ruby27 -rprime -e "p (2**61-1).prime?"
は全然返ってこないが 3.1 では数瞬で true が返る。左右に隣接しているか判定してください」という問題だったのに「
左右に」を読み落として上下に隣接している場合も Yes と答えてしまった。■B 問題「Rotate」。ABC305-C「Snuke the Cookie Picker」もそうだけど、図形的な操作を人間はひと目で認識できるけど、それをコードに落とし込むのは案外難しいという問題。がんばってやる。ペナルティの原因は1行目と最終行では移動の向きが左右逆だということがコードに反映されていなかった。自分の解答は Array#rotate とか Array#transpose を使うものになってるけど、i とか j とか i-1 とか i+1 とかが入り乱れると絶対に3か所は間違えるので、できるだけ添字を操作しない書き方をするようにしている。DP なんかでも添字を操作しないでいいように Enumerator#with_index とか Array#zip を使う。提出前に修正できたけど今日だって四隅付近で参照する要素を何度も間違えたし。■C 問題「Medicine」。答えは a+1 日目のどれかもしくは1日目。以上。■D 問題「Add One Edge」。入力されるグラフはちょうど2つの連結成分に分かれている。以上。■E 問題「Family and Insurance」。入力は木。この形式の入力を初めて見たのはこのとき>「制約の 1≤pv<v の解釈に一瞬詰まったけど、pv の上限が v であることで、逆向きにスキャンするだけで子から親へ順序よく処理できる親切設計だとわかった」。最近では ABC295-G「Minimum Reachable City」。有効な保険を親から子に伝播させていくか、子が親から引き継ぐかでちょっと迷ったけど、入力の形式から子が親を参照する方が素直に実装できる。その際に番号の昇順に処理することで親の処理が先で子の処理が後になることを保証できる。1代先まで有効な保険は2代に渡って有効な保険だという数字のずれに注意。もうひとつ。サンプルの1が親切だったのだけど、同じ人が複数の保険に加入していることがある。期間の短い保険で上書きしないように注意。■F 問題「Box in Box」。6ペナとバグり散らかした。方針はわりとすぐに決まって、まず入力される3つ組はソートする。縦横高さに3つ組以上の意味はないし、対角線を縦横高さにする問題でもない。3数を A≦B≦C として A の昇順に処理を進めるならあとは B1<B2、C1<C2 となる (B1,C1)、(B2,C2) を見つける問題になる。B を添字とするセグメント木に C の最小値を記録していけば見つけられる。複数の実装ミスを順番に潰していくことで WA×20→WA×11→WA×6→WA×5→WA×2 という経過をたどった。まずそんなにバグらせるなと、そしてバグ修正は律儀に1つずつやらなくてもいいんだと、言いたい。提出のたびに気持ちは G 問題へ移っていたのだけど、WA が出るたびに泣く泣くバグ修正のため F 問題に引き戻された。最初の提出にかけたのは 19 分でそのときに全体の形はできあがっていたのに、その後デバッグに 30 分かけている。G 問題を考えるどころではなく5完と6完の瀬戸際だった。■今日は冴えない日だったな。コンテスト成績表。自分のすべての提出(※要ログイン)。
Si と Sj をこの順に連結した文字列が回文となるようなものが存在するか判定してください。」という問題文の「
Si と Sj をこの順に連結」という文面から勝手に i<j であるかのような雰囲気を感じ取って勘違いしたのだろう。提出 #42900133 (AC)■C 問題「Ideal Sheet」。制約は大きくないから愚直に実装するだけ。その実装がたいへんだった。ビット列でやるとちょっとは楽になるんだけど、本当にちょっとだけ。これもペナルティをくらった。最初は動かせる範囲を総当たりする4重ループを書いていたのだけど、たとえばシート A がシート X の1行目をカバーしないとき、シート B は必ずシート X の1行目をカバーしないといけない。ということはカバーする範囲を1ずつ動かす総当たりではなく、シート X の四隅をカバーする総当たりでいいのではないかというケチな考えが忍び込んできた。これの罠はシート A と B の一方がシート X を完全にカバーするときで、そこまで想定していながら問題があると気付かずに提出して WA を出してしまった。原因に心当たりがあったのですぐに修正できたのが救い。AC まで 36 分(+ペナ5分)。■D 問題「Mismatched Parentheses」。対の括弧に囲まれた部分を省いて出力すればいい。括弧の中の文字列をスタックで管理するとして、括弧の外の文字列を特別扱いしなければいけない。同じようにスタックで扱えるかと考えてみたけどどうも良くなさそう。AC まで6分半。■E 問題「Distinct Adjacent」。前回の ABC306-D ほどあからさまではないけどこれも2値を記録する DP。人1が選んだ数字とそれ以外の数字をそれぞれ選ぶ場合の数を記録していく。人 N の時点で人1が選ばなかった数字を選ぶ場合の数が答え。AC まで9分。■ところで、E 問題に関して Ruby で一番最初の提出であり AC であるこちらの提出 #42909715 には(目に見える)ループがない。N が数えられないくらい大きな数だった場合は自分の DP 解ではダメでこちらをまねしなければいけない。よく見ると mod(=998244353) の他に mod-1(=998244352) が計算に使われている。mod-1 乗ならともかく mod-1 の累乗にどんな使い道があるのか自分は知らない。■F 問題「Virus 2」(黄 diff) は時間内に解けなかったので精進。長めの時間制限4秒が不安をあおる。ダイクストラ法で感染者からの距離を管理して新規感染者を見つけていきたい。どんな下手を打つと TLE になるだろうか。新規感染者が発生した部屋は次の日には感染者からの距離が0になるわけで、最短距離の更新が広範囲に何度も起こる場合に TLE になりそう。できるだけキューを膨らませないようにケチりはしたけど特別なことはせずに 2863 ms で AC になった。01BFS のように一日一日ステップを刻みながらダイクストラ法を進めるのが頭の中がこんがらかって難しかった。つまり、ダイクストラ法を基本にしつつ日を刻み、1日を2つのステップに分けるのだけど、各ステップでやるべきことすべきでないことを見極めるのが難しかった。無駄を許すと TLE になりそうだったのもあるし、迂闊なことをすると2つのステップが連携できなくて機能しなくなるので。■■■C 問題。ケチな考えを追い出して多少の無駄があっても見通しがいいことを第一に書き直してみた>提出 #42960011 (AC / 515 Byte / 78 ms)。515 バイトはタイプするのに長すぎるということはないね。■■■E 問題の mod-1 について。「グラフ彩色 (ja.wikipedia.org)」のページに
(M-1)^N+(M-1)(-1)^N
という式が書いてある。mod-1 は単にマイナス1のことだった(それはそう)。