がサポートする SATAポートも 6つ。JMicronが追加で 2つの SATAポートを提供するので、片方をフロントパネルの eSATAに使っている(ホットプラグはできないかも。HDDのドライバ次第だと思うが)。もう片方は SATA接続の Blu-rayドライブでもつなげばいいだろう。
COSMOSの電源LEDは青色で点灯・消灯の 2モード。HDDアクセスLEDも青色。なんで青色。なんで同じ色。もうね、青色LEDはいらないよ。電源は緑、HDDはオレンジでいいじゃない。
今使ってるディスプレイ―MITSUBISHI VISEO MDT243WGの電源LEDも青色で、点灯、点滅、消灯の 3モード。目に刺さる青色というのがまず間違い。明るさを 100段階で調節できて 0にすると常時消灯もできるがそれでは役目を果たしていないし、気にならなくなるまで暗くすると今度は視認性が悪い。青色でなければそこそこ明るくても気にならなかったはずだ。サスペンドモードを点滅で表したのが二つ目の間違い。点滅周期(約4秒)と同じだけの時間見つめていないとサスペンドモードと電源OFFを区別できない。リモコンの感度が悪いことと相まって、PCを休止する->モニタの電源を切る->切れたかな?->じっと見つめて、暗くて視認性の悪い LEDが点滅していないことを確認する、という面倒を毎日負わされる。(VISEOの前に使っていた BenQ FP937S+は電源ONが黄緑、サスペンドがオレンジだった。調節機能はなかったが不足もなかった)
閑話休題。COSMOSについて。COSMOSの天板は他で言われているように振動して音を出す。いまは無事でもそのうち音を出すようになります。何か物を置くか、内側におもりを貼り付けでもすればよいか。>>>プチプチを詰めました。
排気ファン 3つに囲まれた CPU領域の冷却は申し分がない。5インチベイ 2つをつぶして 12cmファンを取り付けられる(そのためのブラケットは COSMOSに余分に付属していた) HDD領域も、位置が吸気口の直上ということもあって比較的問題がない。拡張スロット領域のグラフィックカードの冷却が COSMOS 1000 一番の癌。どうにかして空気の流れをつくらなければいけない。グラフィックカードに付いている小さくて高回転のファンが現在の最大の騒音源なので、この領域の冷却が静音化にもつながる喫緊の課題。Zalman VNF100は V8や DrMOSのヒートシンクと干渉しそうなので、気は乗らないが Scythe MUSASHIをとりあえず注文した。
今はグラフィックカードのファンが最大の騒音源で目立っているが、これを止めると、静音ケースといえども 3つある排気ファンの音が普通に聞こえてくる。電源と HDD上の吸気ファンの音は多分聞こえていない。排気ファンの交換がこの後の課題だが、空気の流れのあるところに必ず音があるような気がしないでもない。となれば隔離か。>>>夏以外は回転数を 50-75%にしぼることで相当改善する。
SpeedFan 4.37はこのように報告する⁂が
Win9x:NO 64Bit:YES GiveIO:NO SpeedFan:YES Scanning ISA BUS at $0290... Scanning AtiIgp SMBus at $0B00... F75387 found on SMBus at $2E F75133S found on SMBus at $36
GreenPowerCenterⅡによると LPC I/Oは Fintek F71889Fだ。(OC Dialの上に蟻っぽいマークのチップがあって、たしかに Fitek F71889?と読める)
本当に楽しみだから、待ちきれずに届く前に書いてしまう。次の PCのためにケースを買った。
いかにも PCという見た目の無骨なタワー型、ミドルタワー型、スリムタイプの PCには全くそそられない。最近はメーカーが独自に作り込んだ PC(ソニーの VAIO type?とか、HPの TouchSmart PCとか)に注目している。でもメーカーのお仕着せは御免なわけで、Shuttleのキューブ型ベアボーンはメーカーの個性と自由さのバランスがちょうど良かった。今、物欲を一番そそられるのは Appleの Mac miniと、HPの TouchSmart PC。どちらも唯一無二のできばえだと思う。ただ、Mac miniは MacであるがゆえにメインPCになれないし、TouchSmart PCは "Personal" Computerにするのはもったいない。デザインパネルをまとってキューブ型 PCをもういちど……は性能がいまいちだし静音も冷却も限界が知れてるので避けたい。コアを増やすのがはやってる今、Xeonを二個積んでデュアル CPUがやりたいな……(構成カスタマイズ中)……げ、40万円。Quadro FX高すぎ。ゲーミング PCは性能に問題はないし、個性的なんだけど全体に厨のにおいが漂っていて好きになれないな……、200mm大径ファン!前面エアフィルタ!天面にコネクタ・電源スイッチを配置! Antec Nine Hundred Two!素晴らしい! 青色LEDと 9つもある(とはいえ 3.25インチHDDもここに格納する) 5インチベイがいかにもゲーミングPC、いかにも自作PCといった風情でマイナスポイントだけど、合理的な天面アクセスは評価が高い。使える上にパッと見でも(凡百のケースと)ちょっと違うのが良い。ここで COSMOS登場。200mmファンこそ持たないものの、密閉構造と最初から備えた静音対策、落ち着いた、PCケースっぽくないデザインが高評価。大きさだけが難点に思えるも、Extended ATXに対応、Dual Xeonも可能、と考えればむしろ利点。