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脳log[2008-09-04~]



2008年09月04日 (木) 閲覧者にしてみればsecureとはいえない > 「アドレスと証明書が一致しないセキュアなサイトにアクセスすると警告が表示される」(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/03/news035_4.html )


2008年09月03日 (水) [W53S] ケータイの Edyアプリをバージョンアップしたら、やる気のない犬の代わりにぷよが表示されるようになった。あの犬、好きだったのに。こんな変更のために 250KBちかい量のパケットを消費したんじゃないよね!

[BAD BOY] バラしたものを元に戻せないとか、最低。

シフトワイヤーを交換してもらって返ってきたら、ワイヤーを差し込む穴を塞いでいたネジがなくなっていた。

ワイヤーがほつれて、ちぎれて、広がっていて、大変だった(そのせいで 30分で終わるところが翌日までかかった)とは聞いていたけど、ネジを紛失したとは聞いていない。

こんな感じ(ささくれワイヤー) > http://www.otr.jp/2007/12/20/post_24.html

どうすんだよ、上向いてるから雨入るぜ。


2008年09月02日 (火) Bad Boyを通してその名を知った Cannondaleだけど、Bad Boy抜きでも Cannondaleに拘るだろう理由はやっぱり字面だなあ。いいよね、C A N N O N D A L E。スキー板に ROSSIGNOLを選ぶのは、こちらはハッキリと、それだけが理由だったりする。

[BAD BOY] 現在のスペックと希望

これらの他に特に希望(不満)はない。

 チェーンリング (ドライブギア)

歯数が 28-38-48のものが付いている。Shimanoの MTBコンポーネントでは 22-32-44と 26-36-48の二種類が一般的。

いつも最大のリングのみを使用していることと、やや下り勾配の国道を走るときには、トップの上にもう一段欲しくなることから、最低でも 48T、できればもう少し大きいものが欲しい。逆に、最小のリングは街乗りには全く必要ないので二段で十分

ただ、48Tより大きいリングに対応するフロントディレイラーはロード用になってしまう。

また、普段着でまたがるのならチェーンガード(チェーンケース)は必須。裾留めは最初はよくても絶対に面倒臭くなるので、いつでも気負わずに乗るための障害になる。ガードがないと、ズボンの裾が油で汚れのはもちろん、変速してチェーンを内側に落としたときには、ズボンの裾が最大(最外, アウター)のギアの歯に引っかかってペダリングができなくなる。

Shimanoのロード向けコンポーネントにチェーンガードのオプションがほとんどないのが悲しい。(Soraにのみあったけれど、黒色がないので Bad Boyには付けられない)

チェーンガード付きで最大 50Tが理想

 クランク

現在の長さはわからない。よく見かける数字は 170mmと 175mm。低回転トルク型のペダリングに合うのは長い方の 175mmだと思う。

 スプロケット (ドリブンギア)

歯数 11-32で 8枚組のものが付いている。MTBで一般的なのは 9速で、歯数は 11-32Tと 11-34Tの二種類。

最小(トップ)ギアがリアディレイラーにより事実上 11Tに制限されるので、もう一段上のギアを望むならフロントでなんとかすることになる。11Tから始まっていて 9速であれば何でも良い (MTBの場合)

 シフター

Alivioが付いている。インジケーターがコンパクトで目立たないのは良いが必要ない。Deore XTと SLXにはインジケーターを外したあとに取り付けるフタが付いていて良い。Alivioもインジケーターを外すことはできるがフタがない。デザインで優れているのは XTR(SL-M970)のみ。

 リアディレイラー

現在のもの(Deore)で不満はない (上を知らないから!) 油を差してワイヤーのたるみをとっていればきっちり変速する。

以下はリアディレイラーについて最近知ったこと。

 トップノーマルとローノーマル

シフティングはワイヤーを巻き取る動作とリリースする動作で行われる。リリースしたときにシフトアップするのがトップノーマルで、シフトダウンするのがローノーマル。先に登場して普及しているのはトップノーマル。

リアがトップノーマルの場合、ワイヤーリリースでチェーンが小さいギアに落ちるのがフロントと共通。

リアがローノーマルの場合、ワイヤーリリースでシフトダウンが行われるのが、フロントとの共通部分になる。

 トータルキャパシティ

チェーンのたるみを取り除く能力。地面の方に伸びたアームの長さに依る。

チェーンが最も張るのが、前後とも最大のギアにしたときで、最も弛むのがその逆。前後の最大歯数の和と前後の最小歯数の和の差がリアディレイラーのトータルキャパシティを超えてはいけない。

何も考えずに変速したいのなら長いもの。使えないギアの組み合わせが生じてもショートゲージ(ショートケージ?)のメリット(何だろ?)が欲しいなら短いものを選ぶ。

 考えれば考えるほど

Road Warrior 800 (Jet Black, ハンドルの角は外す)が自分にぴったりなんだよな。自転車に目を向けるきっかけになった Bad Boyには特別な思い入れがあるし、黒へのこだわりも気に入ってるんだけど。

 追記@2008-09-27: 2009モデル

Synapse Flat Barというのが、Bad Boyよりスピードが出せそうで、フレームも Cannondaleらしくて、すごくイイ。乗り換えるときに日本でこういう選択肢があるといいな。


2008年08月31日 (日) 具体的な不満があるわけではないが……。いや、あった。後ろが 9段でなく 8段なのが後々面倒になる。つまり、今。

最終更新: 2011-05-20T17:45+0900

[BAD BOY] Cannondaleは過去のカタログを Web上に残していてえらいねえ。

2003年のモデルが、「Bad Boy かっけー。Cannondaleってところが作ってるのかー。」と、両方の名前を頭に刻みつけるきっかけになったもので、実際に購入したのが 2007年のもの。

両方のスペック表が公開されているので並べてみる。

Frame2003CAAD3 Mountain
2007Bad Boy Si
Fork2003Tig-welded chromoly, 1 1/8"
2007Fatty R
Rear Shock2003N/A
2007N/A
Rims2003Mavic X139, 32-hole
2007Mach1 510 w/machined sidewall, 32h
Hubs2003Shimano
2007Shimano M475
Spokes2003DT Champion
2007DT Swiss Champion
Tires2003Hutchinson Top Slick, 26×1.0"
2007Maxxis Detonator, 700×28c
Pedals2003Wellgo alloy cage w/clips & straps
2007Wellgo alloy cage w/clip and strap
Crank2003Sugino MX300, 22/32/44
2007TruVatiV ISOflow 3.0, 28/38/48
Chain2003Shimano 9-speed
2007KMC 8-speed
Rear Cogs2003SRAM 7.0
2007Sunrace M63, 11-32
Bottom Bracket2003Shimano 4-Taper
2007Shimano BB-UN26
Front Derailleur2003Shimano Deore
2007Shimano Alivio
Rear Derailleur2003Shimano XT
2007Shimano Deore
Shifters2003Shimano Deore
2007Shimano Alivio
Handlebars2003Ritchey SC
2007Cannondale C3, 20mm rise
Stem2003Cannondale 3-D forged 25.4
2007Cannondale XC3 1 1/8", 31.8mm
Headset2003Cane Creek S-1
2007FSA Alloy integrated
Brakeset2003Cannondale Expert w/cartridge pads
2007Cannondale Fire w/cartridge pad
Brakelevers2003Cannondale Expert
2007Cannondale Fire
Saddle2003Cannondale Expert
2007Selle Royal Viper
Seat Post2003Kalloy SP-263B
2007Cannondale C4 Alloy
Colors2003Ninbus Grey (gloss)(GRY).
2007Jet Black (matte)(BBQ).
Sizes2003P, S, M, L, X
2007P, S, M, L, X
Weight2003N/A
2007
Extras2003
2007Cannondale GRIND Grip, E-13 SRS Chainguide
MSRP2003
2007$779.99*

価格は税抜き¥110000のまま変わらないが、パーツは毎年変更されている。ほとんどのメーカーと製品名は見てもわからないのだけど、変速装置に使われている Shimanoだけは日本のメーカーでなじみがあるので少し調べた。毎年の変更は、素人目には退化し続けているようにしか見えない。2008年はとうとう Alivioで統一された。

トップグレードの Jekyllはなくなり、変更されたフレームはインパクトがない。そしてパーツは退化していく(ように見える)。志が感じられず商魂しか感じない。

実際のところ、俺みたいな素人が乗ってるんだから、Cannondaleの選択は正しいのかもしれないけど。


リアの話。

  1. シフトアップがうまくいかない。(ダウンは問題なし)
  2. 油を差したが改善せず。
  3. ワイヤーの張りすぎでもない。
  4. 段差を超えたり、ワイヤーの中間部を手で一度引っぱってやったりすると、変わる。
  5. ワイヤーを引っぱったときにシフター側の感触が柔らかく、少し音もする。
  6. チューブをずらして中を見るとワイヤーがほつれていて、チューブに入るときに抵抗していた。
  7. 10:00に、30分で交換が終わると言われたのに、いま手元に自転車はなし。

やっかいな代物を持ち込んだらしい。変速が決まらないと本当にストレスがたまるので明日には直っててほしい。


2008年08月20日 (水) [Firefox] CSSの contentで追加した文字はコピペできない。アイタタタ

[SHJS] SHJS-0.5 がリリースされてた。(2008-08-18)

  • SHJS can now automatically load language script files (feature request #2007022 - thanks to Michal Nazarewicz and Eugene Marcotte).
  • Highlighting of C/C++ and JavaScript has been improved.
  • A new language file for Oracle SQL has been added (thanks to Mike Breeze).
  • Case-insensitive regular expressions are now handled more efficiently.
  • SHJS now treats <br> tags as line terminators in input (bug #2054144 - thanks to Altforweilerer).
  • Compressed .min.js files are now generated with YUI Compressor.

 メモ

  • languageファイルの自動読み込みは Msxml2.XMLHTTPか XMLHttpRequestを利用する。

    <script>タグを挿入するのかも*と思っていたが今風のやり方だった。(SourceForgeの Feature Requestsで両派の議論があったようで、0.5では Asynchronous XMLHttpRequestを採用したけど将来かわるかもー、だって)

  • lang/sh_javascript.jsの全変更点(多分)は

    • import, package, prototypeキーワードのハイライトがなくなった。
    • 正規表現リテラルのハイライトルールが追加された。
    • class, interfaceのハイライトルールがなくなった。
    • $を含む関数名に対応した。
    • /**コメント*/ と /*コメント*/ のネストに対応しなくなった。

    新たに対応したものも対応が外れたものもあるが、どちらも JavaScriptの仕様に近づくための変更という点は共通。

    それでもやっぱり Javaっぽいのは、java.langまるごとインクルードだった前バージョンの source-highlight-lang/javascript.langが、java.langの中身をベースに足し引きしたものに変わったに過ぎないから。

  • 「大文字小文字を無視する正規表現を効率的に」っていうのは lang/sh_sql.jsを見るにこういうこと。

    /[Vv][Aa][Rr][Cc][Hh][Aa][Rr]/ // ver. 0.4.2
    /VARCHAR/i                     // ver. 0.5

    ……。

  • YUI Compressorはローカル変数名を縮めることで JSMin以上の圧縮を図る。

    他にも、obj["prop"]を obj.propに(可能なら)したり、連結されるリテラル文字列を予め一つにしたり、オブジェクトノーテイション(って言うの?)のプロパティ名部分の引用符を取り除いたり({"p1":v1, "p2":v2} -> {p1:v1, p2:v2})、するらしい。

    おれは JSMinでアグレッシブ(level 3 of 3)に最小化する(と、不要な空白と全ての改行が取り除かれるので、セミコロンインサーションの余地がなくなって、一つのセミコロンも省略できなくなる)のが好きなんだけど。何より Javaの実行環境がないから、YUI Compressorは動かない……。

 SHJSについて (勝手に宣伝)

  •  JavaScriptで実装されています

    ブラウザ(クライアントサイド)で実行されるのでサーバーの負荷が増えません。

  •  ダウンロード量は最小限に保たれます

    メインスクリプト(最小化されたものが数KB)は必須ですが各言語ファイルはオプションです。名前も知らない言語の定義ファイルまでブラウザにダウンロードしてもらう必要はありません。

  •  ハイライト対象の言語名の指定が必須です

    自動認識のような不確かなものに頼りません。(自分の書いているものが何語なのか知らない人は少ないでしょう。あえて情報を削ってスクリプトの仕事を増やす必要はありません)

  •  言語の定義はなんでもありです

    言語ファイルは、状態オブジェクトの配列です。各状態は正規表現のパターンを一つ以上持ち、マッチしたパターンにより配色と遷移先を決定します。状態が増えるのをいとわなければ何でもできます

    ダブルクォーテーション文字列や数字や URLなどにマッチする正規表現を並べて順番にマッチングさせるだけのハイライターより一段上のパターン認識が可能です。(有名どころの SyntaxHighlighter 2.0は XRegExpというライブラリを使用していて、これが Perl5や鬼車や .NET並の正規表現を JavaScriptでも使用可能にしています。これも一歩踏み出す一つの方法ですが、ほとんど XMLのハイライトでしか使われてないようにも見えるのがもったいない)

 この日記で使っているお手製の SHJS言語ファイル(Rubyと JavaScript)*4

JavaScriptの方は letみたいな新しいキーワードには対応していないが、JScript5.5(ECMAScript3)に準拠したスクリプトのハイライトに可能な限り対応している。Javaもどきの実装とは全然違います。

Rubyの方もがんばったけど、こちらは正規表現による字句解析レベルでは判断の付かない要素が多くて、例えば

  str1 = % hoge ; #=> "hoge"
  str2 = "%04d-%02d-%02d" % [2008, 8, 20] #=> "2008-08-20"

% をメソッドと判断する(下段)か %!string! とする(上段)かは文脈がないと決められない。現在は後者が誤って %!string! と判断されている(%!string!記法の区切り文字としてスペースを認めなければ、より多くのケースで妥当な表示が得られるのはわかっているが……)。また、改行を含む %!string! リテラルにも対応していない(はてなはこれができる。悔しい)が、かっこを使った %記法( %[string]など )では改行を含むことができる。

既知の不具合はこれだけ。(知らないだけ)

* その場合スクリプトが実行されないことがあったような……(検索結果>http://la.ma.la/blog/diary_200612061928.htm ) と思ったが、IEで innerHTMLを使った場合の話だった。とはいえ、DOMで <script>エレメントを作成することは可能で、実行もされるというのだろうか?

 厳密ではない。感覚的な言葉。

 この文では普通の正規表現以上の表現力(例えばかっこの対応を調べられる)があるのを説明できていないような。(ある状態から別の状態へ移動するだけでなく後戻りすることもできるから、というのでは説明になっているだろうか?

*4 2008年12月にリリースされた shjs-0.6でフォーマットが変更になったので shjs-0.5用。


2008年08月14日 (木) [Firefox][HTML] リンクを張った画像<img>と、画像ボタン<input>。見た目が同じでスペースバーへの反応が異なる。良くない。(Amazon.co.jpのおすすめ商品のページで両者が混在していたので。補足するなら、アマゾンの使い分けは適切に思える)


2008年08月10日 (日) 新聞の「谷 銅メダル」でオリンピックが始まっていたのを知った。いや 8日が開会式だってのは知識としてもっていたんだけど。


2008年08月07日 (木) Windows のタスク バーの通知領域のダメなところ。Win+Bを使ってキーボードでアイコンを操作するとマウスポインタがそこへ移動してくるところ。(余計なお世話) そしてその状態では隣の他のアイコンへフォーカスを移動することが困難なところ。(ポインタの下のアイコンへフォーカスが頻繁に移動するから)


2008年08月04日 (月) モチコースを検索すればクルル曹長の発言ばかりが引っかかるこの頃。モチコースやニッツネチャメシゴトを初めて見たのは TAGROのマンガだった。これってオジサン世代共通の言葉遊び?


2008年07月18日 (金) 二重ブラケットの中でもマークアップが使える。ところで | を \ でエスケープできるんだけど \ が消費されない……。

[tDiary][Hiki] 引用元の URLと説明を HikiDocで書けるように。

こう書くと

""[[http://vvvvvv.sakura.ne.jp]]
""どこからの引用だかわかるでしょうか?
""
""すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。

こうなる。

どこからの引用だかわかるでしょうか?

すくなくとも Firefox3、Safari3.1、Opera9.50ではわかるはずですが、IE7では無理です。

HTMLはこんな感じになっている。

<blockquote cite="http://vvvvvv.sakura.ne.jp">...</blockquote>

スタイルシートはこう。残念な子 IE7は contentをサポートしていないのが敗因。

.section blockquote[cite]:after,
.section blockquote[title]:after {
  content: "引用元: "attr(title)" "attr(cite); /* ハイパーリンクにしたい。マークアップもしたい。 */
  display: block;
  text-align: right;
  font-style: oblique;
  background-color: #F3F9FF;
}

引用の最初の行が二重ブラケットリンクだけだった場合に限り、その中身を <blockquote>の cite/title属性として扱う。こういうパターンがあり得る。

 URLANDTITLE
 TITLEONLY
 http://URLONLY

add_cite_and_title_to_blockquote3.diff


2008年07月17日 (木)

[Hiki] quote_pageプラグインを使用したときに tocの飛び先が狂うのを修正 (Hiki-0.8.7)

http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/9784320122079/?QuotePageProblem

ちょっと説明。

アンカーが重複するのを防ぐために、quote_pageプラグインが他ページを HTML化する際に prefixを用いるようにした。でもこの prefixがそのままではうまく動かない。

prefixとは Hiki::HTMLFormatter_default#initializeが受け取る五番目のパラメータ。その意味は、見出しに付くアンカーの接頭辞。デフォルトでは prefix='l' となっており、l0, l1, l2,...とアンカーが割り振られることになる。

ところで、quote_pageが様々な prefixを用いてメソッドを呼び出しても、Hiki::HTMLFormatter_default::HEADING_REが

%r!<h(\d)>.*<a name="l\d+">.*?</a>(.*?)</h\1>!

となっており prefix='l' がハードコーディングされている(太字部分)。これの修正が必要だった。

また、rd+スタイルの場合はもっと悲惨で、五番目のパラメータ(なぜか suffixという名前)は全く利用されていない。修正の可能性はリンク先で書いたが自分で使っていないので未対応のまま。

なんでこんな使えないパラメータ(prefix, suffix)があるんだろう。

 追記

bugfix in headings in blockquotes (html_formatter.rb, Revision 1.47)

このへんが関係ありそう。引用の中の見出しは TOCに含めたくないとかそういうことだろうか。テストケースがあれば regressionの有無を確認できるんだけど……。

現在の状態で確認したが、引用の中の見出しが TOCに含まれるということはなかった。

ちなみに、Revision 1.46の tocメソッドにも prefix='l' 決めうちのミスがあったが、1.47でのそれにあわせるような変更から考えるに、ミスではなく prefix='l' の見出しだけが TOCに含まれるという仕様なのかもしれない。<ないない

ところで、最初のリンク先の Hikiには最新の HikiDocを入れているのだけど、その場合、html_formatter.rbを最新の hikidoc.rbに対応したものに全面的に書き換えないと、hikidoc.rbの大改造のメリットが半分しか活かせていないことになる。現在の html_formatter.rbはかつての hikidoc.rbを思わせる、正規表現で全体をバッサバッサと置換していく、文脈無視の大味な実装。(そこまで正規表現を信用できないし、最大長のわからない文字列を何度も何度もなめまわすのは避けたいところ)

 追記@2008-07-18: 最新の HikiDoc用のフォーマッタ(HikiDoc.newの第一引数)を書いてみたけど.

  • WikiNameを見つけ出す(自動リンク)正規表現が微妙に違う。

    HikiDocの正規表現(WIKI_NAME_RE)
    /\b(?:[A-Z]+[a-z\d]+){2,}\b/
    default/html_formatterの正規表現(WIKINAME_RE)
    /(\b(?:[A-Z][a-z0-9]+){2,}[A-Z]*\b)/n

    HikiDocにおまかせしたので、連続する大文字が許容される一方、大文字で終わる名前は拒否されるようになります。(GOODWikiName, BadWikiNAME)

  • default/html_formatterの URI_REはオーバースペックなので簡略化したいけど、すると動作が変わる。したけど。
  • tocを HTML化と並行して作るようにしてみたけど、quote_pageで引用してきた部分の tocが消えてしまうので、これまで通り最後に HTML全体をなめて作成することに。
  • tocは <ul>の直下に <ul>を配置したりするけど、どうなん?
  • 他に細かい違いがいっぱいあるはず。
    • aliasと titleと ページ名が重複したときどれが優先されるのか。
    • 重複した aliasは、最初に見つかった URLが選ばれるのか最後のものか。
    • ある変数が URLエンコードされているのか HTMLエスケープされているのかが極めてわかりにくい。絶対にどこかで間違えている。(実際に一か所間違えていた)

日記に書いた手前、どんな風になるのか試してみただけだし、現状で困ってもいないので、この(追記部分の)変更は使用中の Hiki( http://vvvvvv.sakura.ne.jp/w/ )には入れていない。あしからず。


2008年07月09日 (水) 自分で一通り納得してしまうと、解らなかったことが不思議で、恥ずかしくなるくらい当たり前のことに思える。(実際そうでしょう)

> (Cの)ポインタ (ときどきの雑記帖 i戦士篇)

まあ、ポインタと配列は一緒とか云っている人は、一遍シンデミル? int array[なんかでかいすうじ]; なグローバルな実体を extern int *array; で参照してはまればいいと思うよw

手っ取り早く確かめるのはこんなんで。

たぶんSEGVで落ちるはず。

なぜ SEGVで落ちるのかわからなかったので、試してみた。

 a.c

/* cmd /V:ON
	SetEnv
	cl a.c foo.c bar.c
*/
#include <stdio.h>
void foo(); // foo.c
void bar(); // bar.c

char array[256];

int main()
{
	printf("main:    :array: %p\n", array);
	printf("main:addr:array: %p\n", &array);
	foo();
	printf("%s\n", array);
	bar();
	printf("%s\n", array);
	return 0;
}

 foo.c

配列(array)を配列(char[])として参照。

extern char array[]; // a.c

void foo()
{
	printf("foo :    :array: %p\n", array);
	printf("foo :addr:array: %p\n", &array);
	strcpy(array, "hello, foo world");
}

 bar.c

配列(array)をポインタ(char*)として参照。

extern char *array; // a.c

void bar()
{
	printf("bar :    :array: %p\n", array);
	printf("bar :addr:array: %p\n", &array);
	strcpy(array, "hello, bar world");
}

 出力 (<以降は注釈。>以降は考察)

main:    :array: 0040DAA0 < char array[]
main:addr:array: 0040DAA0 > &array == array
foo :    :array: 0040DAA0 > foo:array == array
foo :addr:array: 0040DAA0 > &foo:array == foo:array
hello, foo world
bar :    :array: 6C6C6568 < 6C(l) 6C(l) 65(e) 68(h)
bar :addr:array: 0040DAA0 > &bar:array が arrayと同じ
(a.exe は動作を停止しました)

確かに落ちた。

 確認

  • 配列はアドレスを取っても配列?*
  • ポインタはメモリ上に確保された値(だから操作も可能)だが配列名は違う。配列名で得られるアドレスはメモリ上に存在しない。
  • 変数名は(その時々で)特定のメモリアドレスと不可分の存在。そのアドレスの指すメモリイメージをどう解釈し、プログラマに提示するかは変数の型に依存する。

例えば arrayと書いたときに得られるイメージが 6C6C6568... だったとする。これを charと解釈すれば 'h'(68h) になるし、intと解釈すれば 1819043176(6C6C6568h) になる。shortなら 25960(6568h)。では char* なら? そのまま 6C6C6568。(ポインタのサイズが 64-bitなら、あと 4バイト先まで読むことになるが)。ではでは char[]なら? 6C6C6568... というメモリ領域を指すアドレスが手に入る。

 こういうこと?

arrayとラベルされたメモリ領域(6C6C6568...)が存在するときに、それをポインタとして扱った場合と、配列として扱った場合では、得られるものがまるで違う。(6C6C6568というメモリ上の値か、そのアドレスか)

配列とポインタが混同されるのはどちらもアドレスが得られるから。違うのはそのときその変数が参照しているメモリイメージ。配列変数は配列の中身が格納された領域を参照しながらそのアドレスを返すが、ポインタ変数はアドレスが格納された領域を参照しており、その内容をそのまま返している。

* 違うみたい。>http://www.kt.rim.or.jp/%7ekbk/zakkicho/08/zakkicho0808a.html#D20080809-2


2008年07月06日 (日) LIBLIe終了。同時に Printer for LIBLIeなるものの存在を知る。LIBRIeをプリンタに見立てて「印刷」することが可能になるらしい。すごく、LIBRIeが欲しくなりました。

[]ラノベ作家140人ソート

1	秋山瑞人
2	桜庭一樹
2	高殿円
4	野村美月
5	葉山透
6	米澤穂信
7	清水マリコ
8	西尾維新
9	乙一
10	古橋秀之
10	佐々原史緒
10	友桐夏
13	竹宮ゆゆこ
13	森橋ビンゴ
15	今野緒雪
16	十文字青
16	中村九郎
16	海猫沢めろん
19	冲方丁
20	谷川流
21	長谷敏司
22	中村九郎
23	片山憲太郎
23	支倉凍砂
25	桜坂洋
25	一柳凪
27	田中ロミオ
28	山形石雄
29	海原零
29	おかゆまさき
31	加地尚武
32	貴子潤一郎
32	細音啓
34	紅玉いづき
35	アサウラ
36	壁井ユカコ
37	藤原祐
37	海羽超史郎
37	豪屋大介
40	瀬尾つかさ
40	木村航
42	小林めぐみ
43	ヤマグチノボル
43	桑島由一
45	平坂読
46	竹岡葉月
47	有川浩
47	甲田学人

読んだことがあるのがだいたいこの順位までの作者。(何人か下位にこぼれているし、蒼穹の女神を評価している すずきあきら はリストにも入っていない)

 ものもうす

桑島由一の順位が低いがこの人の名前は「桑島由一 <> ヤマグチノボル」の一回しか目にしていない。作家に明確な順位付けなんかしていないから、名前が出てくるたびに評価は上下するもの。一度しか名前が登場しないのでは、例えばこのばあい、桑島由一の評価は完全にヤマグチノボルに依存しているがそれは不正確。ましてこの二人の場合、引き分けを選ぶことしかできませんでしたよ。

<追記>そうだ。推移律。作家をソートするときに推移律が成り立つことを期待してはいけない。作家を評価する軸は作家の数だけあったっておかしくないし、それらの軸ごとに一定の重みを付けて評価をひとつの数値に落とし込むなんて不可能。なんて、今回の試みを真っ向から否定する発言。</追記>

ほんとうにソートしているだけだから選んでいる本人には結果に全く意外性がない。退屈。結果を見ると「高く評価している作品を」「何作も」出している人の評価が高いのがわかるが、そのように選んだのだから自分にとっては当然の結果。

2、3回ダブルクリックしてしまって選択を誤ったが、海羽超史郎という人の著作を読んだことはありません。