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脳log[2011-08-19~]



2011年08月19日 (金) [ProjectEuler] くっそう。「これは、線型方程式を解くだけなので簡単です。」なんて言ってみたいぜ。手で解く手順は見当がついても脳のキャパをオーバーしてるのでうまくコーディングできない。Wishlistから『プログラミングのための線形代数』を掘り出してきたので、そのうち。

最終更新: 2011-09-10T23:55+0900

[ProjectEuler] Problem 101

 Problem 101

(↑↑のリンク先を見て)行列を使うことがわかればなんとか。最初に考えた階差数列とか二項係数を使った手順とはなんだったのか。要の逆行列の計算(もう忘れた)は Rubyがやってくれるし。だけど最初は行列の要素が整数だったせいで正しい逆行列が得られなくてハマった。

浮動小数点数や有理数その他に対応するために、Matrix#inverseは演算の手続きだけを提供してる、ということなんだと思うけど、全くでたらめな結果が正常に返ってくるのは驚き。元の行列と逆行列の要素がどちらも整数になることがわかってる場合はなおさら。型指定がないことで扱いが難しくなってしまってる。

このへん(ja.wikipedia.org)まで理解したいなあ。

require 'matrix'

# (a0,a1,a2,a3,...) -> (n) -> a0 + a1*n + a2*n^2 + a3*n^3 +...
Poly = lambda{|*kk|
	kk.reverse!
	return lambda{|n|
		return kk.inject(0){|sum,k|
			sum * n + k
		}
	}
}
Q = [1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1]
QSeq = Poly[*Q] # (n) -> 1 − n + n^2 − n^3 + n^4 − n^5 + n^6 − n^7 + n^8 − n^9 + n^10

Main = lambda{
	sum_of_FIT = 0
	a, n = [QSeq[0]], 0
	until a == Q
		aseq = Poly[*a]
		raise if aseq[n] != QSeq[n]
		n += 1 while aseq[n] == QSeq[n]
		sum_of_FIT += aseq[n]
		a = Next_OP[QSeq, n]
	end
	p sum_of_FIT
}

Next_OP = lambda{|seq, k|
	return (Matrix[
		*(1..k).map{|i| _ = [1.0]; (k-1).times{ _.push(_.last*i) }; _ }
	].inverse * Matrix[
		*(1..k).map{|_| [seq[_]] }
	]).column(0).to_a.map(&:round)
}

Main.call

2011年08月18日 (木) 「アドミナブル・アンド・サイ」なんで abdominal(アブドミナル)じゃないの? アドミナブルはスペルがわかりません。■■■ いや、検索結果の数は「アブドミナル アンド サイ」の方が多かった。1620対3000 by google. ただし Bingでは逆転して 256対165。英語的に、ボディビル的に、正しいのはどっち?■■■ Vagrant Storyには abdomenっていう部位があった。難しかった。かといって stomachもいまいちだしねえ。


2011年08月17日 (水) な、なんだってー。構文木がコウブンボクじゃないとか……。もしやと赤黒木を Wikipediaでみると、こちらもセキコクボクではなかった。赤黒黄とかどんな冗談。もうひとつ、B木もビーボクじゃなかった。ぎゃー。もういい。red-black treeと B treeで十分だ。(こういうデータ構造を本で読んだのって Windows PCを触り始めた翌年の、オブジェクト指向やらオートマトンの本を図書館で借りたのと同じ頃(だけ)だ。県立図書館++。それにくらべて今の自分は……)

最終更新: 2011-08-21T01:48+0900

[SakuraEditor] 正規表現検索。トリック。不完全。

 (?imx-imx)        孤立オプション
                     i: 大文字小文字照合
                     m: 複数行
                     x: 拡張形式
 (?imx-imx:式)     式オプション
 補記 1. 文法依存オプション
  + ONIG_SYNTAX_RUBY
    (?m): 終止符記号(.)は改行と照合成功
  + ONIG_SYNTAX_PERL と ONIG_SYNTAX_JAVA
    (?s): 終止符記号(.)は改行と照合成功
    (?m): ^ は改行の直後に照合する、$ は改行の直前に照合する

サクラエディタが自動で mフラグをくっつけて m/pattern/km みたいなのを正規表現ライブラリに渡すので油断していた。インラインでフラグを変更する方法がある。

ところで、mフラグは実装間で意味に一貫性が無く、また鬼車のフラグも間違いを誘うような名前をしているので注意が必要。みんな ECMAScriptに倣え!

 + 孤立オプションの有効範囲は、その孤立オプションを含んでいる式集合の終わりまでである
   例. (?:(?i)a|b) は (?:(?i:a|b)) と解釈される、(?:(?i:a)|b)ではない

フラグの意味に加えて、その有効範囲の面倒くさいことよ。これに対処するくらいなら他の方法を考えるレベル。Onigmoは PCREみたいに、パターンのコンパイル時オプションとして「改行」を意味する文字を指定することに対応してくれないのかな。>NEWLINE CONVENTIONS(pcre.txt)


mフラグを OFFにする目的は何かといえば、JavaScriptと bregonigにおいては $ と ^ が改行前後にマッチしないように、Rubyにおいては . が改行にマッチしないように、ということだ。

「$ と ^ が改行前後にマッチしないように」は言い換えると「^ と $ が文書の頭と末尾にだけマッチするように」ということだが、サクラエディタにおいては従来、文書の先頭・末尾と各行文字列の先頭・末尾は区別できず、各行文字列末尾と改行直前の区別は曖昧だった。であれば、この問題は複数行検索が実現するときまで先送りしても差し支えないだろう。(ないよね?)


2011年08月15日 (月) トラックボール。解像度がフルHD以上の液晶ディスプレイが広すぎると感じたらマウスから持ち替えてみる価値はある。


2011年08月11日 (木) [Ruby] 配列などコンテナとその要素をまとめて freeze! する freeze! メソッドが欲しい。

最終更新: 2011-08-20T02:11+0900

[ProjectEuler] Problem 96, Problem 97, Problem 99, Problem 93

 Problem 96

ナンバープレイス。30秒くらいかかります。数独ソルバは前にも書いたことがある(20100511)。その時とくらべてしたことといえば優先度を付けたくらい。場合によってそれが効果的なのは Problem 83のとき(20110325p01.03)に実感してる。

def main
	tl3digits = []
	numarr = ''
	DATA.each_line{|line| line.chomp!
		if /^\d{9}$/ =~ line
			numarr << line
			tl3digits << solve(numarr)[0,3].to_i if numarr.size == 9*9
		else
			numarr = ''
		end
	}
	puts "#{tl3digits.size} puzzles were solved."
	puts "The sum of 3-digit numbers is #{tl3digits.inject(&:+)}."
end

def solve(nums)
	pns = possible_numbers(nums) # [[index,X,Y,...],...]
	pns_shortest = 10
	pns_shortest_index = -1
	pns.each_with_index{|pn,i|
		if pn.size-1 < pns_shortest
			pns_shortest = pn.size-1
			pns_shortest_index = i
		end
	}
	if 10 <= pns_shortest
		return nums # solved!
	elsif 0 == pns_shortest
		return nil # false branch. no solution.
	else
		pn = pns[pns_shortest_index]
		index = pn.shift
		return pn.map{|n|
			nums_ = nums.dup
			nums_[index] = n
			solve(nums_)
		}.compact[0] # nil or solution
	end
end

def possible_numbers(nums)
	pns = []
	(0...9).each{|y|
		(0...9).each{|x|
			i = index(x,y)
			next unless nums[i] == ?0
			pns << [i] + ((?1..?9).to_a - determined_numbers(nums, h_indices(x,y)) - determined_numbers(nums, v_indices(x,y)) - determined_numbers(nums, b_indices(x,y)))
		}
	}
	return pns
end

def index(x,y)
	return x + y*9
end
def h_indices(x,y)
	return y*9 ... (y+1)*9
end
def v_indices(x,y)
	return (0...9).map{|y| x + y*9 }
end
def b_indices(x,y)
	i = index(x-x%3, y-y%3)
	return [i, i+1, i+2, i+9, i+10, i+11, i+18, i+19, i+20]
end
def determined_numbers(nums, indices)
	return indices.map{|i| nums[i] }.reject{|n| n == ?0 }
end

main;

__END__
content of sudoku.txt here.

 Problem 97

Bignumがある Rubyでは関係ないけど、64ビット整数を前提に小細工(ループ展開)。

ten = 56866
978807.times{
	ten = (ten * 256) % 10000000000
}
p (ten + 1) % 10000000000

 Problem 99

場違いに簡単な問題。

max_lineno, max_number = 0, 0
lineno = 0
DATA.each_line{|line| line.chomp!; next if line.empty?; lineno += 1
	base, exp = *line.split(",", 2).map(&:to_i)
	number = exp * Math.log(base)
	max_lineno, max_number = lineno, number if max_number < number
}
p max_lineno
__END__
content of base_exp.txt here.

 Problem 93

スクリプトは不完全。4つの数{1,2,5,8}と四則演算とカッコを使って 36を作る方法がわからない。

Ops = [:+, :-, :*, :/].freeze
Ops3 = Ops.product(Ops, Ops).freeze
max_fnxn = 0 # fnxn: first non-expressive number
max_fnxn_c4 = nil
(0..9).to_a.combination(4){|c4|
	xns = [true]
	c4.permutation.to_a.product(Ops3).each{|_| nums, ops = *_
		num = nums.last.to_f
		3.times{|i|
			num = num.send(ops[i], nums[i])
		}
		xns[num.to_i] = true if num.finite? and 0 < num.to_i and num.ceil == num.floor
	} # 24 * 64
	fnxn = xns.index(nil) || xns.length
	if max_fnxn < fnxn
		max_fnxn = fnxn
		max_fnxn_c4 = c4
	end
} # 210
puts "{#{max_fnxn_c4.sort.join(',')}} forms 1 to #{max_fnxn-1} numbers."

例えば、(5 - (1/2)) * 8 = 36。数字の順列 ABCDと演算子の順列___をそのまま連結して A_(B_(C_D)) を作るだけでは全ての式を網羅できてなかった。左右対称になるのを除いて、次の 3通りに順列と順列を組み合わせた。((A_B)_C)_D, (A_(B_C))_D, (A_B)_(C_D)

Ops = [:+, :-, :*, :/].freeze
Ops3 = Ops.product(Ops, Ops).freeze
Evaluate = lambda{|exp|
	s = []
	until exp.empty?
		h = exp.shift
		if h.kind_of?(Symbol)
			s[-2] = s[-2].send(h, s[-1])
			s.pop
		else
			s.push(h)
		end
	end
	return s[-1]
}
max_fnxn = 0 # fnxn: first non-expressive number
max_fnxn_c4 = nil
(0..9).to_a.combination(4){|c4|
	xns = [true]
	c4.map(&:to_f).permutation.to_a.product(Ops3).each{|_| nums, ops = *_
		[
			[nums[0], nums[1], ops[0], nums[2], ops[1], nums[3], ops[2]], # ((A_B)_C)_D
			[nums[0], nums[1], nums[2], ops[0], ops[1], nums[3], ops[2]], # (A_(B_C))_D
			[nums[0], nums[1], ops[0], nums[2], nums[3], ops[1], ops[2]]  # (A_B)_(C_D)
		].each{|exp|
			num = Evaluate.call(exp)
			xns[num.to_i] = true if num.finite? and 0 < num.to_i and num.ceil == num.floor
		} # 3
	} # 24 * 64
	fnxn = xns.index(nil) || xns.length
	if max_fnxn < fnxn
		max_fnxn = fnxn
		max_fnxn_c4 = c4
	end
} # 210
puts "{#{max_fnxn_c4.sort.join(',')}} forms 1 to #{max_fnxn-1} numbers."

2011年08月06日 (土) これまで何度も Operaを使ってみようとして 10分もせずに挫けた理由。Tabキーがフォームにしかフォーカスを移動しない。Ctrl+矢印だとつきとめたので半年後くらいにまた試す。■■■Opera. 画面内の要素に一発でフォーカスが当たるのはすごく良いんだけど、まさしく前々から望んでいた機能なんだけど、Ctrl+↓だと画面内の一番下、Ctrl+↑だと画面内の一番上の要素にフォーカスするのはいただけない。そんなんでは Ctrl+(↑↓↓↓……)とか Ctrl+(↓↑↑↑……)みたいな操作を常に要求されてしまうではないか。キーを押し直したくはない。■■■@2011-08-10 必ずしも一番上とか下とかではなかった。予測できません。


2011年08月05日 (金) 「○○する」と書かず「○○となる」と書く例を頻繁に見かける。ぎごちなくみえて好きじゃない。


2011年08月04日 (木) 戦闘機にとって人間は脆弱なパーツに過ぎない。


2011年08月03日 (水) はてブで『耳刈ネルリ』の文字をみかけた。売れるといいね。次作を待ってるんだけどファミ通文庫は『荒野の恋』や『暴風ガールズファイト』『カーリー』を最後まで出せなかった根性なしだからなあ。『ヒツギでSOSO!』の人も続刊がないし、森橋ビンゴの『ラビオリ・ウェスタン』も単発で終わっちゃった。売れる物を売るだけじゃ先細りするばかりなのに。もっと、俺好みのを。

最終更新: 2011-08-04T03:29+0900

[tDiary] PageDownキーによるスクロール量をごにょごにょするプラグイン。

日と日の境が行き過ぎてしまわないようにスクロール量を制限する。

うっとうしいかな? スムーズスクロールも効かないしな。でも AutoPagerizeの機能の一部としてあってもいいような気もする。

動作確認済み> Firefox 5.0, Internet Explorer 9, Safari 5.0.2, Opera 11.50

* この日記(tDiary-2.3.3.20091124)にはまだ js_urlメソッドとか enable_jsメソッドとか無いのです。


2011年08月02日 (火) [98][Vista] フォルダの、エクスプローラでの表示名を変える方法。フォルダに読み取り専用属性を付ける(=>中の desktop.iniを読ませるため)。[.ShellClassInfo](改行)LocalizedResourceName=あああ(改行) という内容のテキストファイル(文字コードはメモ帳のいう「Unicode」)を desktop.iniという名前でフォルダの中に作成する。こちらは Vistaになってからだと思うけどファイルの表示名も同じ方法で変えられる。[LocalizedFileNames](改行)Windows Media Player.lnk=Windowsメディアプレイヤー(改行) みたいなフォーマット。explorer.exeを再起動しないと反映されないかも。


2011年07月28日 (木) Amazon「持っている商品(2384)」「購入済みの商品(451)」これ、unique idの数かな? アマゾンは最近ウィッシュリストの表示設定のデフォルトを「未購入」にして、変更された表示設定を保存したりはしてないけど、定期おトク便を使わずに定期的に消耗品を買うための「消耗品」リストを作ってるのです。表示されてないことで買い逃したり、しましたがそれでいいの? ひとつ買えば足りるものに関しては買ったら削除という運用で間に合ってたから余計なお世話。■■■ (今の携帯電話を使い始めた) 2007年10月から、代引きを除いて、累計 48万1675円。月当たり 10471円。多くも少なくもない印象。数年前まではリアル書店がメインだった。今は本なら丸善&ジュンク堂のネット書店。■■■ 最初の注文は……、2003年3月18日!『花ごよみ』『ももいろさんご 2』(花見沢 Q太郎)! やはりエロは世界を変えるな。(参考) 2003年に買った本(※意図的に登録してない本があるんだけどちょっとだけ漏れてた。もういいか)。


2011年07月26日 (火) 「九電やらせメール」(※やらせっていうと不正の主体が番組にあるみたいだ) 今日の新聞でやっと近い意見を見かけた。いわく、アメリカ的な価値観では動員をかけること自体は否定されない。そうでしょうとも。俺は呼びかけが大した効果を持つとは思わないし、勤め先を守るために応じる人間がいたとしてもそれは自然なことだ。たまたま九電やその関連会社に勤めていて、原発を稼働させることが自分らの利益にかなうと考えたのなら行動すればいい。そういう人を含む多くの人間を雇用しているのならそれは九電の強さだし声が大きいのも当然の結果。まあ俺は、無批判に従うやつにも会社に属する自己の利益しか考えられないやつにも「社畜乙」と言ってやりたいが。やらせメールを問題にして、それを排除するようなバイアスをかけることで「正しい結果」(※そんなものが存在するかはさておき) が得られると信じるような人間は注意した方がいい。最近のお手軽な世論調査のたぐいにせいぜい振り回されないことだ。ネットだと調査手法や設問の穴がすぐに掘り出されてバランスを取りやすいんだけどね。一方的なメディアはもうダメ。### まわりの言うことを聞くいい子でいても評価はされない。辞めるまでに何をやったか(あるいは何をやらなかったか)が全て。評価されるのは首相だけではない国会議員も首相が替わるまでに(※替わってからでは断じてない)何ができたのかを問われるべき。立法はお前らの仕事だ。■■■@2011-08-01 くだんの番組って国の番組だったのね。なら「やらせ」で納得。最近になって説明会での自作自演に基づく、虚偽のアリバイ・実績作りも報道されたけど、そんなのは海堂尊のエンターテイメント小説にも出てきたわ。当事者にとっては驚くに値しない話でしょう。


2011年07月24日 (日) 一重まぶたと二重まぶたの見分け方を検索……たぶん ふたえだ な。