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脳log[COSMOS: 2010-10-22~]



2010年10月22日 (金)

最終更新: 2010-10-23T17:17+0900

[COSMOS] ファン回転数相関

順番に一つずつ回転数を 100%にしていって、他のファンの回転数の変化を見る。

reartop-rearCPUFANtop-fronthdd
パターン0 726 881 923 795 795
パターン11180 875 924 782 797
パターン2 6971461 920 726 801
パターン3 745 8841427 787 799
パターン4 704 877 9281120 799
パターン5 733 883 921 8021027

パターン0の回転数を基準にした差は下の通り。

reartop-rearCPUFANtop-fronthdd
パターン0 726 881 923 795 795
パターン1+454 -6 +1 -16 +2
パターン2 -29+580 -3 -69 +6
パターン3 +19 +3+504 -8 +4
パターン4 -22 -4 +5+325 +4
パターン5 +7 +2 -2 +7+232

配置から想像されるとおりの結果。HDDの上のファンも(疑っていたが)吸気側らしくみえてる。天面前方寄りのファンが一番割をくって回転数を下げてる。吸気に転じない程度に抵抗させてるが、いっそ吸気にした方が換気効率が上がるかも。それでなくても塞いだ方がいいかもしれない。ここを空気が通っても途中にメモリしかないし、CPUと DrMOSをバイパスする事にもなるから。吸気を制限した陰圧ケースなんだから最後まで使い尽くさないと。


2010年06月21日 (月)

最終更新: 2010-06-25T21:23+0900

[COSMOS] SpeedFan 4.41beta11が Fintek71889Fに完全対応してる。

SpeedFan 4.40からのアップデートで、MSI 790FX-GD70というマザーボードの SYSFAN1と SYSFAN3のコントロールが、BIOSからだけでなく SpeedFanからもできるようになっている。以前はできなかった(20090601p01)。これですべてのファンの回転数の取得と制御が Windows上で可能になったわけで、まったくありがたいことです。

4.41betaの更新情報によると 4.41beta5からみたい。

Beta 5 ..., adds full support for Fintek F71889F,...

Historyで見られるように

4.39-added full support for Fintek F71889F, even at unusual addresses

4.39から完全対応を謳っていたのは秘密だ。

 スタートアップログ

Win9x:NO  64Bit:YES  GiveIO:NO  SpeedFan:YES
Scanning ISA BUS at $0290...
SuperIO Chip=FINTEK F71889F
Scanning AtiIgp SMBus at $0B00...
F75387 found on SMBus at $2E
F75133S found on SMBus at $36
Scanning ISA BUS at $0600...
F71889F found on ISA at $600
Found Hitachi HDT725050VLA360 on AdvSMART
Found ST3250410AS on AdvSMART
Found WDC WD10EADS-00M2B0 on AdvSMART
Loaded 4 events

違いは

F71882F found on ISA at $600 (reported by SpeedFan 4.39β7)

だった部分が

F71889F found on ISA at $600 (reported by SpeedFan 4.41β11)

になっていること。

 SpeedFanでの表記と M/Bの対応。回転数制御可否。

CPUFAN(4-pin)×1。SYSFAN(3-pin)×4

ChipSensorM/B Labelspeed control
F71889FFan1/Pwm1CPUFAN1Yes*
Fan2/Pwm2SYSFAN4Yes
Fan3/Pwm3SYSFAN2Yes
F75387Fan1/Pwm1SYSFAN1Yes
Fan2/Pwm2SYSFAN3Yes

 電圧も表示が変わってる

12Vがきちんと 12Vある。

speedfan441beta11(screenshot)speedfan439beta7(screenshot)

* Configure>Advanced>Chip>F71889F at $600 on ISA>PWM 1 modeを Auto set PWMから Manual set PWMにする必要がある。これは回転数制御を BIOSによる Smart Fanから SpeedFanに委ねるということ。スタンバイ(S3)復帰後には Auto set PWMに戻ってるので、SpeedFanが起動してるときは常に SpeedFanで制御したいという人は remember itにチェックを。


2009年09月03日 (木) 不用意に出すと払われたりすくわれたりします。「社交辞令というものを知らず、飲み会などに誘っても絶対来ない」 誘いが本当に社交辞令だったのなら、断るのが正解では?(上司の社交辞令) それとも誘いに乗るふりでその場を収めて、あとで理由を付けて断るの?(部下の社交辞令) どちらも発言者の意図ではないだろうけど。

最終更新: 2009-09-04T06:13+0900

[][COSMOS]["ダイヤテック マジェスタッチNキーロールオーバー カナなし 黒軸 FKBN108ML/NB"]

5日遅れて衝動買いした Excellioに遅れること 3日、Majestouch(黒軸=Linear) が到着。

20090830p01で書いたように、Excellioを USB->PS/2変換コネクタ経由で繋いでみてから M/Bがおかしくなって PS/2ポート(マウス用=緑色)に繋いだトラックボールが使えなくなっていた。そしてこのキーボードも……。ところが、BIOSセットアップでのことをふまえてマウスとキーボードを入れ替えて繋いでみたら、どちらも使えた。色の組み合わせが違っていて気持ち悪いけど、それだけなので使えて幸い。問題が起こったついでだからと BIOSをアップデートしてたんだけど、それでは解決しなかった。

出尽くしていて目新しい感想もないので箇条書きで

  • 4mmのストロークは驚くほどは深くない。むしろこれが普通。
  • キータッチは重い。努力の必要なく底付きが避けられるほど。Realforceみたいなのをバチバチ叩かないための打ち方矯正キーボードではないか。
  • Home、End、Insertキーの配置をローテートしたらキートップが凸凹に。ステップスカルプチャに困った。
  • 今見たら 10万円 PCだった VALUESTAR付属のキーボードもステップスカルプチャになってた。キーの角を斜めに押しても擦れて引っかかったりしない。3000円ちょっとで買った単体キーボード(マウスとのセット品)よりいいものだったのだ。(代わりのキーボードは最初から手元に……)
  • カサカサシャコシャコと軸が擦れる感じは、パンタグラフ+ラバードームに劣る手触り。
  • スタビライザがチャリチャリうるさい。(6つのキー)
  • ゴム付きで重たいので分厚い本も押さえられる。
  • タイプしていて前よりうるさいとは思わない。むしろ静か。キートップが安っぽい音を響かせたりせず、抑制された音。

Excellioと甲乙付けがたいけど、コストパフォーマンスは Excellioの方が 3倍良い。パンタグラフに違和感がなければ、箱つぶれ Excellioおすすめ。


資料 > スイッチ・キートップガイド構造


2009年08月30日 (日) 黒軸の Majestouchを買うにあたって英語配列にしようか迷った。不要な変換/無変換/カタひらキーが最初からないし、引用符の入力がしやすそうだから。でも右シフトとバックスペースキーは長すぎる。そのスペースで Enterキーを大きくして、IMEのオンオフを Altなしの 1キーで行えるようにしたい。結局、日本語フルキーボード。これの記号類の配列は、Shiftの状態によらず ASCIIコードの下位 4ビットが同じなのだそうな(はたしてそれに実用的な意味があるか)。PnPの必要がなく、M/Bも AMD系で徹底したレガシーフリーというわけでもないので、キーボードは妙な制限のある USBでなく PS/2で繋ぎたい。だが無線もいい。PS/2延長ケーブル(一緒に買った)を使うくらいなら無線がいい。Majestouch Wirelessという Bluetoothと黒軸採用のキーボードがほとんど同じ値段で売られている。だが Bluetoothは OSが起動するまで使えないのが普通。レシーバによっては BIOS操作のできるものもあるらしいが確実ではない。今回は見送り。非常に残念。……。ちょっと重めのパンタグラフ式だと、うっかり指乗せミスタイプ(ノートPCでよくある)を防ぎつつ、静かに打てるだろうか。パンタグラフ式って悪くないんだけど、むしろ良いんだけど、ノートPCのおまけ品質キーボードとの分かち難い連想が評価を不当に下げてるかも。十分なストロークがあって、隣接するキートップの間に十分な溝があって、黒軸茶軸みたいにハッタリのきいた高級パンタグラフ式の登場を待つ。……Excellio? 「登場を待つ」ではない。退場(生産終了)済みでした。……箱つぶれ特価品? ぽちっ。

最終更新: 2009-11-15T05:11+0900

[][COSMOS]["ダイヤテック Excellio(エクセリオ) 日本語 カナなし FKB109EXNB"]

188 :不明なデバイスさん:2009/08/03(月) 17:58:15 ID:Q6o7dXxt
    好みがあるだろうからハッキリ書いておくと。

    往年のThinkPadやDynabookのキーボードが好きだったという人。
    こういう人はエクセリオ買ったら幸せになれる。 

192 :不明なデバイスさん:2009/08/03(月) 18:45:23 ID:Q6o7dXxt
    逆に言うと。

    往年のThinkPadやDynabookのキーボードが嫌いだったという人。
    こういう人がエクセリオ買うと不幸せになる。

193 :不明なデバイスさん:2009/08/03(月) 21:26:29 ID:0MB6rQRJ
    ThinkPadって一緒くたで言ってるけどどのThinkPadだよ。
    TP600か?iシリーズの1200か?X32か?S30か?全部違うのわかってるか?
    往年のとかひとくくりにしてるからネタ臭が消えないんだよ。

194 :不明なデバイスさん:2009/08/03(月) 22:27:36 ID:Q6o7dXxt
    そんな細かい型番まで憶えてないから「往年の」としか言えんのよ…

    そうね、日本IBM社製といおうか。「90年代の」といえばいい?
    俺が知ってる(使ってた)のは90年代後半~2000年代初頭の頃。

    DynaBookの方は2000年代初頭。まだスティック・ポイント(だっけ?)の頃。
    どっちもWinの95~98辺りだなあ。XPの入ったThinkPadやDynaBookは
    使った覚えがない。 

はっはっはー。今日のタイトルに書いた「うっかり指乗せミスタイプ(ノートPCでよくある)」のノートPCってのは Windows98で、スティック・ポイントアキュポイントで、どっちが右(左)ボタン?ってなマウスボタン配置の DynaBookのことだ。不幸せになんかならないよね?逆ではなくて裏だし、いずれにしても元の命題の真偽とは関連しないから大丈夫<うるさい


 到着@2009-09-01

楽天の FILCOキーボードショップは 3000以上で送料無料だったんだけど、箱つぶれ Excellioは 2980円で 20円足りない。キートップリムーバー(315円)をセットにした。箱も説明書もなくビニール袋に入ってるだけだったので使い方に困ったが、針金部分が同じように見えて微妙に長さが違うので、長い方をキートップに引っかけて左右に広げてからキーの奥にもぐり込ませるみたい。パンタグラフ式の Excellioには使えないので Majestouch用です。

箱つぶれ特価品なのに箱をつぶす手間もかけていない。NTT-Xストアの箱汚れ品と同じあからさまな建前商法。全然悪くはないけど。

評判通りキーは重い。ストロークは普通のパンタグラフ並に浅いが、もう少し深い方がいい。深くすると押し下げ時の左右のずれが大きくなるらしいが。深ければキータッチは軽くてもミスタイプの原因にならないと思う(これは Realforceルート?)。裏を返せば、ストロークが浅いのだから今の重さはちょうどいい。

ぺちぺちにちゃにちゃ音がするものの、そこはパンタグラフ。Microsoft Wired Desktop 500(RT2300, SN25Pのために買った間に合わせ)よりずっと静か。指がキートップを叩く音が支配的。Tab、左Ctrl、左Alt、変換キーだけはキートップからチャラチャラした音が目立つ。

左Alt手前のフレームが浮いている。手前でなければ気付かなかったのに、手のひらを置いたときに気付いてしまった。残念。

前のキーボードの慣れがあるので、Home, Endの配置はこうなった。

HomeEndPageUp
DeleteDeletePageDown

右Windowsキーは右Altになった。

以下にレジストリの設定。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,05,00,00,00,47,e0,52,e0,4f,e0,47,e0,\
  53,e0,4f,e0,38,e0,5c,e0,00,00,00,00

バイナリの意味は以下の通り。

00 00 00 00 # バージョン。0固定。
00 00 00 00 # フラグ。0固定。
05 00 00 00 # ターミネータ込みで 00000005個のマップエントリが続く。
47 e0 52 e0 # Insert(e0 52) → Home(e0 47)
4f e0 47 e0 # Home(e0 47) → End(e0 4f)
53 e0 4f e0 # End(e0 4f) → Delete(e0 53)
38 e0 5c e0 # 右Win(e0 5c) → 右Alt(e0 38)
00 00 00 00 # 終了。ターミネータがあるのに個数を入力させたのは何故?

(使えるかもしれない)スキャンコード一覧 > Keyboard scancodes: Keyboard scancodes

明日は 25日に注文した FKBN108ML/NBが来るんだけど、二枚もどうすんだ。


PS/2キーボードじゃないから S3からホットキーでのレジュームができなくなった。「Resume from S3 by USB Device (Enable/Disable)」みたいな設定が BIOSにあるけど、キーに触っただけで復帰するのは勘弁してほしい―だからマウスによるレジュームも無効にしてる―からやはり PS/2キーボードだな。

箱の裏面の白い部分がものすごく黄ばんでる(ような色をしてる)。角のほうにわずかに白い部分があるから、もとは全部真っ白だったのかも。(このへんが「箱つぶれ」?)

Excellioをマウス用の USB->PS/2変換コネクタを通して接続してみたけど、やっぱり使えず、USB専用キーボードだった。ところで、確認を終えて元の通りに繋ぎ直しても、PS/2に接続していたトラックボールが使えなくなっていた。BIOSセットアップに入ってトラックボールをいじると、右移動=F5、右ボタン=F6みたいにキーボード扱い。くまった。


 追記@2009-09-06: S3から復帰後にキーマップが元に戻ってることがある(今日で 2回目)。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout にも設定してみて改善するか様子を見る。


 @2009-06-13

CapsLockの位置に左Ctrlがあると、左Ctrlと組み合わせられるキーが増えるね。これは良い。


2009年06月01日 (月) CPUFANは 4-pin。SYSFANは 3-pin。

[COSMOS] SpeedFan 4.39β7。Fintek F71889Fに対応。

スクリーンショット SpeedFan 4.39 beta 7

Win9x:NO  64Bit:YES  GiveIO:NO  SpeedFan:YES
Scanning ISA BUS at $0290...
SuperIO Chip=FINTEK F71889F
Scanning AtiIgp SMBus at $0B00...
F75387 found on SMBus at $2E
F75133S found on SMBus at $36
Scanning ISA BUS at $0600...
F71882F found on ISA at $600
Found Hitachi HDT725050VLA360 on AdvSMART
Found ST3250410AS on AdvSMART
Loaded 6 events

めでたく Windows上で全てのファンの回転数の取得といくつかのファンの制御が可能になりました(以前の状況>20090501p01)。電圧も取得できるようになりました(+5Vと +12Vと VCC1.5Vの値が全然ラベル通りではないけど)。

MSI 790FX-GD70の SuperIOチップが Fintek F71889F。(F71889Fに対応しているという) AMD Over Driveは起動すらできないし、MSI謹製のツールでもできないし、不便だけど BIOSで調整できるからいいか、と半ばあきらめていたので嬉しい。ちょこちょこ暑い日があって、でも毎日暑いわけでもなくて、騒音と冷却のバランスとりが必要なんだよね。

 SpeedFanでの表記と M/Bの対応

CPUFAN(4-pin)×1。SYSFAN(3-pin)×4

ChipSensorM/Bラベル回転数制御可否
F71882FFan1/Pwm1CPUFAN1(PWM 1 modeを Manual set PWMにすることで)可
Fan2/Pwm2SYSFAN4
Fan3/Pwm3SYSFAN2
Fan4/Pwm4存在せず
F75387Fan1/Pwm1SYSFAN1不可
Fan2/Pwm2SYSFAN3不可

F75387というのが間違いの気がするんだよね。きちんと認識したら残る SYSFAN1/3の回転数制御もできるようにならないかな。


 スタートアップ起動と UAC

管理者権限がないと動かないと思ってショートカットの「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れていた。それで再起動のたびにパスワードの入力を求められていた。

ためしにチェックを外して起動してみたらパスワードなしで起動するの。ファンの制御もできる。そういえば SpeedFanをインストールしたフォルダの speedfan*.cfgに Usersグループの書き込み権限を付け加えていたのだが、それが効いているのだろうか。HDD関連が検出からできていなくて全滅なこと以外これまで通り。


 HWMonitorも 2009-05-16の version 1.14で F71889Fに対応。

version 1.13からアップデートしたらツリーに Fintek F71882Fというノードが増えていた。


2009年05月07日 (木)

[COSMOS] いろいろといたらないケース。

  • 手を切るサイドパネル。(切りました)
  • できそうでできない M/B裏配線。(柱と梁に阻まれます)
  • ホコリの積もるフロント I/Oパネル。(電源 LEDが天井まで届いていたりもするので半透明の蓋が欲しい)
  • HDDの振動から発生する周期的な低音。(6つのベイのうち 2つしか使用していないってのに)
  • その振動を増幅する、プラスチック製のフロントI/Oパネルとカバー。

SSDか SMART DRIVEかあ。どっちも高いなあ。


振動の源は 2007年 9月の HGST 500GB。その HDDをあっちからこっちの HDDベイへ移動させたり、Feature Toolでアイドル時の回転数を下げたり、HDDとトレイをとめるネジを締めたりしているうちに初期の静音が戻ってきた。でもこれは危ういバランスの上に成り立っているものだろう。高音のノイズは気に障るけど、低音は低音で常時鼓膜を圧迫しつづけて神経を疲弊させる。快適 PCライフはなかなか難しい。


2009年05月01日 (金)

[COSMOS] MSI 790FX-GD70のいろいろ

 CPUID Hardware Monitor

  • 電圧が表示されない。(MSIのユーティリティでもできない)
  • M/Bの温度が表示されない。
  • CPUの温度が低すぎる。

 SpeedFan

  • 各コア温度が表示されない。(HWMonitorはできている)
  • 電圧が表示されない。(MSIのユーティリティでもできない)
  • CPUFAN, SYSFAN2, SYSFAN4の回転数が表示されない。(MSIのユーティリティでもできない)
  • F75133Sではなくて F71889Fだと思う。

SN25Pでは電圧が表示できたし、全てのファン(2つの CPUファンと 1組のHDDファン)の回転数の取得と制御が SpeedFanでできた。

790FX-GD70のファンコネクタは 5個あり、CPUFANが 4ピン、SYSFAN1/2/3/4が 3ピン。BIOSではすべての回転数が取得できるけど Windows上で表示できるのは 2つだけ。回転数の制御は BIOSでのみ行える。そのために Windowsの再起動が必要。休止からの復帰ではごていねいに BIOSセットアップに入れない(SN25Pは違った)。

 Power On by PS/2 Keyboard

電源オフでは K/Bの NumLock LEDがつかないので電気がきていない。常時給電するためのジャンパが M/B上にあるとも聞かないし、見つかりもしない。この設定は意味のないものか? (追記:この設定は S3からの復帰に使われるみたい。休止(S4)やシャットダウン(S5)状態はあてはまらない様子)

SN25Pでは休止やシャットダウン状態から [Enter]、[O]、[N]、[Enter] (「O」「N」の部分は任意)で電源を入れられた。常時給電の弊害として、Logicool MX610(マウス)の売りである双方向通信を利用した、OSに連動したスリープ機能が PS/2接続では機能しなかったし、光学マウスの赤い(最近は青いものも)光もつきっぱなしになったが。消費電力の観点からはどちらが有利だろう。S3のメリットは復帰が S4に比べて圧倒的に早いこと。S3を使うことにした代わりにこまめにスリープするようにしてる。

 North Bridge、DrMOSの発熱

静音化の敵、発熱。COSMOSの弱点はグラフィックカードの冷却だった。790FX-GD70の弱点は リアI/Oと CPUの間にあるヒートシンクの発熱。ヒートシンク上部の下には DrMOS、下部の下には 790FXがある……のかな? 起動直後で 40℃だから表示が高めな気もするが、2つの 12cmファンに囲まれていながら、そして涼しい今の気温でも触って熱々一歩手前までいくので夏が怖い。トップフローの CPUファンを選ぶなどして意識的に風を当てないといけない。

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COSMOS(+ SIDE WINDOW BLACK)と V8の組み合わせは気に入ってるので CPUファンの交換はせず、リア I/Oと後面排気ファンの隙間に 80×80×10mm^3のファンを押し込んでみたり、ファンレス VGAクーラー Accelero S1/S2のオプションである Turbo Module をヒートシンクに差し込んでみたり。(たぶん室温が 20℃を超えている環境で) 56℃を 52℃に下げる効果がある。60℃未満のあいだは静音指向でいく。


2009年04月24日 (金)

[][COSMOS][SN25P]["サイズ MUSASHI VGAクーラー SCVMS-1000"]

旧PC(SN25P)から移植した SAPPHIRE Radeon X1600 (DDR2 512MB PCI-E)の小さくて高回転のファンが、新PC(COSMOS)では最大の騒音源となったので VGAクーラーを購入した。

10cm×10cmのファンが 2基並んだ大きさというのを想像してなかったのだが、実際に取り付けてみると、片方のファンだけでグラフィックカードの 8割方をカバーできた。もう一基は MSIロゴの入ったヒートシンクにぶつかり、SYSFAN2コネクタに 1-2mm干渉し(MUSASHIを少し下に曲げた)、IDEコネクタに被さりながら(M/Bから 1cmほどはみでてる)、とりあえず収まった。二つ目のファンは VGAクーラーとしてより COSMOS底部のファンの代替として働いている(ただし吸気は、底部前面からではなく後面VGAダクトから行っていると思う)。

GPU Core温度は HWMonitor 1.13.0読みで 46℃から 37℃程度まで下がり、音も静かになった。今度の最大の騒音源は CPUクーラーの V8。

[COSMOS] 静音

CPUFAN715rpm (BIOS設定50%, つまみ Lowest)これで BIOS読み 32℃ (BIOSの温度は SpeedFan、HWMonitorの値より数度高い)
HDDFAN(間接吸気)1048rpm (BIOS設定100%)S.M.A.R.T.報告で 36℃37℃
排気FAN(上面・前)580rpm (BIOS設定50%)
排気FAN(上面・後)635rpm (BIOS設定50%)
排気FAN(後面)949rpm (75%)音が目立たないので少し回転数高め
MUSASHI(間接吸気)最低回転数GPU Core 39℃ (HWMonitor読み)

VGAファン、CPUファン、と最大の騒音源をつぶしてきた結果、現在の最大の騒音源は CMT-SE3のファン!これ以上の静音化は無理です。やりました!

SONY CMT-SE3 スーパーオーディオCD/DVD搭載コンポ SONY CMT-SE3 スーパーオーディオCD/DVD搭載コンポ

ソニー
(no price)


BIOSで読む SYSTEM Temperatureが CPU温度より 10数度高い 42度くらい。SpeedFanが報告する CPU以外の 3つの温度のうち、1つが他 2つより 15度以上高い 60度前後。一か所だけ際だって高い。手をかざしてみて一番熱いのが DrMOSのロゴのあるヒートシンク付近で、排気ファン 2つと CPUクーラーに囲まれた部分。ヒートシンクの背が低いこともあって空気の流れから取り残されているのかも。グラフィックカードの次にここ(790FXと DrMOS)を効率的に冷却しないで静音化は難しい。

排気ファン(後面)を 100%、排気ファン(上面・後)を 75%にすると 10度以上下がって 47度だが、こうなると PCを起動しているのを忘れてしまうほど静か、というのではなくなってしまう。CPUファンを見た目で V8にしてしまい、CPU自体は静かによく冷えているのだけど、周辺の冷却も考えるとトップフロー式の方が良かったかも。(Noctua NH-C12Pとか)


80×80×10mm^3、2000rpmのファンをヒートシンクにくっつけて 7Vで動かすと、ケースファンより静かな動作音で 3-4℃温度を下げられるみたい。その余裕で排気ファン(後面と上面・後)を共に 75%に。これで SpeedFan読みで 47℃。

790FXや DrMOSは何℃で常用できるものなんだろう。(MSIが、DrMOSの採用によって 70数℃が 50数度に、と宣伝しているから割と耐えてくれるだろうと期待しているが)


2009年04月21日 (火) 壁紙を 790FX-GD70の全体図にした。基板萌え。

最終更新: 2009-12-30T04:34+0900

[COSMOS] はじめての、いわゆる「自作」パソコン。

ケースCoolerMaster COSMOS 1000¥27000パーツ決定はこのケースから。というかこのケースの(値段の高さの)せいで BTOから自作へ方針転換。気密性と静音指向、それと、らしくない見た目が決め手。
ケースオプションCoolerMaster SIDE WINDOW BLACK (for COSMOS S)¥6500吸音材はなくなるけど中が見えると楽しい。(自分で組んだからなおさら)
PSUOwltech Seasonic M12 600W (SS-600HW)¥16500効率はより新しい M12Dシリーズのほうが優れるが、一番低い容量で 750W。そんなには不要。
M/BMSI 790FX-GD70 (MS-7577)¥20000シックで良い。これを見た後ではピンクとか黄色とか青とか、考えられない。ASUSだけは黒がいい感じだけどオンボードサウンドの評価がやけに低い。
CPUAMD PhenomⅡ X3 720 Black Edition (Socket AM3)¥15000 Windowsスコア 5.8(Windows 7では 6.7)。コア数よりクロック周波数。あと TDPの(Core i7と比べたときの)低さ。
CPUクーラーCoolerMaster V8¥10000見た目と存在感のみで選んだ。ケースと同じ CoolerMaster製品なので目に入った。
RAMBUFFALO FIRESTIX DDR3-1066 2×2GiB (FSX1333D3G-K4G)¥7800Windowsスコア 5.9(7.5)。赤いヒートシンクが良い。それだけ。そんなわけだから上位の FireStix Infernoも下位の FireStix Heatも不可だし、オーバークロックもしません。DDR3は 3枚組みが多くて閉口した。DDR3は Double-Data-Rate 3の略だっての。i7だけじゃないっての。
VGASAPPHIRE ATI Radeon X1600 (DDR2 512MiB)SN25Pから移植Windowsスコア 4.5(4.5)(Aero)、4.9(4.6)(Game)。
HDDいくつかSN25Pから OSごと移植Windowsスコア 5.9(5.9)。Windowsのライセンスを有効にするために電話が必要だった*
光学ドライブDVDいろいろ対応(IDE接続)SN25Pから移植
FDDふつーのSN25Pから移植M/B付属のケーブルは 5インチベイの上から 3段目までしか届かなかった。エアフローを遮るので普段ケーブルは繋がない。
RAIDHighPoint RocketRaid 2302SN25Pから移植

 CoolerMaster COSMOSについて

COSMOSと 790FX-GD70の組み合わせは良い。ケースのフロントパネルのコネクタが全て M/Bに接続できてはりぼてにならない。COSMOSがはじめからそなえるケースファン 4つも SYSFAN1/2/3/4に過不足なくつなげられる。COSMOSの HDDベイは 6つ。M/Bの SB750がサポートする SATAポートも 6つ。JMicronが追加で 2つの SATAポートを提供するので、片方をフロントパネルの eSATAに使っている(ホットプラグはできないかも。HDDのドライバ次第だと思うが)。もう片方は SATA接続の Blu-rayドライブでもつなげばいいだろう。

COSMOSの電源LEDは青色で点灯・消灯の 2モード。HDDアクセスLEDも青色。なんで青色。なんで同じ色。もうね、青色LEDはいらないよ。電源は緑、HDDはオレンジでいいじゃない。

今使ってるディスプレイ―MITSUBISHI VISEO MDT243WGの電源LEDも青色で、点灯、点滅、消灯の 3モード。目に刺さる青色というのがまず間違い。明るさを 100段階で調節できて 0にすると常時消灯もできるがそれでは役目を果たしていないし、気にならなくなるまで暗くすると今度は視認性が悪い。青色でなければそこそこ明るくても気にならなかったはずだ。サスペンドモードを点滅で表したのが二つ目の間違い。点滅周期(約4秒)と同じだけの時間見つめていないとサスペンドモードと電源OFFを区別できない。リモコンの感度が悪いことと相まって、PCを休止する->モニタの電源を切る->切れたかな?->じっと見つめて、暗くて視認性の悪い LEDが点滅していないことを確認する、という面倒を毎日負わされる。(VISEOの前に使っていた BenQ FP937S+は電源ONが黄緑、サスペンドがオレンジだった。調節機能はなかったが不足もなかった)

閑話休題。COSMOSについて。COSMOSの天板は他で言われているように振動して音を出す。いまは無事でもそのうち音を出すようになります。何か物を置くか、内側におもりを貼り付けでもすればよいか。>>>プチプチを詰めました。

排気ファン 3つに囲まれた CPU領域の冷却は申し分がない。5インチベイ 2つをつぶして 12cmファンを取り付けられる(そのためのブラケットは COSMOSに余分に付属していた) HDD領域も、位置が吸気口の直上ということもあって比較的問題がない。拡張スロット領域のグラフィックカードの冷却が COSMOS 1000 一番の癌。どうにかして空気の流れをつくらなければいけない。グラフィックカードに付いている小さくて高回転のファンが現在の最大の騒音源なので、この領域の冷却が静音化にもつながる喫緊の課題。Zalman VNF100は V8や DrMOSのヒートシンクと干渉しそうなので、気は乗らないが Scythe MUSASHIをとりあえず注文した。

今はグラフィックカードのファンが最大の騒音源で目立っているが、これを止めると、静音ケースといえども 3つある排気ファンの音が普通に聞こえてくる。電源と HDD上の吸気ファンの音は多分聞こえていない。排気ファンの交換がこの後の課題だが、空気の流れのあるところに必ず音があるような気がしないでもない。となれば隔離か。>>>夏以外は回転数を 50-75%にしぼることで相当改善する。

 MSI 790FX-GD70について

  • 温度はどこで計ってるの? (温度が高くても対処のしようがない)
  • Northbridge用のフィルタドライバがインストールされない。(何度インストーラを起動してもドライバが最新でないと表示される)
  • AMD OverDriveが起動できない。(付属CDの Ver.2.1.5、最新の Ver.2.1.6共に。OSのクリーンインストールをしないとダメなのかも)
  • SpeedFanで電圧や SYSFAN2/4、CPUFANの回転数がとれない。(MSIのユーティリティでも SYSFAN2/4は 0rpmになっているし、IOH/ICHの電圧も 0V。BIOSには 5つすべての回転数が表示されている)
  • BIOS設定「Power On by PS/2 Keyboard」を有効にしても機能しない。PS/2に常時給電するにはどうすればいい?
  • 自家製ユーティリティ「GreenPowerCenterⅡ」が ICHを ATI SB710だとおっしゃいますが SB750ではなくて?
  • SpeedFan 4.37はこのように報告する

    Win9x:NO  64Bit:YES  GiveIO:NO  SpeedFan:YES
    Scanning ISA BUS at $0290...
    Scanning AtiIgp SMBus at $0B00...
    F75387 found on SMBus at $2E
    F75133S found on SMBus at $36

    GreenPowerCenterⅡによると LPC I/Oは Fintek F71889Fだ。(OC Dialの上に蟻っぽいマークのチップがあって、たしかに Fitek F71889?と読める)

  • M/B上の赤色の HDDアクセス LEDを消灯したいのですが……。
  • スペック表でやたら IEEE1394(rear, internal)が Optionalだと主張されているがどういう意味? 使えるよ。
  • まさか、いまどき Wake On LANに対応してなかったりするの? (そういう表示や設定を一切目にしていない。いや、LAN Option ROM (Enable/Disable)というのがそうかも。PXE Boot?)
  • PC-IDEAで買ったんだけど、マニュアルの各国語の中に日本語がないと思ったら、ヨーロッパ版だった。(だからどうということもない。USB2.0 2ポートを外出しするブラケットが付いていた)

* これが二回目の電話認証なんだけどいずれも、シリアルを伝えて、新しいの聞いて、はい終了。向こうにはどういう情報が表示されているのだろう?

 「Any Key」「Ctrl+Esc」「Ctrl+F1」「Ctrl+Space」から選択。電源ボタンも変わらず使える。「Password」を選べるのは AwardBIOS。これは AMI BIOS。

 F75133Sは not usedだとも。


2009年04月10日 (金) フロントに IEEE1394が必要。3G iPodのために。

[][COSMOS][SN25P] ["CoolerMaster COSMOS ATX、Full Tower 電源なし RC-1000-KSN1-GP"]

本当に楽しみだから、待ちきれずに届く前に書いてしまう。次の PCのためにケースを買った。

 現在の SN25Pの不満点

  1. HDD冷却用の小さいファンの片方から、常に甲高いチリチリ音。(高い音は本当に気に障る。ファンは大きいものに限る)
  2. メモリの最大搭載量が 1GiB×2。しかも DDR。(何のための 64-bit OSか)
  3. GPUと HDDの冷却能力不足。(GPUをファンレスにするのは熱で無理。冷却のために 2スロットを占有するボードはスペースで無理。選択肢が少ない)
  4. CPUソケットが Socket939。(もはや新しい CPUは手に入らない。今の CPUは Athlon 64 X2 3800+ 2.00GHz)

 次の PCに求めるもの

  1. 没個性的でないデザイン・機能
  2. 静音性
  3. 限られた吸気口(フィルタ付き)
  4. キーボードで電源ON (SN25Pは任意のキー列(パスワード)で電源を入れられる。Award BIOSの機能らしい)
  5. 省電力
  6. 省スペース
  7. 潤沢なメモリ (DDR3 2GiB×3 or DDR2 2GiB×4)
  8. (Socket AM3)
  9. (PCI Express 2.0スロット)

 思考経路

いかにも PCという見た目の無骨なタワー型、ミドルタワー型、スリムタイプの PCには全くそそられない。最近はメーカーが独自に作り込んだ PC(ソニーの VAIO type?とか、HPの TouchSmart PCとか)に注目している。でもメーカーのお仕着せは御免なわけで、Shuttleのキューブ型ベアボーンはメーカーの個性と自由さのバランスがちょうど良かった。今、物欲を一番そそられるのは Appleの Mac miniと、HPの TouchSmart PC。どちらも唯一無二のできばえだと思う。ただ、Mac miniは MacであるがゆえにメインPCになれないし、TouchSmart PCは "Personal" Computerにするのはもったいない。デザインパネルをまとってキューブ型 PCをもういちど……は性能がいまいちだし静音も冷却も限界が知れてるので避けたい。コアを増やすのがはやってる今、Xeonを二個積んでデュアル CPUがやりたいな……(構成カスタマイズ中)……げ、40万円。Quadro FX高すぎ。ゲーミング PCは性能に問題はないし、個性的なんだけど全体に厨のにおいが漂っていて好きになれないな……、200mm大径ファン!前面エアフィルタ!天面にコネクタ・電源スイッチを配置! Antec Nine Hundred Two!素晴らしい! 青色LEDと 9つもある(とはいえ 3.25インチHDDもここに格納する) 5インチベイがいかにもゲーミングPC、いかにも自作PCといった風情でマイナスポイントだけど、合理的な天面アクセスは評価が高い。使える上にパッと見でも(凡百のケースと)ちょっと違うのが良い。ここで COSMOS登場。200mmファンこそ持たないものの、密閉構造と最初から備えた静音対策、落ち着いた、PCケースっぽくないデザインが高評価。大きさだけが難点に思えるも、Extended ATXに対応、Dual Xeonも可能、と考えればむしろ利点。

 BTO