最終更新: 2011-05-10T18:49+0900
どういう関数?>「改行のエスケープシーケンス('\\'+'n')で区切られる文字列の個数を数える(WCHAR版)」
使われ方>「複数行指定方法の改善(正規表現パターンの行数とダイアログ設定値の大きい方を採用する)」
これだけ対応していないなら「正規表現による」というより、\nというエスケープシーケンスにだけ対応した普通の検索といったほうが当たってる。正規表現ライブラリに今以上の機能(hitEnd)を求めないのなら、これが最大限度の対応なのかもしれないが……。GetCountOfDividedStringW
には期待せず、ダイアログで 100とか設定しておけば大体はうまくいくのかもしれない。
どういう関数?>「0文字マッチや改行文字の途中を考慮した置換文字数の補正値を取得する」
なぜ必要?>ドキュメントの操作がビュー経由でしか行えないため、ロジック単位で行った検索をレイアウト単位に変換してから置換を実行しなければいけない。置換関数の中ではレイアウト単位をロジック単位に変換して……といったことがもちろん行われるわけで……ムキー、ってなことを 20100907p01.03に書いた。
とりあえずロジック単位で置換範囲を指定できる置換関数をどこかに作ろうとして、20100709p01の複数行置換の実装は止まっている。CMultiLineSearch::GetCompensationLength
を使うアプローチはこれまでのやり方を踏襲するもので、置換範囲と置換文字列をレイアウト単位境界にそろえてから置換関数を呼び出す。計画倒れよりできあがってる方が偉い。
最終更新: 2011-04-21T03:20+0900
TSVだったら、タブ幅が可変になればよさそう。列ごとにフィールドの最大幅より1文字分だけ右側にタブストップがくるようにすると表形式に整列される。ファイルを最後の行まで読んで調べないとレイアウトを決定できなくなるのがデメリット。レイアウト↔論理座標変換も工夫しないと遅くなる。この変換は検索などでやたら無駄に呼び出されるから速度低下は増幅される。CSVなら、カンマの幅を半角文字○個分扱いするのかな。一文字編集するたびに画面全体の再描画が発生するケースもあるけど気にならない程度? 列を指定してソートできる秀丸さんかっこいい。タブストップを自由に設定できるというから、タブストップの位置を配列で持ってんのかな。タブ幅だけを覚えておいてその倍数がタブストップ、という現状にくらべると記憶領域も検索コストも必要になるけど、せいぜい人間が管理できる程度の数にしかならないだろうし。桁位置(64bits)×タブストップの数(10000)=80KBで十分過ぎるくらいか。
最終更新: 2011-04-14T01:54+0900
まったく、CViewCommander::Command_REPLACE_ALL
ってのは人類の理解の範囲を超えている。
これ、あえて異なる複数の分類を一括りのリストにしてるけど、実際のコードがそうなのだ。こんな処理が一つの関数の中に、変数を共有しながら―しかも型を偽って本来とは違う使い方が特定の処理ルートではなされていたりする―、一部の処理を共有しながら、インターリーブされてる。
BugReport70.patch (1.7KiB, 2011-04-07 02:50)
submit(<commit以前)はしない。怖すぎる。
「「すべて置換」は置換の繰返し」フラグが ONのときの対策がまだ。
コミットログも読まずに軽率な修正。>BugReport70.rev2.patch (2.7KiB, 2007-04-07 06:50)
これから読む。>「SourceForge.net Repository - [sakura-editor] Revision 1049」, 「SourceForge.net: Sakura Editor: Detail: 1636751 - 行置換のオプション化&問題修正」
うむ。削除したコードがなぜあえて論理座標だったのかわからない。
って書いて削除したコードがパッチにあるけど、一つの行が複数のレイアウト行に分割されてることがある。一行処理して次の行……と思ったらまだ折り返された同じ行にいた、とか。前にも別件で書いてるけど、折り返しと矩形選択(+文字一括挿入/+置換)は本当にひどい組み合わせ。結果を予測できるものにするためには選択範囲の末尾の行から処理をしないといけない。そうすると文字の削除や挿入による折り返し位置の変化が後の処理に影響を与えないので。でもそうはなってない。だから、結果を維持する労力を割く必要もない「未定義」の動作だと考えてしまう。
最終更新: 2011-02-11T00:59+0900
Fix: 検索(ツールバー)を使うとプラグインコマンドが実行される(2)
検索ボックスのコードをほとんどコピーした自作ツールバーボタンもやばい気がするものの、CBN_SELCHANGEはツールバーボタンで処理してるんだよね。処理しなかったメッセージが誤った取り扱いを受ける、ということなんだろうか。わからないよん。
最終更新: 2011-04-09T19:20+0900
今のサクラエディタはユーザーが入力したパターンに細工を施している。>「正規表現を使った検索・置換で、改行の意味を LFのみから CRも含むように。」
サクラエディタでは改行をまたいだ検索ができないけど、将来できるようになると問題が生じる。(その根拠は20100709p01の実験による)
^
(改行文字の直後にマッチ)が CR直後(かつLF直前でないことが望ましい)にマッチしないことが露見する。$
を (?<![\r\n])(?=\r|$)
に置き換える現在の細工では、連続する改行と改行の間にマッチできない。^
は (?:(?<=^|\n)(?=[\s\S])|(?<=\r)(?=[^\n]))
に、$
は (?=\r\n?|(?<!\r)\n|(?<![\r\n])$)
に置き換えるのでいいかなあ。用意した入力が期待した結果になるのは確認したけど、予期しない入力が予期しない結果になる可能性はやっぱりある。
戻り読みの中に ^ や $ を置けなくなる。複数行検索ができるようになったときには、戻り読みの中で行末を検知したくなることもあるかもしれないね。でも、できないね。
最終更新: 2010-10-15T10:51+0900
93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/15(金) 01:30:28 ID:hD6Ahu8Z0 マウスだと何が良いのかあんまりわからない気がする。 1.マウスで文字列選択 2.メニューで[次の文字列を検索]or [前の文字列を検索] がマウス操作の基本だと思うけど、Ctrl+F 同様に単語の選択が必須ではなくて 1.検索したい文字列かその直前にカーソルを置く(マウスのダブルクリックで選択される範囲に相当) 2.キーボードで Shift+Ctrl+↓or Shift+Ctrl+↑ みたいにいきなり検索&ハイライトができる。もちろん単語というか検索語句に応じて 文字列選択はしたりしなかったりなので、必ずしも文字列を選択しなくていいという訳でもない。 個人的には編集中に文字列をちょっと連続で参照して元の場所に戻るのが特に便利。 直前or直後なら2アクションで参照して戻ってこられるし、連続でポンポンと参照して戻ってくるのも直感的で分かりやすいキーボード操作になる。 次を検索[F3] では良くも悪くも、検索する文字列に縛られるのが利点ではあるものの、ちょこっと確認したいときには不便。 というか F3 と別系統で検索が可能になるので、F3 での検索文字列を維持できるようになるのが地味に便利。 個人的に感じているメリットはこんなところ。
すげー使いたい。そして、こういうことを実現できない(よね?)サクラエディタのマクロに幻滅。あれってただのコマンド集(しかも公開を目的としていない)だし、キャレットの位置を知る方法が Editor.ExpandParameter("$x,$y")
とか、やっつけ仕様過ぎ。きちんとしたオブジェクトモデルが必要だ。
最終更新: 2017-10-13T21:42+0900
眠たくないですか? ラスタオペレーションをセットして領域を塗りつぶすだけの操作に比べてビットマップビットを操作する手間をかける価値があるだろうか。Windowsでの標準的な描画方法は、背景を選択領域(背景色)で、文字を選択領域(文字色)で塗るだけみたいだけど。どうして半透明? それともさらに手間をかけて半透明の選択領域を単色からグラデーションパターンにするぐらいやるんだろうか。AeroGlassがそんな風に微妙なパターンを入れてる。どうやったらグラデーションが表現できるのか知らんけど、ピクセル当たり 1バイトで表現できるなら GDIブラシでパターンを塗り込めておけるかも。
テキストの背景色と XORをとったときにユーザーの指定した色になるような色を使って排他的論理和をとってみたりするとどうなるだろう。コントラストを保ちつつ選択領域の全体的な色をコントロールできるのだろか。
やってみた。
//HBRUSH hBrush = ::CreateSolidBrush( SELECTEDAREA_RGB ); HBRUSH hBrush = ::CreateSolidBrush( selColorSetting.GetBackColor() ^ CTypeSupport(this, COLORIDX_TEXT).GetBackColor() ); // assuming SELECTEDAREA_ROP2 == XOR
わりと文字がつぶれる。つぶれないような色を選ぶと上左の画像のような淡い色になってしまい、だったら半透明でいいじゃない? 変更が一行で済むのだけが利点。半透明の方はざっと抜き出してもこんなに。
CreateCompatibleDC( hdc ); CreateCompatibleBitmap( hdc, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top ); SelectObject( hdcMem, hbmpSelected ); BitBlt( hdcMem, 0, 0, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top, hdc, rcClip.left, rcClip.top, SRCCOPY ); GetObject( hbmpSelected, sizeof bmpSelected, &bmpSelected ); GetDIBits( hdcMem, hbmpSelected, 0, bmpSelected.bmHeight, pBits, &bmpinfo, DIB_RGB_COLORS ); for (RGBQUAD* pQuad = pBits; pQuad < pBits + bmpSelected.bmWidth * copiedLines; ++pQuad) SetDIBits( hdcMem, hbmpSelected, 0, copiedLines, pBits, &bmpinfo, DIB_RGB_COLORS ); BitBlt( hdc, rcClip.left, rcClip.top, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top, hdcMem, 0, 0, SRCCOPY ); DeleteObject( hbmpSelected ); DeleteDC( hdcMem );
GetDIBits, for, SetDIBitsあたりがやばいかんじ(速度的に)。
半透明処理にすると、反転の反転で元通りみたいなことができなくなるのだよね。反転処理前のビットマップを保存しておかなければ戻せない。あと矩形選択で行っていた、リージョンを結合して差分をとって PaintRgn一発で選択解除と選択描画のできあがり、ということができない。矩形選択なんて四角を一個塗るだけで済むはずのものなのに……。クライアント領域をいくつかのレイヤーに分けたいなあ。背景<文字の後ろ(罫線など)<文字<文字の前(アンダーライン、対括弧強調など)<選択領域<キャレット みたいに。Z座標でなく更新頻度でわけるのもあり。半透明にすると他にも、左に選択範囲をのばしていくとキャレットの残像が次々増えていく問題が。くじけそう。きままにやるけど。
非効率的なのを承知で CViewSelect::DrawSelectAreaLine() で行っていた処理を CEditView::OnPaint() に委譲した。それが選択描画を取り消すのに一番簡単だったから。Vistaだと確認できないけど古い Windowsだとフリッカーがひどいかもしれない。気付いたのは検索を行ったときにカーソル行アンダーラインがちらつくことが増えたこと。範囲の拡大・縮小も遅い。<追記@2010-10-15>再描画する領域を最小限にする努力が必要。でも重なった二つの矩形が作る領域をどう扱ったものか(9つに分割して、左上↘右下、左下↗右上、左上↖右下、左下↙右上で網羅できるものなのか、もっと簡単にできるのか)、悩み中。</追記>
選択色指定(固定色or半透明)のお試し版がすでにあるとか。なんだよもう。ソース読も。
725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 03:45:30 ID:FVNsnn5V0 ちなみに、「下の全部」というタイトルで以下のような物も公開されている。 > 状態:アルファ > bin/pp-disable: skrw_ext13_bgimg_100929.zip Unicode版1.6.5.0 base r1827 > bin/pp-enable: skrw_ext13_bgimgpp_100929_pp.zip Unicode版1.6.5.0 base r1827 > 背景テストデータとini: bgimage 111KB > diff:skrw_ext12_to_ext13bgimgpp100929.zip 78KB ext12からの差分,テスト未整理コードあり > ext+背景表示+プロポーショナル > ClaerType対策に選択文字列の作画表示の実装を追加。OFF→従来のように反転,色指定→固定色,文字色=背景色→元の色と20%で色混合)で設定 > 改行文字の色指定を変更。ベース色<改行の指定色<検索色<選択色。 > pp-enableのほうだけプロポーショナルが使えます。その分動作はあやしいです。 > > r1827/100929/ext13+bgimg v0.4+ppfont v0.2(バージョン情報ではext12になってます) > 選択色指定:デフォルトで色指定になっています。色分けをOFFにすると戻ります。0幅表示未対応 > ・[ext/skrw_search_fast_v0_0]rev1827の大文字小文字変換対応。skr_toupperに切替 > ・[ext]DIFFのデフォルト設定色のRとBが反対だった(iniはBGR順でした)
プロポーショナルフォントが指定できるとメイリオが選べて嬉しい。次は Operaのようにブロック単位でフォントを指定したい。英字は Consolas、日本語はメイリオ、ひらがなは……、カタカナは……というように。
プロポーショナルフォント関連のあやしい動作を一つ発見 >skrw_ext13_bgimgpp_100929 矩形選択で文字のないところを右側に範囲を拡大していくとキャレットが 1pixelずつくらい移動するんだけど、このとき画面が横にスクロールするとルーラーが逆行する。7戻って15進むという具合につじつまは合うみたいだけど。改行の後ろの選択範囲の描画もずれる。
ソース読んだ。選択範囲の半透明処理って、「テキスト」「コメント」「URL」などなどの文字の色と背景色をずらすだけでできたらしい。なんだよもう(二度目)。
CRLFマークがはみだすことの対策もあった。3ピクセル出てるらしい。上の画像ではみだしを確認できるけど、みっともないもんね。改行マークが非表示だと選択範囲が右にちょっとはみ出して見えるのもみっともないと思ってるんだけどどうだろう。
WEB+DB PRESS Vol.54 - WebKit Quest 第5回を読んでる。フェイズはレイヤーより細かい区分。
paint()メソッドを呼び出す側は、何度もpaint()を呼び出します。その際、指定されるPaintPhaseは背景から前景へ推移します。
WebKitはフェーズの数だけ何度も Renderツリーをトラバースし、各フェーズを重ね描きすることでページの描画を行うのです(図5)
enum PaintPhaseのメンバーはこれで全部ではないけどこんなかんじ
レイヤーが必要な場面はこれより大局的な
エディタ領域の描画はフェイズで十分そうね。
最終更新: 2013-01-11T22:45+0900
どこかに書いた気がするのに見つからないのでもう一度。
サクラエディタは拡張子を見てファイルの種類を区別し、色分けルールやタブ幅、折り返しルールなどを使い分けるが、拡張子がない makefileや ChangeLogはみんな「基本」設定になってしまう。
ファイル名の末尾が .rb だったら Ruby。.js だったら JavaScriptという具合。ファイル名の末尾(といいつつ全体)が makefileだったら makefile、.htaccessだったら Apache HTTPD設定ファイル。
ところがサクラエディタが設定として持ってる、判別のための拡張子リストが
c,cpp,cxx,cc,cp,c++,h,hpp,hxx,hh,hp,h++,rc,hm
という具合に、「ドット省略必須」「スペースorカンマorセミコロン区切り(ヘルプによればカンマ区切りらしいが、「,」と「.」が紛らわしいのでスペース区切りにするのがいいよ)」のリストなもんで、この案は没。広まってしまったドット省略拡張子リストに対処することができないので。
makefileを .makefileだとみなしてファイルタイプを判別するということ。
パッチ> guess_filetype_of_extlessfile.rev2.patch (0.9KiB)
JSという名前のファイルが拡張子が .jsの JavaScriptファイルだとみなされることになるけど、気にしないよね。
>>SourceForge.net: Sakura Editor: Detail: 3581841 - タイプ別設定の拡張子を二重・なしにも対応
0 < _tcslen が使われてないところが好み。zero fill(""での初期化)するかしないかに強い意見はない。結局呼び出した関数が null-terminateするかギリギリまで書き込むかに依存するのだから。自分に影響がありそうな部分にコメントした(試してないので勘違いかも)。
杞憂だった。恥ずかし。GetDocumentTypeOfExtはパッチだけでは全体がわからないから元のファイルにあたってみて、その後でパッチの追加部分に戻ってくるのを忘れてた(という言い訳)。
GetDocumentTypeOfPathでごちゃごちゃせずに、引数として渡されたファイルパス(pszFilePath)をたどって最後のパスセパレータの次の位置を指すポインタを GetDocumentTypeOfExtに渡すだけにしたらすっきりするのに、と思った。a...............................................b.txtみたいなファイルでスタックオーバーフローを起こすだろうか。
@2012-11-06 ちょっと臆病になってここに書くけど、二重拡張子探索のためにファイル名からピリオドを探索するときに _tcschr を使ってるけど _tcsrchr ではないのかな。_tcschr を使ってるなら、すぐ上に書いたようにバッファの確保も _tsplitpathも省いて _tcsrchr(pszFilePath, TEXT('\\'))で得たポインタ+1を GetDocumentTypeOfExtに渡すのと似た結果になりそうだが。
_tcsrchrを使うには表(Shift_JISだと2バイト目が\と同じ)のような文字対策が必要で、_tsplitpathはそういうのも隠蔽してくれてるのかな。だとしたら似た結果にはならないか。
再度考え直し。_tcsrchr が _mbsrchr にマップされる可能性。_mbsrchr はうまくやってくれるのだろうか。
こんなんだからこそ JScriptでパスを扱うときは必ず
new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject").GetFileName new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject").BuildPath
を使って、自分で文字列処理をしないのだけど昔、_tsplitpath が拡張子付きのファイル名を返してくれなかったりするから自前でやるはめに。Cだから固定長バッファが前提でその長さが問題になってくるからかもしれないが、ケチるんだったらポインタで返してくれたらいいのに。引数のここからここまでがファイル名ですって。正規化したいから無理だって?
..............................................................................................................................................................................................................................................t
というファイル名を、trunk2@2457 + skr_imp_ext_ex.patchで、試してみたけれどスタックオーバーフローは起こせませんでした。ピリオドの数よりちょっと少ないくらい GetDocumentTypeOfExtが呼ばれる(二重拡張子でなく多重拡張子をテストしてる)のは確認できたけれど。
http://sourceforge.net/p/sakura-editor/code/2565/
そういう機能が欲しいと思ったから自分でも改造してたんだし喜ばしいことなんだけど、自分でビルドするサクラエディタに反映するとコンフリクト必至なのが憂鬱。
昔 RUNESOFTのインストーラが、ユーザーがインストール先を変更したときに、レジストリに記録するインストールフォルダ末尾に \ を付け忘れてしまい、おそらくファイル名を連結するときに \ を補わなかったのだろう、ゲームの起動に失敗するというポカをやらかしていた。
最終更新: 2010-09-15T20:40+0900
Command_REPLACE(置換)や Command_REPLACE_ALL(すべて置換)が Command_SEARCH_NEXT(下検索)を呼ぶのをやめたい。連携手段がレイアウト座標を基にした選択範囲しかなく、一文字で表現される CRLFの LFだけがマッチしたときに情報が欠落するし、Command_SEARCH_NEXTが持つ検索以外の事前・事後処理が無駄になるし、正規表現検索が BMatch(検索), BSubst(検索&置換)の計二回行われるのも無駄。
wchar_t単位で検索を行う CSearchAgent::SearchWordが、検索結果をレイアウト座標に変換する際の誤差(前述)を考慮してマッチ範囲を拡大し、結果を不正確なものにするのは誤りだと思う。それより、上の層でこれを呼び出している CLayoutMgr::SearchWordがその配慮を行うべきでは。
m/pattern/flag
も s/pattern/replace/flag
も同じ一つのパターンとして扱うので、検索用のパターンと置換用のパターンに互換性がない。そうではなく、Search(Compile("pattern", flag), "target", startindex)
, Replace(Compile("pattern", flag), "target", startIndex, "replace")
だったら良かった。(※ "pattern" と "target" と "replace" は実際は二つの引数で表す)bregonig.dllや bregexp.dllを使いながらパターンの共通化や Expandの不足に対処するにはどうするか。自分で Expandを実装し、dllが用意した置換機能(置換パターン)を使わないで済ませる。でもねえ、実装の数だけ仕様がある状態を避けたいから Expand機能をライブラリに用意して欲しいわけで。(置換文字列の $$ が $に展開されなかったり、\1 が展開されたり、$1が展開されなかったり、色々あるんよね)
クリップボードの形式が矩形テキストだったときに検索条件によっては無限ループ。
例えばクリップボードに
789 456 123
という 3行9文字(改行文字はない)がおさめられているとき、マッチと置き換えられるのは 789
であり、456
123
はそれぞれ次行、次々行に挿入される。つまり、456
123
はこれから検索対象になるということだ。検索条件が \d{3}
だったり ^
だったり、矩形テキストの二行目以降にマッチするものだったら無限ループ。
置換操作が二階層潜らないとロジック単位にならないというのも悩みの種。検索はロジック単位で行えてるのに、それをレイアウト単位に変換してそれがさらにロジック単位に変換されて、一対一対応じゃないからごにょごにょしないと思い通りに置換されなくて。
どうして最上層のレイアウトを基準にして文字列処理を行わなければいけないか。文書(wchar_t列としておく)の変更を LayoutMgrに通知する仕組みを整備するのを怠って、LayoutMgrを通して文書の変更を行うことで通知を不要にしていることが背景にあるのでは? GUIを通しての文字列操作に限ってはそれで十分だからそうなるのも仕方ないし、必要に迫られた人間(俺とか)がより汎用的な手段を整備せずにダーティハック*に頼る方が罪は重いかも。
* 挿入位置・置換範囲を文字レイアウト境界まで拡大して、挿入・置換文字列も同じだけ拡張する。
最終更新: 2010-08-30T23:07+0900
規制で書き込めないのでここで。
583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/25(水) 15:31:52 ID:wtW19SUb0 頭に**がある行はコメント行として緑色にする という正規表現での色分けと ABCという言葉は赤色にする という正規表現の色分けを同時にする方法はありますか? (省略) 587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/30(月) 14:18:00 ID:yI6qoQsb0 >>584 正規表現キーワードって、設定の上下に優先度あるらしいけど(ヘルプ情報)、結局の所、先に検索で引っかかった方が優先されるらしいよ。 wiki でバグじゃないかと報告されて、誰かが仕様じゃボケぇ、なんもおかしなことないわ! と切れてた。 個人的には、キーワードに優先順位があるならそれに準拠して欲しいと思うんだけどね。 なんていうか、二つの仕事を割り振られたA君が優先順位を決めて作業した結果、端から結果だけ見ると作業をひとつしか終えていないように見えるんだよね。 言葉の意味をはき違えているように思えて、そこが気持ち悪い。
言及されてるバグ報告ってのはこれ。>>BugReport/60 - SakuraEditorWiki
587の、自分の想定した動作モデル以外を認めない姿勢がなんだかなあ。いわく「優先順位があるならそれに準拠して欲しい」いわく「言葉の意味をはき違えているように思え(る)」。バグ報告者の方は単なる理解不足だし、あんなに噛みつかれたことに同情するけど。
優先順位は確かに存在してる。使われ方が 587の期待と違うだけで。たとえに沿って説明すると、仕事は最初から一つしかない。「正規表現キーワードの色分け」これひとつ。何をキーワードとみなすかの判断基準として複数の正規表現が存在してるだけ。複数の正規表現のマッチが重なったときに最も左から始まり最も上にあるパターンが優先される。最も左が優先されるのは正規表現キーワードを含む色分け要素(文字列、コメント、URLなど)間の順序付けにも利用されてる大原則なのでわざわざヘルプに書く必要を感じなかったんでしょうよ。上の方のパターンが優先されるというのは、コメントなど他の色分けより正規表現キーワードの色分けが優先される(これもヘルプに書いてある)と言うときと、全く同じ意味で使われている。不自然なことはない。
「先に検索で引っかかった方が優先されるらしいよ」というのは嘘。「先に」(時間的な前後)ではなく「前の方で」(空間的な前後)なら間違いではないが。
バグ報告した人(たぶん 587も)の希望する動作を強調キーワードに置き換えると、「『IN』『SELECT』『EXISTS』『JOIN』というのを強調キーワード1,2,3,4にしてそれぞれ別の色に色分けするようにしている。強調キーワード1は強調キーワード4より優先されるはずだから JOINの中の INが色分けされないのはおかしい。」という内容になる。Keywordの中に別の Keywordがあるなんて想定はない方が普通でしょう。
7195の System_UPJさんのように動作を理解した上で使いこなしてる人もいる。ヘルプには改善の余地があるとしても今の動作はバグではないし変更されると困る人が(正規表現キーワードの利用者の中では、たぶん)大多数。存在しない別の機能を要望していることに気付くべき。
583へのレスとして用意した、んで規制された、文章ものせとく。
Wikiでも似たような要望がバグとして報告されてたけど、よくある要望なんかね。 手持ちの案はこげな感じ。 1.キャブチャ部分に別の色を指定できるようにする。 2.従属的な正規表現キーワードを指定できるようにしてキーワード内キーワードを 色分けできるようにする。 3.萌ディタのように色分けに状態を持たせる。 実装の難易度 1=2<3 設定の面倒さ 1=2<3 色分けの自由度 1<2<3
最終更新: 2012-11-01T13:41+0900
説明が面倒なのと誰も知りたくないだろうから適当に、備忘のためだけに。
%{literal}
の literal
部分で \{
や \}
を使う人間がいるとは思わなかった。(違う種類の括弧を使えばいいじゃない。開閉の釣り合いがとれてれば同じ種類の括弧でもエスケープ不要だし)だのに Ruby1.9の rake.rbにこんなパターンが……
%r{[*?\[\{]}
%r{余分な開き括弧{。間違いはインタープリタを通す前から目立つように}
2のは Rubyインタープリタに対するエスケープ、と同時に正規表現パターンとしてのエスケープですよ。%r[\[] と /\[/ が同じパターンになって、%r[[] がRubyのシンタックスエラー、/[/ がパターンのコンパイルエラーになるんだから。(ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [i386-mswin32] / ruby 1.9.1p0 (2009-01-30 revision 21907) [i386-mswin32])
最終更新: 2014-01-02T18:04+0900
なんてことをこの日記の冒頭に掲げたもんだから自分でやってみた(どういうこと?)。
既存アプリに影響があるので良くないけど、bregonigへの暫定的な変更はこう。
} else { /* ERROR */ onig_err_to_bregexp_msg(err_code, NULL, msg); - return -1; + return err_code == ONIG_MISMATCH_INPUTSHORTAGE ? 0 : -1; }
入力が足りなくてマッチしなかったときは、エラーメッセージをセットするけど戻り値は負数(エラー)ではなく 0(マッチなし)。
鬼車(5.9.2)に「K.Takata's software : bregonig.dll」で手に入る onig-5.9.2-mod.diffを適用したものをさらに変更。マッチに失敗したときのエラーの種類で hitendしたかどうかを伝える。ちゃんと動くのか非常にあやしい代物。TODOもいっぱいある。
やっぱり鬼車は手に負えないかも。
なんのことはない、影響を受ける既存アプリにはサクラエディタが含まれている。正規表現のコンパイルエラーと入力不足によるマッチなしを区別するためにちょっと変更した。
一行検索(従来動作)してみて、マッチが行末まで続いていたり次の行の内容次第でマッチが成功に変わりそうなときはとりあえず二行ぶん検索してみる。それでも状況が同じなら 50MiBのバッファを埋めてから三度目の検索を行う。50MiBって大きすぎるだろうか。大きさの問題だろうか。かかか。
実装は CSearchAgent::SearchWord()に。これって単語検索専用のメソッドではなかったのですよ。CGrepAgentもこれを利用したらよかった。
バッファの実体は std::wstringで。文字列を比較するにも wmemcmpなりを使おうとして結局 std::wstring("hoge") == L"hoge"
を使ったへたれなので、str系のライブラリ関数は恐ろしくて毎回すぐに投げ出します。(あれを使いこなせる人は VBや PHPも使いこなせると思うんですよ)
[\s\S]*$
というパターン。最後の行の末尾までマッチして欲しいのに一行目の改行直前で止まってしまう。マッチに成功したときの hitEndフラグの扱い。hitEnd()の実装の参考になるか?と思ったけどそうもいかなそう。
Revision 74 hitEnd()の実装(但し仕様は満たしていない)。 Revision 85 useAnchoringBounds()及びuseTransparentBounds()に対応。→hitEnd()の実装を修正。 Revision 103 hitEnd()に@Deprecatedを追加。
/** * This method is experimentation phase, and implementation has not been completed yet. * @return * @deprecated */ @Deprecated public boolean hitEnd() { return (hasAnchoringBounds ? (range == region.end(0)) : (input.length() == end())); }
hasAnchoringBoundsが設定されてる場合は無視するとして、そうでないときは入力の長さとマッチの末尾(end())が一致してることをテストしてるだけに見える。それって hitEnd()とは違うよね。5月31日の日記で文字列 aa に対してパターン aa を適用したときに hitEnd()が falseになった事例を引用した。
そうそう。これこそが hitEnd()の使い道 >Check if string is a prefix of a Javascript RegExp - Stack Overflow コメントの最後に見たことのある名前が☺
PCRE(現在 ver. 8.10)は戻り読みも再帰も(パターンのコンパイル時の)改行指定オプションもスキャナー的に使うための hitEnd()のような機能(read pcrepartial)も、およそ欲しいものをすべて備えている。悪名高いスタックオーバーフローにも、1.スタック使用量を減らす。2.代替メモリ確保関数を使う(汎用ゆえに遅いmalloc/freeか自作)。3.pcre_exec()の代わりに pcre_dfa_exec()を使う。みたいな各種対策があるらしい。
最終更新: 2010-06-26T01:41+0900
たんなる自己弁護に終始するのでここに書くけど、
他アプリケーションを見ても、...の使い方はかなり恣意的な様です
だからこそ俺はガイドライン(を紹介するコラム)を紹介したし、MSのアプリしか参考にしてないし、俺判断が入り込まないようにできるだけ緩くガイドラインを適用⁑してはみだした部分だけを指摘したつもりだけど、それでも現状最高うぜーと思うならガイドラインに従って反論してほしいと思う(もちろんガイドライン不採用というのも一つの選択肢として残ってるけど)。
別コメントへの反応。ダイアログのモーダル/モードレスと点々には関係がないと思う。検索ダイアログがモードレスだとモーダルに比べて、ダイアログを表示してからでも検索文字列を編集テキストからコピーしてきたり、スクロールしてテキストを確認しながら検索条件を練ることができて便利、ぐらいの違いしかないのでは。
ああ、いやいや、モードレスであることで違う使い道ができる。コマンドの目的(できれば名前も)が変われば点々の必要性も変わる。
ツールパレットを表示するコマンドには点々が付かない(これは既定事項)。サクラエディタの検索画面はモードレスだし勝手に閉じないようにも設定できるので、メインウィンドウの横に置いてツールウィンドウとして利用することができる。その場合「検索...」コマンドは「検索ウィンドウ表示」コマンドとして振る舞っている。モーダルだった以前と違い多目的コマンドなのだが点々はいかがすべき?という内容だったのかも。
こうなると複数あるかもしれないコマンドの使途ではなく、コマンドの名前から主目的を一つ判断して点々の有無を決めることになるだろう。してみると「コマンド名に『アウトライン解析』を選んでいるからには、点々を付けるべきではない」と主張すべきだったかもしれない。解析結果がモーダルダイアログに表示されていたときでも同じ(点々を付けるべきではない)。
「指定行へジャンプ...」のアウトライン版に相当するコマンド名を採用したときには点々を付けるべきだが……と考えながら思い立って「指定行へジャンプ...」を実行したらメモ帳のそれより大きいダイアログが表示された(初めて見た)。場所をとってるのは PL/SQLのコンパイルエラー行を選択するためのもの。先を越された。アウトライン解析結果を参考に特定の行にジャンプするのが目的なら、こういうアプローチもありでは?(やっぱり専用画面の魅力には負ける気もするが)
アウトライン解析ってその結果をジャンプだけでなく色分けや補完にも使いたくなるから、「アウトライン解析」っていう名前のコマンドは消えてもいい。
♭ 名無しhttp://sakura.qp.land.to/?Macro%2F%C5%EA%B9%C6%2F153
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