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脳log[SN25P: 2007-02-10~]



2007年02月10日 (土)

[SN25P][Vista] nForce4ドライバ

Vista x64向け AMD版 nForce4ドライバ キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!

http://jp.nvidia.com/object/nforce4_amd_winvista64_15.00_jp.html

Page Not Found

 2007-02-11

_jp 無しのページは存在している。ページとインストーラの翻訳がまだなだけで肝心のドライバは共通だよね?

http://www.nvidia.com/object/nforce4_amd_winvista64_15.00.html

 english版をインストールしてみた

しようとしてみた。インストーラは completedというが何もインストールされていない。UACを切ってやり直しても変わらない。

RAIDはできてるし、SATA/SATA2な HDDが Ultra DMAモード6で動いていること以外に不満はないのでインストーラに下手にいじくられるより現状維持の方がよさそう。


2007年02月02日 (金)

[SN25P][Vista] NVIDIA nForce4 RAID

NVIDIAから Vista向けの nForce4ドライバがいつまでも公開されない。

BIOSで RAIDを ENABLEDにしてそこに空いているハードディスクをつないで Vistaを起動したら「記憶域コントローラ」に「NVIDIA nForce(tm) RAID Class Controller」というドライバが自動でインストールされた。けれどもハードディスクは RAID Array としてではなく単体の製品名で表示されている。

http://www.nforcershq.com/forum/vista-and-nforce4-sataraid-an-installation-guide-vt66299.html

を読むと nForce4には SATA、PATAを混ぜて RAIDを構築できる「LEGACY」なものと SATA Onlyな新しいものがあるらしく、Vista RTM は nForce2、nForce3、nForce4(LEGACY) より新しいチップセットの RAIDなら予めドライバを用意しているらしい。SN25Pのは「LEGACY」であったということだ。Intelバージョンの nForce4なら NOT LEGACY なのかもしれない。(あっちはミラーとストライプに加えて RAID-5にも対応してるしね)

正式版が存在しないので試せる選択肢は以下の二つ。

  • 64ビットXP 向けの RAIDドライバ
  • Vista x64 beta2 向けの RAIDドライバ

実際に採ったのは先の URLからダウンロードした、Vista x64 RTMに収められているドライバと「LEGACY」な nForce4向けに修正された infファイルという選択肢。「LEGACY」とはいえ SATA Onlyで RAIDを構築していたのでこの手が使える。記述を信頼するならドライバは正式なものだし安心できる。

  1. ダウンロードしてきた RARファイルをデスクトップに展開。
  2. デバイス マネージャで、先ほど BIOSで RAIDを ENABLEDにした方の「標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ」を右クリックして「ドライバソフトウェアの更新(&P)...」を選んで、デスクトップに展開した infファイルを読み込む。
  3. 何度か再起動とドライバのインストールが行われる。

現在は「ディスク ドライブ」として「NVIDIA MIRROR 232.88G」が見えている。「記憶域コントローラ」には「NVIDIA nForce(tm) RAID Class Controller」に加えて「NVIDIA nForce4 Serial ATA Controller」が追加されている。

Vista Ultimateならダイナミックディスクに作成できるダイナミックボリュームを使ってミラーリングや RAID-5が行えるのかと思ったら、フォールトトレラントなボリュームは作成できません、だって。Windows 2000ではできたことが XP Professionalや Vista Ultimateではできないのねん。


2007年01月30日 (火)

[SN25P][Vista] びすたん アルティメット 到着

  • Ctrl+Wでエクスプローラが閉じられない。(beta2)
  • Winキー、アプリの頭文字の 2ストロークでよく使うプログラムの起動ができない。
  • Winキー、U、Hの 3ストロークで休止状態に移行できない。

beta2も RC1もインストールしたが、毎日使うものなだけに自転車のブレーキレバーの角度のようにちょっとした違いが気になって仕方がない。

不都合な点にはひとまず目をつむって Vistaに期待していることは

  • 空のNTFSフォルダにマウントされたボリュームに作成されたフォルダを正しくごみ箱に捨てられること。(フォルダがごみ箱に捨てられないから Shift+Delで直接削除している)
  • ジャンクション? シンボリックリンク? リパースポイント? の正しい取り扱い。フォルダのリンク(ショートカットに非ず)を削除するときに中身を削除せずリンクだけを削除すること。リンクにショートカットのような矢印が表示されるようになったのは進歩だけど「アクセスが拒否されました。」って言って開けないのはどうして?ショートカットにも劣るじゃない。ユーザーには触らせないということ?
  • 検索フォルダ。Thunderbirdで便利だった。思えばケータイのデータフォルダだってファイルの種類でフィルタリングしている。

なぜだろう。全てエクスプローラの問題だ。

Vistaに移行するついでに 64ビットにも移行することにした。OSのインストール自体は簡単に終わったが 64ビットVista向けのドライバが見つからない。

 サウンド (VIA Envy24PT)

SN25P(ベアボーン)の発売元の Shuttleが特設ページで Vista用のサウンドドライバをダウンロードできるようにしているが SN25Pのは 32bit版しかない。チップの製造元の VIAのサイトをのぞいてみたがこちらも 32bit Vista用ドライバしか出ていない。

SN25Pは Socket939で CPUが Athlon64だから Shuttleは以前から 32ビット版と 64ビット版の Audio、RAID、Chipsetドライバを用意していた。この、64ビット版 XP向けと思われるオーディオドライバを互換モードでインストールしたら音はなるようになったがコンパネアプリが起動しないので設定の変更ができない。

 チップセット (NVIDIA nForce4 Ultraモドキ)

nVidiaが Vista向けの nForce4ドライバを Beta2と RC1向けにしか出していない。待ってたら出るのだろうか。Vista向けの正式版ドライバは nForce3のしか出ていないようだけど。

 無線LAN (BUFFALO WLI-U2-KG54)

1月30日付けで新しいドライバディスクがダウンロード可能になっていて Vista用のドライバも収録されているがこれが 32ビット版のみ。

OEM元の Ralinkのサイトから RT2500の 32ビット版と64ビット版のドライバが一緒に収められたインストーラをダウンロードしてインストール。製品を挿してくれというメッセージのあと散々待たされて一応完了するのだけどまだ使えないみたい。デバイスマネージャからドライバの更新を選んで互換性のあるドライバをコンピュータ内から探して「BUFFALO WLI-U2-KG54 Wireless LAN Adapter」を選んでインストールすると使えるようになる。

 マウス (Logicool MX610)

せっかくの多ボタンとチルトホイールを生かすためには SetPointが必要。1月29日に 32ビットと64ビットそれぞれの Vista向けの SetPointがリリースされていた。

 Firefoxなど

アプリケーションは 32ビット版をインストールしてもそのまま動く。x86-64の名前が示す通り。dllと exeで32/64ビット版が混在することはできないらしいのでそこらだけ注意すれば良さそう。レンダリングエンジンを GeckoとIEで切り替える Firefoxの拡張があるけど IEが 64ビット版で Firefoxが 32ビット版だから無理とか?

 ATOK 2005

64ビットXPの対応状況を見ると 64ビットアプリの文字入力には使えないような。ATOK 2007は 32/64ビット Vista両対応だって。


2006年07月30日 (日)

[][SN25P]2点

  • [文庫] 吉野 朔実【少年は荒野をめざす (4) (集英社文庫―コミック版)】 集英社
  • [文庫] 片山 憲太郎【紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)】 集英社
  • SATAIIケーブル(20cm)

 SATAケーブル

  1. SN25Pの、特定の位置に取り付けた HDDだけがだいたい月一の頻度でクラッシュする。
  2. M/Bには SATAコネクタが 2系統 4つあるのだが、違う系統につなぎ変えてもその位置の HDDだけがクラッシュする。
  3. クラッシュする HDDの位置よりも放熱性が悪く、表面温度が明らかに他より高くなる場所もあるので温度のせいではない。
  4. ケースにプレインストールされていた SATAケーブルが悪いに違いない。

2006年06月07日 (水)

[SN25P][WinXP] eventtriggers.exe

WINDOWSが起動しなくなってから、復旧した後でイベントビューアを見てみると大量のエラーが記録されていてびっくりすることがある。こんなの。

ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk1\D 上でエラーが検出されました。
ドライバは \Device\Harddisk1\D でコントローラ エラーを検出しました。
アプリケーション ポップアップ: Windows - 遅延書き込みデータの紛失 : ファイル C:\Temp\$Mft のためのデータを一部保存できませんでした。データを損失しました。 このエラーは、コンピュータのハードウェアまたはネットワーク接続の障害によって発生した可能性があります。このファイルをどこか別の所に保存してください。

最初のエラーが出た時点で気づいていれば WINDOWSが起動しなくなる前に何とかできたかもしれない。でも WINDOWSはエラーログを吐き続けるだけで何の警告もしてくれない。それをしてくれるのが eventtriggers.exe。特定のイベントの発生をトリガーにして特定のコマンドを実行してくれるプログラム。\WINDOWS\system32の中にあるはず。但し Windows XP Professional限定。少なくともこの PCには入っていない。

まただよ。また Home Editionの制限にやられた。こんなにも制限事項に引っかかるのが事前にわかってたら価格差を考えても Proを買ってたのに。


2006年05月10日 (水)

[SN25P] スタンバイ(S3)、ハイバネーション(S4)から復帰後に音が鳴らない件 (解決)

20051203p02の続き。

最近起動して数分後にディスプレイへの信号がストップしてしまう症状に悩まされていて、再起動すると(運が良ければ)もう起こらなかったりするんだけど、再起動せずとも一旦ハイバネーションに移行してすぐに電源を入れ直すだけでも直るし、その場合デスクトップや作業内容がそのまま残るのでできればハイバネーションを使いたい。でも音が鳴らなくなる。不便だ。なんとかしたい。

取り敢えずドライバを VIAから拾ってきた最新版 5.00bから Shuttleからダウンロードしてきた SN25P用のものに変更した。

 Envy24 Family Audio Controller WDM For Shuttle Onlyのプロパティ

プロバイダ
VIA - IC Ensenble, Inc.
日付
2004/12/24
バージョン
5.12.1.3645
デジタル署名者
デジタル署名されていません

 検証1

現在の状況

  1. VIAのコンパネアプリの Audio Deckでのスピーカーセッティングは「Hi Sample Rate 2」。
  2. ドライバインストール時に Audio Deckがスタートアップに登録されるが削除してある。(Audio Deckは起動していない)
  3. ハイバネーションから復帰後、音が鳴らない。(Audio Deckでサウンドテストをすると固まる)

 検証2

  1. Audio Deckのスピーカーセッティングを「2」に変更
  2. Audio Deckは起動していない。
  3. ハイバネーションから復帰後、音が鳴る!

 検証3

  1. Audio Deckのスピーカーセッティングは「Hi Sample Rate 2」。
  2. Audio Deckを起動する。(タスクトレイにアイコンがあるだけの状態)
  3. ハイバネーションから復帰後、音が鳴る!

 どういうことか

スピーカーセッティングが「Hi Sample Rate 2」で、尚且つ Audio Deckの常駐を切ってる場合に起きるようだ。かなり限定されてる。困ってたのって俺だけ?

 解決

サンプリングレートが 48kHzだろうが 96kHzだろうが聞き分けられる高級な耳は持ってないし、スピーカーの CMT-SE3が S/PDIFからの入力をどう扱ってるのかも知らないのでスピーカーセッティングを「2」に変更して解決。常駐は増やさない。


2006年03月08日 (水)

[SN25P] RAID1(ミラーリング)-enabled HDD へ Windowsの移行完了。

DiscWizard2003を使って Cドライブの中身をまるっとコピーして終い。

  • ファイルが使用中とかアクセス権がないとかは関係なし。
  • ファイルの更新日時は保存される。
  • フォルダの更新日時は保存されない。
  • C:\WINDOWS\$NtUninstallKBxxxxxx$ などの圧縮は解除される。
  • アクセス権や所有者情報は保存されない。

xcopyだと細かくオプションが指定できるのだけどレジストリやプライベートなファイルなどコピーできないファイルが多い。

DiscWizard2003でコピーした後で xcopyで上書きコピーすれば最大限に情報が保存されるだろうか。

 またまた発見した WindowsXP Professionalを選ぶ理由。

Windows2000/XP Proのみがサポートするダイナミックディスクには、普通のパーティションの他にミラーリング/ストライピング/RAID5なパーティションが「ディスクの管理」ユーティリティを使って作成できる。


2006年03月05日 (日)

[SN25P] HDD見ぃ〜〜〜〜っけ。

20060304p01の続き。

ファイルのリカバリのために再起動を繰り返してたら突然問題の HDDが BIOSから認識されなくなったので、てっきり HDDがスクラップになったんだと思ってたがそうではなかった。なんか SATAコネクタに問題があったみたい。

問題の HDDと Windowsの入った正常な HDDを入れ替えたら今度は Windowsの入った HDDが BIOSで認識されなくなった。SATAケーブルを何度か抜き差ししてたら両方の HDDが認識されるようになった。

ファイルシステムが壊れてることに変わりはないのでファイルのサルベージは必要だけどデータが 100%失われることに比べたら 20や 30や 40のファイルが失われることがなんだってんだ。

こうなるとファイルが壊れたりファイルシステムが壊れたりしたのも SATAコネクタが断続的に繋がったり切れたりして書き込みが正常に完了しなかったせいかもしれない。Maxtorを疑って悪かったよ。

昨晩注文して明日到着予定の HDT722525DLA380(日立IBM SATA2 250GB)と ST3250824AS(Seagate SATA2 250GB)を接続する場所がなくなってしまったのはどないしょ。250GBの HDD 3つで RAID5*でもする?

* 250GBの HDDが 3つで 750GB。その内、250GB*(3-1)=500GBを記憶域として利用でき、3つの内のどの一つのディスクが壊れてもデータが失われない。RAID1(ミラーリング)より容量の面で有利。


2006年03月04日 (土)

[SN25P] HDD(Maxtor 6L250S0 250GB) が逝った。(使用歴: 半年と 4日)

この前、ファイルが無くなって Windowsが起動できなくなったのとは別の HDD。

最初はトレイアイコンから、ファイルが壊れてて読み取れないってメッセージが表示された。空き領域が 30GBと表示されている。最近は空き領域の確保に苦労していたので 30GBは多すぎる。

CHKDSKを試したがどういうわけか開始しない。とりあえず再起動。

問題の HDDに張っていたマウントポイントが解除されて E:\として見えている。ボリュームラベルもデフォルトに戻っている、どころか空き領域が 233GB。未フォーマットって何じゃ。どうやら、ファイルシステムが NTFS5.1だということが分からなくなった様子。

PC Inspector File Recoveryというソフトをダウンロードして試す。エクスプローラでは既に表示できなくなった、E:\ 直下に存在するはずのフォルダが表示されて何とかなりそうな雰囲気。

でも、このソフトを操作してると PCが突然再起動したりする。

さっき 4回目の再起動に遭遇した。E:\ はもう無い。

ファイルシステムがどうのという以前に HDDが HDDとして認識されなくなってしまった。

こうなるとファイルのサルベージとか考える必要もなくって、いっそ清々しいね (´Д⊂グスン


2006年02月25日 (土)

[SN25P] pci.sysが見つからない。ネットにつながらない。

トラブル続発。

 1つ目。C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\pci.sysが見つからない。

そのせいで Windows XPが起動しない。

最終的には XPのインストール CDから回復コンソールを起動して

COPY G:\I386\PCI.SY_ C:\WINDOWS\SYSTEM32\DRIVERS\pci.sys

で、起動するようになった。本当に pci.sysが見つからんかっただけなのな。

CHKDSK /R で 70くらいエラーが見つかったから HDDが原因?

DVDドライブは Q:\ に設定してたのだけどそういうのは XPが起動してから有効になるみたいで、DVDドライブが G:だと分かるまでに下のような地道な努力。

dir A:
dir B:
...
dir G:

 2つ目。ネットにつながらない。

結局、ダイアルアップで接続する設定になってたのが原因っぽい。

症状は 25日の夜から。

C:\Accessories\System Tools\Internet Explorer (No Add-ons).lnk のタイムスタンプが 2006/02/25/19:20。(←IE7beta2のインストール日時と思われる)

疑わしい。


2006年02月07日 (火)

[SN25P] Avast4.6.763 (Feb. 2006): Scan created/modified files が機能しない状況

標準シールドの詳細な設定に「新規作成/修正されたファイルを検査」という項目がある。

これにチェックを入れて、さらにその下のラジオボタンで すべてのファイルを対象にしたとしても、ウィルスファイルが作成されるのを検知できないことがある。

  • Windowsやプログラムは C:\WINDOWS, C:\Program Filesにインストールしている
  • C:\Data Files には別の HDDをマウントしている

こういう状況で C:\Data Files\HOGE.ZIP を解凍(エクスプローラの「全て展開」を使用)して、C:\Data Files\HOGE\VIRUS.FILE というウィルスファイルが作成されても Avastは検知しない。

比較のために C:\Documents and Settings\UserName\デスクトップ\HOGE.ZIP を解凍してみたが、これは検知した。

さらに試すと、Data Files\HOGE.ZIP の展開先をデスクトップにした場合、Avastはウィルスを検知するが、逆に デスクトップ\HOGE.ZIP を Data Filesに展開した場合はウィルスを検知できない。

総合すると、別の HDDがマウントされているフォルダの下にウィルスファイルが作成されても Avastは検知できない

違った。この HDDに Zドライブを割り当てて C:\...\デスクトップ\HOGE.ZIPを Z:\HOGE\VIRUS.FILE に解凍してみても検知しなかった。Cドライブから、同じ HDD上の違うパーティションである Dドライブに解凍したら検知した。

結局のところ、ウィルスファイルの解凍先がパーティションをまたいでいたとしても同じ HDD内なら検知するが、解凍先が違う HDDのときは検知しない。それとは別に、解凍先が、別の HDDが割り当てられたフォルダ*の下であった場合は、ウィルスの入った ZIPファイルとその解凍先が同じ HDDであろうがなかろうが検知しない。

* `dir`によると<DIR>ではなく<JUNCTION>


2006年02月04日 (土)

[SN25P] Subversion1.3, Apache2.0.55

ファイルの変更履歴が保存できるのが嬉しくて、前から入れたかった Subversion。リポジトリのブラウズに最初は ViewCVSを使うつもりで Pythonまでインストールしたのにローカルでの CGIの実行環境が整わずに挫折していた。

今度は WebDAVを使ってエクスプローラの Webフォルダ(マイネットワーク→ネットワークプレイスの追加)と ウェブブラウザの Firefoxでブラウズすることにした。

ダウンロードしてきた Subversionのバイナリパッケージに含まれてた mod_dav_svn.soが Apache2.0.54向けだってので、Apache2.2.0にはロードできなかったので 仕方なく、最新(の安定版)じゃないけど仕方なく Apache2.0.55をインストール。

以前 Apacheをコンパイルしようとして apr, apr-iconv, apr-utilといった Apacheから利用されるライブラリのコンパイルの段階で失敗してたので今回は素直にインストーラを利用。Windowsの何が困るって ./configure できないのがそうとう痛い。configure の一行目に #!/bin/sh とか書いてあってもシェルスクリプトが実行できないし、実行してくれるシェルもないし。Microsoftは wshに続いて、Vistaの後には mshを出してくるみたいだけど、シェルスクリプトの実行できないシェルは要らないですよ。

Apacheの設定は簡単。モジュール毎のディレクトリリファレンスと目的別に書かれた記事が使いやすいし、セキュリティ上注意を要する設定には囲みで目立つように注意が書かれてるし、ドキュメントの大部分が日本語に翻訳されてるし。

http://localhost, http://localhost/~user/, http://localhost/svn/の表示に成功。詰まった箇所は二つ。

  • SVNPathディレクティブは Subversionのリポジトリを引数にとるが、その代替として使える SVNParentPathディレクティブは複数のリポジトリをサブディレクトリとして持つような、(自身は普通の)フォルダのパスを引数にとる。
  • mod_dav + mod_dav_fsで特定のフォルダを公開するには、Dav filesystemの設定をした "Location" を公開したいフォルダに "Alias" する。

せっかく Apacheをサービスとして常時動かすのだからと、無料の DDNSサービスを利用して外部に公開することにした。この PCが起動していれが https://sn25p.dip.jp でアクセスできるはず。

mod_sslの設定は右を参照。The Apache + SSL on Win32 HOWTO

公開の目的は不特定多数の人間にアクセス/攻撃してもらうためでなく、ネット越しに自分の PCにアクセスできたら録画予約も HDDに保存したファイルの編集も 貯まってる aviの視聴も思いのままだな、ってことなので

  • 全ての "Location"に Digest認証。
  • オレオレ証明書を使って SSL。httpsだけを使って httpは受け付けないことにするので 443ポートだけ LISTEN。
  • 万一の保険に、Apacheの権限を特定のディレクトリに限って読み込みだけ可能なように制限しようと、Apacheサービスのログオン先を変更しようとしたのだけど……

XP Home Editionでそういうことをやろうと思ったら (ようこそ画面にも表示される)「ユーザー」を新しく作成するしか方法がなさげ。ASPNETという見えないユーザーが既に存在しているのでできるないことはないはずなんだが。

Home Editionは関係なかった。Apache用のアカウントを作成してから、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\SpecialAccounts\UserList をいじれば非表示にできる。

とりあえず HTTPDというユーザーを作って Apacheのサービスをこのアカウントで実行しようとしたがログオンエラーになる。どうも「サービスとしてログオン」する権限を与えないといけないらしい。XP Homeには「ローカルセキュリティポリシー」なんて GUIの管理ツールがないので Windows 2000 Resource Kitをダウンロードしてきてコマンドラインで

ntrights -u HTTPD +r SeServiceLogonRight

とする。パスワードが空の時もログオンに失敗するのでパスワードも設定した。OK。

(以下、ぼやき) Home Editionだからって \WINDOWS\System32\lusrmgr.msc(ローカルユーザーとグループ) が実行できないのは非常に困る。さらにいえば今回の様な目的では、(XP Proの機能である)リモートデスクトップさえ使えれば Apacheを使う必要もなく、Apacheを使った以上のことができるのだけど。MSは Homeと Professional Editionをうまく分けてると思うよ。買う前はそんなに機能が削減されてるとは思わなかったけど Home Editionを実際使ってみると、おさえるべき所はきっちり Professional専用の機能としておさえられている。

もう少し下位のレベルでと思って IPSecについても検索したけど Home Editionは「ローカルセキュリティポリシー」が管理ツールとコンパネに含まれてないので設定できない。こんな所にも Homeの制限が。企業と違って個人ユーザーは通信内容が漏れても構わない(というか致命的ではない)よね、っていうのが Home Editionの「Home」の意味なんだと理解。


2006年01月17日 (火)

[SN25P] Windows XP Home Edition で セキュリティ タブを表示

Displaying The Security Tab In XP Home Edition

Microsoftのサイトから Security Configuration Manager x86(Intel) Version をダウンロード。SCESP4E.EXEをダブルクリックしてファイルを解凍、setup.infを右クリックして「インストール」。再起動したら完了。

出たよ出ましたよ、セキュリティ タブが。

これでファイルをコピーすることなく所有権を自分のものにできる(制限ユーザーは自分の所有するファイルしか自由にできないから所有者名を制限ユーザーのものにしておきたいことが時々ある)し、マイドキュメントと Documents and Settings\<ユーザー名>の下層以外の場所にプライベートフォルダを作ることもできる。