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脳log[本: 2005-10-30~]



2005年10月30日 (日)

[][][文庫] 有川 浩【塩の街―wish on my precious (電撃文庫)】 メディアワークス

[][][文庫] 飛田甲【夏祭りに妖狐は踊れ (ファミ通文庫)】 エンターブレイン


2005年10月27日 (木)

[][][文庫] 清水 マリコ【あなたに胸いっぱい―メガネっ娘☆初恋 (美少女文庫)】 フランス書院


2005年10月25日 (火)

[][][文庫] 清水 マリコ【嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)】 メディアファクトリー

「嘘」シリーズ1作目。"すこしふしぎ"なお話。2作目の『君の嘘、伝説の君』の○○○落ちはちょっとがっくり来たので、ふしぎをふしぎのままにしておいてくれたこっちの方がおすすめ。


2005年10月21日 (金)

[][][文庫] 米澤 穂信【氷菓 (角川スニーカー文庫)】 角川書店

昨日の愚者のエンドロールがシリーズ2作目で、今日読んだ氷菓が古典部シリーズ1作目。どちらも面白かった。大がかりな謎も殺人事件もないけどミステリの体裁は整ってる(と思う)し、高校生を描いたものとしても読める。一粒で二度おいしいってやつ。古典部部員の 4人はキャラが立ってるし、語り部でもある折木奉太郎の立ち位置には共感して憧れる。


2005年10月20日 (木)

[][][文庫] 米澤 穂信【愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)】 角川書店

学園祭の出し物にミステリもののビデオ映画を作ることになった。けれど解決編に当たる部分の脚本ができあがっていなくて、トリックや犯人など脚本の続きを、途中までの映像と関係者の話から推理することに。

ミステリ読みには常識の範疇かもしれないけど、推理小説というものに関して作中で語られることがちょっと勉強になる。ノックスの十戒とか物理・心理・叙述トリックとか、聞きかじった単語が出てくると嬉しい。

いま見たばかりの映像を、そして昨日までの三日間のやり取りを、ゆっくりと思い出しながら……。それらを結び付けていく。俺ならば、きっと……。

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……そして俺は、自分が結論に辿り着いたことに気がついた。

198ページの内容(↑)。

ミステリを作者と読者の対決だとは思ってないので、探偵さんに先んじて自分で推理をしたことはないんだけど、たった一行の行間で結論を出されたのに慌てて思いつきで犯人をでっちあげてみた (毛利小五郎風に)。そしたらそれが(とりあえずの)正解だった。

まあ、それが嬉しくてコレを書いてるんだけど、それだけじゃ探偵でなく推理作家止まりらしくて、黒幕に踊らされる道化に過ぎなかった。結局にわか探偵は毛利小五郎よろしく本物の探偵(コナンくん折木奉太郎)に席を譲るのでした。


2005年10月18日 (火)

[][][単行本] 米澤 穂信【さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)】 東京創元社

[][][文庫] 米澤 穂信【氷菓 (角川スニーカー文庫)】 角川書店


2005年10月17日 (月)

[][][文庫] 米澤 穂信【愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)】 角川書店


2005年10月16日 (日)

[][][文庫] 米澤 穂信【春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)】 東京創元社

諦念と儀礼的無関心を自分の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を。(p243)

高校生になったのを機に小賢しい知恵を隠して小市民として生きることを目指す小鳩くんと、同じく過去を捨て小市民を目指す小左内さん。ふたりは恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある。

とはいえ日常の中にもちょっとした謎や腹の立つことには事欠かないわけで、小鳩くんと小左内さんは小市民の皮を被り続けることができるのか。小市民シリーズ、続刊期待です。


2005年10月13日 (木)

[][][文庫] 桜庭 一樹【ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)】 早川書房

  • 「少女」と「青年」に関する記述が面白かった。
  • 第一部の中世と第二部の少し未来のシンガポール。意味ありげな相似、でも肩透かし。
  • 「箱庭」?

分かり易い解説→ http://www.13maid.com/badtrip/weblog/archives/000027.html (BAD_TRIP 新装版)


2005年10月12日 (水)

[][][文庫] 葉山 透【9S(ナインエス) (電撃文庫)】 アスキー・メディアワークス

[][][文庫] 山形 石雄【戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)】 集英社


2005年10月09日 (日)

[][][文庫] 桜庭 一樹【ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)】 早川書房

[][][文庫] 米澤 穂信【春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)】 東京創元社


2005年10月05日 (水)

[][][文庫] 藤原 祐【レジンキャストミルク (電撃文庫)】 メディアワークス

頭が良い(風な)主人公が気に入らない。あれこれ思考を巡らせて、夜の街を巡回……したりはしないけど、不測の事態が生じれば自分の失策を恥じて。そういうお利口なところは「戯言だけどね」で流してくれないと。

とはいえ、主人公がいけ好かないってだけで読まないのはもったいないので次も読む。

コレ(↑)、chapter 3まで読んだ感想。chapter 4は俄然面白かった。何といっても舞鶴 蜜。こんなツンデレさんをクライマックスまで温存しておくなんて憎すぎる。藤原 祐が憎い。こんな秘密兵器が出てきたらテンションも上がりますって。とっとと二冊目出してください。

chapter 4では主人公の実力が他の登場人物に認められてるので、主人公に対して「なんなんだよお前は」みたいな感想を持つこともなくなりそう。


2005年10月03日 (月)

[][][単行本(ソフトカバー)] 桜庭 一樹【少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)】 東京創元社

見下げはてな (20050923p2)