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脳log[2022-05-12~]



2022年05月12日 (木) [COSMOS] 家のルーター(WZR-AGL300NH)がここ1年で何度か Wi-Fi が繋がらなくなって再起動すると直るということを繰り返している。正直まだ使って使えないこともないけど、少し前に新しいものを物色していた(けどやめた)こともあり、Wi-Fi が死んでいるのに気がつくのが遅れると知らず「ギガ」が減る罠もあり、今の機種の発売が 14 年前なのもあり、もう潮時かなと。■あらためて調べたら下から五千円、一万五千円、二万円、三万円という感じ。VPN サーバー機能を内蔵してますよとか USB ハードディスクを繋ぐだけで NAS になりますよとかいう機能があれば惹かれるけど、そうすると2万円になる。そのレベルでのこだわりはないかな。■実質タダで光電話アダプタに無線 LAN 対応のルーター機能を統合できる(対応機器に交換する)ことがわかったのでそれで。今日届いたので入れ替えた。


2022年05月11日 (水) [AtCoder] 精進。UTPC 2021-A「Make UTPC」。「A 問題は運営の想定でセット内で最も易しい問題です」。すっごく難しかったよ。■最初は長さ4の文字列をすべて切り出して「UTPC」との不一致を数えればいいと思った>提出 #31608295 (WA×13)。これはスワップによる交換回数の節約が考慮できていない。■そこで交換が1組ある場合と2組ある場合を列挙した。提出 #31608534 (WA×6)。これはスワップしていない部分が「UTPC」と一致していることを(勝手に)条件にしていて列挙に漏れがあった。■提出 #31608677 (WA×3)。一致不一致とスワップを独立して数えるようにしたら WA が3つ減った。だけどこれは3つ組4つ組が位置をローテートしている場合の交換回数の節約が考慮できていない。■提出 #31608753 (WA×3 / 列挙漏れ)。提出 #31608788 (WA×3 / 列挙漏れ)。■提出 #31609353 (WA×1)。ようやくローテートしているものを考慮することで WA が2つ減ったけど、唯一残る WA は「UTPC」との一致がゼロでスワップもゼロで「UTPC」のアナグラムでもないケース。つまり考え得る最悪のケース。全列挙して数えたけど、実は交換回数の最大は4回ではなく3回だった。■提出 #31609535 (AC)。すっごく難しかったよ。


2022年05月10日 (火) [AtCoder] 精進。灘校文化祭コンテスト 2022 Day1-H「Traveling PCT Problem」。やることの9割は典型90問の「035 - Preserve Connectivity(★7)」と同じ。それはすぐわかる。それへの提出 #23482781 の最後の1行 ds.sum/2 (相当)を ds.sum-ds.max に変えるだけでいけると思ったけど駄目だった>提出 #31435269 (WA×20 / AC ×14)。■今日の提出 #31585826 (AC / 1068 Byte / 1671 ms)。答えをね、見ました。「Hは与えられた点を連結にする辺だけ残した部分木を考えて、それの辺数の2倍から直径を引く」。引くのは目についたテキトーな数字(ds.max)ではなく直径だと。言われれば、うーん、まあ、うーん、そうかもね、という感じ(わかっていない)。木の直径についてはこのとき(20211004p01.02)に一応のイメージを持っていたが、自分では見つけられない。


2022年05月09日 (月) Bing も Google みたいにリダイレクタを検索結果として並べるようになった。そうするとすでに見たページかどうかがリンクの色で判別できなくなる。本当に余計なことをする。まあ、Unicode の幅 0 スペースで区切られた嘘の URL を HTML に埋め込み緑色の字で表示していたグーグルほどではない。そういうのってステータスコード 200 で Not Found ページを返すのと同じ神経だと思う。さすがにもうやってないと思うが。■ちょっと考えたら「そうすると~できなくなる」は繋がらない。そうではなく、不定なトラッキング ID だかハッシュ値のようなものをパラメータとして付加するからブラウザの履歴が機能しなくなる。本当に余計なことをする。


2022年05月08日 (日) [AtCoder] 今日は ABC250 があった。自分の提出一覧。それぞれの問題にかかった時間が、A=3分強、B=10分、C=6分強、D=5分、E=17分、F=49分。B 問題難しすぎ。■E 問題「Prefix Equality」が面白かった。こういう手触りの問題好き。特別な道具や知識を必要としないところ(あと解法が2つ3つはあるらしいのもポイント高い)。最近の精進では 20211112 で解いた「Connected?」が似た感じ。集合の同一性を考えるのに、集合のサイズをキーにした。考えるべき集合は必ず先頭から始まる X 項から重複を除いたものになるので、X が増えるにしたがって集合のサイズも増える一方。集合のサイズごとに、2つの集合が一致するかしないかが決まる。それを予め調べておけば、クエリに対して2つの集合のサイズがそれぞれいくつになるかを調べ、サイズが一致していればそのサイズの集合が同一かどうかはすでに調べてあるので答えが出せる。制限時間が4秒だったけど 568 ms で十分だった。■F 問題「One Fourth」は典型90問で似たのをやった。「009 - Three Point Angle(★6)」かな。それとも他にもっと似た問題があったかも。やることは尺取り(もしくは累積和を二分探索)なんだけど、図形がからむと diff が高くなりがち(ギリギリ黄 diff だったもよう。もちろんほとんど青という意味でギリギリ)。図形要素はコンテスト中に検索したよ「多角形の面積」。


2022年05月06日 (金) [AtCoder] 精進。AGC035-A「XOR Circle」(茶 diff)。成立する条件はすごく限られていて、でも 0 が絡むとちょっとだけ事情が異なっていて、それを6分岐で。提出 #31475254 (AC / 268 Byte)。Ruby で一番最初の提出を見てみたらこれ>提出 #6371698 (haccht さん / 82 Byte)。えっ天才では?■……と思ったけど A = 1,1,1,1 のとき答えが食い違う。えっテストケースざるでは? Yes であるための必要条件ではあるけど十分条件ではないのだな。


2022年05月04日 (水) [AtCoder] 精進。灘校文化祭コンテスト 2022 Day1-D,F。有志コンに不用意に手を出して思い知らされるのは、AtCoder の ABC がいかに初心者向けに手心を加えてくれているか、ということ。難しくて解けないんだよ。■さて4問目。D 問題「Double Permutations」(400点)。ループする数直線上に N 個の点があって、点 0 からスタートする。1 から N-1 の歩幅を1回ずつ使って数直線上の N 点すべてに止まりたい。向きは変えられない。なにか雲を掴むような話。しらみつぶしに調べたいけど制約上限が 20 万で許されない。おおよそ線形時間で解きたい。一日放置していたら、ペアを作ってみようと考えた。雲は掴めないから共通の性質を与えて共通の取り扱いをする手掛かりとしたい。0 と N-1、1 と N-2 という感じで和が N-1 のペアが一番多く作れる。ペア1つにつき1周に1足りないからスタート地点の1つ手前に戻ってくる。これを繰り返すとどうなるか。N が偶数の時はうまく行きそう。N<10 の範囲で全探索したけど、N=1 を除いて N が奇数の時は解がない。提出 #31433409 (AC / 132 Byte / 127 ms)。なんでうまくいくのかはわからない。■F 問題「Mth Next Permutation」(6問目・500点)。Pi=1 と Pj=K を含む巡回グループの周期を考える。グループのメンバーを選び、並べ替え、グループ外の数列を並べ替え、掛け合わせる。提出 #31434643 (AC / 521 Byte / 202 ms)。K=1 の場合を特別扱いしたけど、うまく一緒に考えられるのだろうか。■全部で 16 問あるんだけど、解ける方が少ない。■■■精進2。灘校文化祭コンテスト 2022 Day2-A,B■A 問題「ACPN」(300 点)。実験したら M 個の剰余が出現する周期は K と M の最大公約数で分割されるようだった。たとえば M が 10 なら剰余は 10 種類あるが、K が 5 のとき最大公約数は 5 で、M 個の値は周期 2 の組が 5 組となって出現する。あとはこの周期で N が割り切れるかどうか。提出 #31438777 (AC / 70 Byte / 59 ms) 中国剰余定理はわからない。でもそろそろわかるかもしれない。■B 問題「Min Max Min」(400 点)。2日目は全体的に配点が1日目より高め、とはいえ2問目はまだ 400 点、なのにもう難しい。A と B の要素数の上限がどちらも 20 万だから、A と B の組み合わせを考えることがもう許されていない。どうするの? 提出 #31440194 (AC / 386 Byte / 250 ms)。お風呂で考えた。数列を順番に見ていって、現在の要素を範囲の右端とする。この要素が最大値(最小値)として通用する範囲がどこまでかを調べる。最大値の範囲と最小値の範囲は食い違うわけだけど、広い方の範囲を採用する。その範囲で最大値の最大値最小値と最小値の最大値最小値の組み合わせ(2×2=4通り。実際にはどちらかが1つの値しかとらないので2通り)の積が答えの候補。2問目でこれはなしだよ。3問目を読む気力がもうない。■B 問題の謎解答。提出 #31445298 (kotatsugame さん / 72 Byte / 167 ms)。短いだけでなく速い。なんで答えの候補を A.max*B.minA.zip(B).map{|a,b| a*b } に限定していいのかわからない。この一連のツイートが Day2 の B 問題についてのものだろうか。「@kotatsugame_t これならひっかかってませんか? https://t.co/CFIYrhdR68」「~のときは、区間は短いほど得なので、長さ1の区間のみで十分です。」 ああなるほどって思えないからこれが関連ツイートなのかどうかわからないんだよね。


2022年05月02日 (月) 本人よりも詐欺師の方が高い「秘密の質問」の正解率 | スラド セキュリティ」■前にも書いたけど、腐す前に区別しような。「秘密の質問とかなぞなぞ認証には2種類あることを知っているだろうか。愚かなのは(推測しやすい)第二第三のパスワードとして(必ず)設定させるもの。そうとばかりは言えないのは、たとえばいつもの端末とは違うところからパスワードを使ってログインしてきたときに、あなたは本当に本人ですかと念の為に尋ねるためのもの。罵る前に区別できてますか? それとも、どっちも同じようにダメ?


2022年04月27日 (水) [AtCoder] 精進。先週あったモノグサプログラミングコンテスト2022(AtCoder Beginner Contest 249)-F「Ignore Operations」(青 diff)。コンテスト当日は同じ青 diff だけど F より難しいことになっている E 問題「RLE」で詰まっていた。E 問題は制約上限が 3000 なんだけど愚直にやると N の3乗になって TLE が避けられない。最内ループの足し上げる部分をなんとかしたかったけどどうにもならなかった。N<300 くらいまでしか間に合わない。■さておき F 問題。まずどの t=1 を無視しないかを決める。そうするとそれより前にある操作は存在しないのと同じ。それより後にある t=1 はすべて無視しなければいけない。後にある t=2 のうち 0<=y のものは当然無視せず(K を消費せず)最大値に寄与させる。後にある t=2 のうち y<0 のものは小さいものから無視できるだけ無視する。問題はこれをどう効率良く処理するか。特に負の y の累積和。ソート済みの状態を保ちながら y を順次追加しつつ、その累積和を利用したい。■提出 #31310696 (AC / 1130 Byte / 520 ms)。BIT を2本使ってがんばる。■そうだ思い出した。E 問題で詰まっていたのは本当だけど、D 問題を諦めて飛ばした上で詰まっていたのだった(つまり3完)。D 問題の制約上限 20 万にびびって手がつけられなかったのだけど、解説を読めば「さて、実は……」とか書いてある。それがわかんねーんだよな。10 数個だけ解けずに残っている選ばれし緑 diff の1つ「Coprime」の仲間だと思った(それなら解けない)。


2022年04月19日 (火) 今日の新発見。これまで同時に考えることがなかったので気がついていなかったけど、精通って2通りの意味がある! どうしよう使いにくい言葉になってしまったな。むりやり通暁しているとか言い替えても大げさすぎて自分で何事⁈って驚いちゃうもんな。


2022年04月18日 (月) 最近ちょいちょい耳にする戦争犯罪という言葉(概念)を自分は知らない。当たり前のように使われているけれど。戦争と付けることで、まあしゃあない部分もあるかもなと割り引いて考えればいいのか、言語道断絶対許すまじと処罰感情増し増しで受け止めればいいのか、そのどちらでもないのかよくわからないで聞いている。もうひとつ思いついたのは、犯罪行為を裁くのはウクライナかロシアか場所や人の当事国の役割だと思うけど、ロシアがロシア兵を裁くことに期待はできないから、戦争犯罪という扱いを既成事実化することで戦勝国が裁くんだぞという空気を醸成しているのかなと思うなどした。言葉と歴史を知らない。調べもしない。


2022年04月15日 (金) [AtCoder] 精進。全国統一プログラミング王決定戦予選-D「Restore the Tree」(水 diff)。子孫ノードへのショートカットが M 本追加された(元)木からショートカットを取り除く問題。ショートカット先が子孫ノードに限定されているのでそれほど複雑なグラフになるわけではない。たとえば根から始めて各ノードの深さを決めていくとする。ショートカットがあるので親が1つとは限らないわけで、異なる複数の深さが1つのノードに与えられそうになるけれど、常に最大の深さがそのノードの本来の深さで間違いない。深さを比べれば親がわかる。■しかし TLE。幅優先探索でも max-heap でも min-heap でも時間内に深さが決められない。■提出 #30984890 (AC / 267 ms) 一夜明けての AC。方針転換を決めてからは早かった。すべての親が到着するのを待ってから下方向への探索をキューに入れる。深さを決める問題が部分木ごとに独立した問題になるから問題ない。最後に到着した親が本当の親。うまく型にはまってくれない問題だった。解く側の印象はそうなんだけど、他の人の Ruby での解答をざっと見た印象では、自分のとやっていることがほぼ同じだった。親の数をデクリメントするあたりが特徴的。型にはまらないように見えて解答の型はがっちり決まっていた、ということ。


2022年04月13日 (水) クイズクイズ「競技プログラミング用語の略さないやつ | クイズメーカー - こたえてあそぶ・つくってあそぶ・クイズのプラットフォームサービス」。■結果。「競技プログラミング用語の略さないやつ 10問中 7問 正解しました! 【 ①○ ②✕ ③○ ④✕ ⑤○ ⑥○ ⑦○ ⑧○ ⑨○ ⑩✕ 】」■間違えたの。「LCM」Multiplier だと思ってた。言われれば掛けるものではなく掛けた結果ではある。Multiple(倍数)だって。「BFS」パンのような息のような読めない奴としか覚えていない。ちなみに Width もワイズのようなウィズのような読めない奴という認識にとどまっている。「LCA」Least だと思ったら Lowest だった。日本語だと最小~が多くて最近~もあるかな、という雰囲気。日本語ファーストで(いかたこさんのところで)覚えた概念だから Lowest より Least を選んでしまった。実際のところ Lowest も Least も最小もしっくりこないせいでこれまで何度も L が何の略だったか頭を悩ませてきていて、LCA は LCA であるということでもう済ませてしまっている。他人と共有しないのなら概念は概念のままでラベルだって本当はいらない。でも思い出すきっかけとしてラベルが有用なことはある。LCS と区別するために Ancestor だけわかれば十分。余談。LCS の S は Sequence の S ではないのだ。■正解したの。GCD、DFS、DAG、DP、BIT、DSU、SCC。