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脳log[SakuraEditor: 2009-06-03~]



2009年06月03日 (水) [SakuraEditor] (要望) 新しく開いたファイルを現在のタブのすぐ右側に追加する機能。

最終更新: 2009-08-26T17:01+0900

[SakuraEditor] 新しく開いたファイルを現在のタブのすぐ右側に追加する機能。(2009-06-04)

要望を書いて次の日になんとかするセルフサービス > open_tab_right.diff

便利なメソッド( CTabWnd::ReorderTab )が既に用意されていたので楽でした。

結果はわりと希望通りの動作。

  • エディタに対して Ctrl+Oで、すぐ右のタブにファイルを開く。
  • エディタに対して Ctrl+Nで、すぐ右のタブに新しいファイルを作成。
  • エディタに対して Ctrl+Gで、すぐ右のタブに GREP結果。
  • エディタに対してファイルドロップで、すぐ右のタブにファイルを開く。
  • トレイアイコンから新規作成では、右端にタブを追加。
  • トレイアイコンから最近使ったファイルでは、右端にタブを追加。

バックグラウンドでタブを開く機能はないから、連続してファイルを開いたときに新しいタブが右に延びるか左に延びるかということは考えていない。(01234...となるか 0...4321となるか。特別に考慮しなければ後者になる)

タブを閉じたときに次にアクティブになるタブは、多分直前にアクティブだったタブ。理想とする Firefox + TabsOpenRelativeだと、基本的に閉じたタブの右側のタブがアクティブになるものの、ある条件で元のタブ(閉じたタブの左側のタブ)がアクティブになる。タブを閉じたとき次にアクティブになるタブにこだわりはないので変更していない。


知らなかったけど svk diffの出力をリダイレクトしたファイルが CR/CRLF混合。diff自身のメッセージが CR区切りになってるからみたい。いったいどこの diffを使ってるんだ。

よくみると CRの部分は改行がダブってる。CRCRLFが CR+CRLFと解釈されてるみたい。CRLFの LFに誤って CRを補ってしまったのかも。(だれが?)


あとは、常に「前回開いていたファイルを復元する」機能が欲しいところ。タブの順序、カーソル位置、スクロール位置、検索文字列、アンドゥ記録(は無理か)などなどの復元も込みで。


2009年05月26日 (火) レンタルサーバーに /usr/local/bin/ruby18 というリンクがある。/usr/local/bin/rubyが 1.9になるのはいつになるだろう。

最終更新: 2009-09-02T23:17+0900

[SakuraEditor] 正規表現キーワードの色分けがおかしい。

  • クォーテーション文字列の色分けを正規表現キーワードで行っている。
  • 正規表現キーワードの色指定を「ダブル(シングル)クォーテーション」にしている。
  • 組み込みの色分けを無効にするために、クォーテーション文字列の色指定のチェックを外している。

おかしい。チェックが外れていると正規表現キーワードによる色分けも無効になる。

まずはこちら

242 //色指定でチェックが入ってなければ検索しなくてもよい
……
249 //正規表現では色指定のチェックを見る。
……
255 //正規表現以外では、色指定チェックは見ない。
256 //例えば、半角数値は正規表現を使い、基本機能を使わないという指定もあり得るため

このコメントを読めばまさしく現在の状況が考慮されていることがわかる。

  1. 正規表現キーワードに正規表現キーワード1などという色指定がされている場合、チェックがついていなければ色分けをするためにマッチを検索する必要がない。
  2. 正規表現キーワードに半角数値などの色指定がなされている場合、チェックの有無は基本機能による色分けの使用・不使用を表すのみで、正規表現キーワードの有効無効には影響を与えない。

仕様がねじれている気もするが、正規表現キーワードに「正規表現キーワード3」という色指定より「ダブルクォーテーション文字列」という色指定をしたいのだよね。基本機能を無効にして正規表現キーワードだけを使いたい場合もあるし(今回のように)、基本機能を使いつつ正規表現キーワードを使って、標準的でない文字列形式(Rubyの %!string! など)を補いたい場合もあり、そのときに複数の色指定を同じに保つより「ダブルクォーテーション文字列」という一つの色指定で色を管理したい、という要求がある。この両方を満たすのが以前の仕様。

待ってても直らないかもしれないので*他人の修正を待てないので調べた。

17 	if( TypeDataPtr->m_bUseRegexKeyword
18 	 && pcView->m_cRegexKeyword->RegexIsKeyword( cStr, nPos, &nMatchLen, &nMatchColor )
19 	){
20 		this->m_nCOMMENTEND = nPos + nMatchLen;  /* �L�[���[�h������̏I�[��Z�b�g���� */
21 		this->m_nCOMMENTMODE = ToColorIndexType_RegularExpression(nMatchColor);
22 		return true;
23 	}
24 	return false;

21行目の ToColorIndexType_RegularExpression(nMatchColor); とは実質的に

(EColorIndexType)(COLORIDX_REGEX_FIRST + nMatchColor);

こういうことだ。nMatchColorとはそのまま色指定なのだから COLORIDX_REGEX_FIRSTという下駄をはかせる必要はなくて

(EColorIndexType)nMatchColor;

これで十分のはずだ。正規表現キーワードだからって正規表現キーワードNという配色とは限らないのだよ。 [訂正] これはわざとだった。どんな色指定をされていても正規表現キーワードを他と識別するために行っている。同じファイル(sakura_core\view\colors\CColorStrategy.h)内に下駄を外す処理もある。

デバッガで nMatchColorの値を見てみたら 29であって、これはシングルクォーテーション文字列に対応した色インデックスだから期待通り。でも色分けはなされない。

なんでだろー。


223 /* 現在の色を指定 */
224 void CEditView::SetCurrentColor( CGraphics& gr, EColorIndexType eColorIndex )
225 {
226 	//インデックス決定
227 	int		nColorIdx = ToColorInfoArrIndex(eColorIndex);
228 
229 	//実際に色を設定
230 	if( -1 != nColorIdx ){
231 		const ColorInfo& info = m_pcEditDoc->m_cDocType.GetDocumentAttribute().m_ColorInfoArr[nColorIdx];
232 		if( info.m_bDisp ){
233 			gr.SetForegroundColor(info.m_colTEXT);
234 			gr.SetBackgroundColor(info.m_colBACK);
235 			gr.SetMyFont(
236 				GetFontset().ChooseFontHandle(
237 					info.m_bFatFont,
238 					info.m_bUnderLine
239 				)
240 			);
241 		}
242 	}
243 }

232行目。色指定のチェックの有無のチェックを無効にしたらとりあえず色分けはされた。正規表現キーワードが正規表現キーワードN以外の色指定をしている場合、チェックの有無をみてはいけない。ここでのチェックを期待しているコードがある場合、悪影響がある。

* r1576@2009-05-27 21:15 で直りました。


2009年05月19日 (火) ステータスバーの各部分をダブルクリックすると動作モードを変更できるらしい。知らなかった。マウスポインタを「手(=clickable)」に変えたうえで、シングルクリックでトリガされるべきだとおもた。

最終更新: 2009-11-26T01:48+0900

[SakuraEditor] ぐちぐち。

改行コードの意図しない混在が嫌で、ファイル中に存在する改行コードをステータスバーに列挙してみた。

CRLF改行のみの一般的な画面CRLF改行のみの一般的な画面LFと CRLFが混在。コピペなんかしてるとよくこうなる。LFと CRLFが混在。コピペなんかしてるとよくこうなる。
まずないだろうという判断のもと表示スペースを削った結果、一部の文字が切れてます。(CRとLFとCRLFが混在)まずないだろうという判断のもと表示スペースを削った結果、一部の文字が切れてます。(CRとLFとCRLFが混在)改行がなければステータスバーにも表示なし。改行がなければステータスバーにも表示なし。

publicなメンバ変数、豊富なアクセサ、中身すけすけで便利な friendクラス指定、管理下のデータメンバを非constで晒す C...Mgrクラスの constメンバ関数。どれも利用する側からすれば便利だったけど、オープンすぎて必要最小限の変更をつかまえることができずに毎回のフルスキャン。

どうするのがいいのかなあ。


Ctrl+Sに改行コードチェックマクロ(これから書く)を割り当てて、保存前に「改行コードが混在してるがそれでいいのか?」と確認しようか。すでに Ctrl+Sには Subversionを使ったバックアップマクロが割り当てられているが、どちらも JScriptなので片方を eval()でチェインして……。


2008年06月04日 (水) 状態表示系のボタンが好き。でも基本はツールバー非表示。

最終更新: 2010-07-05T02:44+0900

[SakuraEditor] 現在適用されているファイルタイプを表示/変更するツールバーボタン

既存のコード(主に検索ボックス)の切り貼りで、とりあえず機能するものに。

スクリーンショット(一部)

ソース面の難はニンともしがたいが機能面の問題くらいは何とかしたいところ。以下、わかっている問題点。

  • 検索ボックスより右に表示できない。(済み)
  • リストにフォーカスがある状態では(検索ボックスと同様に)共通設定で割り当てたキーボードショートカットが効かない。(済み)
  • マウスオーバーでツールチップが出ない。(対応しない)
  • 頭文字を利用した選択。(Jを押すと Jで始まるアイテムを順番に選択する機能)(済み)
  • ツールバーを非表示から表示にしたとき、現在のタイプ別設定を反映していない(2010-06-29追記&修正済み)。

 追記@2008-06-05: 「検索ボックスより右に表示できない。」を修正した。

switch-caseで break忘れというまぬけぶりが原因だった。

フォント(HFONT)の削除漏れも修正した。

ツールチップはリストの上下数ピクセルで出ていた。(役に立たない!でもマウスオーバーでツールチップが出てもうるさいだけなのでそのまま)

 追記@2008-06-05: リストのキーボード操作「頭文字を利用した選択」を有効に。

他に、WM_PAINTで行っていた処理を、本来あるべき位置である WM_COMMAND(CBN_SELCHANGE)で行うように変更した。

キーボードアクセラレータを有効にするのは難しい。矢印や PageUp/PageDownキーまでが登録されているから、単純に有効にするとアクセラレータにそれらの入力を奪われてリストの操作が行えなくなる。

 追記@2008-06-14: キー割り当てを有効に。

ドロップダウンリストにフォーカスがあるときでもエディタのキーボードショートカットを有効にした。優先順位は

  1. リストの操作(↑, ↓, ←, →, PageDown, PageUp, Home, End, F4, Alt+↓で全部かな?)
  2. キーボードショートカット (↑, ↓, ←, →, PageDown, PageUp, Home, End, F4を使わないものと、Tab、Shift+Tab以外のもの)
  3. 頭文字を利用したリストアイテムの選択

なぜ一部のキーボードショートカットを無効にするかというと、リストの先頭のアイテムが選択されているときに Homeを押してもリストはこの入力を処理しない(すでに先頭が選択されているから)のだが、リストの選択位置に依存してキーの意味が変わってしまう(リストの先頭を選択↔キャレットを行頭に移動)のは不自然だと思うから。同様のキーをわかっている分だけ無効にした結果が上記リストの 2。モディファイアキーの状態やリストの選択位置を考慮して、もっと多くのキー入力をキーボードショートカットとして渡す余地はある(が、こんなアドホックな対処にこれ以上の手間をかけるのもどうかと)。


 SakuraEditorに欲しい機能

 ウィンドウのリサイズに追従する「現在のウィンドウ幅で折り返し」

追従しないことにむしろ驚いた。ブラウザにできてテキストエディタにできないはずがない。

 標準入力から編集テキストを読む機能

ファイル名も与えられていた場合は、それを上書き保存先にしてくれると尚良し。長めの出力をコマンドプロントからエディタに流して読んだりできる。

 svn diff hoge.rb | sakura --stdin "hoge.rb.diff"

 追記@2009-07-19: アップデート > SakuraEditor(Toolbar-FileTypeBox)_rev2.diff

Set/GetWindowLongPtr(hwnd, GWLP_USERDATA, ) の代わりに Set/Get/RemoveProp(hwnd, TEXT("MyData"), ) を使うようにした。

参考> http://hilbert.elcom.nitech.ac.jp/~taki/program.html

 1. そもそもあった疑問: GWLP_USERDATAはウィンドウクラスに属するのかウィンドウに属するのか?

以下のものを見つけた。

  • Set/GetClassLongPtr()
  • WNDCLASSEX.cbClsExtra
  • WNDCLASSEX.cbWndExtra

答え。GWLP_USERDATAはウィンドウに属し、その領域は WNDCLASSEX.cbWndExtraの値に従って確保される。

 2. ぎゃっ! WNDCLASSEX.cbWndExtraなんて変更してなかった。

いったいどこを読み書きしていたんだろう? クラッシュしなかったのは Windowsが俺みたいなうっかりもののために余白を空けていたから?

言い訳。msdnのこの記述は非常に誤解を招きやすいと思う。予め 32ビットだけメモリが確保されてると勘違いしても仕方ないじゃない?

GWLP_USERDATA | ウィンドウに関連付けられた 32 ビット値を取得します。この 32 ビット値は、ウィンドウを作成したアプリケーションで使用する目的で各ウィンドウが持っているものです。この値の初期値は 0 です。

現状の理解で、この「32 ビット値」の出所は、読み書き(Get/Set)の単位が 4バイトだというところから。LONG=32ビットだから。

ここで、LONG_PTRが 64ビットのとき、GetWindowLongPtr(,GWLP_USERDATA)は 64ビット値を取得するのでは?ドキュメントあってる?という新たな疑問。

 3. いずれにしろ

GWLP_USERDATAのように汎用的な場所から取得した値を恐る恐る CMainToolbar* にキャストするより、特別な名前をつけた場所に保存した値をキャストする方がまだ安心できる、という理由で改訂した。


ありふれた課題のようで GWLP_USERDATA を検索するだけで似たような話が見つかる。最初にリンクを張ったページは理解しやすかったが ATLのは難しい。これから読む > WTL/ATLのメッセージマップ実現のしくみ


GWLP_USERDATAと WNDCLASSEX.cbWndExtraが別物の可能性。


別物。GWLP_USERDATAは負のオフセット(-21)。cbWndExtraで確保した領域には 0から始まるオフセット(バイト単位)でアクセスする。

GWLP_USERDATAの有効な領域はポインタのサイズに関係なく、ドキュメント通りの 32ビットなのかについては winuser.hを見てもよくわからない。GWLP?_USERDATA(-21)から GWL_EXSTYLE(-20)まで差が 1しかないし……。GWLP?_* というのはオフセットでなく特別扱いされる値で、Windowsのソースを見ないと何もわからない、ということ? GWLP_USERDATAにポインタを格納できるのとできないのの差は大きいからハッキリ 64ビットサイズだと知りたい。

/*
 * Window field offsets for GetWindowLong()
 */
#define GWL_WNDPROC         (-4)
#define GWL_HINSTANCE       (-6)
#define GWL_HWNDPARENT      (-8)
#define GWL_STYLE           (-16)
#define GWL_EXSTYLE         (-20)
#define GWL_USERDATA        (-21)
#define GWL_ID              (-12)

#ifdef _WIN64

#undef GWL_WNDPROC
#undef GWL_HINSTANCE
#undef GWL_HWNDPARENT
#undef GWL_USERDATA

#endif /* _WIN64 */

#define GWLP_WNDPROC        (-4)
#define GWLP_HINSTANCE      (-6)
#define GWLP_HWNDPARENT     (-8)
#define GWLP_USERDATA       (-21)
#define GWLP_ID             (-12)

 追記@2010-06-29: ツールバーを非表示から表示にしたとき、現在のタイプ別設定を反映していないのを修正

// まだファイルタイプは取得できないっぽい。常に基本(0)になる。
//::SendMessageAny( m_hwndFileTypeBox, CB_SETCURSEL, m_pOwner->GetDocument().m_cDocType.GetDocumentType().GetIndex()+1, 0 );
::SendMessageAny( m_hwndFileTypeBox, CB_SETCURSEL, 0, 0 );

とコメントアウトしていた部分を復活させて

::SendMessageAny( m_hwndFileTypeBox, CB_SETCURSEL, m_pOwner->GetDocument().m_cDocType.GetDocumentType().GetIndex(), 0 );

ちょっと修正した(謎の+1を取り除いた)だけ。

アプリケーションの起動と同時にツールバーが作成されるときであれば、コメントの内容は正しい。アプリケーションが起動してファイルが読み込まれた後でツールバーが表示する設定に変更されたとき(このときもツールバーが作成される)は、そうではなかった。


2008年01月16日 (水) Pythonかわいいよ、Python

[SHJS][SakuraEditor][javascript] SHJSと SakuraEditor用のハイライトルールファイル

SHJSの javascript定義ファイル(lang/sh_javascript.js)の元になったファイル(javascript.lang)の中身がこれ。

include "java.lang"

subst keyword = "abstract|break|case|catch|class|const|continue|debugger|default|delete|do|else|enum|export|extends|false|final|finally|for|function|goto|if|implements|in|instanceof|interface|native|new|null|private|protected|prototype|public|return|static|super|switch|synchronized|throw|throws|this|transient|true|try|typeof|var|volatile|while|with"

javaて……。キーワードにしても使ったことのないものがいっぱい。

あまりにあんまりなんで一から書いた。(sh_javascript.js, sh_javascript.min.js)。 参照したのは JScript5.5の HTMLHelpなので JScript.NETや ECMAScript4には対応していない。古典的な JavaScript。

ついでに同じものを SakuraEditorにも。(javascript_keywords.zip)


2008年01月11日 (金) 文字クラス内で後方参照は使えない。/(")[^\1]*\1/ のようなものは [^1]とも [^"]のときとも違う結果になった。(Ruby1.8, JScript, JavaScript(Fx3rc1)で実験)

最終更新: 2016-11-12T11:41+0900

[SakuraEditor] SakuraEditor (ANSI版)は FontLinkが効かないよ

ブラウザの等幅フォントを Consolasにした(20080110p01)だけではあきたらずエディタのフォントも Consolasにしようと思ったが……。

Firefoxは FontLinkを設定しなくても Consolasに足りない文字を他のフォントで補完してくれた。SakuraEditorは化けた。レジストリをいじって FontLinkを有効にして Windowsを再起動しても化けた。でも Unicode版の SakuraEditorなら化けなかった。

Unicode版はまだ SakuraEditorのメインストリームではない(というかバグバグ&レイアウト遅い)が、フォントのために乗り換えた。MSゴシックには戻りたくない。

SakuraEditor (Unicode版)

 追記@2008-03-18: レジストリの設定

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink]
Consolas | REG_MULTI_SZ | M+1VM+IPAG-circle.ttf

 追記@2008-06-04: ANSI版の FontLink対応パッチが 2007年11月に投稿されていた

http://sourceforge.net/tracker/index.php?func=detail&aid=1832567&group_id=12488&atid=312488

最終更新: 2016-11-12T11:41+0900

[SakuraEditor][Ruby] SakuraEditorの正規表現キーワードファイル(Ruby用)を作っていた

テキストエディタは、メモ帳、TeraPadときて、現在は SakuraEditorを、もう五年以上使っている。xyzzy(正式な読み方はないらしい。ジッズィと読んでいる。saxyunの読みがサッキュンなのは詐欺だと思います)や Meadowに移る気は無し。

構文ハイライトには興味がなくて、どこかからダウンロードしてきた強調キーワードファイルや正規表現キーワードファイルを使っていた。間違いがあっても正規表現を直したりはせず、オフにするだけ。邪魔にならなければいい程度の扱いだった。

ところが最近 SHJSをいじってたこともあって中途半端なハイライトが許せなくなってしまった。

 SHJS+ブラウザと同じ表示を SakuraEditorでも!

そのためには鬼車が必要。BREGEXP.dllでは %Q<a<b<c>d<e>f>g> のように入れ子になった括弧の対応を調べられないので。

 前提条件
 Rubyキーワードファイル(ruby_keywords.zip)をダウンロードしてエディタでインポート。

キーワードファイルはこの日記の SHJS(with カスタマイズ版 sh_ruby.js)を使ったハイライトとコンパチ。ただし完全移植ではない。サクラエディタの正規表現キーワードは正規表現一発で、マッチした全体を特定の配色にするだけだけど、SHJSはパターン中のキャプチャグループごとに配色を分けることができる。サクラエディタの制限で、正規表現が行をまたいでマッチできないことも影響がある。正規表現マッチが行をまたげないのは SHJSも同じなのだが、SHJSは正規表現キーワードから利用できるスタックを用意していて、行を超えて色指定を継続できる。