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脳log[2007-12-25~]



2007年12月25日 (火) なんでもかんでも「相性」で片付けて原因究明を怠る(一部の)風潮が嫌い

[Ruby][tDiary] PStore, category.rb: 日記に変更があるたびにカテゴリキャッシュファイルが一斉に更新されるのをなんとかする。

日記を更新すると、TDiary::Config#data_path/category/ 以下の、カテゴリごとに作られるキャッシュファイルがずいぶんたくさん更新される。全部ではないが半分近い 21のファイルが更新されていた。日記の内容はというと一つのカテゴリしか使っていない。

どこのコードが無駄にファイルを更新しているのかと絞っていくと、category.rbの中の Category::Cache#replace_sectionsだとわかった。ではこの replace_sectionsが悪いのかというとそうではない。replace_sectionsの中の

PStore.new(cache_file(c)).transaction do |db|
end

に囲まれた部分をすべてコメントアウトしても 21のキャッシュファイルが一斉に更新されたのだから。一部の PStoreファイルは開いて閉じるだけで常に更新されるのだとしか考えられない。

PStoreは transactionの前後で Marshal::dump の戻り値のサイズと MD5が変化したかどうかを見て、変更があったかどうかを判断し、ファイルに書き込みをするかしないかを決めている。Marshal::load/dump が対称ではないのだろか。(そもそも Hashを Marshal::dumpした結果が一定だと仮定してよいのだろうか*)

原因が何であるにせよサーバーの pstore.rbを書き換えるわけにもいかないので、tDiaryの category.rbに対策を施した。

 PStore#transaction(true)を使う

読み出し専用であることが予めわかっている PStore#transactionはすべて trueを引数にして(readonly=trueの意)呼び出す。実はそういう transactionはすべて PStore#abortで終わっているのでこの対策は必要ないのだが、ファイルを排他ロックすることと MD5を計算する手間が省けるので一応。

 PStore#abortを使う

肝心の Category::Cache#replace_sectionsは transactionの開始前に変更があるのかどうかがわからないので PStore#transaction(true)は使えない。日付の削除が空振りに終わったときにだけ PStore#abortを呼ぶことにする。これで必要最低限のキャッシュファイルだけが更新されるようになった。

	#
	# cache each section of diary
	# used in update_proc
	#
	def replace_sections(diary)
		return if diary.nil? or !diary.categorizable?

		categorized = categorize_diary(diary)
		categories = restore_categories
		deleted = []
		ymd = diary.date.strftime('%Y%m%d')

		categories.each do |c|
			PStore.new(cache_file(c)).transaction do |db|
				db['category'] = {} unless db.root?('category')
				if categorized[c] and diary.visible?
					db['category'].update(categorized[c])
				else
					# diary is invisible or sections of this category is deleted
					db.abort unless db['category'].delete(ymd)
					deleted << c if db['category'].empty?
				end
			end
		end

		if !deleted.empty?
			deleted.each do |c|
				File.unlink(cache_file(c))
			end
			replace_categories(categories - deleted)
		end
	end

* 追記:最近の Ruby(1.8.7だか 1.9.0)は Hashの keyの順序を保存しているみたいだけど。


2007年12月20日 (木)

[Ruby] るびまゴルフ 【第 2 回】

 問題

以下のコードと同じ出力をより短いコードで得よ。(パーは 27バイト)

-2000.step(-10000,-10) do |v|
  puts v
end

 答案

n=1990;801.times{p -n+=10}

-1 (26バイト)だからバーディーかな。アルバトロス(-3)が上限とは限らないけど。数値リテラルが冗長な気がするけど他の表現が思いつかない。文字コード(?X)を使おうと思ったけどできなかった。

 やってみたこと

  • 省ける空白を省く
  • do〜end を {〜} に
  • puts を pに
  • 三カ所の -(マイナス)を一カ所に

 失敗したこと

  • ブロック変数名を $\(レコードセパレータ)にして、printを無引数で呼ぶ。(.step{|$\\|print}。$\に数字を代入できなくて失敗。なら文字列に対して uptoを呼べばいいんだけど文字列リテラルにするために引用符で +2バイト使っちゃ無駄が多いし、そもそもお題を満たせないし、泥縄)
  • (irb限定で) 変数_を使ったインチキ。

 できなかったこと (他人の答えを見て)

  • 三カ所の 0(十)を一カ所に (思いつかなかった)
  • Shift_JISの文字コードを利用 (できなかった)

2007年12月17日 (月)

[Ruby] Rubyの 定数の見える範囲 の理解はあきらめております

irb(main):115:0> require :benchmark.to_s
irb(main):119:0> Benchmark.bmbm{|j| j.report }
NameError: uninitialized constant Benchmark::Job::ArgmentError
        from C:/Program Files (x86)/ruby/lib/ruby/1.8/benchmark.rb:333:in `report'
        from (irb):119
        from C:/Program Files (x86)/ruby/lib/ruby/1.8/benchmark.rb:250:in `bmbm'
        from (irb):119
        from :0
irb(main):120:0>

 追記@2008-02-20:実は可視範囲の問題ではなくタイポだった

ArgmentError -> ArgumentError

http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/scat.rb/ruby/ruby-list/44601

[Vista] フォルダを新しく開くとキラリン

詳細ペインの右側の羽でこすったような部分。新しくフォルダウィンドウを開くと直後のわずかな時間だけ光が移動する。一月から使ってて気付いたのが今日。その間ほぼ毎日 PCを起動していたのに、よくも気付かなかったもんだ。


2007年12月16日 (日)

[tDiary] (特定の)日記が消える?

2.2.0に変更すると半分程度の月の日記データ(YYYYMM.td2)が消えた。残ってる月も表示されるのは一、二件程度。原因を調べると、もちろん原因は自分にあったんだけど、2.2.0の更新された tdiary/wiki_style.rbに、DIFF差分をもとに過去に自分が加えた変更をもう一度加えたときに行頭の - を一カ所取り除き忘れたのが原因だった。

					if /\A(?:http|https|ftp|mailto)\z/ =~ scheme

を、

					if /\A(?:http|https|ftp|mailto|javascript)\z/ =~ scheme

こう(↑)すべきところ、

-					if /\A(?:http|https|ftp|mailto|javascript)\z/ =~ scheme

こう(↑)してしまったのが原因。

Rubyでは ifといえども値を返すので、Stringに単項マイナスのメソッドは存在しないというエラーになっていたんだけど、そのエラーは tdiary/defaultio.rbの restore()で rescue NameErrorされて捨てられていました。

スクリプトのエラー(原因は自分だけど)で日記データが消えるのはウレシクナイ。スクリプトの間違いは起こりやすく修正も容易だけど、消えた日記データは復活しないのだから。バックアップをとっていてさえ直前のバックアップより新しいものは元に戻しようがない。

エラーで表示できない日記データでも TDiary::WikiDiaryなどのかわりに TDiary::BadDiary などとして保持しておいてほしいな(そしてデータファイルを更新するときには正常なデータと一緒に書き込む)、と思いつきだけで書く。

(怖くなってサーバーの tDiaryがまだアップデートできてません)

 footnote.rb

セクションごとに表示されるようになったのはもちろんのこと、飛び先が同一ページ内になったことが嬉しい。プライベートな変更(→20040228p02, →20050401p01)は維持するのが面倒くさいし、アップデートの失敗例が直上にあるので。

[SQLite] 3.5.4リリース。critical bug fixより group_concat()に目がいく

Productize and officially support the group_concat() SQL function.

http://www.sqlite.org/releaselog/3_5_4.html

試してみる。

>sqlite3
SQLite version 3.5.4
Enter ".help" for instructions
sqlite> create table t1(c1);
sqlite> insert into t1 values(1);
sqlite> insert into t1 values(2);
sqlite> insert into t1 values(3);
sqlite> select * from t1;
1
2
3
sqlite> select group_concat(c1) from t1;
1,2,3
sqlite> select group_concat(c1+1) from t1;
2,3,4
sqlite> select group_concat(c1||0) from t1;
10,20,30
sqlite> select group_concat(c1, "-") from t1;
1-2-3
sqlite> select group_concat(c1, c1) from t1;
12233

期待通り。

もう create_function()で自作して Segmentation faultに困らされたりすることもなくなるね。(sqlite3-rubyの話)

もっとも sqlite3-rubyは一年以上のブランクを経て今年の二月に新バージョンが出てるので Segmentation faultは出なくなってると思う。下の変更点が多分そう。

2007-01-13 11:42 jamis

* Fix for use of callbacks (busy_handler, set_authorize and trace) (thanks Sylvain Joyeux, closes #2955)

http://rubyforge.org/frs/shownotes.php?group_id=254&release_id=9438

[tDiary] タグクラウドでフォントの大きさを決めるときに出現数の二乗根を使うにはわけがある。

数日前からこちら(SmallStyle - category プラグインを利用した タグクラウド 表示プラグイン)から入手したタグクラウド表示プラグインを手直ししたものを使っている。

直した理由は、日記を書かなくても毎日キャッシュが更新されるとか(<それ日記じゃない)、すぐに組み立てられる URLをキャッシュに含めなくてもいいじゃないかとか、addとか print_htmlというメソッドにプラグインの名前空間を汚されたくないとか、プラグインファイルの地の部分で returnするとどこへ戻るんだろう無事に戻れるんだろうかとか、そういうこと。いじった結果、ファイルサイズが増加し、キャッシュサイズもたぶん増加し、計算量が増加して、機能はほとんど変わらず、なので変更点は(この人目につかない日記にも)書けない。

本題。変更の過程でフォントサイズの指定をクラスからインラインスタイルに変更し、style="font-size: xxx%" というのを HTMLタグに埋め込むことにした。そして、フォントサイズのパーセンテージの決定方法を以前自分が書いたものから流用した。(ここが問題)。

以前書いたものはタグの出現数の分布を、最小フォントサイズ(100%)から最大フォントサイズ(200%)の間にそのままマップするものだった。これだと一つだけ突出したタグがあると他がみんなどんぐりの背比べになってしまう。では出現数の二乗根を使うとどうなるか、実験してみた。

[1, 2, 3, 10, 20, 50] # タグの出現数のリスト
=> [100, 102, 104, 118, 138, 200] # 出現数をそのまま使って font-size(100%-200%)を求めた
=> [100, 106, 112, 135, 157, 200] # √出現数
=> [100, 117, 128, 158, 176, 200] # log(e)(出現数)

ここの日記のように一部のタグだけが突出していて、その他のほとんどのタグの出現数が 10以下のような場合は、出現数の自然対数を使うと出現数のわずかな増加にフォントサイズが敏感に反応する。というわけで、Rubyでは sqrtと logの時間コストがほとんど同じであることだし、タイトルを無視して logを使ってフォントサイズを決めることにした。

 追記@2008:やっぱり root。

単純に出現数を使った場合、上で書いたように一つを除いて豆粒サイズになる問題があったが、logを使った場合は一部を除いほとんどが最大に近いサイズになってしまう問題が発覚した。あいだをとってルート。

 追記@2007-12-31:H指数なんてものも

http://www.machu.jp/diary/20070719.html#p02

はてブ指数というものに使われているという。定義は「N以上の数がN個以上含まれる場合の最大のN」

これなら一部のカテゴリがどれだけ突出していていようとも、「N以上である」としか評価されないわけだ。たとえば求めた H指数が 100だったとき、値が100の要素も10000の要素も「100以上である」とだけ評価されているわけで、重みは等しい。なるほど。でも H指数をフォントサイズの決定にどのように使おう。


2007年12月12日 (水) [MX610] メールボタンで Thunderbirdを起動する。Thunderbirdには、メールボタンで最小化メッセージを送る。

[MX610] SetPoint 4.24が 11月末に出てたみたい

アップデートして、カスタマイズしたファイルが上書きされたり、設定が消えたり、新たな不具合を拾ったりしたらたまらないのでインストールはしない。4.00に不満もないしね > 11月2日を参照

それはそれとして、Logicoolはソフトウェアの更新履歴とか既知の不具合とか明らかにしたらどう。キャンセルボタンを押したらキー割り当ての設定が消えるなんて問題を直しもせず周知もせずほっとくなんて許せん。

 追記@2008-06-19: たとえば SetPoint4.60の変更点

Brief summary:

  1. Firmware update (92) for Logitech Bluetooth 2.0 receivers
  2. C++ redistributable package update
  3. Logitech Updater with new UI

Ligitech(英語)のサイトでは一応情報が出てた。Logicool、使えない。

 追記@2008-12-16: SetPoint4.40のリリースノートも見つけた。

http://logitech-en-amr.custhelp.com/cgi-bin/logitech_en_amr.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=7776


2007年12月08日 (土) 知らなかった: ヘボン = Hepburn = ヘップバーン

[tDiary]カテゴリ表示を最新表示、月表示モード互換に変更

10月22日に書いたように「カテゴリ」表示モードは「最新」「月」表示と見た目が違って違和感があるので、カテゴリ表示を最新表示と月表示に近づけてみた。(この日記で実働中)。

 追記

  • 2007-12-17 不完全なキャッシュが作成される問題があったので、「4 tdiary/categorizedio.rb」を修正しました。
  • 2007-12-28 セクションURLが変わってしまう問題があったので、「4 tdiary/categorizedio.rb」を修正しました。
  • 2008-04-17 カテゴリインデックスのパスの求め方を最新の tDiaryと同じものにしました。(「4 tdiary/categorizedio.rb」。結果は以前の CGI.escapeを使ったものと同じ。20080417p01)
  • 2008-04-18 共通のコードを TDiaryView#load_categorizedioにまとめました。(「3 tdiary.rb」)

 方針

新しく表示モード(TDiaryViewを継承したクラス)を作るのは手間だし、TDiaryLatestや TDiaryMonthからのコピペばっかりになることが想像できるので IOのラッパを作って TDiaryLatestや TDiaryMonthを騙すことに。

 CategorizedIO

transactionメソッドを引っかけて元々の IO(DefaultIOか PStoreIO)が渡してきた diariesから特定のカテゴリを持たないセクションを取り除いて呼び出し元に渡す。

transactionの呼び出し元に不完全な日記データが渡る関係上、日記の変更は捨てる。(読み出し専用)

 変更・追加したファイル

  1. .htaccess
  2. index.rb
  3. tdiary.rb
  4. tdiary/categorizedio.rb
  5. plugin/00default.rb
  6. misc/plugin/category.rb

 1 .htaccess

個々の日記のURLを ?date=yyyymmdd から yyyymmdd.html に、mod_rewriteを使って書き換えてる場合、RewriteRuleの最後に [QSA] (query string append)フラグを付けて書き換えた URLにクエリストリングをくっつけてもらう必要がある。クエリストリングはカテゴリを指定するのに使う。mod_rewriteを使っていない場合は .htaccessの変更は必要ない。

RewriteEngine on
RewriteBase /ds14050/diary
RewriteRule ^([0-9]+)(-[0-9]+)?\.html$ index.rb?date=$1$2 [QSA]

 2 index.rb

カテゴリの指定に categoryという CGIパラメータを使うので、最新表示にカテゴリフィルタをかけたときの URLが index.rb?category=カテゴリ になり、最後の else まで落ちて最新表示が選択される前に、従来のカテゴリ表示が選択されてしまう。これまでのカテゴリ表示は使わないので該当する二行をコメントアウトする。

		if @cgi.valid?( 'comment' ) then
			……
		elsif @cgi.valid?( 'date' )
			……
#		elsif @cgi.valid?( 'category' )
#			tdiary = TDiary::TDiaryCategoryView::new( @cgi, "category.rhtml", conf )
		elsif @cgi.valid?( 'search' )
			……
		else
			……
		end

 3 tdiary.rb

騙すのは TDiaryLatestと TDiaryMonth。それぞれの initialize()で日記データを読み出す前に、@ioを置き換えるコードを追加する。CategorizedIOは読み出し専用なのでこれ以後 日記の変更はできなくなるが、どちらも日記の変更はしていない(と思う)ので影響はない。

また categoryパラメータが与えられたときにキャッシュを無効にするために cache_file() も変更している。

	class TDiaryView < TDiaryBase

(skip)

		def load_categorizedio( baseio ) # CategorizedIO is an IO wrapper and is readonly.
			return baseio if not @conf or not @cgi
			require 'tdiary/categorizedio'
			category_dir = File.join(@conf.data_path, 'category')
			categories = ( @cgi.params['category'] || [] )
			return CategorizedIO.new( baseio, category_dir, categories )
		end
	end

	#
	# class TDiaryDay
	#  show day mode view
	#
	class TDiaryDay < TDiaryView

(skip)

	class TDiaryMonth < TDiaryView
		def initialize( cgi, rhtml, conf )
			super

			@io = load_categorizedio( @io )

			begin

(skip)

	protected
		def cache_file( prefix )
			@cgi.valid?( 'category' ) ? nil : "#{prefix}#{@rhtml.sub( /month/, @date.strftime( '%Y%m' ) ).sub( /\.rhtml$/, '.rb' )}"
		end
	end # class TDiaryMonth

(skip)

	class TDiaryLatest < TDiaryView
		def initialize( cgi, rhtml, conf )
			super

			@io = load_categorizedio( @io )

(snip)

		def cache_file( prefix )
			if @cgi.params['date'][0] or @cgi.valid?( 'category' ) then
				nil
			else
				"#{prefix}#{@rhtml.sub( /\.rhtml$/, '.rb' )}"
			end
		end

(skip)

	end # class TDiaryLatest

 4 tdiary/categorizedio.rb

新規追加ファイル。貼り付けるには厳しい量だな。貼るけど。

既存の IOのメソッドを置き換えるのは transaction() と calendar() の二つ。

transaction() は該当するカテゴリを持たないセクションをはじく機能を持つ。

calendar() は該当するカテゴリを持つセクション の存在する年月のみを返す。calendarを作成するために category.rbプラグインが作成するキャッシュを利用するのでキャッシュが壊れていたり不完全だったりすると影響を受ける。

 予想される問題点

HOWTO-make-plugin.html には TDiary::Plugin@yearsには全日記の年月データが含まれていると明記されているので、@yearsの元になる calendarを上書きすると category.rbや squeeze.rbなど独自に日記を読み込むプラグインが期待通り動かない可能性がある。

@io.transactionで TDiary::TDiaryBase::DIRTY_NONEを返しても DefaultIOがデータを更新することがある。キャッシュが存在しない場合がそう。yieldを呼び出した後で、CategorizedIOがセクションを削除したりした diariesを元にキャッシュを作成してしまう。今は tdiary/defaultio.rbを書き換えて yieldを呼び出す前に必要ならキャッシュを作成してしまって、yieldの戻り値が DIRTY_NONE以外だった場合は、もう一度キャッシュを作成しなおすようにしているが、単純に tdiary/caretorizedio.rbで DefaultIO#transactionを breakで抜けてもいい。 DefaultIO#transactionを抜けてから diariesをいじるようにして解決済み。

表示しないセクションを削除してしまうとセクションナンバーが変わってしまい、それに伴って URLも変わってしまうので混乱を招くもとになっていた。 12月28日に tdiary/categorizedio.rbを修正して解決済み。

require 'delegate'
require 'pstore'

module TDiary

	class CategorizedIO < SimpleDelegator

		def initialize(baseio, category_dir, categories=nil)
			super(baseio);
			@dir = category_dir;
			set_categories(categories);
		end

		def set_categories(categories)
			@categories = (categories || []);
			@calendar = nil; # update calendar
		end

		def categorized?
			return(@categories and !@categories.empty?);
		end

		def calendar
			return __getobj__.calendar unless categorized?;
			@calendar = category_calendar unless @calendar;
			return @calendar;
		end

		# 読み出し専用。ブロック引数を変更しても元々の IO(DefaultIO or PStoreIO)には届きません。
		def transaction(date, &block)
			if(not categorized?)
				return __getobj__.transaction(date, &block);
			elsif(! block)
				# nothing to do.
			elsif(in_calendar?(date))
				diaries = nil;
				__getobj__.transaction(date){|diar_es|
					diaries = diar_es;
					TDiaryBase::DIRTY_NONE;
				}
				if(diaries)
					filtered_diaries = category_filter(diaries);
					dirty = yield(filtered_diaries);
				end
			else
				yield({});
			end
		end

	private

		def category_filter(diaries)
			filtered = {};
			diaries.each{|ymd, diary|
				next unless diary.categorizable?;
				diary_is_empty = true;
				diary.each_section{|section|
					if((@categories - section.categories).empty?)
						diary_is_empty = false;
					else
						hide_section(section);
					end
				}
				filtered[ymd] = diary unless diary_is_empty;
			}
			return filtered;
		end

		def hide_section(section)
			section.extend(HiddenSection);
		end

		def in_calendar?(date)
			y, m = "000#{date.year}"[-4,4], "0#{date.month}"[-2,2];
			cal = self.calendar;
			return(cal.has_key?(y) && cal[y].include?(m));
		end

		# returns intersection of all @categories' calendar.
		def category_calendar
			years = __getobj__.calendar;
			categories = (@categories || []);
			ymdp_array = nil;
			categorize(categories, years).each{|ctgr, ctgr_cache|
				a = [];
				ctgr_cache.each{|ymd, day_cache|
					day_cache.each{|cache| section_index, = *cache;
						a.push(ymd+'p'+section_index.to_s);
					}
				};
				ymdp_array = ymdp_array.nil? ? a : (ymdp_array & a);
				break if ymdp_array.empty?;
			};
			category_calendar = {};
			ymdp_array.each{|ymdp| y, m = ymdp[0,4], ymdp[4,2];
				months = (category_calendar[y] ||= []);
				months.push(m) unless months.member?(m);
			}
			return category_calendar;
		end

	# following code is from plugin/category.rb (--;) !DRY

		#
		# categorize sections of category of years
		#
		# {"category" => {"yyyymmdd" => [[idx, title, excerpt], ...], ...}, ...}
		#
		def categorize(category, years)
			categories = category - ['ALL']
			if categories.empty?
				categories = restore_categories
			else
				categories &= restore_categories
			end

			categorized = {}
			categories.each do |c|
				PStore.new(cache_file(c)).transaction do |db|
					categorized[c] = db['category']
					db.abort
				end
				categorized[c].keys.each do |ymd|
					y, m = ymd[0,4], ymd[4,2]
					if years[y].nil? or !years[y].include?(m)
						categorized[c].delete(ymd)
					end
				end
				categorized.delete(c) if categorized[c].empty?
			end

			categorized
		end

		#
		# restore category names
		# ["category1", "category2", ...]
		#
		def restore_categories
			list = nil
			PStore.new(cache_file).transaction do |db|
				list = db['category'] if db.root?('category')
				db.abort
			end
			list || []
		end

		def cache_file(category = nil)
			if category
				"#{@dir}/#{ERB::Util.u( category ).gsub(/%20/,'+')}".untaint
			else
				"#{@dir}/category_list"
			end
		end
	end

	module HiddenSection
		def html4(date, idx, opt)
			return <<-"HTML";
				<% section_enter_proc( Time::at( #{date.to_i} ) )%>
				<% section_leave_proc( Time::at( #{date.to_i} ) )%>
			HTML
		end
		def chtml(date, idx, opt)
			return html4(date, idx, opt);
		end
		def subtitle_to_html
			return '';
		end
		def body_to_html
			return '';
		end
		def stripped_subtitle_to_html
			return '';
		end
	end
end

 5 plugin/00default.rb

ナビリンクとカレンダーを categoryパラメータ対応に。c_anchor() がカテゴリに対応した anchor()で、この後で category.rbに追加する。

def navi_user_latest
	anchor = method(respond_to?(:c_anchor) ? :c_anchor : :anchor)
	result = ''
	result << navi_item( "#{@index}#{anchor.call( @conf['ndays.next'] + '-' + @conf.latest_limit.to_s )}", navi_next_ndays ) if @conf['ndays.next'] and not bot?
	result << navi_item( @index, navi_latest ) if @cgi.params['date'][0]
	result << navi_item( "#{@index}#{anchor.call( @conf['ndays.prev'] + '-' + @conf.latest_limit.to_s )}", navi_prev_ndays ) if @conf['ndays.prev'] and not bot?
	result
end
def navi_user_month

	……

	anchor = method(respond_to?(:c_anchor) ? :c_anchor : :anchor)

	result = ''
	result << navi_item( "#{@index}#{anchor.call( prev_month )}", navi_prev_month ) if prev_month and not bot?
	result << navi_item( @index, navi_latest )
	result << navi_item( "#{@index}#{anchor.call( next_month )}", navi_next_month ) if next_month and not bot?
	result
end
def calendar
	result = %Q[<div class="calendar">\n]
	@years.keys.sort.each do |year|
		result << %Q[<div class="year">#{year}|]
		@years[year.to_s].sort.each do |month|
			m = "#{year}#{month}"
			if(respond_to? :c_anchor)
				result << %Q[<a href="#{@index}#{c_anchor m}">#{month}</a>|]
			else
				result << %Q[<a href="#{@index}#{anchor m}">#{month}</a>|]
			end
		end
		result << "</div>\n"
	end
	result << "</div>"
end

 6 misc/plugin/category.rb

c_anchor プラグインメソッドを追加。カテゴリパラメータに対応した anchorメソッド。

def c_anchor(s)
	a = anchor(s)
	return a unless @category_info
	a << (a.index('?') ? ';' : '?')
	a << @category_info.query_string
	a.chomp!(';'); a.chomp!('?')
	return a
end

#
# misc
#

既存の make_anchor()メソッドの前半からクエリストリング作成部分を query_string()メソッドとして切り出し。上の c_anchor()で利用するために。

	def make_anchor(label = nil)
		if label
			case mode
			when :year
				label = label.gsub(/\$1/, @year)
			when :month, :quarter, :half
				label = label.gsub(/\$2/, @month)
				label = label.gsub(/\$1/, @year || '*')
			end
		else
			label = @category.map {|c| CGI.escapeHTML(c)}.join(':')
		end
		%Q|<a href="#{@conf.index}?#{query_string}">#{label}</a>|
	end

	def query_string
		qs = @category.map {|c| "category=#{CGI.escape(c)}"}.join(';')
		qs << ";year=#{@year}" if @year
		qs << ";month=#{@month}" if @month
		qs
	end

Category::Infoを毎回作るのが面倒なのでインスタンス変数として保持。

@categories = @category_cache.restore_categories
@category_info = Category::Info.new(@cgi, @years, @conf)
if @mode == 'categoryview'
	@categorized = @category_cache.categorize(@category_info.category, @category_info.years)
end

 まだやってないこと

  • カテゴリフィルタを外すリンク。やりました@2007-12-11。
  • フィルタがかかっていることの明示。やりました@2007-12-11。
  • カテゴリリストのソート (文字コード順でなく、最終更新日とエントリ数によるもの < タグクラウドじゃん。文字の大きさと濃さを変えてさ) やりました@2007-12-14 ページ上部に表示中

 思いついたこと

検索結果の表示も同じ方法でできる。スコア順に表示したりはできないけど、特定の語を含む日記を時系列順に閲覧することはできる。ワードフィルタ? IOの三段重ねでワードフィルタとカテゴリフィルタを両方適用することもできるね。

やってみた@2007-12-18。→http://vvvvvv.sakura.ne.jp/ds14050/diary/?word=windows

単語のハイライトとかナビゲーションリンクの対応とかカレンダーをどうするかとかは一切放置。本当にやってみただけ。word=WORD1というパラメータを付ければ「月別」「最新」「カテゴリ」表示のどれでもフィルタリングできるはず。

2008年の 1月頃から約 1年間、上記のリンク先が Internal Server Errorになっていたもよう。なんたる無様。それに気付くきっかけが連日のコメントスパムというのがなんともはや。


2007年12月06日 (木)

[映画] BOUND

見た。中学生のあたりに見たプレイボーイに写真とあらすじがのってたのだったっけ。もう 11年も前の映画だ。クレジットを見てたらマトリックスの監督が監督・脚本で驚いた。そうだといわれれば共通点は見つかる。

残りの未消化リストは月の瞳とウーマンラブウーマンとヴァージンスーサイズとカウガールブルースと犬猫 その他。


2007年12月05日 (水)

[SVG] SVGで簡単な折れ線グラフを書こうかと思った。(途中)

数字を列挙したファイルがあるので、この数字を加工せずにそのまま放り込んだら X軸と Y軸の上限と原点を適当に決めて、見られるグラフになったりすると便利だな、と思って。(はてなグラフは知ってるけど id持ってないので)

viewBox属性を使うと空間の 原点と大きさを自由に定義できるので、与えられた数字の最小値と最大値とその差を使って viewBoxを定めると、入力された数字を加工せずとも点が端から端までをフルに使って配置されて具合がよい。

で、viewBoxという仮想平面を表示するときには表示サイズまで拡大縮小をする必要があって、このときに線の太さが一緒に拡大縮小されて( ゜Д゜)マズー というのがいま。

こんな状態

Inkscapeというベクタ画像ソフトは、[File]->[Inkscape Preference]->[Transforms]タブ->[Scale stroke width] のチェックを外す、という手順でこれを回避できるらしいのだけど、SVGにはそのものズバリの属性はないのかね。

 参考サイトメモ

 やっぱりいるよね同じことで困ってる人

http://www.nabble.com/Stroke-width-bug--t4712455.html

 Q「単位をつけてるのに拡大されたり縮小されたりするのっておかしくね?
 A「全部相対的なもんだ
 Q「仕様にそういうふうに書いてあるとは思わない
 A「CSSの ptとか pcとか cmとか mmっていう単位は全部 pxの何倍かっていうのを示してるだけなんだよ
 Q「わかった。でオフトピだけどこの問題を解決する方法はあるの?
 A「javascriptを使って逆の拡大縮小をかけるしかない。SVG1.2になればなんとかなってるかもしれない
 B「Mozillaの SVGを最初に実装した alex fritzeは正に今のようなことを考えて実装をしたと思う(I believe)。それが the mozila codebaseに投稿されて受理されたかは知らないけど

こんな雰囲気だろうか

その図形に対して javascriptで逆の拡大縮小をかけろっていってるけど、座標をスケールさせたままで線の太さだけを元に戻せるのだろうか。


2007年11月29日 (木)

[tDiary] 検索フォームを付けてみた

  1. Rast < コンパイルで二度挫折。
  2. Namazu < インデックスの更新方法とか更新のコストとかよくわからず。
  3. msearch < Perlだし。スタンドアロンでなくライブラリのかたちの方が使いやすい。
  4. tdiarysearch < 共用サーバだから傍迷惑になりそう。
  5. tdiarygrep < ad hocだけど一番使い勝手がよさそう。

squeeze.rbによる HTMLファイルが既にあるし、ってことでただの grepの出力を HTMLに整形するだけのもの。タイトルとかサブタイトルを参照してもうちょっと見やすく整えたり、AND検索のときの出力に最後の検索語しか現れないのをなんとかしたりとか、そんなことの前に検索対象を間違えてることにいま気付いた。

td2html
2006127KB@12files981KB@130files
2007164KB@11files1.03MB@97files

td2を読まないと……(__;) Namazuのインデックスのサイズだって元のデータが小さいからたかがしれてるぞ。

 追記: 検索部分を grep呼び出しから tdiarygrepのものに変更した。

etDiary用のスプリッタ( 'etdiary' => /^<<(?!<)/ )を加えたのと、Wiki用のスプリッタを /^!/ から /^!(?!!)/ に変更したのと、本文のない日があるとその次の日を加えた二日分をまとめて読んで一日としてしまうことがあったので read_diaries(path) をごにょごにょと泥臭く修正した。


2007年11月26日 (月)

[Firefox] いったいどうすれば? > "192.168.1.7" との接続を確立しようとしていますが、このサーバが使用している証明書は "192.168.1.7" のものです。……

セキュリティエラー: ドメイン名が一致しません "192.168.1.7"との接続を確立しようとしていますが、このサーバが使用している証明書は "192.168.1.7" のものです。可能性は高くありませんが、誰かがこのWebサイトとの通信を傍受しようとしている可能性があります。 表示された証明書が "192.168.1.7" のものでないと思われる場合、接続をキャンセルしてサイトの管理者に知らせてください。

ちなみに Internet Explorer 7 では「この Web サイトのセキュリティ証明書は信頼できる提供元から発行されていません。」という別のエラーになった。


2007年11月22日 (木)

最終更新: 2010-01-12T06:09+0900

[MX610] しょーもない。けど切実。Ctrl+Wの Ctrlが残る問題。(もう SetPointのアップデートは待たない)

Vistaに対応した最初の SetPoint version 4.00がリリースされてから一度もアップデートがないのだけど。

MX610に同梱されてた SetPointから続く、Firefoxに Ctrl+Wを投げてウィンドウを閉じると時々 Ctrlキーが押し下げ状態のままになってしまって、Ctrlキーを一度押し直して解除してやる必要に迫られる問題は残されたまま。

Ctrlの状態が見えないものだから、スクロールしようとホイールを回して文字サイズが大きくなってはじめて気付くことになる。それにびくついてしまって Ctrl+Wを割り当てた中ボタンを使わずに右上の×印までポインタを持って行って閉じてみたり、中ボタンで閉じてから心配になって Ctrlキーをたたいてみたりして、いまいち手間を省けてなかった。

気づいたんだけどウィンドウを閉じてしまうようなキーストロークって使ってるのは Ctrl+Wだけで、その Ctrl+Wを送ってるのもエクスプローラと Firefoxと「その他すべてのプログラム」の 3つだけだった。

SendInputっていう APIを試してみたけど Ctrlが残るようなことは起こらなかった。で、ひとつの解決法。

 1 ソースファイル(^W.cpp)を用意して

#include <windows.h>
#define numof(array) (sizeof(array)/sizeof(array[0]))

int main()
{
	INPUT inputs[] = { {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD} };
	inputs[0].ki.wVk = VK_CONTROL; inputs[0].ki.wScan = 0; inputs[0].ki.dwFlags = 0;               inputs[0].ki.time = 0; inputs[0].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[1].ki.wVk = 'W';        inputs[1].ki.wScan = 0; inputs[1].ki.dwFlags = 0;               inputs[1].ki.time = 0; inputs[1].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[2].ki.wVk = 'W';        inputs[2].ki.wScan = 0; inputs[2].ki.dwFlags = KEYEVENTF_KEYUP; inputs[2].ki.time = 0; inputs[2].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[3].ki.wVk = VK_CONTROL; inputs[3].ki.wScan = 0; inputs[3].ki.dwFlags = KEYEVENTF_KEYUP; inputs[3].ki.time = 0; inputs[3].ki.dwExtraInfo = NULL;
	SendInput(numof(inputs), inputs, sizeof INPUT);
	return 0;
}

 2 コンパイル&リンク

>cmd /V:ON
>"C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Bin\SetEnv.Cmd" /Vista /Release
>cl "^W.cpp" /link /SUBSYSTEM:WINDOWS /nodefaultlib /entry:main user32.lib

 3 キーストロークの割当(Ctrl+W)の代わりにプログラムの起動(^W.exe (2KB))を中ボタンに割り当てる

うへっ、しょーもねー。(でも必要十分にして手放せない)

 追記

エクスプローラや Firefoxや SakuraEditorなどは OKなんだけど、気付いたところでは Hamanaだけが Ctrl+Wではなく Wというキーストロークが送られたとしか受け取ってくれない。ゲームとかハードウェアに近いレイヤーで入力を受け取ってそうなものが結構ダメかもしれない。わからんけど。そうだとしたら SetPointとしては無視できないよね。ゲームにキーストロークが送れないとか。(自分にとってはそのせいで抱え込む誤動作の方が無視できないわけだけど)

 追記@2008-03-14: 2000年頃*と違う、最近の高速な PCなら

WSHで WScript.Shell.SendKeysを使えば、メモ帳だけで解決できる。たぶん起動時間は気にならない程度になっているだろう。

 追記@2008-06-19: SendKeys版を具体的に書くと

これだけ。

new ActiveXObject("WScript.Shell").SendKeys("^w");

これを ^W.jsとでも保存して SetPointでボタンに割り当てるだけ。拡張子が exeでないファイルはデフォルトでは表示されないが問題なく割り当てられるし実行もできる(少なくとも Vistaでは確認した)。これだけ簡単だと "^w" の部分をハードコードせずに、引数として任意のキーストロークを表す文字列を受け取りたくなるが、SetPointが引数付きでプログラムを起動してくれないのでできなかった。(ちなみに Alt+F4なら "%{F4}" になる)

気になる起動時間は、exeと遜色ないくらい一瞬だった。ちなみにマシンスペックは

Windows エクスペリエンス インデックス サブスコア
プロセッサAthlon64 X2 3800+4.8
メモリ(RAM)DDR 2GiB5.5

1、2年前に既にこなれた値段で売られていたようなもの。

* JScript@WSHと C#@.NET1.0の起動に 20-30秒くらいかかっていた、メモリ 64MBのあの頃

本日のツッコミ(全1件) ツッコミを入れる

ds14050http://www.mstarmetro.net/users/rlowens/?n=SetPoint.StuckM..


2007年11月19日 (月)

[SN25P][Vista] 最新の BIOSに更新したら Cool'n'Quietが有効になった

XPのときと違って AMDから Cool'n'Quiet用のドライバが提供されなくて、Vistaではマイクロソフト任せなんだけど Vistaにしてから効いてなかった。

もっと早くに更新しとけば良かった。自分に関係のある変更がなかったので放置してたよ。

[SN25P] ハードディスク ベンチマーク

ソフトは HD Tuneと CrystalDiskMarkの二種類。

測定対象となる HDDは三つ。

  • HDS728080PLA380: HGST SATA 7200rpm 80GB Windowsが入ってる 一昨年の夏に購入
  • HDT725050VLA: HGST SATA300 7200rpm 500GB ページファイルとインデックスが入ってる 今月に購入
  • HPT DISK 0_0: HighPoint RR2302(PCIe x1)から eSATA(PM)で玄蔵X4につながっている RAID5(250GB*4)

 HD Tune Benchmark (Block Size 64KB)

HDS728080PLA380HDT725050VLAHPT DISK 0_0
Transfer Rate Minimum9.6 MB/sec38.0 MB/sec23.6 MB/sec
Transfer Rate Maximum57.7 MB/sec74.4 MB/sec103.8 MB/sec
Transfer Rate Average43.4 MB/sec62.1 MB/sec81.7 MB/sec
Access Time13.8 ms13.6 ms13.7 ms
Burst Rate94.1 MB/sec142.9 MB/sec90.1 MB/sec
CPU Usage14.4%14.4%20.7%
  • HPT DISK 0_0は Transfer Rateの変動の幅が大きい。
  • 平均は HPT DISK 0_0が一番速い。
  • Burst Rateは最近買った 500GBの HDT725050VLAが一番速い。

 CrystalDiskMark 1.0 (単位は HD Tuneと同じ MiB/sに揃えてある)

HDS728080PLA380HDT725050VLAHPT DISK 0_0
Sequential Read42.529 MB/s67.832 MB/s79.365 MB/s
Sequential Write29.240 MB/s53.996 MB/s71.782 MB/s
Random Read 512KB23.221 MB/s41.875 MB/s45.955 MB/s
Random Write 512KB1.300 MB/s1.626 MB/s24.938 MB/s
Random Read 4KB0.782 MB/s1.848 MB/s6.413 MB/s
Random Write 4KB1.504 MB/s1.903 MB/s1.059 MB/s
  • 4KBのランダム書き込み以外は HPT DISK 0_0の勝ち。
  • 中身が空っぽだった時の HPT DISK 0_0はシーケンシャル読み込み、書き込み共に 100MB/sを超えてたはずなんだけど……。(現在の使用率は約50%)

 追記@2008-03-03: CrystalDiskMark 2.1 (単位は HD Tuneと同じ MiB/sに揃えてある。テストサイズは 50MB)

HDS728080PLA380HDT725050VLAHPT DISK 0_0
Sequential Read46.69 MB/s44.68 MB/s68.16 MB/s
Sequential Write32.75 MB/s39.79 MB/s61.32 MB/s
Random Read 512KB23.57 MB/s28.41 MB/s32.78 MB/s
Random Write 512KB16.30 MB/s31.06 MB/s21.86 MB/s
Random Read 4KB0.38 MB/s0.407 MB/s0.697 MB/s
Random Write 4KB1.04 MB/s1.162 MB/s0.429 MB/s

2007年11月18日 (日)

[W53S] 頑張れリスモメニューの秀逸なインターフェイス

ケータイ用のメインメニューだが Flashなのでパソコンでも見られるし操作もできる。

頑張れリスモは時間帯によって変化するリスモを愛でるのが第一目的のメニューだが、このバージョンはメニューの操作方法が他とちょっと違ってて使いやすそうだった。*

メニュー項目はよくある 4×3配置。下は模式図。menu22にフォーカスがある。

menu11    menu12    menu13
menu21 << menu22 >> menu23
menu31    menu32    menu33
menu41    menu42    menu43

パソコンでも操作できると書いたが使えるキーは↑か↓しかない。←と→は使えない。フォーカスは上下には移動するが左右には移動しないということ。これの意味するところを想像するに、←と→はフォーカスの移動ではなくメニューアイテムの起動を行っているのだろう。PCで見ているから起動を確認することができないが。一列目と三列目が、予めフォーカスを持っている二列目と同じ操作数で起動できるのだ。

ショートカットキー(アイコンの位置に応じて数字キー一発でアイテムを起動すること)が使えないうえ、アイコンにフォーカスを合わせてから決定ボタンで起動するよくある 4×3メニューより優れてるのはもちろん、ソニーエリクソンのプリセットメニューの一つの縦に 12の項目が並んだメニューよりも使いやすい。いくらジョグが縦移動に優れてるとはいえ最長で 6項目移動してから決定ボタンを押すよりも、最長で 2項目移動+ボタン一つ(←or決定or→)のほうが操作数が少なく感じるというもの。

(アイコンを並べてみただけの)4×3メニューやリストメニューや XMB形式のメニューしか知らなくて、目から鱗の第四のメニュー形式でした。

* パケット定額未加入でパケ代がかさむため未使用

 縦と横に並べたアイコンが交叉する形式。XMBはソニーの呼称。呼んでるだけでなく発祥もソニー?